〜運命のヒト〜
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#401 [りく☆]
…全てを話したら楽になるのか

…この苦しみから解放されるのか

オレは自問自答を心でくりかえした。

オレがしてきた事は人に話せるような事ではない。オレは人間として最悪な事をしでかしてしまったのだ。
滝沢にかえす言葉が見つからなかった…

⏰:07/04/08 23:57 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#402 [りく☆]
オレ『悪い……オレ寝る。』

オレは吐き捨てるように言い去り、そのまま布団の中へ入っていった。

滝沢『………おやすみ』


本当は全て話したかった…
けど話せない…


長い夜だった

⏰:07/04/10 23:39 📱:SH903i 🆔:ZO52o4WI


#403 [りく☆]
 



見慣れた道を雨の中、オレはスピードをあげ走っている…スピードの速さからしてバイクだろう。
見覚えのある曲がり道…

ここは曲がっちゃいけない

けどオレは曲がっていく…
二人乗りで


!!!!!!!!!!!!!!

トラックが.....
………
……


"ガバッ"

オレは布団から起き上がった

オレ『またあの夢か…』

寝汗を拭きながらつぶやいた。結衣との事故の夢をまた見ていた……眠りについてから1時間もたっていない。

⏰:07/04/13 00:14 📱:SH903i 🆔:lBsKSJ9Y


#404 [りく☆]
深山の事故

結衣の事故

この2つの夢にオレはよくうなされている。忘れたい記憶が夢の中で鮮明に写しだされ、その記憶をわすれることができない。そして夢の中で同じ過ちを繰り返すのだ。


オレはもう寝付けずにいた。
2人のいびきだけが耳に入ってくる。

⏰:07/04/13 00:18 📱:SH903i 🆔:lBsKSJ9Y


#405 [りく☆]
オレはとりあえずベランダに出た

"カチッ"

ライターに火をつけタバコを吸う……眩しいほどの朝日がオレを照らす

朝日は…優希とよく見ていた。深山での計画を話していた時、夜明けまで話していたから。

光りに照らされたかわいい優希の顔が…頭の中に鮮明に映し出されていく

⏰:07/04/13 00:26 📱:SH903i 🆔:lBsKSJ9Y


#406 [りく☆]
何とも言えない気持ちが込み上げてきた……
そんな気持ちは、ただ涙として流れていく。


滝沢『何日の出みて泣いてんだよ。』

タバコを片手にもち滝沢が話しかけてきた。

⏰:07/04/13 00:29 📱:SH903i 🆔:lBsKSJ9Y


#407 [りく☆]
オレ『すまん……おこしたか?』

涙を拭き、冷静さをよそおって言葉を返した

滝沢『あんだけ寝言を言われたら…あのアホ以外誰でも起きるよ♪』

オレ『寝言……聞こえたか?』

滝沢『あぁ……痛いくらい聞こえたよ』

滝沢は少し神妙な顔つきで煙草を口元へと運んでいく

⏰:07/04/13 00:35 📱:SH903i 🆔:lBsKSJ9Y


#408 [りく☆]
滝沢『事故のこと……忘れられないよな。
けどお前は悪くないだろ!』

オレ『いや……オレが原付きに乗らなきゃ………それに』

滝沢『それに?』


オレは新しい煙草を口にくわえた。

オレは2つの過ちを犯している

⏰:07/04/15 00:24 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#409 [りく☆]
あの日原付きの後ろに結衣を乗せてしまったこと

そしてもう一つは、心のどこかで優希を想っていたこと。
誰にも言えることではない


滝沢『りく?』

黙ったままのオレを心配そうに滝沢が見ていた。

⏰:07/04/15 00:29 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#410 [りく☆]
滝沢『一つだけ教えてくれ!』

オレ『何を?』

滝沢『優希って子と昔何か関係があったのか?』

滝沢はオレの目をじっと見たまま尋ねてきた


オレ『小学生のときの知り合いだよ』

滝沢『ただの知り合いか……』

これ以上深くは滝沢はきいてこなかった。もしきいてきていたら、オレは全てを隠せてはいないだろう。

⏰:07/04/15 00:34 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#411 [匿名]
失礼
>>200-410

⏰:07/04/15 16:00 📱:SH903i 🆔:wG6kYyRw


#412 [りく☆]
匿名さんありがとうございます感想あったら掲示板に書いてください

⏰:07/04/15 16:12 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#413 [りく☆]
その日の朝、オレ達は二日酔いの状態で学校へと向かった。


祥子『何か……あんた酒臭いよ』

通学途中に祥子が鼻をおさうながら卓也に言った。

卓也『オレだけ?』

祥子『喋らないで……臭いから!』

⏰:07/04/15 16:20 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#414 [りく☆]
卓也『こいつらも飲んでるんだけど……』

卓也が手で口をおおいながら、落ち込み気味に言った。

滝沢『オレ達はぁ……ちゃんと対策してるから♪』

祥子『あんただけ臭いんだよ!』


学校につくまで卓也は口を開かなかった。

⏰:07/04/15 16:23 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#415 [りく☆]
美里『おはよぉ!!』

教室に入ったとたんに美里が話しかけてきた。

オレ『よぉ……相変わらず元気だな』

美里『今日は元気ないよ』

オレ『何で??』

美里『今日テストじゃん……まじ最悪だよ』

オレ『………』

美里『もしかして忘れてたの?』

美里の質問に答えがでないくらい、オレの頭の中は真っ白だった。テストの事なんてすっかり忘れていたのだ

⏰:07/04/15 16:33 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#416 [我輩は匿名である]

>>2-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400

⏰:07/04/15 17:11 📱:N902i 🆔:MOSJzkDk


#417 [りく☆]
匿名さん読んでくれてありがとうございます

⏰:07/04/15 20:36 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#418 [りく☆]
オレの高校では新学期の初めに実力テストがある。そしてそのテストで平均30点以下の者は追試をうけなければならないのだ。
一年生の頃からオレと卓也は追試の常連となってしまっていた。
そして最近は美里も常連になりかけている。

⏰:07/04/15 20:50 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#419 [りく☆]
オレ『テストかよ……』

ただでさえ酒で頭が働かないオレに、追い撃ちをかけるかのような試練だった。

卓也『りく……自信ないのか?』

オレ『あるわけないだろ!ろくに学校に行ってねぇんだから……一緒に追試うけようぜ』

祥子『りく!諦めないの!』

卓也『相変わらず祥子は厳しいな』

祥子『あんたは酒臭いからだまってなさい!』

祥子はまるでオレ達の姉のように厳しく怒鳴り付けていた

⏰:07/04/15 21:23 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#420 [りく☆]
滝沢『まぁ頑張れよ!』

オレ『いいよな……お前らは頭いいから。』

祥子と滝沢は毎回学年1位2位を争うほどの学力の持ち主で、ある意味雲のうえの存在だった。


"ガラッ"


担任『テスト始めるぞ!出席番号順に席につけ』

担任が手にテスト用紙を持って教室に入ってきた。

⏰:07/04/15 21:30 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#421 [りく☆]
クラス全員が席を動き始めた。オレもみんなの流れにのるかのように移動を始めた……


"!!!!!!!!"


何気なく振り向いた時だった…
優希と目があった……あってしまった。
今までこの少し茶色の瞳をした視線を避けてきたのに。
手をのばしたら触れてしまうぐらいの距離だ

⏰:07/04/15 23:32 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#422 [りく☆]
オレは動く事も、目線をそらすことも出来ない。
オレと優希の距離は、手を伸ばしたら届くほどに近かった。
優希も目線を変えない


オレの胸は心臓が張り裂けそうなぐらい苦しかった……けど何年かぶりに見つめ合う事でオレは、あの頃の関係に戻れたような喜びを感じていた。

⏰:07/04/15 23:47 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#423 [りく☆]
言葉がでない

…何か言わないといけない

…チャンスは今しかない


そんな考えが頭をよぎる。
しかし、オレには優希と話す事も、触れる事も、目を合わす事もしてはいけないはず……そんな資格はないはずだ。


しばらくして……オレの視界から優希は消えていった。
当然の結果なのだが…
こうなるとわかっていたのだが…
つらかった

⏰:07/04/15 23:54 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#424 [りく☆]
オレは切ない気持ちを胸の中におしこめて、席に座った。
目の前には……優希が座っている。

理性を失う前にオレは窓の外に目を向けた。
外には散りかけた桜の木が風に揺られて、残りの花びらを散らしていた。



…桜は……結衣が好きだった


ふとそんな事を思い出した

⏰:07/04/16 00:05 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#425 [りく☆]
ちょうど去年の今頃、オレは追試のための勉強を結衣に教えてもらっていた。

結衣『ちょっとりく!また同じ間違えじゃん』

"バシッ"

オレ『痛ってぇ…叩くなよ。だいたい何でオレにだけ厳しんだって…』

結衣『口答えしないの。いいから早くやり直してよ…明日の追試テスト間に合わないよ。』

⏰:07/04/16 00:12 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#426 [りく☆]
オレ『せっかく桜の季節なのに…オレはおとなしく勉強かぁ……』

結衣『止める?』

オレ『あっ……冗談だって』

結衣『私だって……りくと花見くらい行きたいよ。』

オレ『あぁ……』

結衣『……………』

オレ『いつか花見でも行きたいな』

結衣『うん♪』

⏰:07/04/16 00:17 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#427 [りく☆]
オレ『5人で花見とかしたら楽しいだろうな♪』

結衣『あっ………そうだね。5人だよね』

オレ『…………』

結衣『桜の花びらのおまじない知ってる?』

オレ『何それ?』

結衣『桜の木の最後の花びらが散る時に、願い事したら叶うんだって♪』

オレ『……小学生かって……あほらしい』

"バシッ"

結衣『うるさい!叩くよ!』

オレ『ぃゃ…もう叩いてるじゃん』

結衣『りくのバカ!』

⏰:07/04/16 00:25 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#428 [りく☆]
………
……



気がつけばオレの机の上にはテスト用紙が置かれ、テストが始まっていた。
しばらくの間オレは、昔を思い出していたのだろう。
オレはまだ窓の外にある桜の木を見ていた。

いろんな過去の出来事が頭の中をかけめぐる

⏰:07/04/16 00:35 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#429 [りく☆]
 


!!!!!

…今テスト中じゃん!!

ようやく我にかえりテストを解き始めた。






オレ『桜好きなん?』

結衣『うん♪』

オレ『じゃぁ…桜の木の願い事、何を願う?』

結衣『それは……ヒミツだよ』



テストに集中したいが、なぜか結衣との思い出が頭から離れることなく、映し出されていく

⏰:07/04/16 00:45 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#430 [りく☆]
結局その日のテストは集中して解くことができないまま終わってしまった。


その日の帰り、学校を出る時、何気なく桜の木を見た。テスト中にはまだ花びらがあった桜も完全に散っていた。


"ヒラッ"


滝沢『りく。肩に花びらついてるぞ』

オレの肩に最後の花びらが散ってきたのだ。
もう少し早かったら散る瞬間を見れたかもしれない。
オレは花びらを手にとった…


…結衣、結衣は花びらにどんな願いをこめていた?

空を見上げた

星が見えかけてくるような薄暗い空だった

⏰:07/04/16 00:58 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#431 [りく☆]
 



祥子『うそっ!!!!』

いつものように3人で登校し、教室に入ると2日前のテストの結果が張り出されていた。その結果を見て思わずオレと滝沢は言葉を失い、祥子がただ叫んでいた。

3教科300点満点である。

⏰:07/04/18 00:17 📱:SH903i 🆔:OaKCAnuQ


#432 [りく☆]
1位 300点 横井 卓也
2位 299点 荒井 優希
3位 296点 宮崎 祥子
4位 295点 滝沢 勇貴
………
………
………
………

以下追試

80点 長谷川 美里
65点 新垣 りく

⏰:07/04/18 00:38 📱:SH903i 🆔:OaKCAnuQ


#433 [りく☆]
祥子『卓也が……満点?』

滝沢『………うそだろ』

驚きのあまり言葉が出てこない…オレ達はそんな状態に陥っていた。

卓也『そんなに驚くなよ♪』

オレ『ぃゃ……ありえないって』

滝沢『カンニングした?』

卓也『ばかっ!!これがオレの実力。』

まだ信じられない

⏰:07/04/20 21:01 📱:SH903i 🆔:QzvwQ/j6


#434 [りく☆]
卓也『いゃぁ……何かアメリカでオレ頭よくなったみたい♪』

滝沢『なりすぎだって』

卓也『おいっ!……ってかりく追試だろ?』

オレ『あっ……まじかよ』

祥子『相変わらずだね。美里も追試か。』


こんな展開は昔もあった。滝沢と結衣、祥子が満点近くでオレと卓也が追試。
そんなオレに勉強を教えてくれた結衣は…いない

⏰:07/04/20 21:07 📱:SH903i 🆔:QzvwQ/j6


#435 [りく☆]
 



卓也『だから……何回言ったらわかるんだよ!』

オレ『悪い悪い…』

まさか卓也に勉強を教えられるとは……
今オレの家では勉強会が開かれている。もちろん勉強しているのは、追試対象のオレと美里だ。

⏰:07/04/21 01:04 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#436 [りく☆]
追試のために滝沢達がわざわざ勉強会を開いてくれたのだが……なぜか場所はオレの部屋なのだ。

滝沢『まさか卓也がりくに教えるとは……』

卓也『これくらい簡単でしょ♪』

オレ『その簡単な事が解らなくてすいませんね!』

悔しいが卓也は考えられないくらい頭がよくなっていた。

祥子『ちょっと美里!!これさっきも教えたじゃん』

美里『……あれ』

オレの隣にどうやらもう一人いたらしい

⏰:07/04/21 01:13 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#437 [りく☆]
滝沢『まぁ……ここまでやれば明日の追試は大丈夫だろ』

卓也『だな……教えるのって大変なんだな』

祥子『大変だよ……てか今だに卓也が教えてるのが信じられないだけど』

卓也『まだ言うか……てかもぉ12時か。結構教えてたんだな』

6時から始めて12時まで6時間、みっちり教えられていたのだ。
オレと美里はすっかり疲れ果てていた…

⏰:07/04/21 01:24 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#438 [りく☆]
美里『あっ!!!』

突然オレの部屋のキッチンで美里が声をあげた。

オレ『どうした?』

………返事がない

卓也『美里?』

………まだ返事がない

美里『こら新垣!未成年がお酒を飲むんじゃない♪』
両手に酒のビンをもって美里が現れて来た。


美里の"こら新垣!"という言葉………結衣がオレにしか見せなかった姿の口癖にそっくりだった

⏰:07/04/21 01:32 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#439 [りく☆]
美里『じゃぁ……明日の追試がうまくいくように、乾杯!』


結局気がつけば飲み会になっていた。
けど、この瞬間はオレにとってはとても楽しく、居心地のいい空間で、この時が永遠に続けばと思えた。
しかしそんな幸せは長く続かない……
このときはまだそんな事に気がついてなかった…いや気がつけるはずはないだろう。

⏰:07/04/21 01:42 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#440 [りく☆]
滝沢『お前明日追試なんだからほどほどにな。』

卓也『そうだぞ♪』

オレ『ぃや……卓也お前も飲み過ぎるな!酒癖わるいから』



こんなくだらない会話がしばし続いた。

⏰:07/04/21 01:49 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#441 [りく☆]
祥子『本当に卓也頭よくなったよね。』

滝沢『学年トッブだしな!』

卓也『まぁね♪アメリカの学校厳しかったからさ…結構勉強頑張ってたんだよ。てかお前ら2人が3、4位って珍しいよな……あの優希って子頭いいだな』

滝沢『そういえば2位だったし……』

滝沢はオレの顔色を気にしていた。優希の話題はオレにはダメと知っての行動だろう。

美里『優希って……りくの好きな人?』

⏰:07/04/21 01:57 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#442 [りく☆]
オレ『えっ………?』

美里『だって魅とれてたじゃん』

卓也『そうなのか?』

オレ『ぃや……たまたまだって』

美里『だって……りくは』


祥子『み…美里?』

滝沢『喋りながら寝たな……誰かにそっくりだ』

オレ『確かに』

美里は祥子の肩に頭を預け、眠りにおちていた

⏰:07/04/21 02:04 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#443 [りく☆]
滝沢『もぉ……2時だし仕方ないな。とりあえず帰るか。』

卓也『明日学校だしな。』

祥子『そうだね。美里起こさなきゃ』





どんなに体を揺すっても美里は眠りから覚めない

祥子『美里!起きてよ』

滝沢『仕方ない……家までこのまま送るか』

オレ『美里の家わかるか?』


しばらく沈黙が続いた。

⏰:07/04/21 02:11 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#444 [りく☆]
祥子『仕方ない……りく今日だけこの部屋で寝かせてあげて。』

オレ『あぁ……』

滝沢『じゃぁ祥子はオレが家までおくるよ』

祥子『あたしは……酔ってないよ』

卓也『ぃゃ酔ってるよ』

こうして美里をオレ部屋のベットに寝かせ、3人は帰宅した。

卓也『美里に手をだすなよ』

オレ『しないって…』

祥子『何かしたら怒るからね!』

オレ『だからしないって』

滝沢『じゃぁ……追試頑張れよ♪』

オレの部屋には美里しかいなくなった

⏰:07/04/21 02:17 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#445 [りく☆]
何も意識していないつもりだが……やはり部屋に異性が独りだけいるというだけで、何故か不思議な緊張感に襲われる。

とりあえずオレは落ち着くために部屋の片付けを始めた。

美里『う……ん』


…寝言か

おかしなくらいに寝言に反応してしまった自分に少し恥ずかしさを覚えた

⏰:07/04/21 18:45 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#446 [りく☆]
一通り部屋を片付けた…


…することがない

自分の部屋ではないくらい居心地が悪く、落ち着かなかった。


オレ『……寝相悪いな』

美里のズレた布団をもとに戻そうと手を伸ばした。

"ガバッ"


!!!!!!!


美里が

抱き着いてきた

⏰:07/04/21 18:54 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#447 [りく☆]
突然の出来事にオレは固まっていた……
しかし明らかに心臓の鼓動は早くなっている。


オレ『み…美里』


とりあえず読んでみたが反応がない

…まさか……寝てるのか?

美里の肩に手を置き、離す用に押した


!!!!

しかし美里は離れない

⏰:07/04/21 19:03 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#448 [りく☆]
オレ『離れてくれよ…』

寝ている美里を離そうとするが……離れない。

…このまま抱き着かれたまま朝をむかえるのか

嫌な予感が頭をよぎる。

オレ『起きてくれよ……』

美里『起きてるよ♪』

いきなり美里が反応した。
美里は起きていたのだ。それは今の行為を故意にしていることを意味する…

オレの心臓はよりいっそう早く脈を打ちはじめた

⏰:07/04/21 19:09 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#449 [りく☆]
オレ『起きてるのか?』

美里『うん♪』

オレ『じゃぁ…離れろって』

美里『やだぁ♪』

かわいらしい口調で美里はオレに応対する。

オレ『酔いすぎだって』

美里『酔ってないよ♪』

オレ『いや……酔って寝てたじゃん』

美里『あれは寝てないよ。ずっと寝たふり♪』

オレ『えっ????』

美里『寝たふりしないと2人っきりになれないじゃん♪』

オレ『何……言ってるんだ?』

⏰:07/04/21 19:27 📱:SH903i 🆔:3noikApU


#450 [りく☆]
美里はこういうふうな状況を望んだのか…

まさか…

オレ『とりあえず…離れろよ』

美里『ぃやなの?』

オレ『えっ?』

美里『私のこと嫌い?』

オレ『いや……そんなことないけど』

美里『ならぃぃじゃん♪』

オレ『良くないって…』

⏰:07/04/21 19:47 📱:SH903i 🆔:3noikApU


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