新☆きらきら
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#376 [向日葵]
チラリとAを見ると私を気にかける事もなく、仲の良い友達と組んでいた。

まぁ、予想はしてたけど……。

友姫と秋帆は2人で組むだろうから、私は先生とだろう…。

律「先生。私余ったんで一緒に」

秋帆「先生!3人でもいいですか?」


秋帆が近寄ってきて先生に言った。
私は秋帆を目を見開いて見つめる。

⏰:07/05/27 15:16 📱:SO903i 🆔:QEnEIV0g


#377 [向日葵]
「えぇいいわよ。」

秋帆「やったね!律行こう!」

律「ちょ……っ!」

私は秋帆に引っ張られるがままに友姫の元へ連れていかれた。

律「ちょっと!2人組なんだから私はいらないじゃない!」

惨めな思いするのは嫌なの。
そうよ。認めるわ。
私は意地を張ってたのよ。
最もらしい理由で人を見下して、ホントはその輪に入りたくて……っ。
でも無理矢理入る自分が大嫌いで。

⏰:07/05/27 23:45 📱:SO903i 🆔:QEnEIV0g


#378 [向日葵]
それでも私を暖かく迎えいれてほしくて……。
分かってる。矛盾してるって。分かってるよ……。

友姫「2人組より3人の方が楽しいよ。」

秋帆「大体友達なんだから私達のトコに来たらいいのよ!」

「いつまでも1人でぼーっとしてるのが悪い!」と何故か説教されてしまった。

なんで私が説教されなきゃいけないの。
って思った。……でも

律「楽しくなかったら…承知しないから……。」

嬉しくて……。

2人は「まかせて!」と笑い、私の手を引っ張って今日やるテニスコートまで走った。

⏰:07/05/27 23:52 📱:SO903i 🆔:QEnEIV0g


#379 [向日葵]
少し汗ばんだ2人の手のひらから優しさが伝わってきて、久々に心から笑顔になれた。

私、もう一度信じてみるよ。

――――……

ある日の事だった。

A「あれ?給食費が無い……。」

Aは給食費の係で給食費袋が無くなったらしい。

クラスはザワついた。
3人で喋っていた私達もAの方を見る。

その時、Aと目が合った。

⏰:07/05/28 00:07 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


#380 [向日葵]
Aは私の元へカツカツやってきた。

A「りっちゃん…。」

律「何?」

A「袋…………返して?」

私は耳を疑った。
返して?返してって何?

A「私りっちゃんが袋取るとこ見たもん!ねぇ……何でこんな事するの?」

飛んだ濡衣だ。
もちろん私は袋を取ってなければ触れてもいない。

律「でたらめ言わないでよ!!いつ取ったか言ってみなさいよ!!」

⏰:07/05/28 00:11 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


#381 [向日葵]
A「ヒドイ…。私を疑うんだぁ……。」

するとAは涙を流し始めた。Aの友達はAを気遣いながら私を睨む。

「白状しなさいよ!早く出して!」

律「私何もしてないってば!!」

友姫「最低…。」

いつも聞き慣れている声がとても低く聞こえた。
右をゆっくり見ると友姫が冷えざえとした目で私を見ていた。

律「……っ。友姫…。」

友姫まで?何で信じてくれないの?
私やってない。やってないよ……っ。

⏰:07/05/28 00:16 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


#382 [向日葵]
あぁ……。そっかぁ…。自分で決めてたじゃない……。




信じちゃ駄目だって……。

友姫「最低ね……。…………貴方達。」

律『…………え?』

友姫の冷たい炎が宿った目は、A達に向けられていた。

律「ゆ……き……。」

友姫「律がするわけないじゃない!!どうしてそんな個とが言えるの?!」

私は友姫だけがなんだか鮮やかに見えた。
A達は怯んだが、引こうとはしない。

⏰:07/05/28 00:21 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


#383 [向日葵]
A「だ、だって!私」

秋帆「あのさぁ。」

いつの間にかAの席でカバンをいじってた秋帆が話を止めた。
そしてその手には、袋が。

秋帆「これの事?カバンひっくり返したらあったけど。」

そういえば秋帆の足許は、Aの私物で散乱していた。

秋帆「ハイ。人疑う前にちゃんと探そうね〜。」

と言ってAの胸に袋を押し付けた。
Aはしどろもどろして目が泳いでいた。

⏰:07/05/28 00:26 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


#384 [向日葵]
友姫「律は……真っ直ぐに生きてる!貴方と一緒にしないで!」

そう怒る友姫の顔は、中2なのに大人びていて、とても綺麗だった……。

秋帆「ウチの律泣かしたらただじゃおかないから。」

しれっと言う秋帆の語調は落ち着いているが怒りがこもっていた。

A「…………あの、りっちゃん。」

律「呼ばないで。」

私はAに向き直った。

律「貴方は……友達じゃない……。私の友達は」

―――……


「…………つ。………つ!律ってばぁっ!!」

⏰:07/05/28 00:31 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


#385 [向日葵]
ハッと目を開けると、いつもの教室だった。

秋帆「珍しいねぇ。律が熟睡なんて……。」

友姫「なんか疲れてたの?」

そこには、あの日より成長した友姫と秋帆が私の顔を覗いていた。

⏰:07/05/28 00:33 📱:SO903i 🆔:3GyGlCF.


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