【携帯小説指南】全ての作家達へ【[投稿]を押す前に】
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#93 [我輩は匿名である]
「そうだね。同じ意味の言葉でも、使い分ける事で表現の幅が広がる。
そしてそれが日本語の面白さでもある。英語なんかじゃこんな事はありえないからね」
「やっぱり、ニュアンスが大事ってことなんだな」
「そう。言葉に絶対はない、これを忘れないでくれ」
「ああ、わかった」
「じゃあおさらいだ」
:08/11/20 00:27
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:TDftdaZo
#94 [我輩は匿名である]
〜4章のおさらい!〜
「誤字は、口語をそのまま文章にしようとするために間違える。
自信がなければ辞書をひこう」
「誤用は自分では気づかないことが多い。
特によく聞く言葉を使う場合は、意味をきちんと調べておこう」
「変換機能をアテにしないこと! 意外と間違いが多いので注意!
また、間違って同音異義語を使ったりしたら恥ずかしいぞ。ちゃんと辞書で調べよう」
「言葉に絶対はない。
正しい日本語を使うのもいいが、ニュアンスを重視してよりリアリティーのある言葉を選んでいこう」
:08/11/20 00:28
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:TDftdaZo
#95 [我輩は匿名である]
「さて、これで小説を書く前の基礎知識はすべて終わりかな」
「てことは?」
「次からは、実際に小説を書いていくよ」
「ようやく本番だな」
>>64-95第4章 〜小説を書く前に 正しい日本語編〜 終
:08/11/20 00:30
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:TDftdaZo
#96 [我輩は匿名である]
第5章 〜小説を書こう! 描写の基本編〜
「では、今からは本格的な講義に入る」
「オラ、わくわくすっぞ」
「これからは地の文についてレクチャーしていこう」
「地の文ってなんだ?」
「『地の文』っていうのは会話文以外の文章のこと。情景描写や心理描写などの総称だね。
これらはその場の状況を詳細に読者に伝えてイメージを膨らませたり、登場人物の気持ちを描いて共感を持たせたりと、小説においてなくてはならない大切な文章だ」
:08/11/20 00:31
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:TDftdaZo
#97 [我輩は匿名である]
「よくわからんが大事だということはわかった」
「それでいいさ。詳しくは今から教えていこう。まずは、全ての描写に必要となる『視点』について教えていこう」
:08/11/20 00:32
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:TDftdaZo
#98 [我輩は匿名である]
5−1 視点
「物語は、基本的には主人公の視点で進んでいく」
「視点ってなんだ?」
「『視点』っていうのは、簡単に言えば物語の『主軸』だ。誰を中心に物語が回るか、ってことだね。
視点はそのまま読者の目線になる。
主人公の視点で進んでいく、っていうのはつまり、主人公を中心に物語が展開される、ってことだ」
「なるほど、確かにそうだな」
「だから、主人公が分からないようなことを書くのはタブーだ」
「分からないようなこと?」
「例文を用意したから見てくれ」
:08/11/20 00:33
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:TDftdaZo
#99 [我輩は匿名である]
太郎は町を歩いていた。
しばらくして女の子とすれ違った。茶髪でふわふわのパーマをかけた、美しい人だ。
太郎はその人に一目惚れした。彼女の気持ちが気になった。
彼女もまた、太郎に一目惚れしていた。
「これはひどい」
「ぶち殺すぞ。まぁそれはさておき、彼女は太郎のことをどう思っているのかな?」
「いや、一目惚れしてるんだろ?」
「恋愛ものってさぁ、相手が自分をどう思っているのか分からないのが面白いと思うんだよね」
「え?」
:08/11/20 00:33
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:TDftdaZo
#100 [我輩は匿名である]
「恋愛ものは主人公を視点に置いて読者を主人公とリンクさせ、より大きな共感を誘うのが肝要だ。
主人公の太郎に、彼女の気持ちがわかるわけないだろう? エスパーじゃないんだから」
「そりゃまぁ、そうだな」
「だから、彼女の気持ちまで描写しちゃいけないのさ。あくまでも主人公の視点で物語は進むんだ」
「なるほど」
「それを踏まえて、さっきの例文を直してみるよ」
:08/11/20 00:34
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:TDftdaZo
#101 [我輩は匿名である]
太郎は町を歩いていた。
しばらくして女の子とすれ違った。茶髪でふわふわのパーマをかけた、美しい人だ。
太郎はその人に一目惚れした。彼女の気持ちが気になった。
太郎が彼女のほうへ向き直ると、ちょうど彼女もこちらを見ている。
一瞬目が合ったが、すぐにそっぽを向かれた。
太郎はショックを受けた。
「これなら、太郎…ひいては読者には彼女の気持ちがわからない」
「このあとの展開にワクワクしてきたぜ」
「そのワクワク感を持たせるのが重要なのさ」
:08/11/20 00:34
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:TDftdaZo
#102 [我輩は匿名である]
5−2 一人称
「さて、この視点だが、一・二・三と人称によって変化するぞ」
「ほう?」
「まずは一人称。『僕』や『私』が主体となって進んでいく。
心理描写が容易なため感情移入がしやすい反面、客観的な描写がしにくい欠点がある」
「口で言われてもよーわからん」
「例文を用意した」
:08/11/20 00:35
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