黒蝶・蜜乙女
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#205 [向日葵]
セツナ「風に頼んだんだ。アイツらは従順な俺達の僕だからな。」
しまったぁ…。この人には魔法みたいなそんな力があることを忘れていた。
蜜「今度から庭掃除する時はセツナがいりますね…。」
セツナ「俺は芝刈り機扱いか。」
リビングに戻って籠を持ち、庭へ出る。
セツナ「干すのを手伝ってやろうか?」
今度は何をするんだろ……。好奇心を掻き立てられた。
:07/07/14 10:14
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#206 [向日葵]
蜜「お願い出来ますか?」
頼むとセツナはニヤッと笑って指をパチンと鳴らした。
フワァー……
柔らかい風邪が吹いてきて籠の中の洗濯物を宙に舞わせると、ハンガーに通したり洗濯バサミに挟んだりした。
蜜「あ!」
よく見ると小さな妖精みたいなのが何人(匹?)かいた。
全てが干し終えた。
蜜「あ…あの、ありがとう!」
:07/07/14 10:18
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#207 [向日葵]
すると妖精達が私の方を向いてニコッと笑うと風が頬を撫でた。
妖精達が私の頬にキスして帰っていったらしい。
蜜「……ミ、ミラクルファンタジー…。」
まさか妖精を見れるとは…私まだネバーランドに行けるのかもしれない。
セツナ「よし。これで出かける事が出来るな!」
蜜「えー…。また着替えるのー…。」
面倒くさい…。
大体セツナの隣に立つにはそれ相応な格好をしなきゃいけない……気がする。
:07/07/14 10:23
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#208 [向日葵]
蜜「もー今日は家にいましょうよ…。明日ありますし。」
あ、自分で明日とか言っちゃった。
セツナはそれに気づいてニコォッと笑った。
セツナ「それもそうだな。今日は家にいる。」
と言うとソファに寝そべって目を閉じた。
蜜「?眠たいんですか?」
セツナ「蜜の家の音を聞きたいだけだ。」
なんじゃそりゃ。
:07/07/14 10:29
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#209 [向日葵]
黄昏たいのかな。
蜜「じゃあ私は洗い物してきます…ねぇっ?!」
腕を引っ張られた。
危うくソファ前のテーブルに頭を打つトコだった。
蜜「あ、あぶ!あぶっ!セツナ!危ない」
セツナ「スー…。スー…。」
ね、寝てる…。
瞬間的に……。さっき寝ないって言ったくせに!!
寝ても尚、掴んだ手は離れない。
『側に……いて欲しいのかな……。』
:07/07/14 10:33
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#210 [向日葵]
もうっ!調子狂うなぁ!!
でも胸がキュウッと痛い……。
大きな手……。骨張ってる。
綺麗な黒髪……。やっぱり誰かに手入れされてるのかな。
隈無く私は寝てるセツナを観察した。
確かにこれだけ全て完璧なら人外なのも納得出来る。
そして私はある一点に目が行った。
見るんじゃなかった……。
それはセツナの唇。
:07/07/14 10:39
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#211 [向日葵]
顔赤くなるな赤くなるな!!と念じても無駄な抵抗。
一気に赤味が差していく。
綺麗に形どられた唇を私は見つめる。
この唇にいつも……。
カアァァァァ!
私は頭をブンブン振った。振りすぎてくらくらするくらい。
そしてやっぱり目は唇に。
蜜「タヌキ寝入りしてませんよねぇ……?」
セツナ「スー……。スー……。」
:07/07/14 10:44
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#212 [向日葵]
寝ていると信じて空いてる手をあげると、指先で唇をスッとなぞる。
―――ドクン…。
セツナ[お前は俺を求めてるんだよ。]
―――ドクン…。
バレンタインデーの時のセツナの言葉が頭をよぎる。
―――ドクン…。
私は引き付けられる様にセツナに近付いた。
一瞬、寝てるセツナを見つめてから自分の唇をそっと付けた。
―――ドクン…。
:07/07/14 10:51
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#213 [向日葵]
そして離れる。
セツナは未だ寝息を立てている。
蜜「――――っ!!!」
私――っ。何した今……。
自分から……進んで……。―――そんな!!まさか!!
あれほど変態にはなりたくなかったのに!
腕はまだ掴まれている。
私は自分でも気付かないくらい引き返せないトコまで来てる。
まだお泊まり始めて数時間。その矢先に私はセツナに対しての自分を再確認してしまった。
もう、抑えるなんて事…私には無理なんだ…。
:07/07/14 10:58
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#214 [向日葵]
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一旦キリまぁす

:07/07/14 10:59
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