曖 昧 ミ ー 。
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#71 [あんず]
「そ、そんな…
だって私、そんな…。」
そんなそんな、と
何度もまるで機械のように繰り返す女。
頭を抱えながら、
真っ赤な顔を隠して。
「…まぁ、どうせ今日は休むしかねぇだろ。
結婚とかどうとかは、
今日1日で解決する話じゃねぇし。」
そんな女を軽くフォローすると、女はさっきとは全く違う花が咲いたような笑顔を見せた。
…すげぇ、変わり様…。
:09/12/07 20:58
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#72 [あんず]
……思わず、
息を飲んでしまった。
その笑顔は
本当に美しく、
本当に華やかで。
「…どうかしました?」
目が、逸らせなかった。
:09/12/07 21:11
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:kmQ3YqDI
#73 [あんず]
俺の視線に気付いたのか、女は不思議そうに俺の顔を覗き込んだ。
「……いや、
なんでも、ない。」
俺はぶっきらぼうに
そう返事をし、
直ぐ様目を逸らした。
:09/12/07 21:23
:W61K
:kmQ3YqDI
#74 [あんず]
「じゃあそろそろ、
本題に入る?」
そう話を切り出したのは皐月だった。
「そうだな。」
結婚について…
話し合う時が
こんなに早いなんて
コイツに出会うまで
思いもしなかった。
:09/12/07 22:34
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:kmQ3YqDI
#75 [あんず]
「まずお前は、
なんで皐月と結婚したいと思ったんだ?」
未だ聞き出せていない、コイツが皐月にプロポーズした理由。
その理由を
まず聞かなくては。
:09/12/07 22:43
:W61K
:kmQ3YqDI
#76 [あんず]
するとその女は、
目を輝かせながら
「単純ですが、
皐月くんに運命的なものを感じたからです…っ
運命なんて…って思われちゃうかもですけど、運命だと思ったんです。」
そう言ったんだ。
:09/12/07 22:47
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:kmQ3YqDI
#77 [あんず]
いつもの俺なら、
「何が運命だ」なんて…冷めたことを思ってしまうと思う。
でもその女が
あまりにも自信満々に言うものだから、
そんなことは
考えられなかった。
寧ろ、本当は
運命があるんではないかなんて思ってしまった。
:09/12/07 22:50
:W61K
:kmQ3YqDI
#78 [あんず]
「素直に、私は
皐月くんが好きです…。
運命とかも関係なく、
あの日からずっと。」
そう言う女は、
皐月を愛しそうに
見つめていて。
本当に好きなんだ、と
すぐに感じた。
:09/12/07 22:54
:W61K
:kmQ3YqDI
#79 [あんず]
「皐月はどうなんだ?」
皐月に話を振ると、
ハッ(゚□゚)と
覚醒したみたいだった。
すると皐月は、
顔を真っ赤にしていた。
その表情は今まで
ずっと一緒にいた俺でも見たことない、照れた表情だった。
:09/12/07 23:09
:W61K
:kmQ3YqDI
#80 [あんず]
コイツ、
もしかして―――…。
そう察した時、
「…………っ!?」
俺は突然
皐月に腕を掴まれ、
廊下まで連れて行かれた
:09/12/09 22:42
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