.。改]恋愛成就の洞窟で。.
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#119 [桔妁]
「…これ、あれか?けいたいでんわ……。」
中身を見てしまいました。しかも、携帯電話ときてしまえば、中々珍しいのであって…。
「おぉ-!!お父さんが持ってたなァ…。電源……ここか…あれ、付かない……あ、ついた!!!!!」
繭がやったときはつかなかったのに、ついたのだ。
「すげ……TV画面なんて何年振りだ…」
と、カレンダーをみると。
:07/12/24 19:52 :SH903i :8vB3PghU
#120 [桔妁]
「十一月三十日……」
もう、十二月になるのか、と思った。正確な日にちが分かるだけで、涙が出そうだ。
それと同時に十二月といえば。
「クリスマス…懐かしいな。」
という考えが浮かぶ訳で。
「繭にプレゼントでもあげようかな……」
なんて考えたのであった。
:07/12/24 19:57 :SH903i :8vB3PghU
#121 [桔妁]
と、そこに。
「そらやー!ばっちゃんから饅頭くすねてきたから食おう!!」
「…おぉ頼仲!いいところにやってきたじゃんか!!」
「は?」
――――
――
―
「わかった。つまり、おまいは繭に簪をあげたいというわけ。」
「そう!よろしくな!」
:07/12/24 20:01 :SH903i :8vB3PghU
#122 [桔妁]
仕事の都合上、さらに繭を何日も家に一人にするのは危険と考えたので、頼仲にお使いを頼むことにした。
「三日で帰るけ!」
「まじかよ。」
余りに早いなと思いながら、天弥は頼仲に手を振った。
「さァ、今日から日にちをきちんと数えなくちゃな…。」
――――
―
:07/12/24 20:04 :SH903i :8vB3PghU
#123 [桔妁]
三日後…。今日は十二月二日だ。
「……」
盛り上がった土の上で手を合わせる。
これは、仕事の"後片付け"だ。
と、草の外から人の影があった。
「誰ですかァ!!!」
裏返った声で、明らかにビビっていた。女か?
「怪しいモンじゃね-よ。」
そう言うと、返ってきたのは繭の声。
:07/12/24 20:10 :SH903i :8vB3PghU
#124 [桔妁]
「天、弥?」
まさか、こんな夜に迎えに来るなんて思わないから、動揺して、
さっき頼仲からもらった簪を胸元から落とすところだった。
しかも、この仕事が繭にばれるのは嫌だ。
さらに慌てた俺だった。
そんな俺の事を知りもしない繭だから。
「迎えにきたんだ」
なんて言われたら恥ずかしい。
:07/12/24 20:14 :SH903i :8vB3PghU
#125 [桔妁]
しかし、最近よくない噂の侍が居るようで、繭がよく無事だったと安心した。
だから叱ってやったのに。
天弥のほうが小さいから説得力が無いといわれた。
と、頼仲が女と家に来ていたようで。
あれほど言うなと言ったのに、繭に"お届け物"のことを喋ったようだ。
:07/12/24 20:17 :SH903i :8vB3PghU
#126 [桔妁]
しつこく聞いてくる繭。
まぁ、あとで分かるんだから…って言ったらお見通しか。
冷たい木枯らしが、吹いていた。
.
:07/12/24 20:19 :SH903i :8vB3PghU
#127 [桔妁]
その日の、夜の事だった。
「…何コレ?」
繭は俺に茶色い球体を渡してきた。
…イヤ、多分"アレ"ではないと思うが……
「コレなに?…やだなぁ!過去きて三年しか経ってないのに忘れちゃったの!?チョコボールだよ!!」
「は?……あ、あぁ!!」
:07/12/24 23:00 :SH903i :8vB3PghU
#128 [桔妁]
ようやく、わかった。
チョコボールといえば…あのキョロちゃんの、あれか。
銀のエンジェル、三つ集めたのに…過去来てパァだったんだ、そういえば。
「で、これがなんだっていうんだ?」
:07/12/25 00:00 :SH903i :ooso8LXg
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