<<来栖>>
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#94 [nanoka]

姿は見えないけど、お地蔵様の足音だって3人ともがわかったらしい。

ゆっくり近付いてくる足音を聞いているうちに、どんどん空気が重くなっていったと明日香さんは言った。

⏰:09/10/18 17:25 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#95 [nanoka]

「あ、逃げないとヤバいって思ったね、直感ってやつ!」

「正しい判断ですね」

いつの間にか作業をやめて俺の隣に立っていた蒼井さんがそう呟いた。

⏰:09/10/18 17:27 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#96 [nanoka]

蒼井さんが言うのだから、正しい判断だったのだろうけど逃げても逃げてもトンネルから出れなかったらしい。

「足音はすぐ後ろまで迫ってるし、出口は見えないしで、ほんと焦った!走りながらごめんなさいってひたすら謝ったもん!!」

⏰:09/10/18 17:30 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#97 [nanoka]

夢中で逃げて気が付いたらトンネルの外に出てて、抱えてたはずのお地蔵様の頭もなくなってたらしい。

「あれはほんとに怖かった!」

と、興奮気味に話す明日香さんに蒼井さんは静かに微笑んだ。

⏰:09/10/18 17:44 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#98 [nanoka]

「憑いてきてはないみたいですね」

蒼井さんの言葉に、明日香さんはホッとした表情を見せた。

「心配でしたら、そのお友達も視てみますから今度連れて来て下さい」

⏰:09/10/18 17:46 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#99 [nanoka]

俺の顔を見ながら蒼井さんは言葉を続けた。

「拓真くんがお相手しますから」

肝っ玉の据わったお姉様方に囲まれるってある意味お地蔵様よりも怖いかもしれないと蒼井さんのちょっと意地悪な笑顔を見ながら思った。

⏰:09/10/18 18:48 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#100 [nanoka]


安価

>>1-63
>>64-99


⏰:09/10/18 18:50 📱:P906i 🆔:Fnj.Jafo


#101 [nanoka]

100まで続いたので
作ってみました.笑

感想板↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4602/

⏰:09/10/19 18:54 📱:P906i 🆔:SzarbkRI


#102 [nanoka]

まれに初めて店に来たお客さんでも店内と外の空気の違いに気付くこともある。

「あれっ?」

市原さんが初めて店に来た時の第一声はそれだった。

⏰:09/10/19 18:59 📱:P906i 🆔:SzarbkRI


#103 [nanoka]

その時俺は入り口のドアに一番近いテーブル席の片付けをしていた。

「どうかされました?」

見慣れない顔の市原さんに探りを入れるように、俺は声をかけた。

⏰:09/10/19 19:01 📱:P906i 🆔:SzarbkRI


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