サークル ー番外編ー
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#135 [柚子]
入ってきたのは、女二人だった。
一人はショートカットの美人系、もう一人はロングの可愛い系だった。
(当たり多いな…)
:09/06/25 15:06
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#136 [柚子]
ハーレム状態の俺は、三人の顔を交互に見た。
「空さーん」
小走りで桃はショートカットの女の後ろに隠れた。
完璧に謝るタイミングをなくした俺は苦笑するしかなかった。
:09/06/25 15:09
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#137 [柚子]
「ど、どうしたの?」
空と呼ばれていた女は、背中に張り付くように隠れている桃に聞いた。
「あの人…」
桃の言葉に、俺に視線が集まった。
:09/06/25 15:11
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#138 [柚子]
「あー…えと。何かここに来たら心霊現象解決してくれるって聞いて来たんすけど…」
不審そうな視線に耐えられず、俺は説明した。
「あ。そうだったんだ。いやいや、私てっきり変な奴かと…」
:09/06/25 15:14
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#139 [柚子]
そこまで言っておきながら空は両手で口を隠した。
苦笑しながら言葉を続ける空を見て、さっきの美人という単語を脳内で訂正した。
黙っていれば美人に。
:09/06/25 15:17
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#140 [柚子]
「桃ちゃんはもう自己紹介したかな。私は空で、この子は優。よろしく」
そう言って空の差し出した手は、指の長いきれいな手だった。
「あ、こちらこそ…」
:09/06/25 15:19
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#141 [柚子]
短い握手の後、残りの二人の部員が入ってきた。
二人はそれぞれ、亮太と純と名乗った。
ま、男はどうでもいいが、これで部員は全員のようだ。
:09/06/25 15:22
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#142 [柚子]
「それで相談というのは?」
話を切り出したのは、亮太という男だった。
俺は桃を見ながら、話ならそいつにしたと言った。
同じ話を二回もさせられるのはごめんだった。
:09/06/25 15:25
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#143 [柚子]
全員の視線を集めた桃は、また仔犬のように肩を震わせた。
「あ…はい。だいたいの話は私が聞きました…」
自信のなさそうな小さな声だった。
:09/06/25 15:27
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#144 [柚子]
「そうなんだ。じゃあ桃ちゃん説明して」
そう言ったのは、俺の前に座っていた空だった。
指名を受けた桃は、ゆっくり話し始めた。
:09/06/25 15:29
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