<<来栖>>
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#425 [nanoka]

「その煙草の煙は真っ黒です。吸い込むと一度それは肺に入ります。

その煙を今度はゆっくりを吐き出します。

すると真っ白に浄化された煙が身体から出てきます」

⏰:09/11/08 16:40 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#426 [nanoka]

「これが亮太くんたちの話を聞いて僕がイメージした枢さんの浄化のイメージです」

ゆっくりと目を開けると、蒼井さんが微笑んでいた。

「話に聞いただけなのではっきりとは言えませんが」

⏰:09/11/08 16:42 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#427 [nanoka]

そう言って蒼井さんは彼らのほうへ視線を送った。

「もしかしたら今彼女は、どこかが悪いモノで詰まってしまっている状態なのかもしれませんね」

「詰まって…?」

⏰:09/11/08 16:44 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#428 [nanoka]

呟くようにそう訊いたのは空さんだった。

「はい。パイプなんかに汚れが詰まると水が流れなくなりますよね?」

「あ…なるほど」

⏰:09/11/08 16:46 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#429 [nanoka]

納得したような声を出した空さんに代わって、今度は亮太が質問した。

「その詰まりを直すことはできるんですか?」

蒼井さんはちょっと困った顔をした。

⏰:09/11/08 16:47 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#430 [nanoka]

「多分…まずは周りに集まっている悪いモノを遠ざけてから原因を探らないといけませんが…」

「蒼井さんにならできますか?」

真剣な表情だった。彼らにとって枢先生がどれほど大きな存在だったかがよくわかる。

⏰:09/11/08 16:50 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#431 [nanoka]

「一度会いに行ってみて、それからですね。詳しく話せるのは」

慎重で嘘のつけない蒼井さんらしい言葉だった。

「ただ一つだけ今でもわかることがあります」

⏰:09/11/08 16:52 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#432 [nanoka]

ゆっくりと優しく蒼井さんは続けた。

「彼女のことは君たちのせいじゃありませんよ。彼女がそうなったことの原因があるとしたら、詰まっている悪いナニカですから」

蒼井さんはもう一度彼らに向かって微笑んだ。

⏰:09/11/08 16:56 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#433 [nanoka]

安価
>>1-100
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⏰:09/11/08 16:57 📱:P906i 🆔:FS//AjSY


#434 [nanoka]

変わった人たちだなっていうのが第一印象だった。

でも不思議と嫌いじゃなかった。

だから次の日、枢先生という女性に会いに行くことが決まった時も自分から一緒に行きたいと言った。

⏰:09/11/10 15:52 📱:P906i 🆔:bCXhyViA


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