曖 昧 ミ ー 。
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#67 [あんず]
 


「……………。」


本日2度目の絶句。

カレンダーを見ても
携帯を見ても
今日は月曜日の平日。
学校は勿論登校日だ。


なのにコイツは、
まだ休みだと思って…。


 

⏰:09/12/06 22:46 📱:W61K 🆔:MNpwuoaE


#68 [あんず]
 


ぽかん、と
俺に笑顔を向ける
女を見て、俺はもう
返す言葉もなかった。


天然過ぎる…
いや、馬鹿過ぎる…。


皐月に並ぶくらい、
もしくはそれ以上の天然かもしれない、コイツ。

 

⏰:09/12/06 22:49 📱:W61K 🆔:MNpwuoaE


#69 [あんず]
 


そんなコイツと
皐月を見比べると…


なんだろうか、
何処か似ている。
顔とかじゃなくて、
雰囲気が………。




…なるほど、これが
類は友を呼ぶって奴か。


 

⏰:09/12/06 23:23 📱:W61K 🆔:MNpwuoaE


#70 [あんず]
 

「サクラちゃん、
今日は登校日だよ?」


さらっと皐月は
女に突っ込みを入れる。
優しく、恐らく
何も考えずに。



すると女はすぐに硬直。
みるみるうちに、
顔は赤に染まっている。
それはもう、
すごく速いスピードで。

 

⏰:09/12/07 20:49 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


#71 [あんず]
 

「そ、そんな…
だって私、そんな…。」

そんなそんな、と
何度もまるで機械のように繰り返す女。
頭を抱えながら、
真っ赤な顔を隠して。


「…まぁ、どうせ今日は休むしかねぇだろ。
結婚とかどうとかは、
今日1日で解決する話じゃねぇし。」


そんな女を軽くフォローすると、女はさっきとは全く違う花が咲いたような笑顔を見せた。


…すげぇ、変わり様…。

 

⏰:09/12/07 20:58 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


#72 [あんず]
 

……思わず、
息を飲んでしまった。

その笑顔は
本当に美しく、
本当に華やかで。



「…どうかしました?」


目が、逸らせなかった。


 

⏰:09/12/07 21:11 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


#73 [あんず]
 

俺の視線に気付いたのか、女は不思議そうに俺の顔を覗き込んだ。


「……いや、
なんでも、ない。」

俺はぶっきらぼうに
そう返事をし、
直ぐ様目を逸らした。


 

⏰:09/12/07 21:23 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


#74 [あんず]
 

「じゃあそろそろ、
本題に入る?」


そう話を切り出したのは皐月だった。


「そうだな。」


結婚について…
話し合う時が
こんなに早いなんて
コイツに出会うまで
思いもしなかった。


 

⏰:09/12/07 22:34 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


#75 [あんず]
 

「まずお前は、
なんで皐月と結婚したいと思ったんだ?」


未だ聞き出せていない、コイツが皐月にプロポーズした理由。


その理由を
まず聞かなくては。


 

⏰:09/12/07 22:43 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


#76 [あんず]
 

するとその女は、
目を輝かせながら


「単純ですが、
皐月くんに運命的なものを感じたからです…っ
運命なんて…って思われちゃうかもですけど、運命だと思ったんです。」


そう言ったんだ。


 

⏰:09/12/07 22:47 📱:W61K 🆔:kmQ3YqDI


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