淫ら
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#101 [あゆみ]
「知ってるよ‥
おまえ俺が紹介してって言った時だって
妬くどころか、すんなり紹介してくれたもんな
でもこうやだいきにはおまえを取られたくなくて
いろいろ言って置いたんだ
俺、プライドあるからおまえにフラれんのが怖くて言えなかった
おまえが俺に妬いて好きって言ってくれるの待ってた
でも俺決めた!!
おまえが好きだ
こうと付き合ってるってゆうのも
おまえが俺にやきもち妬かせるための嘘だろ?
俺らって似てるよな」
:07/06/16 21:32 :SH902iS :☆☆☆
#102 [あゆみ]
‥‥‥はい?‥‥‥
たくみ先輩があたしを好き?
たくみ先輩を妬かせるための嘘?
全然違うよ
あたしはたくみ先輩がるみを利用したことが許せなかった
「嘘ぢゃないよ
あたしこうが好きだもん」
あたしはたくみ先輩を睨んだ
:07/06/16 21:35 :SH902iS :☆☆☆
#103 [あゆみ]
たくみ先輩がめを丸くしてあたしを見た
「あゆみ〜
意地はるなって☆おまえ―」
たくみ先輩の言葉を遮って言った
「意地なんか張ってない!!
昨日だってこうと一つになったし、
本当に付き合ってるの!!」
たくみ先輩はスタスタあたしの方に歩き始めた
:07/06/16 21:38 :SH902iS :☆☆☆
#104 [あゆみ]
「まだ嘘だって思う?!
これこうの印だよ」
あたしは首筋に手をあててたくみ先輩を見た
?!
「キャッ!!!!」
いきなりたくみ先輩があたしの腕を強く掴んだ
「ちょっと!!たくみ先輩?!」
:07/06/16 21:41 :SH902iS :☆☆☆
#105 [あゆみ]
たくみ先輩の力が強すぎてあたしの手首が赤くなり始めていた
必死に抵抗したが
たくみ先輩はあたしを引きずるように
エレベーターに押し込んだ
「先輩、痛い!!」
それでも先輩は手を離さない
するとあたしのバックから携帯が落ちた
「あッ」
携帯と一緒にこうの家の鍵が床に叩きつけられた
:07/06/16 21:45 :SH902iS :☆☆☆
#106 [なオ。⌒☆]
:07/06/16 21:46 :N702iD :☆☆☆
#107 [あゆみ]
「おまえ‥
こうから鍵まで貰ったの?」
あたしは顔を背けた
「よく昨日会ったばかりのやつにホイホイついて行けるよな〜」
鍵を眺めながらたくみ先輩があたしを見た
「よし♪こうの家行くぞ」
:07/06/16 21:47 :SH902iS :☆☆☆
#108 [あゆみ]
エレベーターの3Fを押しあたしの手首を握るたくみ先輩の手の力が強くなる
どうしよう‥
たくみ先輩、絶対キレてる!!
怖い!誰か!!
あたしは必死で辺りを見た
けれど元々人が少ない朝のアパートには誰も見当たらない
:07/06/16 21:50 :SH902iS :☆☆☆
#109 [あゆみ]
携帯はたくみ先輩の手の中‥
3Fに着くとたくみ先輩は片手で荒々しく鍵を開けた
ドアを開けるとあたしを入れ、鍵を閉めた
こんなことなら鍵なんか貰わなきゃよかった‥
:07/06/16 21:53 :SH902iS :☆☆☆
#110 [あゆみ]
「先輩あたしそろそろ行かないと学校―」
先輩はあたしの言葉も聞こえない様子で
あたしをガバッとベットに倒した
!!
頭が真っ白になった
:07/06/16 21:54 :SH902iS :☆☆☆
#111 [あゆみ]
「たくみ先輩‥?」
たくみ先輩はため息を着きあたしの上に乗った
「先輩あたしはこうが―」
たくみ先輩の唇があたしの唇に重なった
「んッンー!!」
嫌だ‥
あたしはこうだけのものなのに!
:07/06/16 21:57 :SH902iS :☆☆☆
#112 [あゆみ]
「‥先輩、ごめんなさい‥」
あたしは必死に先輩を拒んだ
だけど先輩はあたしの上に乗ったまま
抵抗するあたしを押さえた
「ンンッ」
たくみ先輩がブラの下のあたしの胸を揉み始めた
:07/06/16 22:00 :SH902iS :☆☆☆
#113 [あゆみ]
「あゆみ俺にしとけよ‥」
たくみ先輩が乳首にキスをする
焦らすように吸うたくみ先輩にあたしは思わずビクッとしてしまった
「感じてるぢゃん」
たくみ先輩があたしの体に舌を走らせる
「そんなことしても
あたしはこうのものだから」
あたしは言い放った
するとたくみ先輩は近くにあったタオルであたしの手と口を縛った
:07/06/16 22:04 :SH902iS :☆☆☆
#114 [あゆみ]
なんで?
なんでこんなことまでして―‥
タオルは今朝こうが使ってた気がする
こうの香水の匂いがした
こうの匂いなのに
今目のまえにいるのはこうぢゃない
昨日、こうと1つになったこのベットで
あたしは今、違う男に触られている
こう、ごめん‥
本当にごめん‥
あたしは目を閉じた
:07/06/16 22:08 :SH902iS :☆☆☆
#115 [あゆみ]
目を閉じて昨日のこうを思い浮かべた
目を閉じると、
照れたこうがいた
なんだか泣き出しそうだった
可愛いかった
愛しかった
だけどどんなにこうを思い浮かべても
たくみ先輩の声が現実に引き戻してしまう
:07/06/16 22:10 :SH902iS :☆☆☆
#116 [あゆみ]
たくみ先輩があたしの足を開かせ指を入れる
本数を増やしてあたしの中を掻き交ぜた
不思議‥
全然気持ち良くない
「そーえばこうの元カノにもあゆみって奴いたなあ〜
あいつあゆみのことその元カノに重ねてたんぢゃね〜?」
聞きたくない
:07/06/16 22:13 :SH902iS :☆☆☆
#117 [あゆみ]
「あ!あいつの親、あいつに金だけ渡してんの
あいつが中学の時
彼女にガキできたのが原因でさ〜
相手の親にあいつの親が金持ってって下ろして下さいって言ったらしーぜ」
たくみ先輩からそんなこと聞きたくないよ‥
:07/06/16 22:16 :SH902iS :☆☆☆
#118 [あゆみ]
「働かなくても金あるくせになあ〜」
あたしは目から涙が溢れた
せめてこうの口から聞きたかった
こうのこと、何も知らない
何もわからない
たくみはあたしの涙を見て話すのをやめた
:07/06/16 22:20 :SH902iS :☆☆☆
#119 [あゆみ]
そして自分のものをあたしの中に入れ
激しく腰を降り始めた
こうとは違う、
たくみ先輩のものが
あたしの中で動いている
「あゆみ‥」
「‥‥ハァハァ」
たくみ先輩はあたしの中に自分の白い液をだした
あたしは声を押し殺して
だけどイッてしまった
:07/06/16 22:23 :SH902iS :☆☆☆
#120 [あゆみ]
「あゆみ、ごめんな」
たくみ先輩が服を着ながら言った
もう遅いよ‥
あたしは服を着ると携帯を片手にこうの家を出た
携帯から鍵を外して机の上に置いていった
こうといたこの場所に
たくみ先輩といるのが辛かった
こう‥
あたしは汚い
あたしはもう
こうの家の鍵を
持つ資格がない
:07/06/16 22:29 :SH902iS :☆☆☆
#121 [あゆみ]
携帯の電源を切った
あたしは永谷駅に向かった
後からたくみ先輩が追いかけてきて
何か叫んでいた気がしたけど
あたしの耳には入らなかった
あたしは頭がぼーっとしたまま
家に帰った
:07/06/16 22:31 :SH902iS :☆☆☆
#122 [あゆみ]
その日は金曜だった
あたしは学校をさぼりただただ寝続けた
ご飯を食べ、自分の部屋に行き、ネイルをいじったり寝続ける日々‥
時々涙が込み上げて来た
はあ‥
もうどうすればいいかわからなかった
泣いても何もかわらないのに
:07/06/16 22:36 :SH902iS :☆☆☆
#123 [あゆみ]
日曜日の夕方、
あたしは3日ぶりに携帯の電源を入れた
新着メール
12件
:07/06/16 22:37 :SH902iS :☆☆☆
#124 [あい]
ぁゆみサン更新早ぃ
から嬉しぃ
こぅとハッピーェンドを
願ぃます
:07/06/16 22:40 :D902i :☆☆☆
#125 [あゆみ]
こう:
あゆみ鍵持ってかなかったんだな
ま!きたくなったらメールしろよ♪
俺が飯作ってまっててやる♪
こう‥ごめん‥
だめだ
また涙が溢れた
:07/06/16 22:42 :SH902iS :☆☆☆
#126 [あゆみ]
あいサン
読んでくれてありがと
暇なんですよ
笑
:07/06/16 22:43 :SH902iS :☆☆☆
#127 [あい]
:07/06/16 22:46 :D902i :☆☆☆
#128 [あゆみ]
だいき:
あゆみちゃんこうと付き合ったの〜?(:_;)
さっきこうから連絡来たよ☆
でもおめでと♪
今度またのもうねッ♪♪
るみ:
たくみ先輩のこと好きになっちゃったみたい‥
今朝別れてからメール返ってこないんだけど
シカトされてるのかなあ?あゆみ今一緒にいる??
:07/06/16 22:47 :SH902iS :☆☆☆
#129 [あゆみ]
あいサン
ありがと
人気なくても
あいサンのために
頑張るね
*笑
:07/06/16 22:48 :SH902iS :☆☆☆
#130 [キャバ娘○○]
めちおもろ
更新がんばってねン
:07/06/16 22:52 :D702i :☆☆☆
#131 [あゆみ]
こう:
なんか部屋荒れてるんだけどなんかあった?
なんかあったんなら隠さず言えよ
さき:
今日学校来なかったけどサボりかーい?!笑
ちえ:
明日遊び行かない?
:07/06/16 22:52 :SH902iS :☆☆☆
#132 [あゆみ]
:07/06/16 22:53 :SH902iS :☆☆☆
#133 [あゆみ]
こう:
返事返さないけど何で?!
なんかした?
俺のせい??
るみ:
たくみ先輩連絡取れたあ?
返事くらいしてよ〜(>_<)
最後のメールはこうからだった
こう:
逢いたいんだけど‥
あとはメルマガやあど変のメールばかりだった
:07/06/16 22:56 :SH902iS :☆☆☆
#134 [あゆみ]
たくみ先輩からのメールはない
月曜日、
あたしは重い体を起こし、仕方なく学校へ行った
たくみ先輩が部活のOBにきてたらと心配だったけど見かけることはなかった
あるサッカー部員から
「たくみ先輩は小池(あたし)のこと見に部活きてたらしーぜ」
とも言われた
:07/06/16 23:00 :SH902iS :☆☆☆
#135 [あゆみ]
毎日1通はこうからメールが来ていた
あゆみ大丈夫か〜?
まぢ疲れた!癒されたい!笑
間違えてあゆみの歯ブラシ使っちゃった☆
腹減った〜
あゆみ好き
内容はたいしたことばっかり
だけどあたしはすごくすごく嬉しかった
:07/06/16 23:03 :SH902iS :☆☆☆
#136 [あゆみ]
こうと連絡を取らなくなってから2週間が過ぎた
返信する勇気がないのに、メールを待ってるあたしがいる
「誰からのメール待ってんのさあ☆
もしかしてダーリン?♪」
クラスで一緒にいるさきが話かけてきた
違うともそうとも言えず
話をそらしてばかりだった
:07/06/16 23:07 :SH902iS :☆☆☆
#137 [あゆみ]
「さきは彼氏とどーなんだよー♪」
「あたしはねッ」
だけど2週間を越えたある日、突然こうからのメールがかえってこなくなった
嫌われたかな
仕方ないよね
:07/06/16 23:09 :SH902iS :☆☆☆
#138 [あい]
ぅちの為に頑張って
くれるとヵ嬉しぃ
笑
完結まで頑張って
くださぃね
!!
でゎ、あまリコメント
書くと他の読者の
邪魔になるのでコレで
失礼します
:07/06/16 23:11 :D902i :☆☆☆
#139 [あゆみ]
だけどあたしはいつも携帯を握りしめていた
こうからの連絡が
もうこないかもしれないのに
そう思って電車に乗ったとき、だいきに会った
「えー!!あゆみちゃんぢゃん!
久しぶりぃ〜♪」
「あ!!だいき先輩!!」
「もう1ヶ月振りかなあ?!
元気〜?」
「はい!!元気ですよ♪」
:07/06/16 23:13 :SH902iS :☆☆☆
#140 [あゆみ]
あいサン
はい
!
完結まで頑張るんで
よろしくお願いします
:07/06/16 23:14 :SH902iS :☆☆☆
#141 [KJ]
:07/06/16 23:17 :D902iS :☆☆☆
#142 [あゆみ]
久しぶりに会うだいき先輩にあの日のこうを思い出していた
「こうあいつ
前より仕事増やしたみたいでさ〜
全然構ってくんないの!
あゆみちゃんは会ってる?」
あたしは困って黙り込んでしまった
それを察したのか
「まあでも親が親で寂しい思いしてるからさ、
あゆみちゃんが傍にいてあげてよ」
と言われた
:07/06/16 23:18 :SH902iS :☆☆☆
#143 [あゆみ]
KJサン
ありがと
読んでいてくれて
めちゃうれしい
ありがと〜
:07/06/16 23:20 :SH902iS :☆☆☆
#144 [KJ]
:07/06/16 23:21 :D902iS :☆☆☆
#145 [あゆみ]
だいき先輩と別れあたしは駅の改札を抜けた
こう‥
仕事頑張ってるんだ
寂しい思いしてるのかな?
もうあたしのこと
忘れちゃった?
あたし、こうが好きだよ
あまり深く考えないようにしていたのに
だいき先輩に会ったらいきなりこうへの気持ちが溢れてしまった
:07/06/16 23:23 :SH902iS :☆☆☆
#146 [あゆみ]
気持ちより体が正直だった
あたしは1度降りた改札に戻り電車に乗った
2駅離れた永谷駅で足を止め、
改札をくぐった
駅から10分のわかりやすい大通りを歩いたところでこうのアパートに着いた
よかった
こうのアパートの場所を
あたしは忘れてはいなかった
:07/06/16 23:28 :SH902iS :☆☆☆
#147 [あゆみ]
3Fを押す
エレベーターをおり、
こうの部屋のに向かって1歩1歩踏み締める
心臓がドキドキし始めた
鍵は持ってないから
インターホンを押す
だけどこうは出てこなかった
午後7時―
寝てるのかな
仕事かも
:07/06/16 23:31 :SH902iS :☆☆☆
#148 [あゆみ]
あたしはドアの前にもたれ掛かった
こう‥早く会いたい
メールはしなかった
今更何て言えばいいかわからない
あたしは地面に寝転がった
:07/06/16 23:33 :SH902iS :☆☆☆
#149 [あゆみ]
カッカッカッ‥‥
誰かの足音が近づいてくる
だけどあたしは眠くて目が開かない
足音があたしの目のまえで止まった
「あゆみ‥?」
:07/06/16 23:35 :SH902iS :☆☆☆
#150 [あゆみ]
あたしは目を擦りながら目を開けた
?!
あたしの目には
しゃがんだこうの顔がどあっぷに映った
「うわッ!」
あたしが体を起こし
足をぺたんと地面につけて座っているとこうがあたしの髪を引っ張った
:07/06/16 23:39 :SH902iS :☆☆☆
#151 [あゆみ]
「痛い痛い痛い!」
「あー、
やっぱ本物か」
「はい?
」
こうの顔を見つめているとこうはハッとしてあたしと目を合わせた
「いや!
なんか幻かなって!」
思わず笑ってしまった
こうを見ると複雑そうな顔であたしに微笑んでいた
:07/06/16 23:42 :SH902iS :☆☆☆
#152 [あゆみ]
「とりあえず、入れよ」
「‥うん」
久しぶりに入ったこうの部屋は片付いていた
あたしをソファーに座らせるとこうはオレンジジュースをもってあたしの隣に座った
「ずっと待ってたの?」
時計を見ると1時だった
あたし、6時間もあそこで寝てたんだ
そうえば肩とお尻痛いかも
:07/06/16 23:46 :SH902iS :☆☆☆
#153 [あゆみ]
「ううん大丈夫!!
さっき家飛び出してきただけだし」
「でも指冷たいよ?」
こうがあたしの指を自分の両手で掴んだ
あ‥‥
またこうが泣き出しそうな顔をしている
何で?
そんな顔しないで
:07/06/16 23:49 :SH902iS :☆☆☆
#154 [あゆみ]
あたしは胸が苦しくなった
きっとこうはそんなに強くない
あたしはこうを抱きしめたくなった
けれど出来ない‥
あたしも弱かった
こうに握られた指先が
だんだん温まってきた
「あ!こう!部屋片付いてるね」
あたしは焦って話題を探した
:07/06/16 23:52 :SH902iS :☆☆☆
#155 [あゆみ]
「あー
あゆみが来るかなって」
‥‥あたしのため?
嬉しいけど切ない
こう、
あたし汚いよ?
こんな汚いあたしのためにそんな気使わないでよ
傷つけてよ
捨ててもいいよ
:07/06/16 23:55 :SH902iS :☆☆☆
#156 [みぉ]
読んでます
がんばってくださぃ
:07/06/16 23:56 :N904i :☆☆☆
#157 [エ]
途中にすいませんKホ
こうやばかっこいいですイ
これ言いたかっただけなのにごめんなさい…訳
:07/06/16 23:57 :W44K :☆☆☆
#158 [あゆみ]
「あゆみ先風呂入れよ」
そう言うとこうは風呂場に行ってしまった
こうは‥
もうあたしを許してはくれないかもしれない
好きぢゃないかもしれない
そう思うと
胸が苦しくて切なくて‥
:07/06/16 23:57 :SH902iS :☆☆☆
#159 [あゆみ]
:07/06/16 23:59 :SH902iS :☆☆☆
#160 [あゆみ]
こうがリビングに帰って来た
「あ!お腹空いてない?」
「大丈夫
さっき食った」
「そっか」
あたしが微笑んだのを見て
「あ!オムライス食べたいかも」
そう言った
:07/06/17 00:03 :SH902iS :☆☆☆
#161 [さゆり]
:07/06/17 00:05 :SH901iC :☆☆☆
#162 [あゆみ]
「あ!作れるよ」
あたしは立ち上がり冷蔵庫を開けた
‥‥‥
冷蔵庫の中は
ビールやチューハイ、つまみばかりだった
「こう、いつも何食べてんの?」
「え?あー
コンビニ弁当とか?」
あたしは冷蔵庫を見つめた
こんなんだったら来るまえに材料買っとけば良かった
あたしは冷蔵庫を閉め、バックから財布を出そうとした
「どこ行くの?!」
:07/06/17 00:07 :SH902iS :☆☆☆
#163 [あゆみ]
:07/06/17 00:08 :SH902iS :☆☆☆
#164 [あゆみ]
こうがあたしの手首を掴んだ
「スーパー!!」
「え?!空いてないよ?!」
あ‥‥
時計を見ると1時を過ぎていた
いや!!
それでもあたしは諦めなかった
「わかんないぢゃんッ
探してくる!!」
あたしは部屋を飛び出した
「あゆみ待てよ!!」
急いでこうが追いかけて来た
:07/06/17 00:11 :SH902iS :☆☆☆
#165 [あゆみ]
「こう、ちゃんと鍵閉めた?!」
「あ、やべッ」
こうが急いで部屋に戻る
「もー」
遠くなるこうをみて微笑んだ
「わり〜」
振り返るとヘルメットを持ったこうが走ってくる
「え?!」
こうはそのままあたしの肩をだきエレベーターに乗った
「こうバイクのんの?!」
「まーな」
:07/06/17 00:15 :SH902iS :☆☆☆
#166 [あゆみ]
こうよりも少し背の低いあたしにヘルメットを被せた
1Fに付き駐車場の横に停まってあるバイクにまたがると
手慣れた感じにエンジンを入れた
「乗れよ」
あたしはこうの後ろにちょこんと乗り服をちょっとだけ掴んだ
:07/06/17 00:18 :SH902iS :☆☆☆
#167 [あゆみ]
「あのな〜
そんなんだと落ちるよ?
ばか?」
あたしはこうのすねを蹴り抱き着いた
「いてえ〜な!」
こうは勢いよくバイクをだした
:07/06/17 00:21 :SH902iS :☆☆☆
#168 [あゆみ]
こうの香りが風邪に乗ってやってくる
ドキドキする
あたしはこうの背中にほっぺたを当てた
ずっとこうしてたいな
「なんかどこまでも行けそうだね」
こうの顔を覗くと何も言わず微笑んでいた
:07/06/17 00:24 :SH902iS :☆☆☆
#169 [(・ω・)]
あげます
:07/06/17 00:26 :P903i :☆☆☆
#170 [あゆみ]
だけど酔いしれてる暇もなくとなりまちのスーパーについた
「閉店2時ー?!
すげー」
あたしは大きな声で言った
「こうこのスーパー知ってて来たの?」
「いや全然
たまたま見つけた☆」
あたしは足早にスーパーに向かった
:07/06/17 00:27 :SH902iS :☆☆☆
#171 [にか]
おもろいです
:07/06/17 00:30 :P903i :☆☆☆
#172 [あゆみ]
あげありがと
☆
不意にこうがあたしの手を繋いだ
真っ直ぐ前を見ていたけど多分こうは照れている
あたしも強くてを握り返した
食材を一通り買って
袋に詰めた
食材を選ぶときも
レジをするときも
あたしはこうの手を離さなかった
:07/06/17 00:31 :SH902iS :☆☆☆
#173 [あゆみ]
にかサン
ありがと
再びバイクに乗りあたしたちは帰った
部屋に着きあたしは食材を台所に並べた
包丁を手に始めようとすると
「そんなんあとでいいから
先風呂入れよ」
後ろからこうが話しかけた
:07/06/17 00:38 :SH902iS :☆☆☆
#174 [あゆみ]
あたしは包丁手に後ろをむいた
「おい!!
あぶねー奴だなッ
俺殺す気?」
こうが冗談混じりに言った
「あ‥
ごめん」
あたしは包丁を置いてこうを見た
「何だよ」
こうが目を反らす
「一緒に入ろーよ、お風呂‥」
あたしは俯いた
:07/06/17 00:42 :SH902iS :☆☆☆
#175 [あゆみ]
「‥はあ〜仕方ないッ」
俯いたままのあたしの体がふわっと浮いた
「え?!いーよ
重いでしょ?自分で歩くッ!」
お姫様だっこをされあたしはばたばたした
「いーの
俺がしたいからしてるのッ」
あたしはそのままお風呂まで連れて行かれた
:07/06/17 00:45 :SH902iS :☆☆☆
#176 [(・―・)]
:07/06/17 00:47 :W41CA :☆☆☆
#177 [あゆみ]
「はいッ
ばんざいして?」
あたしは言われるままにあっという間にぬがされた
その後こうは自分も脱いだ
こうがポチャンとお湯につかる
「来いよ」
あたしは胸を両手で抱えながらこうの足の間に座った
「〜〜〜♪」
こうは歌なんか歌っていた
あたしはこうにもたれ掛かりこうの手を繋いだ
:07/06/17 00:50 :SH902iS :☆☆☆
#178 [あゆみ]
きれい‥
「こうは職人なのに綺麗な手してるね」
「そうか〜?♪」
こうの歌が響く
こうに触れる度伝えきれない想いが込み上げて
あたしはどうしようもなくなった
だめだ‥
あたしは泣いていた
:07/06/17 00:53 :SH902iS :☆☆☆
#179 [あゆみ]
こうが好き
大好き‥
嫌われたくない
失いたくない‥
あたしはクルッと向きを変えこうに抱き着いた
こうは歌いながらあたしの髪を撫でる
その綺麗な手で‥
:07/06/17 00:56 :SH902iS :☆☆☆
#180 [あゆみ]
「こう、
あたしは‥‥
こうが好き
こうが好きだよ、‥」
「うん」
「ずっといたい‥
一緒にいたい」
「うん」
「こうは‥
こうはあたしが嫌いデスカ?」
:07/06/17 01:00 :SH902iS :☆☆☆
#181 [☆]
リァルタィムで見てます
この話大好き
頑張ってください
:07/06/17 01:03 :SH903i :☆☆☆
#182 [あゆみ]
こうは涙を溜めたあたしの瞳を真っ直ぐ見つめながら言った
「好き
俺も離す気ない
だから‥‥‥話して?
ちゃんとあゆみの口から聞きたい」
あたしは頭が真っ白になった
‥やっぱ知ってたんだ
あたしはたくみ先輩のことを全部話した
:07/06/17 01:04 :SH902iS :☆☆☆
#183 [あゆみ]
☆サン
ありがと
リアルタイムとかなんか
悪い気するなあ
:07/06/17 01:06 :SH902iS :☆☆☆
#184 [にか]
あげます
:07/06/17 01:06 :P903i :☆☆☆
#185 [TOMMYGIRL]
はまりました
!!
これからも..
頑張ッて下さい
応援してます
:07/06/17 01:12 :SH903i :☆☆☆
#186 [あゆみ]
あたしは自分の気持ちを精一杯伝えた
「ごめんな、
俺はたくみがおまえのこと好きだって知ってたから‥本当最低なことしたって思ってるんだ
けどおまえが俺でいいって言うなら俺はおまえを渡さない」
「‥うん」
お湯だか涙だかわからないあたしのほっぺたを流れる水滴をこうは指でなぞった
:07/06/17 01:13 :SH902iS :☆☆☆
#187 [あゆみ]
TOMMYサン
応援ありがと
:07/06/17 01:15 :SH902iS :☆☆☆
#188 [さら]
:07/06/17 01:15 :SH903i :☆☆☆
#189 []
みてます
おもしろすぎです
:07/06/17 01:16 :P903i :☆☆☆
#190 [あゆみ]
「あゆみ‥」
こうの顔が近づきあたしは目を閉じた
長いキスをした
こうがゆっくり顔を離すとあたしを強く抱きしめた
1ヶ月間、
会えなかったこうが
今あたしの腕の中にいる
あたしたちはお互いを確かめるように抱きしめた
:07/06/17 01:22 :SH902iS :☆☆☆
#191 [あゆみ]
さらサン
サン
読んでくれて
しかも気に入ってくれて
ありがと
みんながそう言ってくれるとかきごたえあります
!
完結までよろしくねッ
:07/06/17 01:25 :SH902iS :☆☆☆
#192 [あゆみ]
「あ!あたしが頭洗って上げる〜♪」
「ぢゃあ俺は体洗ってやるよ♪」
「えろおやじ〜」
「ちっちゃくても男だからなッ」
「何a?」
「168」
「へえ〜
意外と大きんだッ!」
「失礼な!
これでもナイーブなんだからッ!」
:07/06/17 01:33 :SH902iS :☆☆☆
#193 [あゆみ]
こうといっぱい笑ってお風呂を上がった
あたしがタオルを手に取ると
こうはそれを自分でもち
あたしの体や頭を拭いてくれた
「よし!」
その後で自分の体を拭く
「こうはお母さんみたいだね!」
あたしは全裸のまま部屋にいった
:07/06/17 01:37 :SH902iS :☆☆☆
#194 [あゆみ]
「こらこら
服くらい着ろよ〜」
こうの言葉を無視し、
あたしはこうの部屋に行き引き出しをあさった
明日は学校
きっとこうは仕事だろうけど
あたしはここに泊まろう
そう思っていた
引き出しを開けこうのスエットを見つけ着た
「ぶかぶか☆」
:07/06/17 01:41 :SH902iS :☆☆☆
#195 [あゆみ]
あたしは引き出しを閉めた
すると床にプリクラが落ちていた
手に取ると今より少し髪の短いこうと女の子がくっついて映っていた
:07/06/17 01:43 :SH902iS :☆☆☆
#196 [あゆみ]
わかってる‥
ちゃんとわかってる
元カノくらい、こうにいても当たり前
でも辛かった
なんでこんなとこにあるのかな
こうが見てたのかな
あたしはプリクラをそのままにして部屋を出た
台所に向かい包丁を持つ
すると
「あ!それ俺のスエット?
てかまだ作る気あったの?!」
「だって食べたいんでしょー?」
「あー今日はいーやッ
明日作ってよ♪」
:07/06/17 01:49 :SH902iS :☆☆☆
#197 [あゆみ]
「え〜」
「今は飯よりあゆみが欲しい」
ドキッとした
「だからこっち来いよ」
やばい‥
あたしは照れながらこうの前に行った
:07/06/17 01:51 :SH902iS :☆☆☆
#198 []
あげます
:07/06/17 01:54 :P903i :☆☆☆
#199 [あゆみ]
こうはタバコを片手に
あたしを見上げた
そしてあたしの手を掴むとタバコを灰皿に押し付け
あたしの体をグイッと引き寄せた
少し何も言わず抱きしめると
こうはあたしをベットに寝かせ
髪を撫でた
「可愛いな〜」
こうが呟く
あたしは恥ずかしくなって
目を反らす
:07/06/17 01:56 :SH902iS :☆☆☆
#200 [あゆみ]
「こう、
あたしこうのこと
何も知らない」
あたしは口を開けた
「ん〜?
急にどした?
何知りたいん?」
あたしはこうを見た
「元カノのこととか〜」
:07/06/17 01:59 :SH902iS :☆☆☆
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