亡き君に告ぐ
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#157 [不発花火]
終わらない夢。
どうせこれもまた夢なのだろう。
今度は目の前から泣き声が聞こえた。
起き上がると、布団の前で少女が蹲り泣いていた。
「…ママ」
いつまで自分は夢を見ているのだろうか。
:11/01/08 19:23
:SH04B
:GxI.VZ8M
#158 [不発花火]
自分の手に握られた包丁を自分の喉元に突き刺した。
また、意識が浮上するのを感じた。
END
:11/01/08 19:23
:SH04B
:GxI.VZ8M
#159 [不発花火]
:11/01/08 21:17
:SH04B
:GxI.VZ8M
#160 [不発花火]
亡き君に、弔いの言葉を。
―亡き君へ―
:11/01/09 16:36
:SH04B
:CF17bEo.
#161 [不発花火]
家族が泣いている。
ゆらゆらと、漂いながら微かに声を聞いた。
深い、微かな声。
けれど確かな声。
家族が呼ぶ元へ、ゆらゆらと。
ただ、体を打つ冷たい波に飲まれながら。
:11/01/09 16:36
:SH04B
:CF17bEo.
#162 [不発花火]
毎日、君を探す人がいる。
サクサク、と波で湿った砂浜が足音を立てる。
「必ず、見つける」
その人は言った。
冷たい風がその人の体温を容赦なく奪っていく。
気付けば夕闇に浮かんでいた。
:11/01/09 16:37
:SH04B
:CF17bEo.
#163 [不発花火]
毎日、君を叱る人がいる。
「馬鹿なことを」
叱るその人は大粒の涙をボロボロと零していた。
涙は砂浜に吸い込まれ、消えた。
夕焼けが涙を美しく照らしていた。
:11/01/09 16:38
:SH04B
:CF17bEo.
#164 [不発花火]
(君は皆に愛されていた)
亡き、君へ。
END
:11/01/09 16:38
:SH04B
:CF17bEo.
#165 [不発花火]
どうせなら、美しく死にたい
―美しい死体―
:11/01/21 22:11
:SH04B
:esLpyWR6
#166 [我輩は匿名である]
恵まれた容姿。
恵まれた頭脳。
恵まれた家庭。
何一つ不自由はなかった。
けれど、それは孤独の魔法。
美しいと言われる容姿は同性から嫉まれ、異性からは近寄り難いと言われ、いつも一人だった。
恵まれた頭脳は同性からも異性からもお高く止まっていると言われ一人になった。
恵まれた家庭は近所から嫌みだと疎まれた。
:11/01/21 22:11
:SH04B
:esLpyWR6
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