亡き君に告ぐ
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#156 [不発花火]
「マ"マ"…」
ごぼごぼと少女の口から血の泡が吹き出された。
「―――ッ!」
少女に向かって勢いよく包丁を振りかざすと、また意識が浮上するのを感じた。
気付けば自分はまた布団の中にいた。
「はは―…」
:11/01/08 19:22
:SH04B
:GxI.VZ8M
#157 [不発花火]
終わらない夢。
どうせこれもまた夢なのだろう。
今度は目の前から泣き声が聞こえた。
起き上がると、布団の前で少女が蹲り泣いていた。
「…ママ」
いつまで自分は夢を見ているのだろうか。
:11/01/08 19:23
:SH04B
:GxI.VZ8M
#158 [不発花火]
自分の手に握られた包丁を自分の喉元に突き刺した。
また、意識が浮上するのを感じた。
END
:11/01/08 19:23
:SH04B
:GxI.VZ8M
#159 [不発花火]
:11/01/08 21:17
:SH04B
:GxI.VZ8M
#160 [不発花火]
亡き君に、弔いの言葉を。
―亡き君へ―
:11/01/09 16:36
:SH04B
:CF17bEo.
#161 [不発花火]
家族が泣いている。
ゆらゆらと、漂いながら微かに声を聞いた。
深い、微かな声。
けれど確かな声。
家族が呼ぶ元へ、ゆらゆらと。
ただ、体を打つ冷たい波に飲まれながら。
:11/01/09 16:36
:SH04B
:CF17bEo.
#162 [不発花火]
毎日、君を探す人がいる。
サクサク、と波で湿った砂浜が足音を立てる。
「必ず、見つける」
その人は言った。
冷たい風がその人の体温を容赦なく奪っていく。
気付けば夕闇に浮かんでいた。
:11/01/09 16:37
:SH04B
:CF17bEo.
#163 [不発花火]
毎日、君を叱る人がいる。
「馬鹿なことを」
叱るその人は大粒の涙をボロボロと零していた。
涙は砂浜に吸い込まれ、消えた。
夕焼けが涙を美しく照らしていた。
:11/01/09 16:38
:SH04B
:CF17bEo.
#164 [不発花火]
(君は皆に愛されていた)
亡き、君へ。
END
:11/01/09 16:38
:SH04B
:CF17bEo.
#165 [不発花火]
どうせなら、美しく死にたい
―美しい死体―
:11/01/21 22:11
:SH04B
:esLpyWR6
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