〜運命のヒト(2)〜
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#321 [りく☆]
滝沢と屋上で話した事…卓也の病気の事などが、喉を潤すと共に頭に浮かんできた。

『りく!!何やってんだ、早く来いよ。』

滝沢の声に我に返ったオレは、2人のお茶も用意して彼らがまつテーブルへと向かった。

⏰:08/08/26 16:07 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#322 [りく☆]
お茶を渡し、椅子に座ると早速祥子が口を開いた。

『車の中で勇貴が言ってたことって何?』

オレは滝沢に目線をやった。彼は黙ったままオレを見ている。
お前なら話せる……そぉ滝沢に背中を押された気がした。

⏰:08/08/26 16:08 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#323 [りく☆]
 


『今日、学校の屋上で滝沢に話したんだが……単刀直入に言おう。


オレの過去の話しだ。』

何の話しか分かった祥子は、先程までそわそわしていた体をピタッと止めて、緊張した表情でオレを見た。

⏰:08/08/26 16:09 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#324 [りく☆]
そんな祥子を状態を確認したオレは、全てを彼女に話した。学校の屋上で滝沢に話した様に。




『そんな事が…』

一気に全てを知った祥子は、さすがに直ぐには把握しきれてなかった。

⏰:08/08/26 16:09 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#325 [りく☆]
しかし、オレにとっても話すことは、精神的にかなりの疲労を伴う。そのため、ゆっくり話すことなどできず一気に話してしまう。

『勇貴は知ってたの?』

『オレも今日聞いた……さっき学校の屋上でりくに聞いたって言っただろう…』

相当パニック状態になっているのか、祥子は滝沢の言葉にもあまり反応できてなかった。

⏰:08/08/26 16:10 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#326 [りく☆]
しばらく考え込んでいた祥子が、やっと少し落ち着きを取り戻したのか、ゆっくりと口を開いた。

『それが……今までりくを悩ませていた過去だったんだね。』

『あぁ……今までいろいろと心配かけてごめんな。』

祥子の顔を見ながらオレは答えた。

⏰:08/08/26 16:15 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#327 [りく☆]
『でも……これからりくはどぉするの?何か考えとかあるの?


どぉやったらりくは過去から開放されるの?』

少し身を乗り出しながら、祥子がオレに訴える。

確かに話したからといって全てが解決したわけではないのだ。

⏰:08/08/26 16:18 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#328 [りく☆]
祥子の一言で、オレは改めて今の状況を確認するはめになった。
実際、オレ自身もこれからの方針がわからないでいる。

『なぁ祥子……お前は美里の行動をどぉ思う?』


今まで固く口を閉ざしていた滝沢が祥子に問いかけた。

⏰:08/08/26 16:21 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#329 [りく☆]
『どぉ思うって……


りくを信じてない訳じゃないけど、彼女は何か知ってるんじゃないかな?
だってわざわざそんな嘘を言う訳ないでしょ…

もしかしたらりくの知らない真実があるんじゃないかなぁ』

頭を抱えながら彼女は言った。彼女もまた滝沢と同じ意見だ。

⏰:08/08/26 16:25 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


#330 [りく☆]
『でも……仮にそうだとしても、オレは彼女が…優希がオレに許しを求める理由がわからない。』

2人の視線を感じながら、オレは俯き答えた。
確かに美里の嘘は全く意味がない……しかし、あの内容は嘘としか考えられなかった。

⏰:08/08/26 16:29 📱:SH903i 🆔:8upHLEKc


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