漆黒の夜に君と。U[BL]
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#295 [ちか]
「…………嫌い、じゃない。」
わざと視線をそらしたまま、凌さんはそう不器用に呟いた。
その瞬間、俺の表情はパッと明るくなった。
嫌いじゃない
って、それって…──
それってさ…──!!
「なにニヤニヤしてんの。」
「ほぇっ?!!//」
凌さんは呆れた風に笑った
:09/07/25 22:12 :P906i :aI2ZqENk
#296 [ちか]
恭弥もゆっくりとめぐさんの隣に歩いていくと、ポンと肩を叩いた。
「良かったね、めぐ。」
「っな!!!!俺は別に…っ//」
「クスッ顔真っ赤だよ?」
「〜…っっ!!///うるさいわ!!//」
嫌い嫌いも好きのうち ってね。
:09/07/25 22:19 :P906i :aI2ZqENk
#297 [ちか]
――――――――――――――――――――――――
寂しさを
忘れることは出来ないかも知れない。
孤独から
逃げることは出来ないかも知れない。
だけど、
キミが傍に居てくれるなら
受け止めることは
出来る気がするよ。
ありがとう。───‥‥
― 第五話 e n d ―
:09/07/25 22:28 :P906i :aI2ZqENk
#298 [ちか]
:09/07/25 22:34 :P906i :aI2ZqENk
#299 [ちか]
:09/07/26 23:20 :P906i :fOT1gjcc
#300 [ちか]
──‥楽しかった夏休みも終わりを告げ、季節は紅葉が頬を染める秋となった。
そして、今日は
我が高校の文化祭なのです
「なぁ、頼むよ〜」
「日下〜」
「日下くん〜」
そんでもって俺は今、
:09/07/26 23:33 :P906i :fOT1gjcc
#301 [ちか]
「絶ッッッ対ぇ、い・や・だ!!!!」
人生最大の大ピンチ。
:09/07/26 23:35 :P906i :fOT1gjcc
#302 [ちか]
「今日1日コレ着て立ってりゃ良いんだぜ?」
「ちょっと着るだけだし★」
「楽な仕事だろ?」
四方八方から飛び交う言葉達。
待て待て。
お前ら、何か大事な事忘れてないか?
「…なんで男の俺がメイド服なんだよ!!!!!!!」
:09/07/27 08:08 :P906i :1t8lFZ9.
#303 [ちか]
俺は怒りからその声を荒げる。
「男は執事なんだろ?!?!
なんで俺だけっ!!!」
そうなのです。
俺のクラス1―Cの出し物、それは、
【メイド&執事カフェ】
なのです。
:09/07/27 19:05 :P906i :1t8lFZ9.
#304 [ちか]
俺は教室の外に大きく掲げられた看板を指さす。
「細かい事言うなって〜♪」
「日下くんは絶対メイドの方が似合うよ!!」
「名前も冥(メイ)だし‥‥、」
──‥プチン.
「絶対絶対絶―ッッッ対、
着ねぇからなっ!!!!(怒)」
:09/07/27 19:09 :P906i :1t8lFZ9.
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