【携帯小説指南】全ての作家達へ【[投稿]を押す前に】
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#274 [我輩は匿名である]
「うむ。さっきの例文だが」
僕は夕暮れの公園に座っていた。
「描写の必要がない情景、つまり『公園』という単語からほとんどの読者が連想するであろう情景は『木や草』、『砂地の地面』と言ったね。
これらに関しては描写の必要がないが、実際に書くときは、これらの情景を読者に想像させないとイメージの相違が起きてしまう」
「まだ意味がわからん…」
「簡単な話さ。公園という『名詞』を修飾すればいい」
「あー…確かそれ国語で習った気が…」
:10/04/11 16:21
:P08A3
:O2tsMI0s
#275 [我輩は匿名である]
「では聞こう。『小さな公園』『大きな公園』『普通の公園』。
この3つのうち、『砂地の地面』を一番連想しやすいのは?」
「えーっと…『小さな公園』かな。『普通の公園』でもいい気はするけど」
「では、『ブランコや滑り台などの遊具』『ベンチ』これらを連想しやすいのは?」
「それだと『普通の公園』かな」
「では『噴水』を連想しやすいのは?」
「『大きな公園』一択だ」
「そう。だいたい僕の言いたいことが伝わったんじゃないかな?」
「えーっと…何となく分かったような…」
:10/04/11 16:23
:P08A3
:O2tsMI0s
#276 [我輩は匿名である]
「つまり、描写の必要・不要の判断には前提が必要なんだ。
小さな公園と書かれているのに噴水の描写があると少し不自然だろ?」
「あ、それは確かにそうかも」
「この場合、噴水の描写をする『前提』として、公園は『大きな公園』でないといけない。
描写を省く場合も同様だ。作者のイメージが『砂地の地面』だとしても、『大きな公園』と書かれていると連想されづらい。
大きな公園と言われると、河川敷のような場所を想像する人も多いだろうしね」
「『砂地の地面』の描写を省く場合、前提として『小さな公園』か『普通の公園』でないといけない、ってことか?」
:10/04/11 16:23
:P08A3
:O2tsMI0s
#277 [我輩は匿名である]
「そういうこと。必ずしもそうしないといけないって訳じゃないんだけどね。
逆に言うと、『砂地の地面』の『大きな公園』を読者にイメージさせたい場合は、描写が必要だってことだ」
「うーん…何となく分かるけど」
「まぁ、これは作者の個性というか、書き方に依るところが大きいんだけどね。
実際の小説ではこれに比喩などの表現を交えるから、イメージのしやすさや連想のされやすさも変わる。
あくまでも一例として捉えてくれればいい。それじゃ、おさらいだ」
:10/04/11 16:24
:P08A3
:O2tsMI0s
#278 [我輩は匿名である]
〜11章のおさらい!〜
「読者の想像は千差万別。しかしその中にはある程度共通したイメージが必ずある」
「共通したイメージを細かく描写する必要はない」
「共通したイメージとは、単語の選び方で決まってしまう。前、あるいは後の描写と比べて、矛盾や違和感がないか確認してみよう」
「小説の情景を決めるのは読み手の想像。あくまでも『読者ありき』である事を忘れないように」
:10/04/11 16:25
:P08A3
:O2tsMI0s
#279 [我輩は匿名である]
「おめでとう」
「ん?」
「僕のレクチャーは次で終わりだ」
「なんと!」
「これはあくまでも携帯小説のレクチャーだからね。最後は一般的な書籍小説と携帯小説の違いや注意点なんかをいくつか教えよう」
第11章 〜文章力を上げよう! 応用編…分かりやすい文章を書くために〜 完
次回は
最終章 『携帯』小説を書こう!
:10/04/11 16:26
:P08A3
:O2tsMI0s
#280 [我輩は匿名である]
:10/04/11 16:27
:P08A3
:O2tsMI0s
#281 [我輩は匿名である]
最終章 『携帯』小説を書こう!
「さて、長かったがこれでラストだ」
「これで俺も一人前の小説家に…フヒヒヒ…」
「きめえからやめろボケ」
「………」
「まぁそれは置いといて。今回は携帯小説と一般小説はの違いを教えようか」
:10/04/14 04:01
:P08A3
:aN9f9PlM
#282 [我輩は匿名である]
12−1 携帯で書く、携帯で読む
「携帯小説と一般小説の一番の違いはわかるかい?」
「んなもん携帯電話で読むか本で読むかに決まってるじゃん!」
「その通り」
「ええっ!?」
「お前今俺の事馬鹿にしただろ」
「いえ決してそんなつもりは」
「しただろ」
「ハイ、スミマセン」
「まぁでも実際その通りなんだよ」
「ええっ!?」
「ぶち殺すぞ」
「ハイ、スミマセン」
:10/04/14 04:03
:P08A3
:aN9f9PlM
#283 [我輩は匿名である]
「まぁいい。携帯小説と一般小説の唯一最大の違いは、携帯電話で読むか本で読むか、そこにある」
「唯一?」
「唯一というか、すべての違いはそれが理由だからね。例えば携帯サイトで連載されている小説はどこでも手軽に読みやすい」
「だからって電車内では電源オフが原則だぞ!」
「携帯電話マナーの話はまた別だけどね。まぁいつどこでも読めるというのは大きなメリットだ。
それだけに、携帯小説の文章は読みやすくないと意味がない」
「それってどういうことだ?」
:10/04/14 04:04
:P08A3
:aN9f9PlM
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