黒蝶・蜜乙女
最新 最初 全 
#692 [向日葵]
オウマ「すっげぇ!輪っかになってる!お前マジシャンか?!」
蜜「へ?」
あまりに目を輝かせて子供みたいに見つめてくるもんだから思わず笑ってしまった。
蜜「待ってね…。もうすぐ出来るから。」
オウマ君はウン!!っと元気よく頷いてまた私の手先を真剣に見始める。
―――2分後
蜜「ハイ。出来ましたよー。」
オウマ「すっげ!すっげ!すっげぇ!!」
そんなに凄くはないけど……。
まぁこの人達にとったら食料でしかなかったもんね……。
:07/07/31 01:04
:SO903i
:2vuVxr6U
#693 [向日葵]
蜜「ハイ。どうぞ。」
オウマ「くれるのか?!」
蜜「お花畑のお礼です。」
オウマ「ィエーイ!!皆に見せてこよっ♪!!」
早っ!
オウマ君はびっくりするくらい早くお城に戻って行った。
私はそれを見送ってまた花冠を作り始めた。
大きいのでも作ろうかなぁ〜。
私も少し浮かれていた。
蜜「…っ!イタタ…。」
草で指を軽く切ってしまった。これがまた地味に痛い。
:07/07/31 01:10
:SO903i
:2vuVxr6U
#694 [向日葵]
口に入れて消毒。
鉄の味が広がる。
蜜「おーえー…。」
持っていた花を口に付けて蜜を吸った。
甘い……。とまったりしたところでまた冠作り再開。
しばらくすると後ろから声がした。
セツナ「ほう。器用だな。」
蜜「あ、セツナ。器用ですか?さっきオウマ君も凄く喜んで…。」
―――ハッ!!
いけない。何和んでる私!さっきセツナに「不細工発言」されたじゃない!!
いや、別に可愛いくもないけど。
:07/07/31 01:16
:SO903i
:2vuVxr6U
#695 [向日葵]
私はプイッと冠に目を向けた。
セツナは後ろでクスクス笑っている。
セツナ「何?怒ってるのか?」
ハイ無視!!
もくもくと花を輪っかにしていく。
セツナ「冗談を言っただけだろ?蜜が不細工なんてあり得るか。」
知るか!!
と口の中で悪態づく。
ってかなんでアンタ若干ふんぞり返ってる口調なんだよ!!
しばし無言。
するとカサカサ音を立ててセツナが私の背後に座る。
:07/07/31 01:24
:SO903i
:2vuVxr6U
#696 [向日葵]
セツナは私ね髪を一束持ってツンツン引っ張った。
セツナ「みーいーつ。」
蜜「痛いから辞めてください。」
セツナ「喋れるんなら口をきいたらどうだ。」
黙れぇぇ!!
女の子はちょっとした事でも傷つきやすいガラスハートなんだそぉぉ!!
もうすぎ冠完成。
最後の花を摘もうとした時だった。
キュッ……。
蜜「あ……。」
:07/07/31 01:28
:SO903i
:2vuVxr6U
#697 [向日葵]
セツナが後ろから抱き締めてきた。
私を足で挟む様にして座り、私はすっかりセツナで包まれてしまった。
セツナ「機嫌直してくれないか?」
プーイ。いずれ負けると思うけど一応勝負!
蜜「オウマ君がせっかく連れてきてくれて機嫌直ったのにセツナが来たせいでまた悪くなりました。」
すると顔を掴まれて無理矢理セツナの方を向かされ、出来上がり直前の冠は地面に落ちてしまった。
セツナ「どの口が言ってる?」
:07/07/31 01:32
:SO903i
:2vuVxr6U
#698 [向日葵]
目を見ると怒っているのが分かった。
しまった……勘に触っちゃったかぁ…。やりすぎた。
まぁ、でもほっといてみよう…。
もしかしたら初勝利になるかもよ?!
蜜「元凶はセツナでしょ?なら、誠心誠意を込めて謝ってくれてもいいじゃないですかっ。」
セツナは眉を寄せて私の顔を解放した。
おっ。勝った?勝った?
私はまた冠を取って冠を完成させた。
:07/07/31 01:36
:SO903i
:2vuVxr6U
#699 [向日葵]
蜜「でーきー…たっ?!」
後ろに引力。
もといセツナがまた抱き締める。
そして唇を耳に押し付けた。
セツナ「ゴメン…。許してくれないか……?」
――ドクン……
卑怯だぁ…。その魅惑の低い声に私は弱いのにぃ……。
セツナ「蜜…?」
蜜「や…っ、耳元で喋らないで下さいよ…っ!!」
セツナはそれでも容赦なく囁いてくる。
:07/07/31 01:41
:SO903i
:2vuVxr6U
#700 [向日葵]
セツナ「許してくれるか…?」
ハイー白旗……。
せっかく勝ったと思ったねに…残念だぁぁ……。
蜜「わかりましたって!!許しますから少し離れて下さい!!」
セツナは腕をとっただけで距離は変わらない。
蜜「ハイ!仲直りの印にセツナにも花冠あげます!!」
と言ってセツナの頭に花冠を乗せてあげる。
セツナ「“も”って…。俺の他誰にやったんだ?」
蜜「え?オウマ君。」
:07/07/31 01:48
:SO903i
:2vuVxr6U
#701 [向日葵]
するとセツナはため息を吐いてそっぽを向く。
セツナ「……なんだ。俺は二番手か。」
私は瞬きを2、3回パチパチとした。
セツナ……もしかして……。
蜜「焼きもち焼いてます……?」
さっきからオウマ君の名前を出すと不機嫌になるのって、仲良くしてたから焼きもち焼いてるの?
セツナはそっぽを向いたまま膝に頬杖をついて目を瞑る。
セツナ「当たり前だろっ!」
:07/07/31 01:55
:SO903i
:2vuVxr6U
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194