『異常』━『先輩』
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#100 [正常]
しかし僕は無視し、もう一つ先輩に尋ねた。

「もし、柊さんがまた手を狙ってきたら、どうします?」



『いつか絶対…手に入れる』

先輩が去った後、柊が発した言葉。その言葉が脳裏に浮かんだ。

⏰:06/06/28 00:32 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#101 [あお]
ぬしさんガンバって
おもしろいし。気になって一気に読んじゃった

⏰:06/06/28 01:02 📱:N902i 🆔:JjgN.dMY


#102 [かア]
主サンもこの小説もホント大スキですッ(◆b'v`d)+゜主サンのペースで,無理せず頑張ってさぃネ★☆

⏰:06/06/28 01:37 📱:W31K 🆔:14SCb2DY


#103 [正常]
>>101
>>102

恐縮です。とっても恐縮です。
皆様のご声援、本当に嬉しいです。
頑張って書き続けます。これからもご声援お願い致します。

⏰:06/06/28 21:05 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#104 [正常]
「さぁ、どうだろうね。」

先輩は僕から眼を離し、ドアを開けて部室から出た。そして、ドアを閉める時にもう一度僕を見て、こう言った。

「もしかしたら、右手も身体から切り離すかも。」

その時に見せた先輩の笑みは、冷たく無機質なものだった。

⏰:06/06/28 21:06 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#105 [正常]
以来、先輩と僕は急激に仲が良くなった。

部活は一緒に練習し、遅くまで部室に残って話すようにもなった。

前は先輩のことを、名前を付け加えて呼んでいた。けど親しくなってから、名前を付けずただ『先輩』と呼ぶようになった。

もちろんその理由は、最初に記した通りだ。

今思えば、この『異常』な出来事が『先輩』と関係を持つきっかけとなり、全ての『始まり』でもあった。

⏰:06/06/28 21:09 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#106 [聖ナイト]
とても惹かれていく文章ですね〜!続きも楽しみに待っています♪

⏰:06/06/28 21:44 📱:W22SA 🆔:InuDkTtE


#107 [(・∀・)]
主ガンバッ☆☆☆愛しているから早く続きを書いておくれ(笑)

⏰:06/06/28 23:03 📱:W32SA 🆔:ExLfVcQM


#108 [まみーーーーい]
おひさですッ*゚    まあじドキドキ   楽しみにしてゆよお

⏰:06/06/28 23:21 📱:N901iS 🆔:e/YMOcwE


#109 [正常]
>>106
ご感想ありがとうございます。もっと惹かれるような小説にしていきたいと思います。

>>107
私も愛しています。少しネタ考え中なので、小説の更新は明日にさせて頂きます。本当に申し訳ありません。
>>108
ドキドキしてもらえて光栄です。期待に応えられるよう頑張ります。

⏰:06/06/29 20:14 📱:SH901iS 🆔:wWWGi3No


#110 [我輩は匿名である]
上げ

⏰:06/06/30 01:03 📱:D901i 🆔:vs9SDQ8o


#111 [正常]
【血】
「知らない子供から血をねだられた。」

部活が終わり、部室で先輩と二人でゆっくりしていたら、先輩がいきなり言い出した。

あまりにも唐突だったため「はぁ…。」 と、中途半端な返事をしてしまった。

⏰:06/06/30 19:33 📱:SH901iS 🆔:csYLn/BY


#112 [正常]
先輩がその事について詳しく説明してくれた。

「学校と自宅を行き来する時に、ある公園を見掛けるんだけど、昨日の下校途中、その公園内をたまたま見てみたら変わった少女が独りでブランコに乗っていたんでね。俺は公園付近にバイクを停めて、しばらくの間その少女を観察することにしたんだよ。」

それを聞いて僕は『はたから見れば変態ですよ』と、口にはしなかったが思った。

⏰:06/06/30 19:37 📱:SH901iS 🆔:csYLn/BY


#113 [正常]
先輩は話を続ける。

「そうしていると、その少女が俺に気付き、ブランコから降りて近付いて来た。そして彼女は俺にこう言ったのさ、
『血ぃ、ちょうだい』ってね。」

「それ…作り話ですか?」

僕は顔を引き攣りながら訊いてみた。

「作り話なら、もう少しマシな話を作るよ。」

先輩はニッコリと笑った。

⏰:06/06/30 19:40 📱:SH901iS 🆔:csYLn/BY


#114 [正常]
「…で、先輩はその子に血をあげたんですか?」

僕が尋ねると、先輩は顔を横に振った。

「いいや、断ったよ。さすがに初対面の人に血を分けてあげる程、お人好しではないんでね。」

「それでは、初対面じゃない人には血をあげるんですね?」

僕が尋ねると、先輩は顔を縦に頷き「もちろん。」と答えた。

⏰:06/06/30 20:10 📱:SH901iS 🆔:csYLn/BY


#115 [正常]
「だから…。」

先輩はそう言うと、リュックを持ってパイプイスから立ち上がり、部室のドアを開けた。

「もう初対面ではないその少女に会って、血を分けてあげようと思う。」

先輩はクルッと僕の方を向いて、微笑みながら言った。

「どう?一緒に来る?」


僕は真実を知るため、先輩の誘いにのった。

⏰:06/06/30 20:12 📱:SH901iS 🆔:csYLn/BY


#116 [し]
かなりぉもしろぃこの小説大好きです主さんのペースで頑張ってくださぃ

⏰:06/06/30 23:21 📱:N902i 🆔:u6..apuI


#117 [みんみんシ]
この小説ほんまオモロイ(シ0Д<`)-☆!!
主サン更新大変やと思うけど頑張って下さい(ノ∀`イ)
陰ながら応援してます(0`∨´0)~

⏰:06/07/01 23:56 📱:W41CA 🆔:bcGPldB6


#118 [すい]
すごくおもしろいです次どーなるのか、まじドキドキ主様のペースで最後まで頑張って下さい

⏰:06/07/02 03:59 📱:F902i 🆔:yAPi/t.k


#119 [正常]
>>116
>>117
>>118

恐縮です。本当に恐縮です。
更新、なるべく早く頑張ります。これからもよろしくお願いいたします。

⏰:06/07/02 12:36 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#120 [正常]
先輩は酷い。

僕はその公園の場所を知らない。

だから先輩の後を付いて行かなくてはならない。

しかし先輩はバイク。

僕は自転車。

しかも容赦なくバイクのスピードを上げて走る先輩。

それを必死に自転車で追う僕。

公園前に着いた時には、死ぬのではないかと思うくらい息をあげていた。

⏰:06/07/02 12:37 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#121 [正常]
「せ…先輩…ぼ、ぼ僕を…コロ…殺す気…ですね…。」

肩で呼吸しながら、やっとのことで出した言葉は自分でも何を言っているのか解らなかった。

「ごめん。面白くて、つい。」

バイクから降り、ヘルメットを外しながら平然と言う先輩を、心から殴りたいと思った。

⏰:06/07/02 13:09 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#122 [いかりんぐ]
おもしろいし読みやす。頑張って下さい。最後まで書き終えて下さいね。

ちと失礼

>>1-70
>>71-140
>>141-210
>>211-280
>>281-350
>>351-420
>>421-490
>>491-560
>>561-630
>>631-700
>>701-770
>>771-840
>>841-910
>>911-980
>>981-1000

⏰:06/07/02 14:34 📱:W31S 🆔:idXyNQ32


#123 [正常]
>>122

読みやすくするためにアンカーを付けて下さり、ありがとうございます。しかも1〜1000を調度良い間隔で付けて下さるとは…。嬉しい限りです。

⏰:06/07/02 19:34 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#124 [正常]
息もだいぶ落ち着いてきた僕は、公園に入ろうとする先輩の後を付いて行った。

公園内をしばらく歩くと先輩が足を止めて、指をある方向に差し、こう口にした。

「あの子が例の少女さ。」

僕は先輩の指差す方向にゆっくりと眼をやった。

⏰:06/07/02 19:35 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#125 [正常]
顔を俯きながら、錆びているブランコに乗っている小さな少女が、そこにいた。

腰くらいまである白い髪。模様も何も無い白いワンピース。透き通るような白い肌。

それらの白さは、薄暗い夕闇の中でより一層映えていた。

「あんなにも白い人、初めて見ました。」

僕は眼を丸くしながら先輩に言った。

「だから言っただろ。『変わってる少女』だって。」

先輩は僕の反応を面白がるように笑った。

⏰:06/07/02 20:01 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#126 [正常]
僕は最初、髪の色と肌の色から、この子は外国人だと思っていた。しかし、長くて白い髪から覗かせる少女の奇麗な顔立ちは、紛れも無く東洋系だった。

少女はブランコから降り、少しずつこちらに近付いてきた。

僕は何となく気味が悪くなり、少し後ずさる。

先輩はその子が来るのを待つかのように、じっと立っている。

少女が先輩の前まで来て、静かに立ち止まった。

⏰:06/07/02 21:29 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#127 [先輩]
近くから見ると、少女は実に小さかった。年齢は、おそらく9〜10歳くらい。先輩の腰位までしか身長がなく、ちょっと押したら壊れてしまうような体つきだった。

少女は先輩をじっと見つめ、こう言った。

「血ぃ、ちょうだい。」

その幼い声はとても小さく、とても切なく、それでいて、とても美しかった。

「うん、いいよ。」

先輩が優しい声で返事をした。

⏰:06/07/02 23:40 📱:SH901iS 🆔:XIo18nQg


#128 [正常]
僕はこの時、ある疑問が浮かび上がった。一体、先輩はどうやって少女に血をあげるのだろうか、と。

注射器で先輩の血を抜いて、少女にそれをあげるのだろうか。それとも、刃物で先輩の皮膚を切り、その切り口から出た血を、少女に舐めさせるのだろうか。

後者なら面白いのに、とか思いながら先輩の行動を窺った。

⏰:06/07/03 05:44 📱:SH901iS 🆔:n.xtjcQ6


#129 [みんみんシ]
あげますeイ
まぢ楽しいんで主サン書くの頑張って

⏰:06/07/04 16:50 📱:W41CA 🆔:0vHalfsY


#130 [いかりんぐ]
アンカーは自分がこの小説を読みたいからですよ。是非頑張って下さい。

⏰:06/07/04 17:47 📱:W31S 🆔:vcjRvxcI


#131 [正常]
>>129
>>130

ご声援ありがとうございます。皆さんがこの小説ともいえない小説を読んでくれていると思うと、胸が弾みます。今も胸が弾んでいて、大変騒がしいです。

僅かながら更新します。

⏰:06/07/04 22:30 📱:SH901iS 🆔:cok1t/fs


#132 [正常]
先輩はおもむろに上着の学生服を脱ぎ出した。ワイシャツ姿となった先輩はその場で立ち膝をし、目線を少女と同じ高さに合わせた。

少女は先輩との距離を徐々に狭め、白い両腕を先輩の首にそっと巻き付けた。

⏰:06/07/04 22:31 📱:SH901iS 🆔:cok1t/fs


#133 [正常]
ああ…、なるほど。

僕は呆れた。注射器や刃物などを使わずに、血を与える方法があったではないか。そして今、少女はその画期的な方法を行った。

少女は小さい口を開け、先輩の首筋に噛み付いたのだ。

⏰:06/07/04 22:36 📱:SH901iS 🆔:cok1t/fs


#134 [正常]
先輩は痛みを感じないのだろうか。少女に噛み付かれても、ピクリと動かない。

身を乗り出すように先輩に寄り掛かり、ひたすら首筋を噛み付く少女。

けど、彼女の顎の力で先輩の皮膚を噛みちぎり、出血させることが出来るのだろうか。

そんなことを考えていたが、どうやら要らん心配の様だ。

⏰:06/07/06 00:20 📱:SH901iS 🆔:5ymzUJyA


#135 [正常]
少女が先輩の首筋から口を離した時に、血液が滲み出ていた。意外と顎の力はあるらしい。

そして血液が滲み出ている傷口を、子猫がミルクを飲むかのようにペロペロと舐め始めたのだ。

⏰:06/07/06 00:23 📱:SH901iS 🆔:5ymzUJyA


#136 [ちゅん]
めっちゃ気になる  明日またきまぁす

⏰:06/07/06 01:23 📱:N902i 🆔:slIqj4TI


#137 [☆MIKU☆]
主様やばい     超続きが気になっちゃう今までにたくさん小説読んできたけれど、主様の小説プロ並みにおもしろい大ファンになりました

⏰:06/07/06 11:35 📱:N901iC 🆔:3Si7RkQQ


#138 [正常]
>>136
>>137

いや、あの、本当に嬉しいです。嬉しすぎて謝りたいです。スミマセン。
おかげでテンションがかなり高くなりました。遅くなりましたが、更新させて頂きます。

⏰:06/07/06 23:52 📱:SH901iS 🆔:5ymzUJyA


#139 [正常]
僕はその光景を見るのが恥ずかしく思えた。

何と言うか………卑猥だ。

けど、そう思っていても、その様子を観察する自分がいた。

⏰:06/07/06 23:52 📱:SH901iS 🆔:5ymzUJyA


#140 [正常]
少女はじれったくなってきたのだろうか、次第に『舐める』というより、傷口を口に含み『しゃぶりつく』ようになっていた。

しばらくして、少女に血液を吸われるがままに吸われていた先輩が口を開いた。

「あー、そうだ。言い忘れたことがあった。」

先輩の言葉に関心が無く、夢中に首筋を口にくわえる少女。

一方、僕は先輩の言葉に耳を傾けた。

⏰:06/07/06 23:57 📱:SH901iS 🆔:5ymzUJyA


#141 [正常]
「俺の血なんて、いくらでもあげるよ。けど…」

そう言い掛けたまま、先輩は少女を包むように抱きしめた。

そして、冷静な声で『言い忘れたこと』を、言った。

「それなりの代価を、俺も貰うね。」





代価?
先輩の血の代価になるもの。それは一体何なんだろうか。
少し考えたが、先輩の起こした行動を見て、その答えが解決された。

⏰:06/07/07 00:01 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#142 [正常]
先輩が少女の後ろから白い髪の毛を寄せると、白くて細い首筋が現れた。

途端に、先輩はその首筋に口を近づけ、噛み付いたのである。

先輩の血の代価になるもの。それは少女の血であった。

⏰:06/07/07 00:05 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#143 [我輩は匿名である]
乙一のGOTHの主人公に先輩がそっくりな気が…。
主は乙一ファンですか?荒らしじゃないですソ

⏰:06/07/07 00:56 📱:W41H 🆔:p7kH69eY


#144 [☆MIKU☆]
気になってまた見に来ちゃいましたやっぱりおもしろぃ昨日書き込みした後も続きが気になって、更新してないか何回も調べに来ちゃいましたこれから毎日ココ通っちゃう主様更新頑張ってお願いします

⏰:06/07/07 05:54 📱:N901iC 🆔:sBY3/6yo


#145 [正常]
>>143

あなたにはケータイを通して人の心を読む能力でもあるんですか?
はい。全くもってその通りです。しかし、ファンではなく崇拝者です。
この小説、大先生の『GOTH』を参考にして頂きました。
なるべく先輩の性格を神山樹より楽観的に書こうと思ったのですが…どうやら被ってしまったようですね。

このままだとパクりですね。ヤバイですね。崇拝者失格ですね。

謝罪します。パクるつもりは無かったんです。
申し訳ありませんでし%

⏰:06/07/07 06:13 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#146 [☆MIKU☆]
↑そうだったとしても続きがカナリ気になります主様、どうか更新をやめないで

⏰:06/07/07 06:24 📱:N901iC 🆔:sBY3/6yo


#147 [正常]
>>144

最高に嬉しくなる感想、ありがとうございます。私は幸せです。
なるべく毎日更新するように努力したいと思います。
本当に感謝です。

⏰:06/07/07 06:26 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#148 [☆MIKU☆]
★MIKU★の方こそリアルタイムで主様と接触できて良かった応援するカラぜひ完結まで頑張ってくださいネッ

⏰:06/07/07 06:30 📱:N901iC 🆔:sBY3/6yo


#149 [正常]
>>146
そう言ってもらえると、気が楽になります。

⏰:06/07/07 06:31 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#150 [正常]
>>148
ネタが尽きなかったら、最後まで書きます。
ご声援ありがとうございます。

⏰:06/07/07 06:33 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#151 [☆MIKU☆]
主様、良かったらしませんか

⏰:06/07/07 06:34 📱:N901iC 🆔:sBY3/6yo


#152 [正常]
こんな馬鹿で駄目で愚かな人間とメールをしたって、ただつまらないだけですよ。

⏰:06/07/07 06:40 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#153 [☆MIKU☆]
あららそんな事無いのに充分におもしろそうな方だと思いましたけど

⏰:06/07/07 06:43 📱:N901iC 🆔:sBY3/6yo


#154 [正常]
実は全く面白く無いのです。
メールでの私の返事は大半「ふーん」とか「へぇー」なのです。

⏰:06/07/07 07:04 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#155 [☆MIKU☆]
そかAなんか更新の邪魔しちゃって申し訳ないですまた読みに来ますね

⏰:06/07/07 07:32 📱:N901iC 🆔:sBY3/6yo


#156 [正常]
本当にごめんなさい。
私は本当につまらない人間なので。
でも、本当に嬉しかったです。

⏰:06/07/07 07:37 📱:SH901iS 🆔:pD0NEsxM


#157 [みぃ]
主さωッッ自分をそωな風Vニ思っナニらダメナニ"ょ(ο>△<)ナニまVニゎ自分を褒めなきゃ☆+゚
こωなVニぉもUろぃ小説書ぃてるぢャω(σ´▽)σ♪

⏰:06/07/07 16:22 📱:SH902i 🆔:H3Ap0.P6


#158 [はる]
この小説めっちゃはまりましたd(゚∀゚)
主サン小説書くの上手っすょ
これからも応援してまっす頑張って
ぁげぃ

⏰:06/07/07 21:17 📱:N901iC 🆔:/uXguNzs


#159 [☆MIKU☆]
主様、早く来ないカナぁワクワク

⏰:06/07/08 04:51 📱:N901iC 🆔:uy98.x3c


#160 [正常]
>>157
>>158
>>159

嬉しい限りです。実に嬉しい限りです。
そして更新が遅くなりスミマセン。限りなくスミマセン。
今から少し更新します。

⏰:06/07/09 00:32 📱:SH901iS 🆔:v28p3ttw


#161 [正常]
突然の出来事に驚いた少女は、先輩の首筋から口を離した。少女の口元から、先輩の血液が僅かに垂れ流れた。

少女はとても苦しそうな顔をしながら、先輩の背中を叩いて必死に抵抗をした。

しかし先輩は少女を強く抱きしめ、口を首筋から離そうとしない。

⏰:06/07/09 00:32 📱:SH901iS 🆔:v28p3ttw


#162 [正常]
次第に少女は弱り始め、遂には抵抗さえしなくなった。だらりと少女の腕が崩れるように垂れ下がった。

その姿を見ていると、先輩が少女の血を吸い続けていることがはっきりと分かった。

先輩の後ろ姿が、人間では無いように見えてきて恐怖した。

⏰:06/07/09 00:35 📱:SH901iS 🆔:v28p3ttw


#163 [正常]
おどおどと震えている僕は、ふと、少女の眼と合ってしまった。

少女の眼は虚ろで、今にも死にそうな感じだった。

その眼が僕に、『助けて』と訴えかけてきたのだ。

少女の危険を察した僕は、「先輩っ!!」と、大きめな声で呼び掛けた。

それを合図に、先輩が我に返ったように少女の首筋から口を離し、抱きしめている腕も緩めた。

開放された少女は、先輩に噛まれた箇所に手を当て、フラフラになりながらも僕達に背を向け、逃げるように歩いて行った。

⏰:06/07/09 00:42 📱:SH901iS 🆔:v28p3ttw


#164 [正常]
うなだれている先輩は、すっと立ち上がった。

僕は心配して、先輩の顔を覗いてみた。

先輩は少し憂鬱そうな顔をしていて、独り言のようにつぶやいた。

「しまった。飲み過ぎた。」

その言葉に僕は引いた。
他人の血液を飲むこと自体恐ろしいが、飲み過ぎたことを残念がる先輩がそれ以上に恐ろしかった。

⏰:06/07/10 00:10 📱:SH901iS 🆔:i2D2mHUQ


#165 [正常]
「あなた達は吸血鬼ですか?」

怯えた声で僕は先輩に訊いた。冗談無しに訊いた。

そしたら先輩がこちらを振り向き、憂鬱だった顔が笑いだした。

「吸血鬼って、2本の牙があるらしいね。」

そう言うと、先輩は首筋にある、少女に噛まれた傷痕を僕に見せた。

「でも牙が刺さった痕なんて、ひとつも無いよ。」

確かにそんな痕は無かった。

⏰:06/07/10 00:15 📱:SH901iS 🆔:i2D2mHUQ


#166 [正常]
けど、皮膚が無惨に引き千切られていて、未だに血液が流れている。牙が刺さるより、こっちのほうが凄まじく痛そうだった。

「もちろん、俺にも牙なんて無いよ。口開けようか?血で口の中は紅いけど。」
「いいえ、開けなくて良いです。開けないで下さい。」

僕は直ぐさま断った。

⏰:06/07/10 00:17 📱:SH901iS 🆔:i2D2mHUQ


#167 [正常]
「それにしても、何故あの少女は血を欲しがるんですか?」

先輩なら何か知ってそうな気がして尋ねてみた。

「何故って、あの子は血が好きだからじゃないの?」

先輩は当然かのように答えた。

「血を好んで飲む人間なんて有り得ません!」

「有り得てたよね?さっき。」

少し強めに言った僕を、先輩がなだめるように言い返した。

⏰:06/07/10 00:20 📱:SH901iS 🆔:i2D2mHUQ


#168 [正常]
「あの子、俺の血を貧るように飲んでいたよね?好きじゃなければ、あそこまではしないと思う。」

そう言われると、反論が出来ない。

「それに…血の味も結構病み付きになるよ。」


先輩がその時見せた冷たい笑い。
絶対零度の、身体が凍えるのではないかと思ってしまうほど、冷酷な笑い。

その笑いを見て、僕はもちろん固まった。

「なんてね。さて、そろそろ帰ろうか。」

先輩の冷たい笑いは柔らかい微笑みえと変わった。そして、脱いだ上着をまた着て、公園から出ようとした。

解凍した僕は、直ぐに先輩の後を付いて行った。

⏰:06/07/10 00:24 📱:SH901iS 🆔:i2D2mHUQ


#169 [☆MIKU☆]
こんばんは
今日もついA来ちゃいました相変わらず続きが気になっちゃいます主様、これからも頑張ってください

⏰:06/07/11 00:02 📱:N901iC 🆔:b8qdP3a6


#170 [みんみんシ]
あげます(◇′3`シ)主様頑張って~イ

⏰:06/07/12 19:39 📱:W41CA 🆔:5w6HRMfY


#171 [正常]
>>169
>>170

ありがとうございます。
そして本当に申し訳ありません。かな−り遅くなりました。
もう、ホントにもう、自分が情けないです。
少しですが更新します。
ホントスミマセンデシタ。

⏰:06/07/13 03:29 📱:SH901iS 🆔:sPJPwmpY


#172 [正常]
先輩と別れた後も、少女の事を考えた。彼女がどのようにして生きているのか、僕は知りたかった。

そして翌日。

退屈な授業も終わり、いつものように部活へと向かった。

僕はちょっとした提案を思いついていた。

もしもこの日もあの少女が公園にいたら、彼女が帰るまで隠れて待ち、帰る時に気付かれないよう跡をつけるという案だ。

つまり尾行である。

僕だって、こんな人格を疑われるようなことはしたくない。だが、せめて、少女がどのような建物に住んでいるのかは知っておきたかった。

⏰:06/07/13 03:30 📱:SH901iS 🆔:sPJPwmpY


#173 [正常]
問題は先輩がこの案に食らい付くかどうかだ。

普通の人なら、軽蔑の眼をして断るだろう。何てったって、幼い少女の跡を追うのだ。

しかし、平気で少女を観察する先輩なら提案にのってくれるだろう。

僕はそう予測し、部活を行うことにした。

だが、肝心の先輩がいつになっても部活に来ない。

他の先輩に訊いてみると、学校には来ていたらしい。どうやら、先輩は部活をサボったようだ。

「こんな時にサボりやがって。」

僕は少し機嫌が悪くなった。

⏰:06/07/13 03:35 📱:SH901iS 🆔:sPJPwmpY


#174 [正常]
これでは、少女の尾行は僕1人でやることになってしまう。さすがにそれは嫌だった。

僕は少し悩んだ末、尾行は諦め、部活が終わる次第さっさと自宅に帰ることにした。

⏰:06/07/13 03:37 📱:SH901iS 🆔:sPJPwmpY


#175 [みんみんシ]
わ〜更新されてるイどうなるのかな…
どきA(イ'ト`)"
ゆっくりでいいので無理せず更新してくださいね('v'Pq)N
この小説最後まで読みたいと思うほどハマりましたIN
頑張ってください

⏰:06/07/13 23:04 📱:W41CA 🆔:UGrjm3SI


#176 [我輩は匿名である]
前にGOTHのこと言った者です。
私も乙一の作品大好きですよ(´∪`)
特にZOOの"SEVEN ROOMS"がツボです。
関係ない話しちゃってすいませんソ

⏰:06/07/13 23:32 📱:W41H 🆔:I/HXhD0g


#177 [☆MIKU☆]
こんちゃ主様、更新が遅くなってしまっても、どうか謝らないで私いつも、更新してあるかちゃんと細かくチェックしているしだから気長に完結まで頑張ってネッ主様は夜中か朝方にココ来るのが多いみたいだね

⏰:06/07/14 13:13 📱:N901iC 🆔:sdxNWpho


#178 [☆MIKU☆]
主様おはよぉ
気長に待ってまぁだから、あげっ

⏰:06/07/16 07:33 📱:N901iC 🆔:uxLB9Fd2


#179 [正常]
>>175

このようなしょうもない小説を読んで頂き、ありがとうございます。最後まで書けるかどうか分かりませんが、出来る限り力を尽くします。

>>176

『SEVEN ROOMS』は私も好きです。部屋によって、排水溝から流れる死骸を見る回数が異なるのが、素敵だと思いました。

>>177
>>178

いつもありがとうございます。言葉に表せないほど、とても嬉しいです。

休日はこんな中途半端な時間に更新します。私は変に気まぐれなので。

夜にまた更新するかもしれません。もしかしたらしないかもしれません。私は気まぐれなので。

⏰:06/07/16 14:45 📱:SH901iS 🆔:SEUbjeEo


#180 [正常]
部活終了後、直ぐに帰る支度を調え、いち早く部室から出て行った。

学校の駐輪場に置いてある自分の自転車の所まで足を運ぶと、深い溜息をついた。先輩がいなくてつまらないのか、それとも恋しいのか、どちらにせよ先輩に対する溜息には間違いなかった。

⏰:06/07/16 14:47 📱:SH901iS 🆔:SEUbjeEo


#181 [正常]
とりあえず、今の時間をケータイで確認することにした。

先輩と部室に残っている日が続いたから、さぞかし早い時間帯なんだろうなと思い、学制ズボンの右ポケットに入っているケータイを取り出して、それを開いた。

すると、1通のメールが届いていた。しかもそれは先輩からのメール。

僕は急いでそのメールの内容を確認した。

【部活が終わったら、昨日の公園に来てほしい。君の知りたいことが分かるかもしれないよ?】

メールにはこう書かれていた。

⏰:06/07/16 14:50 📱:SH901iS 🆔:SEUbjeEo


#182 [正常]
 
 
 
 
 
僕の知りたいこと。
それはあの少女のこと。





僕はケータイを押し込むようにポケットに入れ、自転車のスタンドを勢いよく蹴った。そして自転車に飛び乗ると、力いっぱいペダルをこいだ。

部活をサボるなら僕も誘ってほしかった。

心の中でそう悔やみながら、僕は昨日の公園へと向かった。

⏰:06/07/16 14:52 📱:SH901iS 🆔:SEUbjeEo


#183 [☆MIKU☆]
こんちぱ返信どうもありがとぉ主様が気まぐれでも、私は最後までシッカリ見守っていますね頑張って

⏰:06/07/17 13:36 📱:N901iC 🆔:qeuALe1s


#184 [正常]
>>183

こんにちは。
スミマセン。ことごとく約束を破りました。非常に申し訳ありません。
いつもありがとうございます。本当に感謝です。

⏰:06/07/17 15:13 📱:SH901iS 🆔:cVuoGIoY


#185 [正常]
多分、昨日よりも公園に着くのが速かった。

僕は公園付近に自転車を停め、息を荒くしながらその淋しげな公園の中に入って行った。
とにかく僕は、昨日少女が座っていたブランコまで走った。
しかしそこには先輩も少女も誰もいなかった。

⏰:06/07/17 15:13 📱:SH901iS 🆔:cVuoGIoY


#186 [正常]
僕はゆっくりと深呼吸をし、自分を落ち着かせた。

「慌てることは無い。とりあえず、公園の外で先輩を待とう。」

そう自分に言い聞かせ、回れ右をした。そして、公園の出入口に向かって歩き出した時、それは現れた。

⏰:06/07/17 15:15 📱:SH901iS 🆔:cVuoGIoY


#187 [正常]
いきなり、僕の学生服が後ろから引っ張られている感じがした。

僕は反射的に後ろを振り向いた。だが、誰もいない。
いや、いなかったのではない。見えなかったのだ。

僕は視線を少し下げると、それはいた。

白い肌、白い服、そして、白い髪。

昨日の少女が後ろの学生服の裾を掴んで引っ張っていたのだ。

⏰:06/07/17 15:18 📱:SH901iS 🆔:cVuoGIoY


#188 [正常]
驚いた僕は身体ごと勢いよく振り向いて、少女の手から裾を引き離した。

一体…いつの間に?

僕が少女の急な出現に怯んでいると、彼女は次に学生服の前の裾を掴んできた。

少女がゆっくりと顔を上げ、僕の眼と合った。

硝子細工のような彼女の眼はとても澄んでいて、ずっと見ていると、魂が吸い取られるのではないかと思うくらい、美しいかった。
しかし、その眼には先輩と同じように、冷たく凍てつくものがあった。

⏰:06/07/17 15:21 📱:SH901iS 🆔:cVuoGIoY


#189 [正常]
少女の口が静かに開いて声を出した。





「血ぃ、ちょうだい。」

少女が血を、ねだってきた。

先輩が少女に血を吸われた跡を思い出した。その傷跡はとてつもなく酷くて痛そうだった。

そして今、僕にもその傷跡が造られようとしている。



…絶対、嫌だ。

身の危険を感じて、逃げようとした。しかし、身体が動かない。

少女に袖を掴まれているが、身体が動かない理由はどうやらそれだけではないようだ。

おそらく、僕は彼女に恐怖を感じていたのであろう。
血の味を知る彼女に…。

⏰:06/07/17 18:42 📱:SH901iS 🆔:cVuoGIoY


#190 [通りすがり]
ドキドキ(・∀・)

⏰:06/07/17 18:49 📱:SH901iS 🆔:1UXCefYY


#191 [みんみんシ]
わ〜♪毎回ドキドキですな(ノω≦)
主様とても文章書くのウマイから頭にリアルな映像が浮かんよりで臨場感がよりでますよ〜(ノ´∀`*)ノ
妄想力かき立てられます 笑
焦らずにいままでどうり素敵なお話書いてくださいね>▽<
長文失礼しました〜(★´V`pq)

⏰:06/07/17 21:16 📱:W41CA 🆔:x0p125es


#192 [りな]
ぉ初ですッ"ゥチも主サンの大ファンです最初から何度も読み直してます"いつもめっちゃ楽しみにしてるので,ゼヒ頑張って下さ何も出来ないけどめっちゃ応援してます

⏰:06/07/18 12:54 📱:F700iS 🆔:wTdWZRAw


#193 [ちゅん]
久しぶりにきてしまいましたやっぱ主さんの小説おもしろいがんばって続きかいてくださいね陰ながら応援していますではまた来ま

⏰:06/07/19 00:59 📱:N902i 🆔:8N2X229M


#194 [ちゅん]
久しぶりにきてしまいましたやっぱ主さんの小説おもしろい続きが本当に気になりますまた来ますねぇ主さんがんばってください

⏰:06/07/19 01:01 📱:N902i 🆔:8N2X229M


#195 [ミサ]
続きが気になるッッ早く読みたぃナ主さん、これからも頑張ってッッ(´

⏰:06/07/19 20:41 📱:P901i 🆔:tlwLqWnA


#196 [☆MIKU☆]
こんちゃ最近雨降りが続いてジメジメマジ嫌ですね主様も湿気で嫌な気分にはなっていませんか
主様の小説は私にとってジメA気分も吹き飛ばしてくれるくらいここ最近、唯一の楽しみになりましたなので無理をしない程度にほどよく頑張って更新お願いいたしますそいではまた

⏰:06/07/21 17:49 📱:N901iC 🆔:jY/kpK5g


#197 [正常]
>>190-196

皆様のご声援、本当に有り難いです。猫が自分に懐いてくるくらい嬉しいです。心を込めて感謝します。

最近、もうひとつの小説を考えているため、少し更新が遅くなります。ご了承下さい。

⏰:06/07/21 23:16 📱:SH901iS 🆔:K0EMaSZ6


#198 [正常]
少女が僕の袖を下に引っ張った。その微弱な力に僕は容易く従い、足の力が抜け落ちるようにして地面に膝を付いた。

少女はおもむろに僕の学生ボタンに手を掛け、上から1つ1つ、それを器用に外し始めた。多分、僕の首筋に噛み付き易くするためにボタンを外しているのだろう。

少女は全てのボタンを外すと、僕の首筋が剥き出すように学生服をずらした。

⏰:06/07/21 23:20 📱:SH901iS 🆔:K0EMaSZ6


#199 [正常]
少女は先輩を噛んだ所と同じ、左側の首筋に視線を向けた。

そして、少しずつ少しずつ彼女の小さな顔は僕の首筋までの距離を縮めていった。

白く長い髪で隠れている少女の首筋には、昨日先輩が造った歯跡がくっきりと残っており、血が固まって淡い紅色のカサブタが形成されていた。

恐怖で動けない僕はそれをぼーっと眺めていた。

⏰:06/07/21 23:23 📱:SH901iS 🆔:K0EMaSZ6


#200 [正常]
少女の唇が僕の首筋に触れた。とても柔らかい感触だった。

ああ、噛まれるな。

そう思った時、少女の動きが止まった。彼女は首筋を噛まずに何か考えているようだった。

しばらくして、少女は再び動き出した。しかし、彼女の顔は僕の首筋から遠ざかってゆき、ゆっくりと僕の顔へと近付いてきたのだ。

そして遂には、互いの顔の距離はゼロに達し、少女の唇と僕の唇が触れ合ってしまった。

⏰:06/07/21 23:27 📱:SH901iS 🆔:K0EMaSZ6


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