黒蝶・蜜乙女
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#215 [向日葵]
チャプター3:様子
俺はセツナ。
話してなかったけど黒蝶族の長息子。自然界で結構上の地位にいる存在だ。
そんな俺は蜜と言う運命の相手、“蜜乙女”の恋人である。
今回俺が主人公になった訳はその蜜の様子が昼寝から覚めた時からおかしい。
無意味に顔が赤いし、なんだかギクシャクしている。……まぁ可愛らしくて非常に結構なんだかなんだか気にくわない。
セツナ「おい蜜。」
蜜「は、はい!」
:07/07/14 13:08
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:sQA2iImQ
#216 [向日葵]
何故ビクッとする……。
セツナ「さっきからなんだその態度は。」
蜜「別に…?何でも……。」
そそくさと台所に行くと冷蔵庫を開け閉めしながら具材を取り出す。
どうやら昼食を作るらしい。
蜜は俺と目が合うとまた顔を赤らめてプイッと顔を背ける。
ほほう?
俺は蜜に近付いた。
その気配を感じとった蜜は固まってそろそろとこちらを向く。
:07/07/14 13:13
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#217 [向日葵]
蜜の顎をクイッと上に向かせて俺は蜜を見つめた。
セツナ「お前にそんな態度を取られる意味が分からんのだが?」
蜜は目をあちこちにやって考える。
どうやら焦ってるらしい。
―――――
一方こちら元の主人公蜜。
何故様子がおかしいって?そりゃさっきあんな事して自分の気持ち再確認してなんだか恥ずかしいからに決まってるじゃない!
セツナはそんな事これっぽっちも知らないから段々イライラしてるのが分かる。
:07/07/14 13:18
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:sQA2iImQ
#218 [向日葵]
蜜「な、なんでもありませんからっ!気にしないで下さい!」
―――――――――
蜜「な、なんでもありませんからっ!気にしないで下さい!」
気にするなだと?
元に戻り俺。
ほっとけと言うのかお前は。
セツナ「何なんだ。俺を焦らして楽しいのか?」
蜜「違いますっ。自分で解決したいだけであって…。時間が……欲しいのです。」
:07/07/14 13:23
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#219 [向日葵]
ほー。これまた可愛い顔をしてくれる。
セツナ「フッ。仕方ない。じゃあ時間をやろう。」
すると蜜はホッとしたのか微かに微笑む。
その顔にまた俺はそそられる。
セツナ「蜜。」
名を呼ぶと蜜は目をこちらに向ける。
俺は蜜に唇を重ねた。
少し蜜が震える。
キスをすると俺の口内は蜜の“蜜”が甘く広がる。
いや、“食事”の事なんてどうでもいい。
:07/07/14 13:47
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#220 [向日葵]
すいません

訂正です
>>215の
黒蝶族の長息子になってますが
長の息子です


――――

――――
蜜との距離を縮める為に俺は蜜に唇を重ねる。
俺が蜜をどれだけ想ってるか知らせながら……。
唇を離すときっと蜜はいつもみたいに怒った様な恥ずかしがった表情をするだろう。
それがまたいい。
しかし今回は違った。
目を見開いて赤い顔が更に赤くなっていく。
:07/07/14 14:50
:SO903i
:sQA2iImQ
#221 [向日葵]
セツナ「蜜……?」
すると蜜はハッとして顎にある俺の手をやんわりと外した。
蜜「火…使ってるんで、あっちで大人しくしててください…。」
蜜は背中を向けるが、耳まで真っ赤になっている。
ますます虐めたくなるが、蜜の不興を買うのはご免だから俺は素直にソファに座った。
・・・・・・・・・・・・・・・
コトッ
テーブルに出来た料理を置く音がした。
:07/07/14 14:58
:SO903i
:sQA2iImQ
#222 [向日葵]
セツナ「出来たのか。」
蜜「え?あ、ハイ。」
蜜はせわしなく米を口に運ぶ。
心ここにあらずなのかポロポロ溢す。
セツナ「蜜。ちゃんと食べろ。」
蜜「え?ぅおう!!」
落ちた米粒を拾うもまた異世界に飛び立つ蜜を俺はただ観察していた。
カシャン
蜜「ごちそー様…でした。」
蜜はこちらをチラリと見る。
:07/07/14 16:16
:SO903i
:sQA2iImQ
#223 [向日葵]
セツナ「何だ?」
蜜「いえ……。別に。」
俺は立って蜜に近づく。
蜜はあたふたと逃げ場所を探すがその前に俺が追いついた。
セツナ「お前が時間をくれと言うから俺は待っているのにそう熱い視線を送られると聞かれたくなくても聞くぞ。」
蜜「熱い視線なんて送ってないです!」
セツナ「じゃあ何なんだ?」
蜜は「うっ」と唸った。
蜜「いつも…昼食が終ると“食事”の時間だから、また襲ってくるのかなぁー…って……。」
:07/07/14 16:25
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:sQA2iImQ
#224 [向日葵]
上目使いで赤い顔をして聞いてくるから、俺はやっぱり虐めたくなった。
セツナ「フーン…。蜜、そんなに早朝の“愛のくちづけ”が良かったのか?」
蜜は一歩下がって首を振る。
蜜「ち、違っ!違う!!」
ハァ…。そんな顔をするなよなぁ…。止めて欲しいならそんなに俺の心をくすぐらないでくれ。
セツナ「心配頂きありがとう蜜乙女。なら……。」
俺は蜜の腰に手を回して蜜を捕まえる。
セツナ「遠慮なく。」
:07/07/14 16:35
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