― 短編箱 ―
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#250 [栢]

ねぇ教えて欲しいよ。
‥どこがいいの?
アイツは何を持ってるの?

嫉妬するよ
優しさには自信があるんだ
想う気持ちだって‥
誰よりも大きいはずなんだ。

灰色の空が渦をまく
ぼんやりした色。

⏰:09/11/07 18:24 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#251 [栢]

「あ‥クリスマス
一緒に‥いてくれる?」

未だに直視できないでいる
君の"笑顔"。

‥気づいてるよ。
ただ、見て見ぬ振りをしてるんだ

こんなに近くにいるのに
君に手が届かない。

いつまで経っても
俺の手じゃ暖められない
あの日から冷たい小さな手

⏰:09/11/07 18:28 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#252 [栢]

「一緒に過ごそうか」

独りよがり。
こんなの、愛じゃないさ
ただの自己満足なんだ‥。

いつかちゃんと見てくれる‥
そんな期待すら今では、抱かずに
君の足下を見つめるだけ。

「‥楽しみ」

雪が君の声を吸い取って邪魔をする

⏰:09/11/07 18:33 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#253 [栢]

「‥去年は、独りだったから
恋人と過ごすのは‥初めてなの」

君を独りにした
寂しい思いをさせた
アイツが憎いよ。

だけど俺にはきっと
そんな思いをさせることすら
できないんだろうな‥。

目頭に降った雪がじわっと溶けた。

⏰:09/11/07 18:36 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#254 [栢]

真っ赤な傘が
真っ白な雪の上に落ちる。

小さく君は驚いたけど、
‥それだけ。

壊れてしまいそうなくらい
強く強く抱きしめてみたけど
空気を抱いているみたいに、
虚しさを覚えた。

「ごめんね‥」

その言葉が
この想いへの返事な気がして
俺は目を閉じて‥

⏰:09/11/07 18:43 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#255 [栢]

いつまで
偽りの"笑顔"に浸ってるつもりだろう

「‥好きだ」


止むことを知らない淡い雪。

⏰:09/11/07 18:46 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#256 [栢]

>>243-256

冬なので冬のお話 ^^
今回は切ないかんじに書いてみました!

またわかりにくい話ですが
簡単に解説すると
付き合ってるんだけど
彼女が元カレ忘れられなくて
それに気づいてるのに
別れられない俺←

なんかもやもやしたかんじで
わかる人にはわかる気持ちなのかも

⏰:09/11/07 18:50 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#257 [栢]

>>242
前作

⏰:09/11/07 19:25 📱:D905i 🆔:B5ShcEsI


#258 [椎]
 
 
   思い出と共に

_

⏰:09/11/14 19:22 📱:D905i 🆔:lSHpUp5E


#259 [栢]

きっと釣り合わないから




君から身を引いたんだ。

⏰:09/11/14 19:23 📱:D905i 🆔:lSHpUp5E


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