〜運命のヒト〜
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#416 [我輩は匿名である]

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⏰:07/04/15 17:11 📱:N902i 🆔:MOSJzkDk


#417 [りく☆]
匿名さん読んでくれてありがとうございます

⏰:07/04/15 20:36 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#418 [りく☆]
オレの高校では新学期の初めに実力テストがある。そしてそのテストで平均30点以下の者は追試をうけなければならないのだ。
一年生の頃からオレと卓也は追試の常連となってしまっていた。
そして最近は美里も常連になりかけている。

⏰:07/04/15 20:50 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#419 [りく☆]
オレ『テストかよ……』

ただでさえ酒で頭が働かないオレに、追い撃ちをかけるかのような試練だった。

卓也『りく……自信ないのか?』

オレ『あるわけないだろ!ろくに学校に行ってねぇんだから……一緒に追試うけようぜ』

祥子『りく!諦めないの!』

卓也『相変わらず祥子は厳しいな』

祥子『あんたは酒臭いからだまってなさい!』

祥子はまるでオレ達の姉のように厳しく怒鳴り付けていた

⏰:07/04/15 21:23 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#420 [りく☆]
滝沢『まぁ頑張れよ!』

オレ『いいよな……お前らは頭いいから。』

祥子と滝沢は毎回学年1位2位を争うほどの学力の持ち主で、ある意味雲のうえの存在だった。


"ガラッ"


担任『テスト始めるぞ!出席番号順に席につけ』

担任が手にテスト用紙を持って教室に入ってきた。

⏰:07/04/15 21:30 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#421 [りく☆]
クラス全員が席を動き始めた。オレもみんなの流れにのるかのように移動を始めた……


"!!!!!!!!"


何気なく振り向いた時だった…
優希と目があった……あってしまった。
今までこの少し茶色の瞳をした視線を避けてきたのに。
手をのばしたら触れてしまうぐらいの距離だ

⏰:07/04/15 23:32 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#422 [りく☆]
オレは動く事も、目線をそらすことも出来ない。
オレと優希の距離は、手を伸ばしたら届くほどに近かった。
優希も目線を変えない


オレの胸は心臓が張り裂けそうなぐらい苦しかった……けど何年かぶりに見つめ合う事でオレは、あの頃の関係に戻れたような喜びを感じていた。

⏰:07/04/15 23:47 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#423 [りく☆]
言葉がでない

…何か言わないといけない

…チャンスは今しかない


そんな考えが頭をよぎる。
しかし、オレには優希と話す事も、触れる事も、目を合わす事もしてはいけないはず……そんな資格はないはずだ。


しばらくして……オレの視界から優希は消えていった。
当然の結果なのだが…
こうなるとわかっていたのだが…
つらかった

⏰:07/04/15 23:54 📱:SH903i 🆔:mrwqOEYg


#424 [りく☆]
オレは切ない気持ちを胸の中におしこめて、席に座った。
目の前には……優希が座っている。

理性を失う前にオレは窓の外に目を向けた。
外には散りかけた桜の木が風に揺られて、残りの花びらを散らしていた。



…桜は……結衣が好きだった


ふとそんな事を思い出した

⏰:07/04/16 00:05 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


#425 [りく☆]
ちょうど去年の今頃、オレは追試のための勉強を結衣に教えてもらっていた。

結衣『ちょっとりく!また同じ間違えじゃん』

"バシッ"

オレ『痛ってぇ…叩くなよ。だいたい何でオレにだけ厳しんだって…』

結衣『口答えしないの。いいから早くやり直してよ…明日の追試テスト間に合わないよ。』

⏰:07/04/16 00:12 📱:SH903i 🆔:p1T5W27U


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