■ Heartーfull〈ハート・フル〉■
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#65 [ひよこ。]
「‥‥え。」

「静、今私達
上手くいってないの
知ってるよね‥?」

静は悪くない。
私、分かってるのに‥。

「こころ‥。」

胸の中の不安が‥
溢れ出して‥。

「盗らないでよ‥
気安く圭介に‥
近づかないでよ‥!!」

冷たい言葉に
変わってしまう‥。

⏰:09/10/29 01:05 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#66 [ひよこ。]
「‥ごめ‥
無神経だった‥。」

静は、
悲しそうな顔をした。

「‥‥っ!」

私は病室から抜けだし
走り出した。

‥最低!
私、最低!

それから
階段を走って降りた。

まだ自分の傷が
完治していない
ということを忘れて。

⏰:09/10/29 01:07 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#67 [ひよこ。]
激しく頭痛がして、
ふらふらになりながら
一階の待合室まで来た。

すると、
少し気が落ち着いてきた。

馬鹿‥あたしが病室を
抜け出して
どうするのよ‥。
静に謝らなくちゃ‥。

「はぁぁ‥。」

私はその場に
へたり込んだ。
すると、

⏰:09/10/29 01:08 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#68 [ひよこ。]
《ドンッ》

「うわっっ!」
「きゃっ!」

誰かが私の足に
躓いたみたい。

見ると松葉杖の、
―同年代だろうか―男が、
床に倒れ込んでいた。

「危ねぇだろ!
何処に座ってんだ!!」

「ごっ‥
ごめんなさい!!」

⏰:09/10/29 01:09 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#69 [ひよこ。]
その時二人の目が合った。

〈やべっ‥タイプ‥。〉

「!?」

脳に直接響くような声‥
これ‥母の時と同じ‥!

「いや、いい‥
キツく言って悪ぃ‥。」

「いえ、
こちらのほうが‥。」

しばらく沈黙のまま、
お互いを
見つめ合っていた。

⏰:09/10/29 01:10 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#70 [ひよこ。]
〈うっわ‥
どうやって連絡先
聞こうか‥。
つーか‥
いきなり聞くのは
さすがにマズいか‥。〉

もしかしてこれ‥
この人が考えてること?
げ‥幻聴とかじゃ‥。

⏰:09/10/29 01:11 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#71 [ひよこ。]
「あの‥君‥」
「櫻井様ー櫻井様ー。」

彼の言葉は
ナースの声で遮られた。

「‥ちっ。」

彼は舌打ちして
立ち上がった。

《チャリン‥》

その時彼は
何かを落としていったが
気づかずに足早に
去って行った。

⏰:09/10/29 01:13 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#72 [ひよこ。]
‥もしかして私‥
人の心が覗けるように
なったの‥?

彼の落とした
ネックレスを握り締め、
私はしばらく立つことが
できなかった‥。

⏰:09/10/29 01:14 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#73 [ひよこ。]
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>>4-26
1・はじまり
>>32-49
2・夢から覚めて
>>52-72
3・静かな時間

第3話を更新しました。

■■■■■■■■■■■
感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4610/

⏰:09/10/29 01:18 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


#74 [ひよこ。]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4610/

リンクに失敗したので
貼り直しておきます。
尚、今日夢中に
書いてしまい
やらなければ
ならないことが
できなかったので
しばらく更新
停滞するかもです‥

⏰:09/10/29 01:22 📱:SH705i2 🆔:HgnAkqrw


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