〜運命のヒト(2)〜
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#283 [りく☆]
そぉ言うと、卓也は看護婦を部屋へと入る様に手招きしていた。
『相変わらず自由人だな』
オレ達はそんなバカみたいな事を言って笑うしかなかった。
:08/08/22 16:47 :SH903i :XTS191aU
#284 [りく☆]
『熱もないようだし……後はゆっくり休んでてね。また動き回っちゃだめよ』
診察が終わったのか、そぉ言うと看護婦は荷物をまとめ始めた。
『えぇ〜尚美さん帰っちゃうの?』
:08/08/22 16:48 :SH903i :XTS191aU
#285 [りく☆]
『友達が来てくれてるじゃない♪もぉ一人じゃないでしょ。』
甘える卓也を軽くかわし、看護婦はオレ達に軽くお辞儀して去っていった。
『邪魔だったか?』
冷静な眼差しで卓也を見ながら滝沢が言った。もはやオレと祥子は呆れて言葉もでない。
:08/08/22 16:49 :SH903i :XTS191aU
#286 [りく☆]
『後10分遅かったら、もっと尚美さんと話せたんだけどな♪』
ベットに座った卓也が笑いながら滝沢に言った。
『まったく……入院してることくらい教えてくれてもいいじゃなぃ!!』
ため息混じりに祥子が言った。そんな彼女の言葉にも、卓也は笑っている。
:08/08/23 01:12 :SH903i :dLuGxfF.
#287 [りく☆]
『お前らに言ったら毎日くるだろ?そしたら尚美さんに会えなくなる』
っと答えるだけだった。
『こんな元気ならわざわざジィに呼ばれて来る必要なかったな』
そう滝沢は言い放ち、ソファーから立ち上がった。
:08/08/23 01:13 :SH903i :dLuGxfF.
#288 [りく☆]
『ジィが呼んだのか…
あ……あいつ年寄りだからな、心配性なんだよ♪』
『あんまりジィを馬鹿にするなよ。りくちょぃ外行くから付き合え。』
卓也の言葉に適当な返事をしながら滝沢がオレに外に出るよう言った。
:08/08/23 01:13 :SH903i :dLuGxfF.
#289 [りく☆]
そんな滝沢にオレは黙って頷き、ソファーから腰を上げる。そんなオレ達をみて、卓也が話しかけてきた。
『そぉ怒るなよ。
ってかどこに行くんだ?』
『ちょぃとジィに文句を言いに……』
そぉ滝沢が言うと、祥子に見えない様に、手で煙草を吸う仕草を卓也に見せた。
:08/08/23 01:14 :SH903i :dLuGxfF.
#290 [りく☆]
『あんまり怒鳴るなよ。
ジィの心臓が止まっちまう♪』
了解と合図するかのように、ウィンクしながら卓也が答えた。
『じゃぁ祥子、女たらしの相手頼むぜ♪』
病室をでる間際にそんな台詞を言って病室を後にした。
:08/08/23 01:14 :SH903i :dLuGxfF.
#291 [りく☆]
後ろで祥子が何か言っているのがわかったが、構わずオレ達は廊下を歩いていく。
『りく……お前も気がついたろ?』
病院の屋上へとたどり着いたオレ達は、煙草をくわえながら話していた。
:08/08/23 01:15 :SH903i :dLuGxfF.
#292 [りく☆]
『あぁ……あいつとは付き合い長いからな。よくわかるよ。』
口から流れでる煙りを見ながら答えた。
『ジィが言っていたことは間違いじゃないな。
そんなに深刻なのかよ……卓也の病気……。』
:08/08/23 01:16 :SH903i :dLuGxfF.
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