有空
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#227 [y]
「…はぁ。ですが、学生のうちは真尾の好きなことをやらせてもいいんじゃないですか?」
なるべく、穏やかに言う。
真尾の母親を刺激しないように。
「隆之介の将来はうちを継ぐことに決まっているんですよ。だから余計な事をして寄り道をしてもしょうがないでしょう?
1番の近道は柴山学院です。それが隆之介を1番苦労させない道です。ちがいますか?」
はっきり断言した。
勉強以外の事は余計な事だっていうのか?
:11/12/11 11:35
:SH04B
:bBBDgZTo
#228 [y]
「ですが…」
熱くなってはだめだ。
さっきの真尾の表情を思い出す。
「…こんな公立の学校に入れたのが間違いでした。少しでも遅れを取り戻さないと。なのにあの子ったら柄の悪そうな子とつるんで…」
…なんて言えば母親は納得するのか。考えろ。
:11/12/11 11:37
:SH04B
:bBBDgZTo
#229 [y]
「隆之介は柴山に行かせます。
…それじゃ失礼します。」
そういって教室をでていった。
やり切れなさが残る。
「あ〜〜〜〜…もう!!!!」
何て言えばよかったんだよ。
:11/12/11 11:39
:SH04B
:bBBDgZTo
#230 [我輩は匿名である]
:11/12/11 12:15
:U1
:ivP394zQ
#231 [我輩は匿名である]
:11/12/11 12:46
:U1
:ivP394zQ
#232 [y]
:11/12/11 13:17
:SH04B
:bBBDgZTo
#233 [y]
真尾の次に槙原の面談だったが、槙原が面談に来ることはなかった。
真尾の母親ですっかり自信をなくして、もう1組面談をする体力も残ってなかったから、少しありがたかった。
:11/12/13 22:50
:SH04B
:khgtb.DQ
#234 [y]
数日後の仕事帰り、マンションのエントランスに槙原がいた。
槙原はすらっとしていて身体の線が美しい女性と腕を組んで歩いている。
またこいつは…面談もさぼって…こんなところでいちゃこらいちゃこらしやがって。
「槙原!」
:11/12/13 22:52
:SH04B
:khgtb.DQ
#235 [y]
『あ、こーちゃん、おかえりぃ!』
「どなた?」
腕を組んでいた女子が槙原に尋ねる。
『担任の先生』
「こーちゃん先生?」
あれ、俺の事を知ってるのか?
『そう。こーちゃん』
槙原は子供のように無邪気に笑って話す。
:11/12/14 09:18
:SH04B
:TroDWid2
#236 [y]
「すいません、息子がいつもお世話になってます。」
女性は組んでいた腕を離して、丁寧に頭を下げた。
え、槙原の母親?
「…申し遅れました、槙原くんの担任をさせてもらっている高槻と申します」
驚きが隠せないが、挨拶をしないわけにはいかずあわてて挨拶をする。
:11/12/14 09:20
:SH04B
:TroDWid2
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