*- エロチュウ -*
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#462 [亜夢]
:10/09/17 05:34
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:r0dloFRo
#463 [亜夢]
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ずっと黙っていようと思ってた。 でもあたしはそれを吐き出してしまった。
お父さんは目が点になってた。
あたしが意志を尊重して言葉を発する子じゃないことをお父さんは知ってた。
だから余計に―…
「わかった…納得できるように努力はする。」
大事な娘だもんね。
どこの馬の骨のホストにとられるのはやっぱり寂しいもんね、お父さん。
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:10/09/20 00:58
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#464 [亜夢]
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出産予定日まであと1か月をきった。
あたしはいろんな友達を招いてホームパーティーをやったりもした。
桜も呼びたかったけれどさすがに呼べずにいた。 【響皐月】に思い入れがあるひとはきちゃまずいと思ったんだ。
「遊びにきたよ〜♪」
親友ありさは子供服をたくさんもって遊びにきてくれる。 なにせ女の子だから、あたしとありさはテンションあがりまくり。
ふたりで買い物に行ってはコレでしょアレがいいよね、と買い物してる。
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:10/09/20 01:04
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#465 [亜夢]
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元彼でもある幼なじみの裕也…は、知らない女の子と一緒だ。
「あ、こいつ…あずみって言うんだ。 最近仲良くて、おまえのプリクラみたら会いたい♪て聞かなくて…」
デレデレしながらしゃべる裕也。 ああ、なるほど…彼女に気があるのかあ。
あたしはありさと目を合わせてくすくすと笑った。
「はじめまして、亜夢です。」
「わあ♪プリクラよりかわいい。 ゆうくんからは話をよく聞いてますっ。」
でもこの小さくてかわいい子…どこかで見覚えがあるんだよなあ……
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:10/09/20 01:07
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#466 [亜夢]
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「龍紀さんは―?」
「あ、そうだ。 もう起こさなきゃ!!!」
あたしは裕也に言われた言葉で時計をみる。 いつもの起床時間。 龍紀の目覚まし時計はあたしのキス…て彼のなかでは決まってるんだそう。
「龍紀…」
チュ……
軽くふれる唇。 目をごしごしして片目をあけると龍紀があたしを確認する、今にも眠りにつきそうな目で。
「亜夢……セックスしてぇ……俺死んじゃう……」
////
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:10/09/20 01:10
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#467 [亜夢]
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ここ最近の龍紀といえばあたしの妊娠で欲求不満になりすぎて、あたしたちのベイビーにまで嫉妬する始末だ。
「……俺たちのベイビー早くでてこーい。 俺のかわいい亜夢を独り占めすんなよう……」
とかいいながら毎日まいにち楽しそうに雑誌の赤ちゃんをみてにやにやしてる。
寝ぼけたまま、龍紀は頭をぽりぽりかきながら風呂場に向かう。
あたしは居間にもどって裕也、ありさ、あずみちゃんとお菓子を食べながらおしゃべりしてた。
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:10/09/20 03:44
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#468 [亜夢]
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龍紀はそのままお風呂→ベッドルーム→洗面所をいきいきしてたので、みんなに軽くしか挨拶できないまま玄関に走る。
「いってくる♪」
チュっと龍紀はあたしの唇を触る。 うん、と答えると物足りなさそうな顔をして腕をまわしてくると強引なキス……
同棲してだいぶ経つ。 もうすぐあたしの誕生日に籍を入れることも決まったけど、どうしてこんなにどきどきするんだろ?
あたしはいってらっしゃい、と声をかけると龍紀は笑顔で走ってった。
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:10/09/20 03:48
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#469 [亜夢]
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「あ、そうだ!!! ちょっとあたしたち買い物いってくるねっ!!!」
と言ってありさ、裕也、あずみちゃんが入れ違いに部屋をでていってしまった。
あたしはつまらない〜…とおもいながらキョロキョロ部屋を見回すと電球がひとつ消えてた。
¨高いとこは登るな¨て龍紀に言われたけどA型てこういうの気になって仕方ないんだよね。
脚立をだしてゆっくりのぼってくと誰かが戻ってきた様子だった。 あたしは背中をむけてたからそのまま
「脚立持ってて〜…」
といった。
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:10/09/20 03:51
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#470 [亜夢]
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それは本当に一瞬だった。
トン…
背中を押されると同時に時間がゆっくりすぎてまるで落ちるまではスローモーションだった。
ドタンッ…
脚立が転がりあたしはおなかからその衝撃を受けた。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い…………
あたしは涙を流しながら何度も叫んだ。
「助けて……」
と。
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:10/09/20 03:53
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#471 [亜夢]
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あたしは気づいたらベッドの上だった。
ありさと裕也とあずみちゃんが泣いていた。
あたしは目をゆっくりぱちぱちさせてみんなをキョロキョロとみた。
「……ごめんね亜夢……あたしたちが買い物いくねって言ったから……」
実は3人で分担して買い物をして盛大にお祝いしようと思ってたところだったみたい。
最初に大荷物をもって戻ってきたのはありさだった。 みたのは血と……おなかをおさえて倒れた亜夢。
救急車で病院まできたんだと。
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:10/09/20 03:57
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