〜運命のヒト(2)〜
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#88 [りく☆]
『おぃっ!?』

みっちゃんの叫び声にオレは我にかえった。

『何をぼーっとしてんだよ』

ややキレ気味にみっちゃんが言う。確かに今のオレの状況は有り得ない……人の仕事場で寝ていたのだから

『悪い悪い……何かよくわかんないけど…気がついたらここに…』

⏰:07/10/14 00:16 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#89 [りく☆]
誰も理解できないような言い訳を言ってしまった。もちろんみっちゃんはオレの言葉に呆気にとられていた。

『だ……大丈夫か!?』

『あぁ……別におかしくなんかなってないべ』

笑いながらオレは答えた。そんなオレを未だに不思議そうにみっちゃんは見つめている。

⏰:07/10/14 00:56 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#90 [りく☆]
…夢だったのか


ふと、そう思った。しかし、結衣の一言一言がはっきりと頭のなかに残っている。夢なんて考えられないが……現実は甘くない。

『はぁ…』

いろんな思いがため息となってでていった。

⏰:07/10/14 01:00 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#91 [りく☆]
『まぁ……とりあえず今仕事中だからさ、仕事場からでろ♪』

床に座りこんでいるオレを引っ張り立たせ、みっちゃんが言った。

『何の工事なんだ!?』

オレは、ゆっくり立ち上がりながらみっちゃんに聞いた。

『新しいマンションにいろいろ問題があったらしくて……んでオレ達が修正してるわけ。たしか〜1年前くらいに建てられたのかな。』

⏰:07/10/14 01:05 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#92 [りく☆]
『ふーん』

愛想のない返事で答え、みっちゃんの話を聞きながら辺りを見渡した。
辺りの景色は、懐かしいような感じだった。

…以前きたことあったのかな?


…きたことがある気がする




…どこだ!?

⏰:07/10/14 01:09 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#93 [りく☆]
『………』

しばらく黙り、考え込んでしまったオレをまたみっちゃんは心配そうに見ている。もはやそんなオレに呆れているように思えた。







…あっ!!

…もしかして!!

『なぁみっちゃん…帰る前に1つ聞いていいか!?』

⏰:07/10/14 01:12 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#94 [りく☆]
突然、何か閃いたかのようにしゃべりだしたオレにまたもやみっちゃんは驚いていた。

『なんだよ…』

『ここって…マンション建てる前……なんだった!?』

オレの質問にしばらくみっちゃんは考え込んでしまった

『確か前に親方から教えてもらったんだけど…』

⏰:07/10/14 01:15 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#95 [りく☆]
『公園……だろ!?』

『そうだ!!公園だよ…………って何で知ってんだ!?』

…やっぱり


何で見覚えのある場所かがやっとわかった。オレは今、大切な思い出の場所にいる。

⏰:07/10/14 01:17 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#96 [りく☆]
オレにとって

そして結衣にとっても思い出の場所に違いない。


…そうだろ結衣?

オレは黙って空を見上げた。

…こんなに変わったのか

…昔のままがよかった


…オレと結衣が出会った公園

…"ぞうさん公園"のままが

⏰:07/10/14 01:20 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


#97 [りく☆]
昔あの公園があった場所にオレはいたのだ。

…偶然なのか?

一緒そう考えたが、"あるもの"を見つけすぐにその考えは消えた。

『じゃぁ邪魔したな』

笑いながらオレはみっちゃんの仕事場からさった。そんなオレに戸惑いながらみっちゃんは手を振っていた。

⏰:07/10/14 01:30 📱:SH903i 🆔:p9zCMFuQ


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