黒蝶・蜜乙女
最新 最初 全 
#742 [向日葵]
人って不思議。
心地いい体温と聞こえる心音があると何故か安心して瞼が重くなる。
セツナ「蜜…。好きだよ…。」
目を閉じたまま私は嬉しくて微笑む。
蜜「私もですよ…。」
――――――……
オウマ「おはよっす蜜!!」
お風呂に入り、またラフィーユに着替えさせてもらった所に、昨日私があげた花冠を頭につけたオウマ君がいた。
:07/08/03 00:15
:SO903i
:mUXToLUQ
#743 [向日葵]
蜜「おはようです。花冠気に入ってもらえましたか?」
オウマ「もうばっちりよぉ!!また作ってなぁ!」
ラフィーユ「その前に傷つけた扉、修理する。これ仕事。」
ラフィーユは赤い箱を持って来てオウマ君に押しつける。
オウマ「えー。ラフィーも手伝ってよぉ。」
ラフィーユ「甘える、良くない。自分の事、自分でする。」
オウマ君はブーブー言いながら扉の方へとパタパタ飛んで行った。
:07/08/03 00:20
:SO903i
:mUXToLUQ
#744 [向日葵]
蜜「仲がいいのね。」
ラフィーユは私に「何が」と言う眼差しを向ける。
蜜「オウマ君だけ?ラフィーユの事ラフィーって呼ぶの。」
ラフィーユ「あぁ。ユが面倒くさいとか。意味、分からない。」
うん確かに。
でももしかして、オウマ君ってラフィーユの事……?
セツナ「蜜!」
階段の上からセツナが私を呼んだ。
蜜「あ、ハイ!何ですか?」
:07/08/03 00:23
:SO903i
:mUXToLUQ
#745 [向日葵]
セツナ「父上が部屋で待ってるそうだ。行く準備は出来てるか?」
・・・・・・・・・・・・・・・
セツナ「オイ。」
蜜「ハ、ハ、ハイ……。」
セツナのお父さんの部屋の扉前に私とセツナはいた。
セツナ「何故そんな硬い。」
蜜「や、やっぱり、長ですから……っ。失礼の無いようにと思いますと……っ。」
:07/08/03 00:28
:SO903i
:mUXToLUQ
#746 [向日葵]
――――

――――
今日はここまでにします

:07/08/03 00:28
:SO903i
:mUXToLUQ
#747 [失礼します]
:07/08/03 15:35
:P903iX
:☆☆☆
#748 [向日葵]
>>747さん

安価ありがとうございました

――――

――――
セツナは呆れてため息をつくと、ゆっくりとドアを開けた。
セツナ「父上、失礼します。」
私は失礼しますも言わず、その部屋の広さに驚いた。セツナの部屋とは比べものにならないくらいの広さ。
東京ドーム1個分……?
蜜「イッツミラクル……。」
思いきりジャパニーズイングリッシュ。
:07/08/03 23:07
:SO903i
:mUXToLUQ
#749 [向日葵]
長「ああセツナ。……それに、蜜乙女。」
ダンディな感じのおじさん。この人こそが、黒蝶族長……。
蜜「初めまして。蜜…と申します。」
一例深々と礼をする。
するとシャランと音がしたと思うと、王様の様な格好をした長がすぐそこにいた。
私は礼をしたまま続ける。
蜜「先日は助けて頂き、ありがとうございました。なのにご挨拶もお礼もせず、失礼いたしました…。」
:07/08/03 23:15
:SO903i
:mUXToLUQ
#750 [向日葵]
すると、皺がれた低く、それでいて滑らかな笑い声が私の耳に届いた。
長「これは偉く礼儀正しいお嬢さんだねぇ。」
セツナ「真面目すぎるんだ。だから力を抜けと言うんだが。」
長はまた笑う。
そして私の肩に触れて頭を起こさせた。
長「初めまして。私は黒蝶族の長、そしてセツナの父でもあるガラナと申します。」
とても親しみやすく接してくれたので、私の緊張は一気に抜けた。
長「セツナから聞いてるよ。せがれは君を凄く気に入っててね。」
:07/08/03 23:20
:SO903i
:mUXToLUQ
#751 [向日葵]
一旦セツナを見てから長に向き直り、本題に入った。
蜜「初めてなのに、とても失礼だとは思いますが……ルキを解放してあげて下さい!」
長は片方の眉を上げる。
後ろではセツナの呆れたため息が聞こえた。
長「君は…、ひどい事をされたのだろう?だったら何故。」
蜜「私だって正直許せません。あんな、怖い思いをして……許せる訳がないです……。」
傷がもう無い首筋に、私は手を触れた。
蜜「でも……歪み合うばかりはもっと駄目。和解したり、納得する事だって必要だと、思う、んです。」
:07/08/03 23:32
:SO903i
:mUXToLUQ
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194