.。改]恋愛成就の洞窟で。.
最新 最初 🆕
#278 [桔妁]
 
柳園はついつい首を傾げた。

部員なってもうすぐ一年が経つが、この男の目の付け所がいまいち分からない。

そんな柳園を見て吉原は微笑んで言った。

「今日の昼休みは部室集合だ。慶を呼んでおいてね。」

⏰:08/02/09 15:48 📱:PC 🆔:1P02R/pA


#279 [桔妁]
 
「はい、じゃあ七塚先輩は部長が声をかけるんですね。分かりました。」

部長の言いつけに素直に頭を下げて、柳園は教室を後にする。


吉原はそんな柳園を見届けた後、少し興奮気味に教室内の自分の席についた。

⏰:08/02/09 15:52 📱:PC 🆔:1P02R/pA


#280 [桔妁]
 


「それじゃあ、今日昼休みにまで皆に集まってもらったのは―――」

昼休み。吉原が声高々に皆にそうつげようとしたときだ。

「あの、部長。」

「なんだ?」

慶が口を挟んだことで、少し冷めた吉原。

「七塚センパイ、来てないんですけど。」

⏰:08/02/09 15:57 📱:PC 🆔:1P02R/pA


#281 [桔妁]
 
「――あ。呼び出し忘れてたよ…」

柳園は、くすくすと微笑む。

あの後結局柳園は七塚の所へ顔を出した。そして昼休みの事を話したのだが。

彼女は今日は用事があるからと言っていた。

だから今此処に来ることはないのだ。


それを吉原に話したときは、すごく安心した顔をしていた。

⏰:08/02/09 16:01 📱:PC 🆔:1P02R/pA


#282 [桔妁]
 
「と、本題に戻らねばね。……皆、明日からの連休は空いてる??…空いてるな。」

部長は早速話題を元に戻せば強制的に、明日からの連休を空いているものとした。

「や、俺ちょっと用事――…」

そんな慶の言葉は無視で、どんどん話は進められた。

勿論今出席していない七塚も、連休は空いていることになった。

⏰:08/02/11 01:26 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#283 [かな]
あげ〜☆

⏰:08/03/24 22:37 📱:F703i 🆔:Hn3ykPUM


#284 [我輩は匿名である]
>>283かなさん
ありがとうございいます!

長い間放置で申し訳ございませんでした!

更新!!

⏰:08/04/02 18:08 📱:PC 🆔:ybBNixPo


#285 [桔妁]
 
――――


「ったく部長は…明日はサッカーの試合観戦があるってのに!」

慶は家の自室にこもって、明日にあるサッカーの観戦チケットを愛おしそうに眺めていた。

これは数時間後に友達へと手渡される。勿論、部で田舎へ行くためにそうなってしまったのだ。

⏰:08/04/02 18:14 📱:PC 🆔:ybBNixPo


#286 [桔妁]
 
「小遣いだって残り少ないから前借りだしな…」

本当に何故自分はそんなオカルト部に居るのかが今更ながら不思議でならなかった。

ただ、明日に迫った小旅行のために身体だけは準備をしていた。洋服などがリュックの中に詰め込まれていく。


そしてその後、無事にチケットは友達の手に渡り、夜は更けていくのであった。

⏰:08/04/02 18:21 📱:PC 🆔:ybBNixPo


#287 [桔妁]
 
―翌日――

「先輩!七塚先輩が来てませんよ!?」

「ん?あれ?」

朝。幸いにも気候は暖かく、絶好(?)の旅行日和であった。

そして慶だは分かった。七塚はズル休みをしたのだと。

⏰:08/04/02 18:24 📱:PC 🆔:ybBNixPo


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194