【携帯小説指南】全ての作家達へ【[投稿]を押す前に】
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#61 [◆vzApYZDoz6]
〜3章のおさらい!〜
「句読点は文の意味を考えて使うこと!
特に読点の入れすぎは厳禁。かといって少なすぎてもダメだぞ!」
「会話文(「」)の最後には句点は入れないこと。
意外と守れてない人が多いので注意!」
「(!)(?)(…)(―)(─)などは乱用しないこと!」
「会話文では、(!)と(?)のあとには空白を入れること。
文の最後に使った場合はこの限りではない」
「(・・・・・・)は三点リーダ(……)に変換して使うこと!」
「のばし(ー)はダッシュ(―)に変換して使うこと。
また、ルールにはないが、のばし目的以外で(―)を使う場合は(─)に変換するのが望ましい」
:08/11/16 22:45
:P903i
:Q/dvAnew
#62 [◆vzApYZDoz6]
「これで最低限のことは大丈夫かな」
「じゃあ次からは小説を書くんだな!」
「甘い、甘すぎる! 正しい文章を覚えた程度では、スタートラインを認識しただけにすぎない。君は、いまだスタートラインに立ててすらいない!!」
「なん…だと…!?」
「なに、書く前の勉強は次で終わりだ。ただし、君のような若い人には少し難しいかもね」
「何をやるんだ?」
「最低限の『正しい日本語』を、少し勉強してもらおうか」
「げぇー、国語は嫌いなんだよなー」
「国語の成績は4なんだろう?」
(こいつ…!)
:08/11/16 22:45
:P903i
:Q/dvAnew
#63 [◆vzApYZDoz6]
>>43-62第3章 〜小説を書く前に 小説のルール編〜 終
次は
第4章 〜小説を書く前に 正しい日本語編〜
:08/11/16 22:47
:P903i
:Q/dvAnew
#64 [我輩は匿名である]
第4章 〜小説を書く前に 正しい日本語編〜
「さて、今から最低限の正しい日本語を教えていくんだが、まずはじめに1つ言っておくことがある」
「なにさ?」
「日本語…いや、言葉に関して『絶対』は存在しない」
「どういうことだ?」
:08/11/20 00:10
:P903i
:TDftdaZo
#65 [我輩は匿名である]
4−1 まず、はじめに
「そうだな、これは例を挙げた方が分かりやすいだろう。
『新しい』という言葉があるね。意味は…言わなくても分かるよね」
「ああ。1度も使われてない、とかそんな感じだろ」
「うん。でもね、この『新しい』という言葉、実は誤用、つまり誤りなんだ」
「えっ、マジで!?」
「『新』という字の訓読みはわかるかい?」
「“あらた”だろ?」
「では、その“あらた”と読む『新』に『しい』という送り仮名をつけると…」
「“あらたしい”……あれ?」
:08/11/20 00:11
:P903i
:TDftdaZo
#66 [我輩は匿名である]
「そう、この『新しい』という言葉は、『新』という字を“あたら”と読み間違え、そこから“あたらしい”になったと言われている。いわゆる『音便に変化した言葉』なんだ」
「音便に変化した言葉…?」
「口語がそのまま読み方として定着している言葉のことさ。
典型的なものとしては『すいません』だね。正しくは、『済まない』だから『すみません』。まぁこの『すみません』も『済みませぬ』の音便に変化した形だったりするんだけど…」
:08/11/20 00:11
:P903i
:TDftdaZo
#67 [我輩は匿名である]
「えーっと……じゃあ“あたらしい”は間違いなのか?」
「そんなことはない。“あたらしい”は正しい読み方として完全に浸透してるし、国語の読み仮名テストで“あらたしい”なんて書いたらバツ印をもらっちゃうだろうね」
「じゃあ“あらたしい”が間違いなんだな」
「そうとも言えない」
「え?」
「さっきも言ったが、言葉に絶対はない。『新しい』だって、今なら“あらたしい”は間違いだけど、この言葉ができたころは“あらたしい”と読まれていたんだ。
時代によって、言葉は読み方も使い方も、意味すらも変わってくる。
他にも…例えば『全然』という言葉」
:08/11/20 00:12
:P903i
:TDftdaZo
#68 [我輩は匿名である]
「読み方は“ぜんぜん”だよな?」
「ああ、それで合っている。違うのは使い方さ。
『全然』というのは普通、否定形の言葉の前に使う。『全然新しくない』という感じにね。
ところがどっこい、最近は若者の間で急速に誤用が広まっている」
「『全然新しい』みたいなヤツか?」
「お、分かっているようだね。その通り、肯定を表す使い方が急速に広まっているんだ」
「でもそれは間違いなんだろ?」
:08/11/20 00:12
:P903i
:TDftdaZo
#69 [我輩は匿名である]
「それが、そうとも言い切れない。
実はかの文豪、夏目漱石もこのような表現を用いていたことがわかっているんだ。
もちろん夏目漱石が正しいなんてことはあり得ない。だが、少なくとも『全然』を肯定に使う用例は、それだけ前から存在したってことなんだ。
こういった例は他にも数えきれないほどある。言葉というのは、日々進化しているんだ」
「じゃあ『全然』も進化中ってことか?」
「そういうことになるかな。言葉における唯一のルール、それは“広まったもん勝ち”だ。
間違いであっても、広まってしまえば正しくなる場合もある。それが言葉の面白いところでもあり、怖いところでもある」
:08/11/20 00:12
:P903i
:TDftdaZo
#70 [我輩は匿名である]
「なんか曖昧なんだな」
「言葉なんてそんなもんさ。何が正しくて何が間違っているなんて、誰にも決めることはできない。
今から君に教えることも、間違っているとは限らない。正しい日本語とはつまり、よく間違う言葉の正しい使い方を教えるわけだからね」
「じゃあそんなのやっても意味ないんじゃないか?」
:08/11/20 00:13
:P903i
:TDftdaZo
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