・・セブンスター・・
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#501 [ケまっきーx]
先生呼びに行くと
木下先生が
走って来てくれた
凛を手当てしながら
話を聞いている様で
外に話し声が漏れる
病室の前の壁に
寄りかかり
頭を抱えた。
:06/12/26 23:53
:W42SA
:☆☆☆
#502 [ケまっきーx]
20分ぐらい経って
木下先生が
要の肩に手を置いた
「貴方の傷の手当をしましょう?」
先生は・・・
いや、医者は
下手したら
自分の母親よりも
優しいんぢゃないか
そんな錯覚を
させるほど
先生は優しく微笑んだ
:06/12/27 00:06
:W42SA
:☆☆☆
#503 [ケまっきーx]
「凛ちゃんよりも、貴方のほうが深いわね」
ガーゼを当てながら
先生は呟く。
柔らかくて
小さなくて
確かに暖かな手。
「こんな怪我あなたは慣れてるかっ?」
少しふざけた様子で
先生は微笑んだ。
要は苦笑いで
首を傾げる。
:06/12/27 00:19
:W42SA
:☆☆☆
#504 [ケまっきーx]
「凛・・自分が汚いって言うんです・・。」
手当てが済んだ手の平を摩りながら言った。
「そう・・・」
先生の伏せた目を
見つめる。
「汚いか・・・。
前もね・そうゆう子がいたんだ。凛ちゃんみたいな子。」
「その子は今・・」
言い切ろうとした時
先生の顔が曇る様子が伺えた。
:06/12/27 00:48
:W42SA
:☆☆☆
#505 [ケまっきーx]
「その子の彼氏も限界だったみたいで・・別れちゃったのよ。そしたらもっと自分を責めるようになって。」
その子は
他の大きな病院に
移動してしたらしい。
「人によって感じ方が違うから・・分からない事だらけよね。前の患者に効いた言葉がほかの患者に効くかなんて分からないし・・」
先生の言葉を聞いて
頭痛が酷くなった。
:06/12/27 00:53
:W42SA
:☆☆☆
#506 [ケまっきーx]
家に戻ると
男ものの靴が
並んでいた。
親は小さい頃離婚して父親の顔は知らない
男はこの家族で俺1人
妹の部屋から重低音の音楽が漏れてくる。
今朝の彼氏かな。
靴を綺麗に並べて
部屋の扉を閉めた。
:06/12/27 00:59
:W42SA
:☆☆☆
#507 [ケまっきーx]
扉を閉めて
煙草に火を付けた瞬間
「要ッ!!帰った?」
はあッと溜め息をつき扉を開く。
「ちっす!!!」
そこには酒の瓶が入った袋を持った波が
立っていた。
「要遅いんだもん。波先輩来たから部屋で和んでたんだ!!」
要は妹の左手を掴む
:06/12/27 01:09
:W42SA
:☆☆☆
#508 [ケまっきーx]
「お前何だよこれ」
左手には煙草が
握られていた。
「何って・・煙草」
パシンッと軽い音が
辺りを包む。
:06/12/27 01:20
:W42SA
:☆☆☆
#509 [ケまっきーx]
「痛ッ!!何すんの?!」頬を押さえて睨む。
「おい・・」
波2人をなだめる。
「餓鬼が調子こいてそんなの吸ってんな。」
「要だって中学ん時から吸ってたぢゃんか」
:06/12/27 01:25
:W42SA
:☆☆☆
#510 [ケまっきーx]
「あ?男と女一緒にすんなよ。とにかく辞めろよ?」
「女は吸って無い方が可愛いし・・ね?」
波は妹の頭を
優しく撫でた。
「要・・何か変だよ」要の部屋の灰皿で
煙草の火を消す。
「全然寝てないみたいだし・・神経質。煙草吸ってる事なんて今日知った訳ぢゃないのに・・変だよ!!」
:06/12/27 01:36
:W42SA
:☆☆☆
#511 [ケまっきーx]
妹は要を睨むと
部屋に戻った。
勢いよく閉められた
扉の音が辺りに響く
「反抗期だなっ」
波は被っていた帽子を脱ぎ苦笑いを浮かべた
「餓鬼なんだよ。悪いなあんなのに付き合ってもらっちゃって。」
「全然!!妹ちゃんと恋バナしちったから!!」波はハニかむと
ビニール袋から
酒の瓶を取り出した
:06/12/27 01:44
:W42SA
:☆☆☆
#512 [ケまっきーx]
酒の瓶を要に手渡す
「いいや。今飲む気分ぢゃねえし・・」
要は溜め息を付いて
ベットに横たわる。
「マジか!!ぢゃあ独り飲みしよ〜・・・」
波は気まづそうに
酒の瓶を開く。
しばらく部屋には
音楽だけが静かに
流れていた。
「どした?」
沈黙を破ったのは
波だった。
:06/12/27 01:49
:W42SA
:☆☆☆
#513 [ケまっきーx]
「何かあっただろ。」
波は煙草に火を付ける
「クリスマスにさ・4人で飯食おうと思ったんだよ。したらお前電話繋がんなかったから。」
「病院いたから・・」
「小林悪いの?」
「ちょっと・・入院してんだよ・・・。」
波は驚いた様子で
ベットのほうに
身体を向けた。
:06/12/27 01:56
:W42SA
:☆☆☆
#514 [ゅぃ]
メリークリスマスでした

笑
いっぱい書いてあって嬉しいです



要と凛

はどぉなってくのか心配で

しかたないっす


まきさんのペースで頑張ってください


:06/12/27 13:01
:P902iS
:☆☆☆
#515 [ゅぃ]
とりまあげときます

:06/12/28 19:47
:P902iS
:☆☆☆
#516 [ケまっきーx]
ゆいさんエイ
ありがとうI
もう年末エ
忘年会の
シーズンです笑
今から書きますy~
:06/12/28 21:12
:W42SA
:☆☆☆
#517 [我輩は匿名である]
書くんぢゃなかったの?
:06/12/29 00:24
:P902i
:☆☆☆
#518 [なつ]
:06/12/29 02:36
:D902iS
:☆☆☆
#519 [ケまっきーx]
ごめんなさい恋Y
書きながら
寝てましたソソソ
匿名さン
ごめんなさいY
なつさンありがと
:06/12/29 02:44
:W42SA
:☆☆☆
#520 [ケまっきーx]
「入院ッ!!???」
要はベットから
身体を起こした。
「ちょっといろいろ・・・・な。」
要は苦笑いを浮かべ
わざと気まづい雰囲気をかもしだした。
「そうか・・・」
心優しい波は
それ以上は聞いて
こなかった。
:06/12/29 02:48
:W42SA
:☆☆☆
#521 [ケまっきーx]
「波・・・・」
波は首を傾げた。
「スミ・・入れたいンだよね。どっかない?」
波は腕を組んで
「う〜ん・・・?」
と唸った。
:06/12/29 02:55
:W42SA
:☆☆☆
#522 [ケまっきーx]
「多分駅とかにあった気がすんだよね〜」
波は茶色く染まった
短い髪の毛をいじる。
「マジで?」
「明日行ってみる?」波は床に寝転んで
要を見つめる。
:06/12/29 03:00
:W42SA
:☆☆☆
#523 [ケまっきーx]
「お前泊まる気?」
要は呆れて
煙草に火を付けた。
「めんどいンだよ〜」
波は手を合わせて
目をつむった。
「俺由美さんにまた焼きもちやかれる〜」
要はわざとらしく呟く
:06/12/29 03:03
:W42SA
:☆☆☆
#524 [ケまっきーx]
「何でよ?」
波は笑いながら聞く。
「要君の家には入り浸るのに私の家には泊まりに来ないのねッ」
要は女声で話す。
「ははッ!しょうがないよそれはッ・・」
波は思い出したように指輪を外して
机に置いた。
「だったらあんたの親を説得してって感じ」波は苦笑いを浮かべてベットから布団を
もぎとった。
:06/12/29 03:09
:W42SA
:☆☆☆
#525 [ケまっきーx]
要は舌うちをして
波を軽く蹴飛ばす。
「痛てぇ!!ぢゃあ妹ちゃんの所で寝るわ!」
「彼氏に殺されるよ」
波は唖然とした顔で
要を見つめる。
「そっか〜・・可愛いくなったしな!」
波はうんうんと頷く
「お前は親父かッ」
要は笑って波を叩いた
:06/12/29 03:14
:W42SA
:☆☆☆
#526 [ケまっきーx]
ごめんな波。
心配ありがとう。
まだ事情は話せない。
けど
今日お前が来てくれて良かったよ。
気持悪いけど・・
重荷が少しだけ
軽くなった気がする
でも何でかな?
眠れないんだ。
隣で子供みたいに眠る波を見つめて
深い溜め息をついた。
:06/12/29 03:18
:W42SA
:☆☆☆
#527 [我輩は匿名である]
:06/12/29 17:05
:D902iS
:☆☆☆
#528 [ケまっきーx]
匿名さンI
ありがとゔ~
今からまた少し
書きますy
:06/12/30 01:02
:W42SA
:☆☆☆
#529 [ケまっきーx]
昼ぐらいに波を起こし
バイクで駅に向かった
「小林良いのか?」
波はバイクの後ろで聞く
「今日は良いよ」
要は即答した。
会っても
どう接していいか
分かんないんだ。
:06/12/30 01:07
:W42SA
:☆☆☆
#530 [ケまっきーx]
適当な場所に
バイクを止めて
2人は
プラプラ歩いた。
世間は年末なだけに
あまり人はいなくて
スムーズに歩けた。
駅を少し抜けると
怪しげな一軒の
アパートで
波は足を止めた。
:06/12/30 01:10
:W42SA
:☆☆☆
#531 [ケまっきーx]
「確かここっ!!」
波は伸びをしながら
要を見た。
「ここか・・・」
要はアパートを
まじまじと見つめた
「先輩と来た気がするんだよね。」
「予約とか無くてここ平気なんだ!行くぞ」
波は要の背中を
ポンッと押して
先を歩いた。
:06/12/30 01:14
:W42SA
:☆☆☆
#532 [ケまっきーx]
アパートの
今にも壊れそうな
階段を上がる。
波がインターホンを
押すと
乱暴に扉が開いた。
「いらっしゃい」
ドスの聞いた声
スキンヘッドの
年齢は・・30ぐらい
いや、普通に怖い
要は内心
そんな事を思っていた
:06/12/30 01:17
:W42SA
:☆☆☆
#533 [ケまっきーx]
「スミ入れたいんです」
要が男に言った。
「一面か?
やめとけよ餓鬼が。」
「いや、ワンポイント」
要が苦笑いで言う。
「そうか!!ワリイワリイ。まあ、入れや。」
男はそう言うと
要と波に手招きをした
:06/12/30 01:20
:W42SA
:☆☆☆
#534 [ケまっきーx]
中は思ったより綺麗で広い部屋だった。
男は要の手を取る。
「手の甲なんて入れたら・つけない職が増えるぞ?いいんだな?」
ちらッと男の腕を見る
捲った袖から見えるのは二匹が交差した龍の尻尾の部分。
きっと肩まであるんだろう。
いや・一面??
「大丈夫です」
要は静かに頷いた
:06/12/30 01:24
:W42SA
:☆☆☆
#535 [ゅぃ]
忘年会かぁ…一年って早いっすね

笑
要もついにスミをいれるんだぁ

私もいれよっかな

笑 よし

要痛くても負けずにがんばだ



:06/12/30 12:41
:P902iS
:☆☆☆
#536 [ゅぃ]
あげ


:07/01/01 19:39
:P902iS
:☆☆☆
#537 [まぁこ]
:07/01/05 00:33
:D902i
:☆☆☆
#538 [ケまッきーx]
明けまして
おめでとう
ございますエx
今年もよろしく
お願いします
今年はこの話以外にも
書きたいと思いますケ
ゆいさンエx
いつもありがとy
:07/01/07 00:00
:W42SA
:☆☆☆
#539 [ケまッきーx]
まあこさン
はじめましてx
ありがとうy
今から書きますy
:07/01/07 00:01
:W42SA
:☆☆☆
#540 [ケまッきーx]
要の腕に
だんだんと蝶の形が
出来上がってきた。
要は痛みに顔を歪めた
波も顔をしかめて
目をそらしている。
:07/01/07 00:04
:W42SA
:☆☆☆
#541 [ケまッきーx]
凛と全く同じ
蝶々の刺青が
要の手に
出来上がった時には
辺りは暗くなッていた
「お疲れ。出来た」
要は愛しそうに
手を摩った。
:07/01/07 00:06
:W42SA
:☆☆☆
#542 [ケまッきーx]
「ありがとう
ございます!!!」
要は礼を言うと
男は笑って頷いた。
凛。
これを見せたら
自分の事汚いなんて
言わないか・・?
やっと
安心させる事が
できるかな・・?
:07/01/07 00:10
:W42SA
:☆☆☆
#543 [ケまッきーx]
バイクを走らせて
波の家で
バイクを止めた。
「ありがとな今日。」
「おう!俺も入れようかな〜・・・・」
波の大きな目が
空を仰いだ。
「今日お前ンち泊まっていいかな・・?」
要はうつ向きかげんに問い掛けた。
:07/01/07 00:15
:W42SA
:☆☆☆
#544 [ケまッきーx]
「何だよ。その彼氏に言うような台詞・・」
波は要の肩を叩く。
「バイク適当に
その辺止めといて。」
波は玄関へ
足を進めた。
:07/01/07 00:18
:W42SA
:☆☆☆
#545 [ケまッきーx]
波の家に泊まるのは
久しぶりだった。
波の家は
和風な感じで
波の家は代々
活け花の先生だった
玄関には毎回違う
綺麗な花がいけてある
部屋も全室和室で、
廊下を通ると
畳の独特な香りが
広がってくる。
:07/01/07 00:25
:W42SA
:☆☆☆
#546 [ケまッきーx]
部屋を開けると
たまに波の服からする
お香の匂い。
せっかくの和室なのに
カーペットをひいていて
ジャマイカの国境と
黒人のポスター
赤いシーツのベット。
「変わってないな」
要は少し笑って
呟いた。
:07/01/07 00:34
:W42SA
:☆☆☆
#547 [ケまッきーx]
波はベットに座る。
「お前から泊まるなんて久しぶりに聞いた」
要は返事をせず
壁に貼ってある写真に
手をかけた。
「懐かしいなこれ」
写真は卒業証書片手に
笑っている
波と友達の姿だった。
:07/01/07 00:39
:W42SA
:☆☆☆
#548 [ケまッきーx]
「中学の時だからね」
波は煙草を探した。
「この春休みに俺等
会ったんだっけ。」
要は懐かしそうに
微笑んだ。
「眉毛の細い坊主頭のお前が先輩の後ろから顔出してきてさ〜。」
:07/01/07 00:42
:W42SA
:☆☆☆
#549 [ケまッきーx]
「お前だって、眉無しのドキンパだった!!」
波は要の上着から
煙草を取り出す。
「最初俺、よく笑う奴だなッて思ってた。」
要は煙草を一箱
波に手渡す。
「お前の事は笑わねぇすかした奴って思ってましたー」
波は皮肉たっぷりに
言い返した。
:07/01/07 00:46
:W42SA
:☆☆☆
#550 [ケまッきーx]
無表情の要と
無邪気な笑顔の波
そんな2人の写真が
その上に飾ってある
「懐かしいな。」
横には波と彼女の写真
笑顔の波の頬に
彼女がキスをしている
要の表情が曇る。
:07/01/07 00:51
:W42SA
:☆☆☆
#551 [ケまッきーx]
要は深い
溜め息をついた。
「お前どした?」
波は要に問い掛ける
「小林の病気そんなに
ひどいのか?」
「ひどいっつうか」
要は口をつぐんだ。
:07/01/07 00:56
:W42SA
:☆☆☆
#552 [ケまッきーx]
辺りに沈黙が走る。
「波さんっ?」
部屋の外から
声がした。
波はだるそうに
返事をした。
「ただいま。何?」
「帰ってたのね。誰かいるの?ご飯いる?」
「要が来てるよ。飯は食ってきたよ。」
要は立ち上がり
軽く会釈した。
:07/01/07 01:00
:W42SA
:☆☆☆
#553 [ケまッきーx]
「今晩は。ぢゃあ、朝ご飯は2人分用意しておくわね。ぢゃあ。」
波のお母さんは
長い黒髪の
波に笑顔がソックリな
綺麗な人だった。
扉を閉めると
波は溜め息をついた
「由美泊めてからいつもこんな感じ・・」
:07/01/07 01:04
:W42SA
:☆☆☆
#554 [ケまッきーx]
要は微笑んだ。
「心配なんだよ。お前独りっ子ぢゃんか。」
「だけど男だよ?」
波は苛立った顔で
要の横に座った。
それから朝まで
波は凛の事を
一切聞いて来なかった
:07/01/07 01:07
:W42SA
:☆☆☆
#555 [ゅぃ]
:07/01/07 01:13
:P902iS
:☆☆☆
#556 [ケまッきーx]
ゆいさンy
毎回ありがとうケx
新しいのにいくにも
この作品は
絶対書ききりますy!
だから見てッて
下さいねテ
:07/01/07 01:57
:W42SA
:☆☆☆
#557 [ケまッきーx]
翌日もその翌日も
地元の仲間と遊んだ。
「要の彼女見てぇ!」
「噂の凛ちゃん☆」
「連れて来いや〜」
「嫌だね。いいから行こうっ?」
要は笑った。
:07/01/07 02:00
:W42SA
:☆☆☆
#558 [ケまッきーx]
「絶対来年は彼女作ってやるから!!!」
一気飲みをする仲間をよそに要は窓の外を
見つめた。
飲んでいる居酒屋から
観覧車が見える
12月29日とゆう事も
あり、忘年会で
居酒屋は賑わっている
:07/01/07 02:10
:W42SA
:☆☆☆
#559 [ケまッきーx]
ブー・ブー・
携帯を手に取ると
公衆電話からだった。
凛だ・・・。
「ちょっとごめん」
要は手を合わせて
立ち上がる。
:07/01/07 02:13
:W42SA
:☆☆☆
#560 [ケまッきーx]
「はい・・・・」
「要・・?」
あー・・
2日も会って無いと
懐かしい声だ。
「どした?」
「周り騒がしい・・
外にいるの・・?」
夜の病院は静かなのか
凛の声が響いている
:07/01/07 02:20
:W42SA
:☆☆☆
#561 [我輩は匿名である]
:07/01/07 02:24
:SH902iS
:☆☆☆
#562 [ケまッきーx]
「うん。飲んでる」
沈黙・沈黙・沈黙・・
「凛・・?」
「会いたいよ・・」
「・・・。」
「2日も会って無い!
今から来て・・?
寂しいよ・・・・」
:07/01/07 02:29
:W42SA
:☆☆☆
#563 [ケまッきーx]
匿名さん
ありがとうxx
:07/01/07 02:30
:W42SA
:☆☆☆
#564 [ケまッきーx]
「今友達といるから」
「明日は・・?」
2日前・・・
凛が剃刀で
手首を切った姿が
頭をかすめた。
私汚いから・・・
凛の言葉が
耳から離れない。
:07/01/07 02:34
:W42SA
:☆☆☆
#565 [ケまッきーx]
「・・無理かも。」
「何かあるの?」
「・・・友達待ってるからまたね?」
凛の言葉を聞く前に
要は電話を切った。
:07/01/07 02:37
:W42SA
:☆☆☆
#566 [ケまッきーx]
「ラブコール?!」
「まあね!すいませんビール下さい。」
要は作り笑顔で答えた
ブー・・ブー・・
要の携帯が震える
<<公衆電話>>
ピッ・・
要は電話を切った。
:07/01/07 02:39
:W42SA
:☆☆☆
#567 [ケまッきーx]
要の携帯の
着信履歴は
公衆電話の表示で
埋め尽された。
夜中の1時を回った時
凛からの電話は
来なくなった。
罪悪感はあった。
でも・・
浴びる程飲んだ
お酒のおかけで
朝にはそんなの
なくなっちゃってた
:07/01/07 02:47
:W42SA
:☆☆☆
#568 [ケまッきーx]
「なーみちゃん☆」
波の肩をに手を回す
「うわー!!もー!要にこんなに飲ませて〜」
波は要の手を離す。
「酔って無いよ〜ん☆アハハー!!凛ー☆」
「俺は凛ぢゃねえ!」
波は無理矢理
仲間の車に要を乗せた
:07/01/07 02:53
:W42SA
:☆☆☆
#569 [ケまッきーx]
「要平気かー?」
要の背中を摩る波。
波の家に着くと
俺はトイレに入り浸りまあ・タチが悪い奴。
「多分へいッ・・」
うっ・・とうめく俺。
「!!#&!!!!」
「あーあ・・・」
波は苦笑いで
目を手で隠した。
:07/01/07 03:02
:W42SA
:☆☆☆
#570 [ケまッきーx]
「酒弱。」
波は要に水の入った
グラスを手渡す。
要は苦笑い。
ブー・・ブー・・
波が手を合わせて
電話に出る。
:07/01/07 03:06
:W42SA
:☆☆☆
#571 [ケまッきーx]
「もしもし!うん。今要といる。え?良いよ。あい。ぢゃあね?」
要は立ち上がる。
「彼女だろ?行くよ。ありがとな!!」
「良いよ。いろよ!」
波は要を呼び止める
「気つかうなよ」
「要見たいらしくて」
:07/01/07 03:13
:W42SA
:☆☆☆
#572 [ケまッきーx]
「俺を・・?」
波は頷く。
「どーせ暇っしょ?」
昨日の凛の電話を
頭で思い出す。
手首を切る姿。
「私・・汚いから」
「まあね。」
要はその場に
座りなおした。
:07/01/07 03:16
:W42SA
:☆☆☆
#573 [ケまッきーx]
1時間ぐらい経って
波の彼女が来た。
「お母さん居ないんだね・・。あ・どうも」
由美子は要に会釈。
茶色い肩ぐらいの髪
が軽く揺れる。
黒目がちな目で
要を見つめる。
「あ・どうも。」
:07/01/07 03:29
:W42SA
:☆☆☆
#574 [ケまッきーx]
由美子さんは
何てゆうか・
凛とは全てが
正反対の女の子。
由美子は波の横に
ちょこんと座る。
「外寒かった?」
波は赤くなった
由美子の頬を撫でる
由美子は頷く。
:07/01/07 03:32
:W42SA
:☆☆☆
#575 [ケまッきーx]
「何か要君。想像してたのと違くて・緊張」
「あの・・・」
要が呟く。
「マフラー取りなよ?」
「あ!!うん。」
由美子は慌てて
マフラーを取る。
波が好きそうな
少し天然さん。
「こいつ・・小林とは全然違うべ?」
波は煙草に火を付けた
:07/01/07 03:38
:W42SA
:☆☆☆
#576 [ケまッきーx]
「確かに全然。」
要は苦笑い。
「要君の彼女
どんな子なの??」
要は言葉に詰まった
「んー・・と・・」
:07/01/07 03:43
:W42SA
:☆☆☆
#577 [ケまッきーx]
凛は
馬鹿正直で
昔ヤリマンで
男みたいに
サバサバしてて
手に刺青入ってて
栄養失調みたいに
手足が細くて
顔も小さくて
なのに
大きな猫目で
長くて綺麗な黒髪で
よく笑って
我慢強くて
俺を1番に
愛してくれる奴です
:07/01/07 03:49
:W42SA
:☆☆☆
#578 [ケまッきーx]
「要・・・?」
ハっと割れにかえった
由美子が
不思議そうに
要を見つめる。
「あぁ・・由美子さんとは全然正反対。ぢゃあ俺は・・・」
要は波の制止を
拒み帰宅した。
:07/01/07 03:52
:W42SA
:☆☆☆
#579 [ケまッきーx]
家に帰って
ベットでうずくまった
雨の音で我に返り
気付いたら
20時を回っていて
1日を無駄にした。
明日は31日。
病院やってるかな?
手の刺青・・・
見せてあげよ。
カウントダウンできるかな
由美子さんにも
悪い事したな。
凛が元気になったら
会わせてあげたいな
:07/01/07 03:58
:W42SA
:☆☆☆
#580 [ケまッきーx]
凛。
あの頃の俺は
凛の不安に
気付かないフリを
していた気がする。
俺は君に
ふさわしかった?
この日の雨は
とても鋭くて
とても大ぶりで
とても豪雨でした。
凛の一生分の涙かな?
俺と凛は
カウントダウンを
過ごす事は
出来なかった。
:07/01/07 04:06
:W42SA
:☆☆☆
#581 [ケまッきーx]
30日の20時30分
凛は
病院の屋上から
飛び降りた。
:07/01/07 04:08
:W42SA
:☆☆☆
#582 [ケまッきーx]
俺に連絡が来たのは
翌日の朝早くだった
朝にはまだ雨が
小さく降っていた。
眠っている凛は
綺麗にお化粧されて
安らかな顔をしていた
「凛・・?」
起きるはずの無い
凛の耳元で
呼んでみる。
勿論・返事は無い。
:07/01/07 04:13
:W42SA
:☆☆☆
#583 [ケまッきーx]
始めて
凛の親御さんに会った
泣いているお母さんは
凛にとても似ていた
「お付き合いしてました。木下要です。」
「お前っ!!!!!」
鈍い音が辺りに広がる
「あなたやめて!!」
止めに入るお母さんをよそに殴り続ける
お父さんだってゆうのは雰囲気で分かった
:07/01/07 04:19
:W42SA
:☆☆☆
#584 [ケまッきーx]
「何でお前・・会いに来なかったんだよ!!」
お父さんの頬が
涙で濡れる。
要はその場で
手を合わせて
頭を下げた。
「本当すいません!!」
お母さんの
泣き声が
病院にこだまする。
:07/01/07 04:22
:W42SA
:☆☆☆
#585 [ケまッきーx]
お葬式には
波、由美子さん、俺と
凛の地元の友達数人
で静かに行われた。
「凛ちゃん・綺麗な人だったんだね。」
由美子は要に言う。
「ブスだよ?」
要は微笑んだ。
葬式の日も
大変な豪雨だった。
俺の一生分の涙?
不思議と涙は出なくて
とゆうか実感沸かない
凛の煙を見ても
骨を見ても
実感が沸かないんだ
:07/01/07 04:29
:W42SA
:☆☆☆
#586 [ケまッきーx]
「ごめんね?
こんな事まで・・・」
要は首を横に振り
ダンボールに服を詰める
遺品は少なくて
ダンボール2・3個で
収まってしまった。
「これどうします?」
真新しい包み箱を
要に手渡す。
箱の中には
時計が入っていた。
:07/01/07 04:33
:W42SA
:☆☆☆
#587 [ケまッきーx]
「貴方が持ってて?」
「え・・?」
「要君があげた物だし忘れないように・・」
「忘れない?」
「凛の事忘れないで
上げて?・・」
涙を流す
お母さんを見て
要は頷いた。
:07/01/07 04:36
:W42SA
:☆☆☆
#588 [ケまッきーx]
「要ー!!!!!」
ドアをけたたましく
ノックされて
要はうざったそうに
扉を開いた。
そこには妹が
立っていた。
「何だよ・・?」
「暇だからさー?」
要を押しのけて
部屋に入りこむ。
「聞いて!私おかぁに昨日怒られたの!」
:07/01/07 04:41
:W42SA
:☆☆☆
#589 [ケまッきーx]
妹はベットにダイブした
水色のスウェットが
ベットのシーツに同化する
「母親ぶって言いたい事言いやがって〜!
いつも金だけ置いてくくせして・・・」
要はベットに座り
煙草に火をつけた
「聞いてる?」
:07/01/07 04:44
:W42SA
:☆☆☆
#590 [ケまッきーx]
要は頷く。
「正月なのに、店忙しいのかなー?」
カレンダーを見つめ
妹はふくれっ面。
「帰って来たら絶対コート買わせる!!!ん?」
「可愛いー!要の?」
時計を手にして
妹ははにかむ。
:07/01/07 04:48
:W42SA
:☆☆☆
#591 [ケまッきーx]
「触んな!!!」
要は妹から
時計をもぎ取る。
「誰の?彼女?」
凛の事
何て言えば良いのかな
彼女?
元カノ?
会えない彼女?
好きな人?
その時やっと俺は
凛の死を確信した。
:07/01/07 04:51
:W42SA
:☆☆☆
#592 [ケまッきーx]
「要?ちょっと・・」
「泣かないで・・・」
妹は要を抱き寄せる
「ッッ・・ッ・・・」
要は妹の胸の中で
子供みたいに
わんわん泣いた。
「ッ・・・!!どうしてッッ・・何でッ・・」
妹は黙って
要に胸を貸した。
:07/01/07 04:58
:W42SA
:☆☆☆
#593 [ケまッきーx]
・・・―――
男はゆっくり
カップに手をかける
「その後の俺は
めちゃめちゃ荒れて
酷かったと思います」
「・・辛く無いなら」男は椅子に
腰掛け直した。
要は深呼吸をして
2年前の事を
昨日・・
いや・ついさっき
起きた事のように
話し始めた。
:07/01/07 05:06
:W42SA
:☆☆☆
#594 [ケまッきーx]
――・・・・
「要飲みすぎ!!」
「お前最近おかしいよ!!要やめれ!!」
凛の死の事は
波にしか言わなかった
地元の奴と
毎日飲み歩いて――
行きたがらなかった
クラブにも行った―
「ねぇ何してんの?」
「今ぁ?暇人待ち☆」
「俺暇人ー!!飲も?」
自分で言うのも
何だけど
顔は悪いほうぢゃ
無いって評判なの。
「ねぇ・トイレ行こ?」
耳元で女が囁く。
:07/01/07 05:16
:W42SA
:☆☆☆
#595 [ケまッきーx]
クラブの女は
その日限りで
干渉もしない。
彼女ぶらない。
あの時の俺には
都合が良かった。
乱暴にトイレの扉を閉め
乱暴にキスをする。
「ぁッ!・・ンぁ・・!」
女の
求める声も
肌と肌が擦れる音も
女ののぼせた吐息も
要の耳に届かない。
ただ忘れる為に
ただ考えない為に
無心に肌を合わせて
浴びる程飲んだ。
:07/01/07 05:23
:W42SA
:☆☆☆
#596 [ケまッきーx]
・・――
「そんな時に智子
と出会ったんです。」
要は手をくみなおす
「智子は凛と全然違ったけど・惹き付けられました。この子なら
忘れられるかもって」
「それで付き合ったのか・・。」
要は頷いた。
:07/01/07 05:28
:W42SA
:☆☆☆
#597 [ケまッきーx]
「思ってた以上に
深刻だったな・・・」
男は目を伏せて
立ち上がった。
「智。お前どう思いました?」
男は部屋の扉を
ゆっくり開いた。
「智子・・・」
要は立ち上がり
足を智子に向かう。
:07/01/07 05:33
:W42SA
:☆☆☆
#598 [
:mao]
:07/01/07 06:13
:P702iD
:☆☆☆
#599 [ゅぃ]
ゅぃはまっきーファンなんで絶対見ますし応援します


笑
凛ちゃん…

悲しいっす


智ちゃんて要がうまくいきますよぉに


:07/01/07 12:10
:P902iS
:☆☆☆
#600 [ケまッきーx]
maoさンありがとうx
ゆいさンケy
ありがとうメイ
そう言ってもらえると
かなり嬉しいです
過去の話は終わって
現代になりますコ
カナリ未熟ですが
読んでやって
下さい咐xxx
:07/01/07 15:08
:W42SA
:☆☆☆
#601 [ケまッきーx]
「ずっと聞いてたの」
智子目を伏せる。
「黙っててごめん。」
「・・辛い過去だね。ずっと独りで抱え込んでたんでしょ・・?」
要はゆっくり頷く。
「凛ちゃんに・・・会いに行こう・・・?」
要は目を見開いた。
:07/01/07 15:13
:W42SA
:☆☆☆
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