〜運命のヒト(2)〜
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#222 [りく☆]
しばらくお互い顔を見合わせながら笑った。

誰かと笑いを共有しあうなど、オレにとっては久しぶりの事だった。

笑いを押さえるように一息ついた滝沢は、また真面目な表情へと戻した。

⏰:08/08/21 01:11 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#223 [りく☆]
『オレの話は以上だ。』

そぉ滝沢は言い切った。次はお前の番だと言わんばかりの目つきで。

…ついに話す時がきたか

意外にもオレの心は落ち着いていた。

⏰:08/08/21 01:14 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#224 [りく☆]
ここまでしてくれた滝沢になら、そして心配してくれた友人になら話してもいいと思えたのだ。

前にみっちゃんに言われた「お前は友人を信用してない」っという言葉を今ならすぐに否定できる自信があった。

黙ってそんな事を考えているオレを滝沢が心配そぉに見ているのに気がついた。

⏰:08/08/21 01:18 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#225 [りく☆]
『りく……気を悪くしたか?』

『イヤ…ちょぃ考えこんでただけ。』

滝沢の心配を早く消したくて、すぐに言葉を返した。

『ならぃぃけど。
なぁりく、一つ聞いていいか?』

ゆっくりとした口調で滝沢がオレに問いかけた。

⏰:08/08/21 01:21 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#226 [りく☆]
『三浦も言ってたんだが……』

滝沢が話の途中で言葉を止めた。

『どぉしたんだ?』

すかさず問いただす。もしかしたら滝沢はオレに気を遣っているのかもしれない。そぉ思えた。

『気にしないで言っていいよ。聞きたいことってなんだ?』

⏰:08/08/21 01:24 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#227 [りく☆]
そんなオレの言葉に安心したのか、滝沢は話を続けた。

『三浦が言ってたんだが、

お前が変わってしまったのは、山へ旅行に行った後らしいな。荒井優希と両親の4人でいった旅行…

そこで起きた事故が関係あるのか?』


『あぁ…そぉだ』

滝沢の質問に慎重に答えた。夏の暑さに照らされてでてきた汗が、額をつたっていくのがわかった。

⏰:08/08/21 01:30 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#228 [りく☆]
滝沢はあっさりオレが認めたことにただ驚いていた。
今まであんなに口を閉ざしていたオレが、今は真っすぐ滝沢の目を見ている。
もはや今のオレには何の迷いもなかった。

今まで硬く閉ざされていた過去が、ゆっくりとその姿を見せようとしている。

⏰:08/08/21 01:34 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#229 [りく☆]
親父からの虐待
親の離婚

優希との出会い
そして2人で親父の虐待に耐えた日々
2人で語り明かした夢


深山での出来事……


全てを話すのに、オレは何の戸惑いもなかった。ただ無心で有りのままを滝沢に話したのだ。

⏰:08/08/21 01:38 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#230 [りく☆]
『じゃぁ……お前の親父さんは事故死じゃなくて…』

オレの過去を知り動揺を隠せずにいた滝沢が、やっと絞り出した言葉だった。

『オレが彼女に…優希に殺させてしまったんだ』

過去を噛み締めるように答える。他人に話すと改めて自分がした事の重大さがわかってきた。

⏰:08/08/21 16:32 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#231 [りく☆]
その深山での事件以来のオレの状況の変化や優希との別れ、そして滝沢たちと出会うまでを続けて滝沢に話した。
何故オレが結衣をすぐに愛さなかったのか、そして彼女が亡くなってからのオレの心境の変化、優希との再開後のオレの行動の真実。それらすべてを滝沢に話した。

⏰:08/08/21 16:32 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


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