他人の情事U(18禁)
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#161 [兎]
「うぅわっ!
絶対それ持ってる方がヤバいって」

かなみにもメタボからもらったお守りを見せた。

「俺もそう思う」

「それ捨てないの?」

「お前だったらこれ、捨てる勇気ある?」

左手で頬杖を付き、右手の人差し指にお守りの紐をかけてクルクル回した。

⏰:09/09/25 15:45 📱:N905i 🆔:hfEXGLk2


#162 [兎]
「うっ…無理かも」

そりゃそうだよな。
お守りよりは、呪いのアイテムと言われた方がしっくりくるくらいだ。

「でもそれ持ってるよりパワーストーンのが絶対効果あるって!」

「どーせ気休めだろ?」

「でもぉ…」

ふぅ。と軽く息を吐き
「心配してくれてありがとな、でも大丈夫だよ」
かなみにお礼を言った。

⏰:09/09/25 15:49 📱:N905i 🆔:hfEXGLk2


#163 [兎]
そうは言ったものの相手の正体は分からないまま。
どうしたもんか…。

視線を感じるのは校内と下校中。
校内は休み時間のみで家と登校中は何も感じない。
つまり人為的な物だ。

だが、これ以上のことがつかめない。

⏰:09/09/25 15:51 📱:N905i 🆔:hfEXGLk2


#164 [兎]
校内にいる人物といえば生徒か先生。
何百人もいる中、男か女かも分からない人物を見つけられるとは思えない。

はぁ、なるようにしかならねぇって事だよな…。
と思っていた矢先、以外と早くその正体が分かった。

>>145-164更新分

⏰:09/09/25 15:53 📱:N905i 🆔:hfEXGLk2


#165 [兎]
>>145-164前回更新分

いつものように一人で帰る帰り道。
いつものように視線を感じる。
音もなく一定の距離を保つ気配が今日は違った。

パキッ。

小枝を踏む音と小さく息をのむ気配。
俺は思いっきり走った。
音のした方へ。

⏰:09/09/26 14:01 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#166 [兎]
距離にして10メートルくらいだろうか?
壁側に隠れるように身を寄せていたのは、俺より頭二つ分小さい女の子だった。

「最近俺を付けてたのはお前か?」

逃げられないように壁側に手を付いて聞く。
女の子はうつむいたまま頷いた。

⏰:09/09/26 14:04 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#167 [兎]
聞きたいことは沢山あったが、正体が分かったことで気が楽になり頭を下げ背を丸め
「はあぁぁ…」
と安堵のため息を吐く。

そして手を伸ばし女の子の右手を取り上を向かせた。

「これやるからもう付きまとうな」

うつむいたまま何も言わない女の子にメタボからもらった気色の悪いお守りを押しつけ家路についく。

⏰:09/09/26 14:05 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#168 [兎]
うちの制服着てたからうちの生徒なんだろうが、ずっと俯いていたので顔を確認することは出来なかった。

「おっはよー岸本っ!
あたしより早く来てるなんてめずらしいじゃん」

俺だってこんな時間に来る気はなかった。
ただ、あの子のことが頭から離れなくてあまり寝れなかったんだ。

⏰:09/09/26 14:07 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#169 [兎]
「じゃっじゃーん、これ見て」

席の前で立ったまま鞄から何かを取出したかなみの手の上には、色とりどりの小さな……

「石」

「ぶっぶー不正解。
正解はパワーストーンでしたぁ」

石じゃねぇか…。

⏰:09/09/26 14:34 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


#170 [兎]
「うわっ何その呆れ顔!
岸本にあげよーと思って持ってきたのにぃ」

あー…そっか。
『いいやつだなお前』
心で思っただけのつもりが声に出てたらしい。
かなみが嬉しそうな顔をしいてる。

「わり、それもう要らないんだわ」

「えっ、なんで?」

⏰:09/09/26 14:36 📱:N905i 🆔:7G1p7VwY


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