砂糖が甘い理由
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#551 [花◆AV8KevAYKk]
:06/11/08 12:00 :SO902i :AnOdHaeI
#552 [花◆AV8KevAYKk]
しばらく沈黙が続いた。
太陽がじりじりと照り付ける音まで聞こえてくるぐらい静かに俺達は向き合った。
我慢できない…
俺は空気を大袈裟に吸い込んだ。
[紗弥…なにか用でもあったのか??
俺学校行かなきゃ…]
[何で…]
[え?]
紗弥は俺を睨みつけながら瞳の奥まで見透かすみたいな目で小さく呟いた。
いつもみたいに上手く聞き取れない。
[どうしたんだよ]
再度勇気を出して紗弥に問掛けた。
:06/11/08 12:06 :SO902i :AnOdHaeI
#553 [花◆AV8KevAYKk]
[何で…
何でメールかえしてくれないの]
紗弥は言いたかったことを全て言い終えたみたいに,それだけを小さく言うとまた黙って俺を見つめた。
[ごめん…寝てた]
ふてぶてしい言い訳。
しかも何で俺 言い訳してんだろ。
でも 紗弥の真っ直ぐな瞳にたじたじ。
更に好きだという実感を思い知らされる。
:06/11/08 12:11 :SO902i :AnOdHaeI
#554 [花◆AV8KevAYKk]
[うそ]
紗弥は簡単に俺の言葉を二文字で片付け,眉をあげて口のはしで笑った。
[ごめん。うそ]
俺は玄関の柵を開けて紗弥の目の前に立った。
紗弥からの【なんで?理由は???】という言葉が飛んでくる前に口を出したかったから。
[ちょっと…かっこわりぃじゃん。
フラレた俺がフッた紗弥に気つかわせるなんて。
だからだよ]
:06/11/08 12:18 :SO902i :AnOdHaeI
#555 [花◆AV8KevAYKk]
[達也のことが好きだから]
全く予想していない,俺への返答。
何いってんのこいつ。
思わず紗弥から目を反らすと,思いきり紗弥の手が伸びてきて俺の頬を掴んだ。
[聞こえた???]
[…ふぁ,ふぁい]
【はい】と言ったつもりが,紗弥のせいで情けなく濁って静かな路地に響いた。
:06/11/08 12:22 :SO902i :AnOdHaeI
#556 [我輩は匿名である]
あげます
:06/11/09 02:46 :SH903i :XoAX28oU
#557 [新]
アゲA
主サンがんばって~~~
:06/11/09 07:25 :W41T :iV2pQyf.
#558 [悠]
:06/11/09 15:54 :F902i :iVWuCy9E
#559 [我輩は匿名である]
:06/11/09 17:26 :V904SH :l9gE7f..
#560 [唯+゚]
:06/11/09 19:54 :N702iD :b9S7Jtyk
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