曖 昧 ミ ー 。
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#33 [あんず]
 

俺は女の緊張してる
雰囲気に呑まれ、
言葉を失ってしまった。

微妙な空気が流れる。


そんな空気を
切り裂いたのは、


「よろしく、
お願いします。…?」


まさかの皐月だった。

 

⏰:09/10/22 14:28 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#34 [あんず]
 

え、普通に言った。
何も戸惑いもなく
普通に言ったよコイツ。



…てかプロポーズ
受け入れた!?


「ちょ、皐月「え…?」


 

⏰:09/10/22 15:15 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#35 [あんず]
 

俺が皐月を
止めようとした時、
女の驚いた声が重なった


目の前にいる女を
見ると、あまりの驚きに
顔が青ざめ、
足がガクガクと
震えている。


ようやく自分の
間違いに気付いて
しまったのだろう。


 

⏰:09/10/22 15:17 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#36 [あんず]
 

口元を隠しながら
女は後退りをした。
目を見開き、
恐怖で歪んだ
ような顔を見せる。
…どんだけ
驚いてるんだよ。



「…皐月くんが、
二人も……?
もしかして………


ドッペルゲンガー…?」


 

⏰:09/10/22 16:24 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#37 [あんず]
 

「…………。」

俺は思わず絶句した。


あぁ、コイツアホだ。
おっちょこちょい
な上にアホだ。
皐月並みにアホだ。

コイツの頭に
双子という
言葉はないのか。

なんで双子より先に
ドッペルゲンガー?

どんな思考してんだ。

 

⏰:09/10/22 16:27 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#38 [あんず]
 

「えぇえっ!?
ななななになに僕の
ドッペルゲンガーがいるの……?
梓助けて怖い……」


「…………。」


それに怯えてる
後ろの皐月は
もっとアホだ。
もうただのアホだ。
そして弟に
助けを求めてる皐月は
ヘタレとしか思えない。


 

⏰:09/10/22 16:34 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#39 [あんず]
 

前には変な勘違いをした
訳わかんない
思考回路のアホ。


後ろにはヘタレな
もう救いようがないアホ


このアホ二人が
もし結婚したら……。

あぁ、もう想像
するだけで寒気がする。

 

⏰:09/10/22 16:38 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#40 [あんず]
 

俺は1つため息を吐き、ずっと背負っていた鞄を床に置いた。


「ドッペルゲンガー
なんかじゃねぇよ。
双子だ、双子。
お前の好きな皐月は、
俺じゃなく後ろの奴。」

冷たく言い放つと、
女はようやく
理解したのか、
頬を真っ赤に染めた。

 

⏰:09/10/22 16:45 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#41 [あんず]
 


「私…っ
勘違いして…。」


そう言った
女の顔は今にも
泣き出しそうで。
もう顔は真っ赤で。

正直その顔の赤さに、
凄い…なんて
思ってしまった。


 

⏰:09/10/22 18:04 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


#42 [あんず]
 

「…いや、もう
勘違いのはいいから。
気にすんなよ。」


俺なりの必死な
フォローだった。
泣かれたら
本当に困るから。


「はい……。」


そう言いながら
幼い笑顔を見せた。
その顔は、美少女としか言いようがなかった。

 

⏰:09/10/22 18:11 📱:W61K 🆔:ot4c4wEo


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