・・セブンスター・・
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#501 [ケまっきーx]
先生呼びに行くと
木下先生が
走って来てくれた


凛を手当てしながら
話を聞いている様で
外に話し声が漏れる


病室の前の壁に
寄りかかり
頭を抱えた。

⏰:06/12/26 23:53 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#502 [ケまっきーx]
20分ぐらい経って
木下先生が
要の肩に手を置いた


「貴方の傷の手当をしましょう?」


先生は・・・
いや、医者は
下手したら
自分の母親よりも
優しいんぢゃないか
そんな錯覚を
させるほど
先生は優しく微笑んだ

⏰:06/12/27 00:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#503 [ケまっきーx]
「凛ちゃんよりも、貴方のほうが深いわね」

ガーゼを当てながら
先生は呟く。


柔らかくて
小さなくて
確かに暖かな手。


「こんな怪我あなたは慣れてるかっ?」
少しふざけた様子で
先生は微笑んだ。


要は苦笑いで
首を傾げる。

⏰:06/12/27 00:19 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#504 [ケまっきーx]
「凛・・自分が汚いって言うんです・・。」

手当てが済んだ手の平を摩りながら言った。

「そう・・・」
先生の伏せた目を
見つめる。

「汚いか・・・。
前もね・そうゆう子がいたんだ。凛ちゃんみたいな子。」


「その子は今・・」
言い切ろうとした時
先生の顔が曇る様子が伺えた。

⏰:06/12/27 00:48 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#505 [ケまっきーx]
「その子の彼氏も限界だったみたいで・・別れちゃったのよ。そしたらもっと自分を責めるようになって。」


その子は
他の大きな病院に
移動してしたらしい。

「人によって感じ方が違うから・・分からない事だらけよね。前の患者に効いた言葉がほかの患者に効くかなんて分からないし・・」

先生の言葉を聞いて
頭痛が酷くなった。

⏰:06/12/27 00:53 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#506 [ケまっきーx]
家に戻ると
男ものの靴が
並んでいた。


親は小さい頃離婚して父親の顔は知らない
男はこの家族で俺1人


妹の部屋から重低音の音楽が漏れてくる。


今朝の彼氏かな。


靴を綺麗に並べて
部屋の扉を閉めた。

⏰:06/12/27 00:59 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#507 [ケまっきーx]
扉を閉めて
煙草に火を付けた瞬間

「要ッ!!帰った?」


はあッと溜め息をつき扉を開く。


「ちっす!!!」
そこには酒の瓶が入った袋を持った波が
立っていた。


「要遅いんだもん。波先輩来たから部屋で和んでたんだ!!」


要は妹の左手を掴む

⏰:06/12/27 01:09 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#508 [ケまっきーx]
「お前何だよこれ」


左手には煙草が
握られていた。


「何って・・煙草」


パシンッと軽い音が
辺りを包む。

⏰:06/12/27 01:20 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#509 [ケまっきーx]
「痛ッ!!何すんの?!」頬を押さえて睨む。


「おい・・」

波2人をなだめる。


「餓鬼が調子こいてそんなの吸ってんな。」

「要だって中学ん時から吸ってたぢゃんか」

⏰:06/12/27 01:25 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#510 [ケまっきーx]
「あ?男と女一緒にすんなよ。とにかく辞めろよ?」


「女は吸って無い方が可愛いし・・ね?」
波は妹の頭を
優しく撫でた。


「要・・何か変だよ」要の部屋の灰皿で
煙草の火を消す。


「全然寝てないみたいだし・・神経質。煙草吸ってる事なんて今日知った訳ぢゃないのに・・変だよ!!」

⏰:06/12/27 01:36 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#511 [ケまっきーx]
妹は要を睨むと
部屋に戻った。


勢いよく閉められた
扉の音が辺りに響く


「反抗期だなっ」
波は被っていた帽子を脱ぎ苦笑いを浮かべた

「餓鬼なんだよ。悪いなあんなのに付き合ってもらっちゃって。」

「全然!!妹ちゃんと恋バナしちったから!!」波はハニかむと
ビニール袋から
酒の瓶を取り出した

⏰:06/12/27 01:44 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#512 [ケまっきーx]
酒の瓶を要に手渡す

「いいや。今飲む気分ぢゃねえし・・」

要は溜め息を付いて
ベットに横たわる。


「マジか!!ぢゃあ独り飲みしよ〜・・・」
波は気まづそうに
酒の瓶を開く。

しばらく部屋には
音楽だけが静かに
流れていた。


「どした?」
沈黙を破ったのは
波だった。

⏰:06/12/27 01:49 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#513 [ケまっきーx]
「何かあっただろ。」

波は煙草に火を付ける

「クリスマスにさ・4人で飯食おうと思ったんだよ。したらお前電話繋がんなかったから。」

「病院いたから・・」

「小林悪いの?」

「ちょっと・・入院してんだよ・・・。」


波は驚いた様子で
ベットのほうに
身体を向けた。

⏰:06/12/27 01:56 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#514 [ゅぃ]
メリークリスマスでした
いっぱい書いてあって嬉しいです
要と凛はどぉなってくのか心配でしかたないっす
まきさんのペースで頑張ってください

⏰:06/12/27 13:01 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#515 [ゅぃ]
とりまあげときます

⏰:06/12/28 19:47 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#516 [ケまっきーx]
ゆいさんエイ
ありがとうI
もう年末エ
忘年会の
シーズンです笑
今から書きますy~

⏰:06/12/28 21:12 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#517 [我輩は匿名である]
書くんぢゃなかったの?

⏰:06/12/29 00:24 📱:P902i 🆔:☆☆☆


#518 [なつ]
>>1-100
>>100-200
>>200-300
>>300-400
>>400-500
>>500-600

⏰:06/12/29 02:36 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#519 [ケまっきーx]
ごめんなさい恋Y
書きながら
寝てましたソソソ
匿名さン
ごめんなさいY
なつさンありがと

⏰:06/12/29 02:44 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#520 [ケまっきーx]
「入院ッ!!???」


要はベットから
身体を起こした。


「ちょっといろいろ・・・・な。」


要は苦笑いを浮かべ
わざと気まづい雰囲気をかもしだした。
「そうか・・・」
心優しい波は
それ以上は聞いて
こなかった。

⏰:06/12/29 02:48 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#521 [ケまっきーx]
「波・・・・」


波は首を傾げた。


「スミ・・入れたいンだよね。どっかない?」

波は腕を組んで
「う〜ん・・・?」
と唸った。

⏰:06/12/29 02:55 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#522 [ケまっきーx]
「多分駅とかにあった気がすんだよね〜」

波は茶色く染まった
短い髪の毛をいじる。
「マジで?」

「明日行ってみる?」波は床に寝転んで
要を見つめる。

⏰:06/12/29 03:00 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#523 [ケまっきーx]
「お前泊まる気?」

要は呆れて
煙草に火を付けた。

「めんどいンだよ〜」
波は手を合わせて
目をつむった。

「俺由美さんにまた焼きもちやかれる〜」
要はわざとらしく呟く

⏰:06/12/29 03:03 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#524 [ケまっきーx]
「何でよ?」
波は笑いながら聞く。

「要君の家には入り浸るのに私の家には泊まりに来ないのねッ」

要は女声で話す。

「ははッ!しょうがないよそれはッ・・」
波は思い出したように指輪を外して
机に置いた。

「だったらあんたの親を説得してって感じ」波は苦笑いを浮かべてベットから布団を
もぎとった。

⏰:06/12/29 03:09 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#525 [ケまっきーx]
要は舌うちをして
波を軽く蹴飛ばす。

「痛てぇ!!ぢゃあ妹ちゃんの所で寝るわ!」

「彼氏に殺されるよ」

波は唖然とした顔で
要を見つめる。


「そっか〜・・可愛いくなったしな!」
波はうんうんと頷く


「お前は親父かッ」
要は笑って波を叩いた

⏰:06/12/29 03:14 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#526 [ケまっきーx]
ごめんな波。


心配ありがとう。
まだ事情は話せない。

けど
今日お前が来てくれて良かったよ。


気持悪いけど・・
重荷が少しだけ
軽くなった気がする


でも何でかな?
眠れないんだ。


隣で子供みたいに眠る波を見つめて
深い溜め息をついた。

⏰:06/12/29 03:18 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#527 [我輩は匿名である]
いっつも読ませてもらってますがんばってさぃ

⏰:06/12/29 17:05 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#528 [ケまっきーx]
匿名さンI
ありがとゔ~
今からまた少し
書きますy

⏰:06/12/30 01:02 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#529 [ケまっきーx]
昼ぐらいに波を起こし
バイクで駅に向かった


「小林良いのか?」
波はバイクの後ろで聞く

「今日は良いよ」
要は即答した。

会っても
どう接していいか
分かんないんだ。

⏰:06/12/30 01:07 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#530 [ケまっきーx]
適当な場所に
バイクを止めて

2人は
プラプラ歩いた。


世間は年末なだけに
あまり人はいなくて
スムーズに歩けた。


駅を少し抜けると
怪しげな一軒の
アパートで
波は足を止めた。

⏰:06/12/30 01:10 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#531 [ケまっきーx]
「確かここっ!!」

波は伸びをしながら
要を見た。

「ここか・・・」
要はアパートを
まじまじと見つめた


「先輩と来た気がするんだよね。」


「予約とか無くてここ平気なんだ!行くぞ」
波は要の背中を
ポンッと押して
先を歩いた。

⏰:06/12/30 01:14 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#532 [ケまっきーx]
アパートの
今にも壊れそうな
階段を上がる。


波がインターホンを
押すと
乱暴に扉が開いた。


「いらっしゃい」
ドスの聞いた声
スキンヘッドの
年齢は・・30ぐらい




いや、普通に怖い



要は内心
そんな事を思っていた

⏰:06/12/30 01:17 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#533 [ケまっきーx]
「スミ入れたいんです」

要が男に言った。


「一面か?
やめとけよ餓鬼が。」

「いや、ワンポイント」
要が苦笑いで言う。


「そうか!!ワリイワリイ。まあ、入れや。」
男はそう言うと
要と波に手招きをした

⏰:06/12/30 01:20 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#534 [ケまっきーx]
中は思ったより綺麗で広い部屋だった。





男は要の手を取る。
「手の甲なんて入れたら・つけない職が増えるぞ?いいんだな?」

ちらッと男の腕を見る

捲った袖から見えるのは二匹が交差した龍の尻尾の部分。
きっと肩まであるんだろう。
いや・一面??


「大丈夫です」
要は静かに頷いた

⏰:06/12/30 01:24 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#535 [ゅぃ]
忘年会かぁ…一年って早いっすね

要もついにスミをいれるんだぁ私もいれよっかな笑 よし要痛くても負けずにがんばだ

⏰:06/12/30 12:41 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#536 [ゅぃ]
あげ

⏰:07/01/01 19:39 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#537 [まぁこ]
あけおめ

⏰:07/01/05 00:33 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#538 [ケまッきーx]
明けまして
おめでとう
ございますエx
今年もよろしく
お願いします
今年はこの話以外にも
書きたいと思いますケ

ゆいさンエx
いつもありがとy

⏰:07/01/07 00:00 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#539 [ケまッきーx]
まあこさン
はじめましてx
ありがとうy

今から書きますy

⏰:07/01/07 00:01 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#540 [ケまッきーx]
  



要の腕に
だんだんと蝶の形が
出来上がってきた。


要は痛みに顔を歪めた
波も顔をしかめて
目をそらしている。

⏰:07/01/07 00:04 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#541 [ケまッきーx]
凛と全く同じ
蝶々の刺青が
要の手に
出来上がった時には
辺りは暗くなッていた


「お疲れ。出来た」


要は愛しそうに
手を摩った。

⏰:07/01/07 00:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#542 [ケまッきーx]
「ありがとう
ございます!!!」

要は礼を言うと
男は笑って頷いた。



凛。


これを見せたら
自分の事汚いなんて
言わないか・・?
やっと
安心させる事が
できるかな・・?

⏰:07/01/07 00:10 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#543 [ケまッきーx]
バイクを走らせて
波の家で
バイクを止めた。


「ありがとな今日。」

「おう!俺も入れようかな〜・・・・」
波の大きな目が
空を仰いだ。


「今日お前ンち泊まっていいかな・・?」
要はうつ向きかげんに問い掛けた。

⏰:07/01/07 00:15 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#544 [ケまッきーx]
「何だよ。その彼氏に言うような台詞・・」

波は要の肩を叩く。


「バイク適当に
その辺止めといて。」

波は玄関へ
足を進めた。

⏰:07/01/07 00:18 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#545 [ケまッきーx]
波の家に泊まるのは
久しぶりだった。


波の家は
和風な感じで
波の家は代々
活け花の先生だった
玄関には毎回違う
綺麗な花がいけてある

部屋も全室和室で、
廊下を通ると
畳の独特な香りが
広がってくる。

⏰:07/01/07 00:25 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#546 [ケまッきーx]
部屋を開けると


たまに波の服からする
お香の匂い。


せっかくの和室なのに
カーペットをひいていて

ジャマイカの国境と
黒人のポスター


赤いシーツのベット。


「変わってないな」


要は少し笑って
呟いた。

⏰:07/01/07 00:34 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#547 [ケまッきーx]
 

波はベットに座る。


「お前から泊まるなんて久しぶりに聞いた」

要は返事をせず
壁に貼ってある写真に
手をかけた。

「懐かしいなこれ」

写真は卒業証書片手に
笑っている
波と友達の姿だった。

⏰:07/01/07 00:39 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#548 [ケまッきーx]
「中学の時だからね」

波は煙草を探した。


「この春休みに俺等
会ったんだっけ。」
要は懐かしそうに
微笑んだ。


「眉毛の細い坊主頭のお前が先輩の後ろから顔出してきてさ〜。」

⏰:07/01/07 00:42 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#549 [ケまッきーx]
「お前だって、眉無しのドキンパだった!!」


波は要の上着から
煙草を取り出す。


「最初俺、よく笑う奴だなッて思ってた。」

要は煙草を一箱
波に手渡す。


「お前の事は笑わねぇすかした奴って思ってましたー」
波は皮肉たっぷりに
言い返した。

⏰:07/01/07 00:46 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#550 [ケまッきーx]
無表情の要と
無邪気な笑顔の波
そんな2人の写真が
その上に飾ってある


「懐かしいな。」


横には波と彼女の写真
笑顔の波の頬に
彼女がキスをしている

要の表情が曇る。

⏰:07/01/07 00:51 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#551 [ケまッきーx]
要は深い
溜め息をついた。


「お前どした?」
波は要に問い掛ける


「小林の病気そんなに
ひどいのか?」


「ひどいっつうか」


要は口をつぐんだ。

⏰:07/01/07 00:56 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#552 [ケまッきーx]
辺りに沈黙が走る。


「波さんっ?」


部屋の外から
声がした。


波はだるそうに
返事をした。


「ただいま。何?」


「帰ってたのね。誰かいるの?ご飯いる?」

「要が来てるよ。飯は食ってきたよ。」


要は立ち上がり
軽く会釈した。

⏰:07/01/07 01:00 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#553 [ケまッきーx]
「今晩は。ぢゃあ、朝ご飯は2人分用意しておくわね。ぢゃあ。」

波のお母さんは
長い黒髪の
波に笑顔がソックリな
綺麗な人だった。


扉を閉めると
波は溜め息をついた


「由美泊めてからいつもこんな感じ・・」

⏰:07/01/07 01:04 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#554 [ケまッきーx]
要は微笑んだ。

「心配なんだよ。お前独りっ子ぢゃんか。」

「だけど男だよ?」


波は苛立った顔で
要の横に座った。


それから朝まで
波は凛の事を
一切聞いて来なかった

⏰:07/01/07 01:07 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#555 [ゅぃ]
わぁい、進んでる楽しみにしてました

新しいのですかそれも楽しみです頑張ってください

⏰:07/01/07 01:13 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#556 [ケまッきーx]
ゆいさンy
毎回ありがとうケx

新しいのにいくにも
この作品は
絶対書ききりますy!
だから見てッて
下さいねテ

⏰:07/01/07 01:57 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#557 [ケまッきーx]
翌日もその翌日も
地元の仲間と遊んだ。

「要の彼女見てぇ!」

「噂の凛ちゃん☆」


「連れて来いや〜」


「嫌だね。いいから行こうっ?」
要は笑った。

⏰:07/01/07 02:00 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#558 [ケまッきーx]
「絶対来年は彼女作ってやるから!!!」


一気飲みをする仲間をよそに要は窓の外を
見つめた。


飲んでいる居酒屋から
観覧車が見える

12月29日とゆう事も
あり、忘年会で
居酒屋は賑わっている

⏰:07/01/07 02:10 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#559 [ケまッきーx]
ブー・ブー・



携帯を手に取ると
公衆電話からだった。

凛だ・・・。


「ちょっとごめん」


要は手を合わせて
立ち上がる。

⏰:07/01/07 02:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#560 [ケまッきーx]
「はい・・・・」


「要・・?」


あー・・
2日も会って無いと
懐かしい声だ。


「どした?」


「周り騒がしい・・
外にいるの・・?」

夜の病院は静かなのか
凛の声が響いている

⏰:07/01/07 02:20 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#561 [我輩は匿名である]
>>400-560

⏰:07/01/07 02:24 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#562 [ケまッきーx]
「うん。飲んでる」


沈黙・沈黙・沈黙・・

「凛・・?」


「会いたいよ・・」


「・・・。」


「2日も会って無い!
今から来て・・?
寂しいよ・・・・」

⏰:07/01/07 02:29 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#563 [ケまッきーx]
匿名さん
ありがとうxx

⏰:07/01/07 02:30 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#564 [ケまッきーx]
「今友達といるから」

「明日は・・?」


2日前・・・


凛が剃刀で
手首を切った姿が
頭をかすめた。


私汚いから・・・


凛の言葉が
耳から離れない。

⏰:07/01/07 02:34 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#565 [ケまッきーx]
「・・無理かも。」


「何かあるの?」


「・・・友達待ってるからまたね?」


凛の言葉を聞く前に
要は電話を切った。

⏰:07/01/07 02:37 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#566 [ケまッきーx]
「ラブコール?!」


「まあね!すいませんビール下さい。」

要は作り笑顔で答えた
ブー・・ブー・・
要の携帯が震える


<<公衆電話>>


ピッ・・

要は電話を切った。

⏰:07/01/07 02:39 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#567 [ケまッきーx]
      



要の携帯の
着信履歴は
公衆電話の表示で
埋め尽された。


夜中の1時を回った時
凛からの電話は
来なくなった。


罪悪感はあった。


でも・・
浴びる程飲んだ
お酒のおかけで
朝にはそんなの
なくなっちゃってた

⏰:07/01/07 02:47 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#568 [ケまッきーx]
「なーみちゃん☆」

波の肩をに手を回す


「うわー!!もー!要にこんなに飲ませて〜」
波は要の手を離す。


「酔って無いよ〜ん☆アハハー!!凛ー☆」


「俺は凛ぢゃねえ!」

波は無理矢理
仲間の車に要を乗せた

⏰:07/01/07 02:53 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#569 [ケまッきーx]
「要平気かー?」


要の背中を摩る波。


波の家に着くと
俺はトイレに入り浸りまあ・タチが悪い奴。


「多分へいッ・・」


うっ・・とうめく俺。

「&#!!#&!!!!」


「あーあ・・・」
波は苦笑いで
目を手で隠した。

⏰:07/01/07 03:02 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#570 [ケまッきーx]
「酒弱。」


波は要に水の入った
グラスを手渡す。


要は苦笑い。


ブー・・ブー・・


波が手を合わせて
電話に出る。

⏰:07/01/07 03:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#571 [ケまッきーx]
「もしもし!うん。今要といる。え?良いよ。あい。ぢゃあね?」


要は立ち上がる。


「彼女だろ?行くよ。ありがとな!!」

「良いよ。いろよ!」
波は要を呼び止める


「気つかうなよ」


「要見たいらしくて」

⏰:07/01/07 03:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#572 [ケまッきーx]
「俺を・・?」


波は頷く。


「どーせ暇っしょ?」

昨日の凛の電話を
頭で思い出す。

手首を切る姿。

「私・・汚いから」








「まあね。」
要はその場に
座りなおした。

⏰:07/01/07 03:16 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#573 [ケまッきーx]
1時間ぐらい経って


波の彼女が来た。


「お母さん居ないんだね・・。あ・どうも」

由美子は要に会釈。
茶色い肩ぐらいの髪
が軽く揺れる。


黒目がちな目で
要を見つめる。


「あ・どうも。」

⏰:07/01/07 03:29 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#574 [ケまッきーx]
由美子さんは
何てゆうか・
凛とは全てが
正反対の女の子。


由美子は波の横に
ちょこんと座る。


「外寒かった?」
波は赤くなった
由美子の頬を撫でる


由美子は頷く。

⏰:07/01/07 03:32 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#575 [ケまッきーx]
「何か要君。想像してたのと違くて・緊張」

「あの・・・」

要が呟く。


「マフラー取りなよ?」


「あ!!うん。」
由美子は慌てて
マフラーを取る。


波が好きそうな
少し天然さん。


「こいつ・・小林とは全然違うべ?」
波は煙草に火を付けた

⏰:07/01/07 03:38 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#576 [ケまッきーx]
「確かに全然。」


要は苦笑い。


「要君の彼女
どんな子なの??」


要は言葉に詰まった


「んー・・と・・」

⏰:07/01/07 03:43 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#577 [ケまッきーx]
凛は



馬鹿正直で
昔ヤリマンで
男みたいに
サバサバしてて
手に刺青入ってて


栄養失調みたいに
手足が細くて
顔も小さくて
なのに
大きな猫目で


長くて綺麗な黒髪で
よく笑って
我慢強くて


俺を1番に
愛してくれる奴です

⏰:07/01/07 03:49 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#578 [ケまッきーx]
「要・・・?」



ハっと割れにかえった

由美子が
不思議そうに
要を見つめる。


「あぁ・・由美子さんとは全然正反対。ぢゃあ俺は・・・」


要は波の制止を
拒み帰宅した。

⏰:07/01/07 03:52 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#579 [ケまッきーx]
家に帰って
ベットでうずくまった


雨の音で我に返り
気付いたら
20時を回っていて
1日を無駄にした。


明日は31日。
病院やってるかな?
手の刺青・・・
見せてあげよ。
カウントダウンできるかな
由美子さんにも
悪い事したな。


凛が元気になったら
会わせてあげたいな

⏰:07/01/07 03:58 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#580 [ケまッきーx]
凛。



あの頃の俺は
凛の不安に
気付かないフリを
していた気がする。


俺は君に
ふさわしかった?


この日の雨は
とても鋭くて
とても大ぶりで
とても豪雨でした。


凛の一生分の涙かな?

俺と凛は
カウントダウンを
過ごす事は
出来なかった。

⏰:07/01/07 04:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#581 [ケまッきーx]
30日の20時30分


凛は
病院の屋上から
飛び降りた。

⏰:07/01/07 04:08 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#582 [ケまッきーx]
俺に連絡が来たのは
翌日の朝早くだった


朝にはまだ雨が
小さく降っていた。


眠っている凛は
綺麗にお化粧されて
安らかな顔をしていた

「凛・・?」
起きるはずの無い
凛の耳元で
呼んでみる。


勿論・返事は無い。

⏰:07/01/07 04:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#583 [ケまッきーx]
始めて
凛の親御さんに会った

泣いているお母さんは
凛にとても似ていた


「お付き合いしてました。木下要です。」


「お前っ!!!!!」

鈍い音が辺りに広がる

「あなたやめて!!」
止めに入るお母さんをよそに殴り続ける


お父さんだってゆうのは雰囲気で分かった

⏰:07/01/07 04:19 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#584 [ケまッきーx]
「何でお前・・会いに来なかったんだよ!!」

お父さんの頬が
涙で濡れる。


要はその場で
手を合わせて
頭を下げた。


「本当すいません!!」

お母さんの
泣き声が
病院にこだまする。

⏰:07/01/07 04:22 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#585 [ケまッきーx]
お葬式には


波、由美子さん、俺と
凛の地元の友達数人
で静かに行われた。


「凛ちゃん・綺麗な人だったんだね。」


由美子は要に言う。


「ブスだよ?」
要は微笑んだ。



葬式の日も
大変な豪雨だった。


俺の一生分の涙?


不思議と涙は出なくて


とゆうか実感沸かない
凛の煙を見ても
骨を見ても
実感が沸かないんだ

⏰:07/01/07 04:29 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#586 [ケまッきーx]
「ごめんね?
こんな事まで・・・」

要は首を横に振り
ダンボールに服を詰める
遺品は少なくて
ダンボール2・3個で
収まってしまった。


「これどうします?」
真新しい包み箱を
要に手渡す。


箱の中には
時計が入っていた。

⏰:07/01/07 04:33 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#587 [ケまッきーx]
「貴方が持ってて?」

「え・・?」


「要君があげた物だし忘れないように・・」

「忘れない?」


「凛の事忘れないで
上げて?・・」
涙を流す
お母さんを見て
要は頷いた。

⏰:07/01/07 04:36 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#588 [ケまッきーx]
「要ー!!!!!」


ドアをけたたましく
ノックされて
要はうざったそうに
扉を開いた。


そこには妹が
立っていた。


「何だよ・・?」


「暇だからさー?」
要を押しのけて
部屋に入りこむ。


「聞いて!私おかぁに昨日怒られたの!」

⏰:07/01/07 04:41 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#589 [ケまッきーx]
妹はベットにダイブした
水色のスウェットが
ベットのシーツに同化する

「母親ぶって言いたい事言いやがって〜!
いつも金だけ置いてくくせして・・・」


要はベットに座り
煙草に火をつけた


「聞いてる?」

⏰:07/01/07 04:44 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#590 [ケまッきーx]
要は頷く。


「正月なのに、店忙しいのかなー?」


カレンダーを見つめ
妹はふくれっ面。

「帰って来たら絶対コート買わせる!!!ん?」


「可愛いー!要の?」

時計を手にして
妹ははにかむ。

⏰:07/01/07 04:48 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#591 [ケまッきーx]
「触んな!!!」


要は妹から
時計をもぎ取る。


「誰の?彼女?」



凛の事
何て言えば良いのかな
彼女?
元カノ?
会えない彼女?
好きな人?



その時やっと俺は
凛の死を確信した。

⏰:07/01/07 04:51 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#592 [ケまッきーx]
「要?ちょっと・・」


「泣かないで・・・」

妹は要を抱き寄せる


「ッッ・・ッ・・・」


要は妹の胸の中で
子供みたいに
わんわん泣いた。

「ッ・・・!!どうしてッッ・・何でッ・・」


妹は黙って
要に胸を貸した。

⏰:07/01/07 04:58 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#593 [ケまッきーx]
・・・―――


男はゆっくり
カップに手をかける



「その後の俺は
めちゃめちゃ荒れて
酷かったと思います」


「・・辛く無いなら」男は椅子に
腰掛け直した。

要は深呼吸をして
2年前の事を
昨日・・
いや・ついさっき
起きた事のように
話し始めた。

⏰:07/01/07 05:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#594 [ケまッきーx]
――・・・・


「要飲みすぎ!!」


「お前最近おかしいよ!!要やめれ!!」


凛の死の事は
波にしか言わなかった
地元の奴と
毎日飲み歩いて――
行きたがらなかった
クラブにも行った―


「ねぇ何してんの?」

「今ぁ?暇人待ち☆」

「俺暇人ー!!飲も?」
自分で言うのも
何だけど
顔は悪いほうぢゃ
無いって評判なの。


「ねぇ・トイレ行こ?」
耳元で女が囁く。

⏰:07/01/07 05:16 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#595 [ケまッきーx]
クラブの女は
その日限りで
干渉もしない。
彼女ぶらない。
あの時の俺には
都合が良かった。



乱暴にトイレの扉を閉め

乱暴にキスをする。

「ぁッ!・・ンぁ・・!」

女の
求める声も
肌と肌が擦れる音も
女ののぼせた吐息も
要の耳に届かない。


ただ忘れる為に
ただ考えない為に


無心に肌を合わせて


浴びる程飲んだ。

⏰:07/01/07 05:23 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#596 [ケまッきーx]
・・――



「そんな時に智子
と出会ったんです。」

要は手をくみなおす


「智子は凛と全然違ったけど・惹き付けられました。この子なら
忘れられるかもって」

「それで付き合ったのか・・。」


要は頷いた。

⏰:07/01/07 05:28 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#597 [ケまッきーx]
「思ってた以上に
深刻だったな・・・」

男は目を伏せて
立ち上がった。


「智。お前どう思いました?」
男は部屋の扉を
ゆっくり開いた。


「智子・・・」
要は立ち上がり
足を智子に向かう。

⏰:07/01/07 05:33 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#598 [:mao]
>>401-800

⏰:07/01/07 06:13 📱:P702iD 🆔:☆☆☆


#599 [ゅぃ]
ゅぃはまっきーファンなんで絶対見ますし応援します

凛ちゃん…悲しいっす
智ちゃんて要がうまくいきますよぉに

⏰:07/01/07 12:10 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#600 [ケまッきーx]
maoさンありがとうx

ゆいさンケy
ありがとうメイ
そう言ってもらえると
かなり嬉しいです
過去の話は終わって
現代になりますコ
カナリ未熟ですが
読んでやって
下さい咐xxx

⏰:07/01/07 15:08 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#601 [ケまッきーx]
「ずっと聞いてたの」

智子目を伏せる。


「黙っててごめん。」

「・・辛い過去だね。ずっと独りで抱え込んでたんでしょ・・?」

要はゆっくり頷く。


「凛ちゃんに・・・会いに行こう・・・?」

要は目を見開いた。

⏰:07/01/07 15:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


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