フォーエヴァー。>>BL
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#101 [Mr.RabbIts!]
           

「よし!リバースの新ボーカルはヒロで決定!!」
           
「…………は?」
           
ちょちょちょ、新ボーカル?ボーカルはコイツなんじゃ…
           
俺の視線に気付いたのか、雄琉が笑顔で説明しだした。
           
「俺は元々ギタリストになりたかったのに、誰もボーカルやらねーから…」
           
俺は雄琉の言葉に猛反発した。
           

⏰:08/02/06 21:38 📱:P704i 🆔:1W2TWADo


#102 [Mr.RabbIts!]
           

「何でだよ!?アンタ歌超上手いじゃん!!」
           
「…だって俺、鼻に掛けたような歌い方してるしー」
           
くっ!聞いてやがったのか…
           
まだ反発しようとしている俺に構わず、諒が話をまとめ出した。
           
「まぁまぁ。ヒロやりたくね?ボーカル」           

⏰:08/02/06 21:43 📱:P704i 🆔:1W2TWADo


#103 [Mr.RabbIts!]
           

「やりたいとかやりたくないとかの問題じゃなくて!話が急過ぎんだろっ」
           
俺がそれだけ言うと、諒はうーんと考え混んでしまった。
           
「まぁ、いきなりな話だし…別に結論を急ぐ必要も無い。」
           
暫くしてからの諒の言葉に俺は一安心した。
           

⏰:08/02/07 21:20 📱:P704i 🆔:7wh60Cv6


#104 [Mr.RabbIts!]
           

「よかったー。また脅されんのかと思った」
           
俺がへらっと笑って言うと、諒が真剣な眼差しを俺に向けた。
           
「無理強いなんかしたら、良い曲なんか出来ない。…お前が気持ち良く歌えないと、誰の心にも響かない」
           
凄く諒が格好良く見えた。
           

⏰:08/02/07 21:23 📱:P704i 🆔:7wh60Cv6


#105 [Mr.RabbIts!]
           

「でも、ヒロは手放せない人材だから別だけど」
           
…この男、表と裏の差が激し過ぎんだろ!
           
俺が心の中で毒づいていると、雄琉も帰るらしくスタジオから出てあちこちに散らばっている自分の荷物を集め始めた。
           

⏰:08/02/08 23:35 📱:P704i 🆔:ipVg9iys


#106 [Mr.RabbIts!]

           
「あれ?雄琉帰んの?てっきり泊まってくのかと思ってた」
           
諒が雄琉の背中に声を掛けると、こちらに背を向けたまま雄琉は答える。
           
「そのつもりだったんだけど、このままだと口煩いドラマーに曲書け!って急かされそうだし。今日のところは帰る」
           
「あ〜曲作りに専念するため、ね。じゃ!気を付けて帰れよ」
           
「………はい」
           
雄琉は諒には頭が上がらないらしい。そんな二人が可笑しくて俺はスティンと顔を見合わせ笑った。
           

⏰:08/02/08 23:36 📱:P704i 🆔:ipVg9iys


#107 [Mr.RabbIts!]
           

「なに笑ってんだよ」
「いっ!?」
           
いつの間にか荷物をまとめ終えた雄琉が俺の頬をつねった。
           
「な、にすんだよっ」
「ははっ馬鹿面」
           
…ムカッ
           
「このやろっ」
「いてっ」
           
油断して笑っていた雄琉の膝に、軽く蹴りを入れてやった。
           

⏰:08/02/09 22:20 📱:P704i 🆔:DhS.07go


#108 [Mr.RabbIts!]
           

「てめー…」
「わっ!来んな!!」
           
膝を擦っていた雄琉がいきなり俺に覆い被さってきた。
           
そのまま雄琉は俺の首元に腕を回し、軽く首を絞めてきた。
           
「っバカ!ギブギブ!!」
「うるせっ!チビのくせに!!」
           

⏰:08/02/09 22:28 📱:P704i 🆔:DhS.07go


#109 [Mr.RabbIts!]

           
こうやってギャーギャー喚いていると、自分も普通の人間なんだと思える。
           
「早く帰って曲書けよっ」
「くっ!ヒロまで…んな事ゆーなぁっ!」
           
言い合って笑い合える、この時間がずっと続けば、どれだけ幸せなんだろう。
           
俺にもそんな未来が在るのか?
           
コイツらと居ると期待してしまう
           

⏰:08/02/09 22:33 📱:P704i 🆔:DhS.07go


#110 [Mr.RabbIts!]
           

期待なんて、するモンじゃ無い。
裏切られた時、哀しいだけだから
辛くて虚しいだけだから。
           
それは痛いくらいに、この胸に傷として刻み込まれている。
           
俺は結局誰にも心を開けない、傷をさらけ出せない人間なんだ。
           

⏰:08/02/09 22:38 📱:P704i 🆔:DhS.07go


#111 [Mr.RabbIts!]
           

でもそれは、『若松 晴樹』という人間の話。
           
俺は『ヒロ』だ。
           
俺はまた始めるんだ。此処から。
このあたたかい場所から。
           
1から、じゃない。
0から、始める。
           
じゃあな、『若松 晴樹』           

⏰:08/02/09 22:43 📱:P704i 🆔:DhS.07go


#112 [Mr.RabbIts!]
           

「また、何処かで」
なんて言ってやんない。
           
お前にはもう、二度と会う気は無い。
           
よろしくな、『ヒロ』
           
俺はコイツと向き合って生きてく
           
自分に言い聞かせる。
           
『俺に帰る場所はねえ
 前だけ見て進め。』
           

⏰:08/02/09 22:47 📱:P704i 🆔:DhS.07go


#113 [Mr.RabbIts!]
           
――――――――――――
02/*はじめの一歩!
――――――――――――
           

「んっ、………へあ?」
           
小鳥がチュンチュン鳴いてる平和な空気の漂う中で俺は目覚めた。
           
そしていつもと違う天井が俺の視界に広がっていることで、なんとも間抜けな声を発してしまった。
           

⏰:08/02/10 00:50 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#114 [Mr.RabbIts!]
           

なに、此処。
           
取り敢えずベットから体を起こして、寝起きでまだ上手く機能していない頭で考える。
           
昨日は朝早く家を出て、遙って金髪が変なヤツで、コウサカ アキラは腹黒で、雄琉はギタリスト目指してて―…
           

⏰:08/02/10 00:56 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#115 [Mr.RabbIts!]
           

「ニャー」
           
俺がうつらうつらしていると、ベットに軽やかに上ってきたスティンが擦り寄ってきた。
           
「…あ、そか。俺、ヒロ」           
言葉になっていないような言葉を呟いて、スティンの頭を優しく撫でる。
           
「つか、もう昼じゃん…」
           
俺の目に映った目覚まし時計は、11時を知らせていた。
           

⏰:08/02/10 01:02 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#116 [Mr.RabbIts!]
           

「久しぶりだー、こんな寝たの」
           
アノ家じゃ厳しかったから、休日だって…って!だあーーっ!!
俺はもう『ヒロ』なんだっ
アノ家なんて関係無い。
           
一人でフツフツ考えを巡らせていると、グ〜と腹が鳴った。
           
いろいろ考えるのはニガテだっ
取り敢えず、諒に飯作ってもらお〜♪
           

⏰:08/02/10 03:43 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#117 [Mr.RabbIts!]
           

「諒っ!腹へった……あ?」
           
リビングに入るとソファーには遙と雄琉の姿が。
           
「あっ!おはよー、ヒロっ」
「あ、おはよ」
           
遙と挨拶を交わすと、雄琉は見ている雑誌から目を離さずに俺に嫌味を吐く。
           

⏰:08/02/10 03:50 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#118 [Mr.RabbIts!]

           
「人ん家でよくもこんなに寝てられるよなー。厚かましい」
           
俺は雄琉の言葉にピクリと反応すると、すぐに言い返す。
           
「ハッ!よく言うぜ。昨日、日が暮れるまで寝てたのは誰だよ!?」
           
俺の反論に雄琉は見ていた雑誌から顔を上げた。
そんな雄琉を遙が茶化す。
           
「ハハー。それ雄琉のコトでしょー?」
「っうるせ!馬鹿っ」
           
核心を突かれて面食らっている雄琉が可笑しくて、俺が笑っていると諒がリビングに入ってきた。
           

⏰:08/02/10 03:55 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#119 [Mr.RabbIts!]
           

「あぁ、ヒロ起きた?」
「うん。…諒ぁ〜」
           
俺が媚びるように諒にしがみつくと、諒はどうやら解ってくれたらしい。
           
「オムライス、作ったから。おいで?皆も」
           
その諒の言葉に俺は目を輝かせ、スグにテーブルの前に座った。
           
諒はそんな俺を見て、クスリと笑うと「待ってて」と言い残し、キッチンへ消えていった。
           

⏰:08/02/10 04:24 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#120 [Mr.RabbIts!]
           

遙も「やったね♪」とか言いながら俺の向かい側に座る。
           
オムライスの登場を待っていた俺に、雄琉が話しかけてきた。
           
「…おい、」
「なに?」
           
「ソコ、俺の席」
「………は?」
           
雄琉を見てみると、不満そうに俺が座っている所を指差している。
           
「退け」
「ヤだ」
           

⏰:08/02/10 04:31 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#121 [Mr.RabbIts!]

           
「(ムカ)退けって!」
「(ムカ)ヤだって!!」
           
暫く言い合っていると諒とオムライスが登場した。
           
「ちょ、諒ーっ!雄琉がぁーっ」
「は!?ふざけんなっ!聞いてくれよ!!ヒロが俺の席から退かないんだっ」
           
諒は俺らの言い分を聞いて、うーんと何かを考え出した。
           
するとパッと何か閃いたようだ。
           

⏰:08/02/10 04:35 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#122 [Mr.RabbIts!]

           
数分後…
元・雄琉の席ではスティンがちょこんと座って、キャットフードを黙々と食べていた。
           
「「うまぁ〜♪」」
           
俺も雄琉も諒のプロ級のオムライスに、すっかりご機嫌になっていた。
           
そんな俺らを見て、諒と遙は優しく微笑んでいた。
           

⏰:08/02/10 04:39 📱:P704i 🆔:j5tw/n0.


#123 [Mr.RabbIts!]
           

「そーいえばさぁ」
           
みんながオムライスを黙々と食べている中、遙が口を開いた。
           
「明後日のライブ、ヒロにも来てもらおーよ」
           
……ライブ?
           
俺が遙の言葉に動きを停止させていると、諒が話にのってきた。
           
「あぁ、そのつもり」
           

⏰:08/02/11 14:35 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#124 [Mr.RabbIts!]
           

「え!?ライブすんのっ!!?行く行く!!」
           
俺が目を輝かせてそう言うと、諒は優しく微笑んで
           
「じゃあ、一番前取っといてあげる。って言っても俺らの出番最後らへんだけど」
と言ってくれた。
           
「サンキュー!めっちゃ楽しみ」
           
俺はご機嫌になり、再びオムライスをガツガツ食い出した。
           

⏰:08/02/11 21:29 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#125 [Mr.RabbIts!]
           

「スティン〜♪」
「ンニャァ〜♪」
           
昼食後、俺は胡座をかいた膝に座ってきたスティンと遊んでいた。
           
「スティンすっかりヒロになついてるねー」
           
遙が戯れている俺とスティンを見て楽しそうに言うと、雄琉が口を挟んだ。
           
「なついたっつーか、仲間だと思われてるんじゃね?」
           
…ムカッ
           

⏰:08/02/11 22:53 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#126 [Mr.RabbIts!]
           

俺が雄琉のからかいを無視して、引きつった笑顔のままスティンと遊んでいると、更に二人の会話は続いた。
           
雄琉の言葉を聞き、遙は雄琉に笑顔を向けて言った。
           
「アハハー、雄琉にはなつかないもんね。スティン」           
それを不機嫌そうに聞き返す雄琉。
           
「は?」
           
それでも変わらず笑顔で遙は雄琉を茶化す。
           

⏰:08/02/11 23:00 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#127 [Mr.RabbIts!]
           

「悔しーんでしょ?雄琉って意外と小動物とかに弱いよねー」
「…プッ」
           
遙のその言葉に俺は思わず吹き出してしまった。
           
それに気付いたのか、更に不機嫌になったであろう雄琉がこちらを睨む。
           
「てめー今笑っただろ」
「フ、…え?笑っ、てねえ…ククッ、よ?」
           
駄目だ。笑える。
           

⏰:08/02/11 23:04 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#128 [Mr.RabbIts!]
           

「笑ってんじゃねーか!」
「だって、アンタが小動物に弱いとか…ぶふっ、まじウケる」
           
どんどん不機嫌になっていく雄琉に構わず俺が笑い続けていると、遙が口を開いた。
           
「てコトはさ、雄琉ってヒロにも弱いんじゃない?」
           

⏰:08/02/11 23:10 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#129 [Mr.RabbIts!]
           

「「…は?」」
           
俺と雄琉が同時に遙を見る。
           
「だってさ、ヒロって小動物みたいだしー」
           
馬鹿にしてんのか?
誰が小動物だって?コラ。
           
暫く遙を睨み付けていると雄琉が口を開いた。
           
「…小動物ってゆーか、ただ単にちっこいだけじゃん」
           
…ブチっ
           

⏰:08/02/11 23:15 📱:P704i 🆔:fkEeSFVM


#130 [Mr.RabbIts!]
           

「てめー今なんつった!?もういっぺん言ってみろ!」
「ちっこい、チビ、短足ー」
           
ムカーっ!!
           
―ゲシッ
           
「いって!なにすんだよっ」
           
人のことをコケにした雄琉の足を思いっきり蹴ってやった。
           

⏰:08/02/15 07:51 📱:P704i 🆔:Q/E5Xz2c


#131 [まみ]
おもしろい
頑張って下さい

⏰:08/02/15 16:57 📱:SH903i 🆔:rU4hHU8g


#132 [Mr.RabbIts!]
           

まみさん
           
ありがとです★(∨)
がんばりますっ
           

⏰:08/02/16 13:23 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#133 [Mr.RabbIts!]
           

「うるせー!ちょっと背高いからって調子ノリやがって!!」
           
俺は自分より(ちょっと)高い位置にある雄琉の顔を睨んだ。
すると、雄琉は見下したような目で俺を見てからフッと笑う。
           
「ひがんでんじゃん」
「――――ッ!!」
           
マジむかつく!
           

⏰:08/02/16 13:37 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#134 [Mr.RabbIts!]
           

「お前なんかライブの時、歌詞ミスれ!」
「なっ!縁起でもねーこと言うなっ!!」
           
遙は俺らの言い合いを楽しそうに見ていたが、雄琉の言葉を聞き口を挟んだ。
           
「アハハ雄琉ってテンション上がってくると、いつも歌詞まちがえるもんねー」           

⏰:08/02/16 13:49 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#135 [Mr.RabbIts!]
           

「遙っ!余計なこと言うなっ」
           
それを聞いていた俺はニターと笑って雄琉を見た。
           
「フッ安心しろよ。アンタの歌なんか聴かないしー」
           
少し勝ち誇った気分で言ってやると、いきなり雄琉に腕を引っ張られた。
           
「のぁっ!なにすんだ…っ」
           
俺が突然のことに驚いて顔を上げると、雄琉はなぜかニヤニヤしていた。
           

⏰:08/02/16 14:01 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#136 [Mr.RabbIts!]
           

「ふ〜ん。誰だっけ?俺の歌、超うめぇ!って言ってたの」
           
う…俺だし。
でも素直じゃないのも、俺。
           
「ふ、ふん!誰だかな!」           
そう言って思いっきりそっぽを向いてやった。
           

⏰:08/02/16 21:19 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#137 [Mr.RabbIts!]
           

「おい、遙。コイツのドコがかわいーんだよ」
「かわいーじゃん!反応とか最高にー★」
「…変人」
           
俺が最後にボソッと呟いた言葉に遙は軽くショックを受けたらしく「うわぁ〜ん!ヒロのばか〜!!」とかなんとか叫んでソファーに置いてあるクッションに顔を埋めて動かなくなった。
           
「こんなヤツなのに、あんなにベース上手いんだ…」
           
俺が呟いた言葉に雄琉がすぐさま反応した。
           

⏰:08/02/16 21:25 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#138 [Mr.RabbIts!]
           

「…へえ、お前わかるんだ?」
「あ、うん。まぁ、前に…ってだぁーーーーっ!!」
           
危ねぇ…今、若松 晴樹に戻りそうになった。
           
俺のいきなりの叫び声に遙もクッションから顔を上げ、俺を何事かと見ている。
当然、雄琉もビックリして俺を見ている。
           
「や、あ、うん。その…俺、諒の手伝いしてくる!!」
           
俺はそれだけ言い残すと全速力で、諒が洗い物をしているであろうキッチンへと向かった。
           

⏰:08/02/16 21:35 📱:P704i 🆔:038ccKDs


#139 [Mr.RabbIts!]
           

「諒っ」
           
キッチンで洗い物をしている諒の背中に声をかけると、ゆっくり振り向いた諒はやさしく微笑んでいた。
           
「ヒロ、どした?」
           
…なんか、諒の優しさってくすぐったい。
           
「…べつに、」
           
俺がぶっきらぼうにそれだけ呟いてそっぽを向くと、諒はまたフワッと微笑んだ。
           
「なに?雄琉にイジメられた?」
「ッんなんじゃねーし!」           

⏰:08/02/18 03:21 📱:P704i 🆔:pyBcT6fI


#140 [Mr.RabbIts!]
           

ハハッと軽く笑って、また洗い物に専念する諒の背中に俺はスススと近付いていった。
           
「なんか…」
「ん?」
「なんか手伝うこと…っ無い?」
           
俺が気恥ずかしさを精一杯抑えて言った言葉を聞いて、諒は洗剤の泡が付いたままの手で俺の頭をガシガシ掻き回した。
           

⏰:08/02/18 21:50 📱:P704i 🆔:pyBcT6fI


#141 [Mr.RabbIts!]

           
「わっ!バカ!!なにすんだっ」
「ヒロかわい〜☆」
「ッバカにすんなあっ!」
           
グーで諒の横っ腹を殴る。それでも諒は悪戯っぽい笑顔をして俺を見つめる。
           
…くそっ大人め
           
俺は何故か悔しくなって、諒の手にあったスポンジをひったくって食器をゴシゴシ擦って洗い始めた。
           

⏰:08/02/18 21:56 📱:P704i 🆔:pyBcT6fI


#142 [Mr.RabbIts!]
           

そんな穏やかな日々を過ごしていると、あっという間にリバースのライブ当日になってしまった。
           
諒たちはリハや準備があるため会場には一緒に来れなくて、俺は今一人で会場の前にいる。
           
「うお〜っ!すっげえドキドキしてきた…」
           
俺は上がりっぱなしのテンションのまま、会場の中へと足を運んだ。
           

⏰:08/02/20 23:07 📱:P704i 🆔:39qcczuE


#143 [Mr.RabbIts!]
           

一方、雄琉たち
           
待合室には、リバースの他にも出演するバンドのグループがたくさん入っていた。
           
その人たちと楽しそうに話している遙。
           
部屋の真ん中に置かれた白い長机に肘をつき、パイプ椅子に体を預けながらイヤホンから流れる今日のライブで歌う曲に、耳を傾けている雄琉。
           

⏰:08/02/24 00:31 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#144 [Mr.RabbIts!]
           

そこに細かい最終打ち合わせから帰ってきた諒が部屋に入ってきた。
           
「諒、おかえりー」
「ただいま。あと二十分で始まるから」
           
はいよー。と返事をした遙に微笑んでから、諒は雄琉の元へ足を運んだ。
           
雄琉の目の前の机をコンコン、と指で軽く叩くと雄琉が諒に気付いたようで、イヤホンを片方外した。
           

⏰:08/02/24 00:37 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#145 [Mr.RabbIts!]
           

「あと二十分で始まるから」
「りょーかい」
           
それだけ返して雄琉はまたイヤホンをはめ直した。
           
諒が遙の元へ戻ると、ペットボトルに入った水を口に含みながら、遙が訊ねてきた。
           
「雄琉、どーしたの?いつもライブ前は曲聴きながら寝ちゃうのに」
「…遙、アイツの眼ぇ見てきてみ」
           
諒の言葉に遙は?マークを頭に浮かべた。
           

⏰:08/02/24 00:42 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#146 [Mr.RabbIts!]
           

「雄琉、カナリ気合い入ってるぞー」
           
諒の言葉を聞き、遙はパッと表情を明るくした。
           
「ヒロ・パワーだっ!」
「…ふ、ホント解りやすい奴」
           
こんな会話が繰り広げられているとは知らず、雄琉は今までに無いくらい真剣に自分の曲と向き合っていた。
           

⏰:08/02/24 00:46 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#147 [Mr.RabbIts!]
           

♪〜♪♪、♪―…
           
もう既にライブが始まった会場は熱気に包まれていた。
           
みんなが叫んで腕を振り上げたり跳び跳ねたりしている中、一人浮かない顔をして一番前の列でステージを見つめているヒロ。
           
「…グッとこねぇし」
           
それどころか、今演奏しているバンドを小声で貶す始末。
           
「早くリバース出せよなー」
           
ヒロは退屈そうな呟きは、バンドのボーカルの叫びに近い歌声で掻き消された。
           

⏰:08/02/24 13:17 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#148 [Mr.RabbIts!]
           

ヒロは退屈〜

ヒロの退屈〜
ですね…
           
ミスりました

           

⏰:08/02/24 13:19 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#149 [Mr.RabbIts!]
           

それから約一時間近く柵に体をもたせてステージを睨んでいると、あるバンドが演奏を終えた会場はソワソワしたような変な空気に包まれた。
           
「………ん?」
           
その空気を感じ取ったヒロはステージから目を放し、客席を振り返った。
           
と、同時に客席が一気に静まり返り、みんなステージの一点を見つめていた。
           

⏰:08/02/24 15:17 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#150 [Mr.RabbIts!]
           

―カツン、
           
ステージからの靴の音がやけに響くほどの静寂。
           
ヒロが急いでステージに向き直ると、すぐ近くのステージ上には
           
―…雄琉の姿が。
           
「………ッ!!」
           
すげぇ、圧迫感。
           
雄琉の登場によって会場の空気が、変わった。
           

⏰:08/02/24 15:22 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#151 [Mr.RabbIts!]
           

雄琉が中央のマイクの前にたどり着いた頃になって、やっと遙と諒が登場。
           
異様なまでの静寂の中、遙が俺を見つけたらしく、目が合ったと同時に笑顔で思いっきり手を振ってきた。
           
どう反応したらいいのか迷い、苦笑いで返す。
           
遙の行動からか、あの会場に漂っていた緊張感が一気に解けた。
           
会場がまた前のように騒がしくなる。
―いや、前以上に。
           

⏰:08/02/24 15:28 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#152 [Mr.RabbIts!]
           

俺が唖然としていると、ふと雄琉と視線がぶつかった。
           
すると、雄琉はいきなりマイクも使わず叫んだ。
           
「生での俺らの"音"、よく聴いとけよ!!」
           
すると客席は言葉になっていないような叫び声で返す。
           
「うっし」
           
気合い充分、といった感じの雄琉は諒に進行を促すように、後ろを振り返った。
           

⏰:08/02/24 21:48 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#153 [Mr.RabbIts!]
           

諒も「了解」といった風に、両手に掴んでいるスティックを1、2、3と鳴らした。
           
いきなりの爆音。
           
三人が一気に音を掻き鳴らし始める、激しい曲。
           
「初めからとばすなー…」
           
そう言いながらも、ヒロは会場が揺れるのを感じていた。
           

⏰:08/02/24 21:53 📱:P704i 🆔:S2cr.OaE


#154 [Mr.RabbIts!]
           

―――――――――
           
「おつかれ〜」
「うぃーす」
           
全てのバンドの演奏が終了して、みんな待合室からぞろぞろ引き上げていく。
           
「諒」
           
その中で着々と帰る支度をしていた諒に、今日の演奏者の中でもリバースの次に目立っていたバンドのリーダーが話しかけてきた。
           

⏰:08/02/26 21:41 📱:P704i 🆔:tBW3qwH2


#155 [Mr.RabbIts!]
           

「おぅ、なんだ?」
           
諒は愛想の良い笑顔で、その男に返す。
           
男はそれを見て、軽くため息を吐いた。
           
「打ち上げ、誘おうと思ったんだけど―…サッサと引き上げちまうみてーだな」
           
そう言って男は雄琉と諒を交互に見た。
           

⏰:08/02/27 00:51 📱:P704i 🆔:PtNK6lt2


#156 [Mr.RabbIts!]
           

それに諒は苦笑いで返す。
           
「あぁ。ちょっと人を待たせてるからな」
           
「そっか、今日はお前らと一緒のステージ立ててよかった。…じゃあな」
           
男はそれだけ言うと、バンド仲間を引き連れて待合室を出ていった。
           
諒がその男の背中を見送っていると、身支度を終えた雄琉が話しかけてきた。
           

⏰:08/02/27 00:55 📱:P704i 🆔:PtNK6lt2


#157 [Mr.RabbIts!]
           

「遙の奴、どこ行ったんだよ?」
           
雄琉は辺りをキョロキョロ見回すが、遙の姿は無い。
           
そんな雄琉に、あぁ。といっ風に諒が説明し出した。
           
「遙なら、終わってスグにヒロを迎えに行ったよ?」
           
「………は?」
           

⏰:08/02/27 01:00 📱:P704i 🆔:PtNK6lt2


#158 [Mr.RabbIts!]
           

『あぁ。といっ風に…』
           

           
『あぁ。といった風に…』
           

です
           

⏰:08/02/27 01:03 📱:P704i 🆔:PtNK6lt2


#159 [Mr.RabbIts!]

           
           
―――――――――
           
「…あれぇ?ヒロ何処だ??」
           
遙は会場の出口でずっとヒロを待っていた。
しかし、当のヒロの姿が見当たらない。
           
「んー、まだ会場内に居るのかなぁ?」
           
そう一人呟いて、遙は再び会場内へと足を運んだ。
           

⏰:08/02/27 21:38 📱:P704i 🆔:PtNK6lt2


#160 [Mr.RabbIts!]
           

「ヒロ〜!何処ーっ?!」
           
遙は周りの目も気にせず叫びながら歩き回るが、ヒロからの返事は無い。
           
「ひぃー…ろ?」
           
遙は一度通り過ぎた扉の前にバックして戻った。
           

⏰:08/02/29 22:09 📱:P704i 🆔:MpuB/mi6


#161 [Mr.RabbIts!]
           

「……扉がちょっと開いてる…」
           
そこはさっきまでライブが行われていたホール。
           
遙はそっと開きかけの扉を開けて、中に足を踏み入れた。
           
「………あ。ヒロ発見」
           
遙の視線の先には、柵の上に座ってステージをジッと見つめているヒロが居た。
           

⏰:08/03/02 14:14 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#162 [我輩は匿名である]
超おもしろいです

これからも
頑張って下さいっ

⏰:08/03/02 20:32 📱:SH903i 🆔:alE/r5Xg


#163 [Mr.RabbIts!]
           

ありがとうございます!
           
今日中にまた更新します
           

⏰:08/03/02 21:31 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#164 [Mr.RabbIts!]
           
           

――ヒロサイド
           
すご…かったな……。
           
俺はライブが終わった後も、雄琉たちが居たステージの前から動けずにいた。
           
           
さっきから、
胸の高鳴りがハンパない。
           

⏰:08/03/02 23:23 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#165 [Mr.RabbIts!]
           

柵に乗って、ジッとステージを見つめる。
           
           
俺も、アソコに―…
           
少しステージを見つめる両目にチカラを込めた時、
           
「ヒロはっけ〜ん★」
           
俺の背後から聞き覚えのある声がした。
           

⏰:08/03/02 23:27 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#166 [Mr.RabbIts!]
           

その声に振り向くと、さっきまでステージで輝いていた一人である遙がニコニコしながら近付いてきた。
           
「なにしてんのさー。せっかく出口でヒロを待ち伏せしてたのにぃー」
           
そう言って頬を膨らませる遙を俺は真っ直ぐ見る。
           
「…遙、」
           
遙の名前を呼ぶと、また笑顔に戻る遙。
           

⏰:08/03/02 23:32 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#167 [Mr.RabbIts!]
           

「決意、デキたんだ?」
           
俺は考えていた事を当てられて少し戸惑ったが、遙の笑顔につられて「おぅ。」と返事をすると共に笑った。
           
遙はそんな俺を見て優しく微笑むと、俺が座っている柵を飛び越えて俺の腕を掴んだ。
           
「ヒロが決意デキたなら、話しは早いね」
「……は?」
           

⏰:08/03/02 23:36 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#168 [Mr.RabbIts!]
           

イミガワカラナイ、といった顔の俺を他所に遙は俺を引っ張るチカラを強めた。
           
「思い立ったら、即行動★コレ鉄則!」
           
なにやらまた意味不明の事を言った遙に引っ張られるがまま、俺たちはステージによじ上った。
           

⏰:08/03/02 23:39 📱:P704i 🆔:fjNA/CPk


#169 [Mr.RabbIts!]
           

「なにすんだ…、よ……」
           
俺は遙に文句を言おうと掴まれていた腕から、顔を上げた。
           
しかし、ステージからの眺めに言葉が続かず、また胸が高鳴るのが分かった。
           

⏰:08/03/03 09:54 📱:P704i 🆔:sfmcqOVk


#170 [Mr.RabbIts!]

 
ゴク…
 
思わず息を呑む。
 
さっきから胸の高鳴りがハンパない。
 
俺は無言でまだ片付けられていなかったマイクスタンドの前に立つ。
 

⏰:08/03/16 00:45 📱:D902i 🆔:D5rYpzgw


#171 [Mr.RabbIts!]
 

会場を見渡す。
 
ドクン、ドクン―…
 
この胸の高鳴りに思い知らされる。
 
 
『やっぱり』、俺には『此処』しか無いんだ。
 
もがいたって、足掻いたって、
どうやら俺は此処から逃れられ無い運命らしい。
 

⏰:08/03/16 21:33 📱:D902i 🆔:D5rYpzgw


#172 [Mr.RabbIts!]
 

それなら―…
 
俺が静かに目を閉じた時、
背後から聞き覚えのある声が2つ聞こえた。
 
「ほら、やっぱり此処にいた」
「おぉ。…つか、遙オレのギターいじんなっ!」
 
それなら、コイツらと…
 
俺は騒がしくなった背後を振り返った。
 

⏰:08/03/16 21:40 📱:D902i 🆔:D5rYpzgw


#173 [Mr.RabbIts!]
 

「いーじゃん。ヒロの決意も固まったし?」
 
そう言って遙がチラリと俺を見ると、2つの声の正体である雄琉と諒も勢いよくこっちを振り向いた。
 
「…まぁ、そーゆーこと」
 
俺がボソっと呟いた不器用に紡がれた言葉は、静かすぎるステージにいやに響いた。
 

⏰:08/03/18 22:30 📱:D902i 🆔:1bxIEgYs


#174 [Mr.RabbIts!]
 

「…へえ〜?」
 
なぜか含み笑いの雄琉がこちらに歩み寄って来る。
 
俺の前でピタリと止まると、人を見下したような視線を俺に注いで(身長差があるだけ)雄琉は冷たく言い放った。
 
「ソコ、俺の場所なんだけど?」
 

⏰:08/03/19 22:03 📱:D902i 🆔:vwRxmI..


#175 [我輩は匿名である]
おもろいっ
あーけ゛

⏰:08/03/20 08:07 📱:SH903i 🆔:GPhcIWxU


#176 [Mr.RabbIts!]
 

ありがとうございますっ
 
やる気でましたわら

⏰:08/03/20 11:26 📱:D902i 🆔:aJGUy2KA


#177 [Mr.RabbIts!]
 

「…はっ?」
 
なに言ってんだコイツ。
テメーがギタリストになりたいって…
 
と言いかけたが、急いで口を噤んだ。
 

⏰:08/03/27 21:00 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#178 [Mr.RabbIts!]
 

違う違う。
 
コレは俺が決めたことなんだ。
 
俺が望んで此処に立ったんだ。
 
他の意志は関係無い。
 
俺の意志で動いたんだ。
 

⏰:08/03/27 21:03 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#179 [Mr.RabbIts!]
 

俺の考えていたことを見透かしたように雄琉はフッと笑い、更に言葉を続けた。
 
「退けよ」
 
俺は雄琉のカオを見上げる。
 

⏰:08/03/27 21:06 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#180 [Mr.RabbIts!]
 

今日のライブの時の雄琉を思い出す。
 
ナマで聴いた雄琉の歌声は会場中の人たち全員を惹きつけたことだろう。
 
雄琉だけじゃ無い。
 
遙のベースも諒のドラムも、
三人が奏でた“音”は予想を遥かに超えたステージになった。
 

⏰:08/03/27 21:14 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#181 [Mr.RabbIts!]
 

俺がこの三人に加わって、
リバースの新ボーカルになるなんて、厚かましいのかもしれない。
 
今日のライブみたいに、
雄琉みたいに会場を湧かすことはできないのかもしれない。
 

⏰:08/03/27 21:19 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#182 [Mr.RabbIts!]
 

でも…
 
それでも、
 
「ヤだ」
 
ぜってぇ引くもんか。
 
 
俺にだって、
夢くらい魅させろよ。
 

⏰:08/03/27 21:22 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#183 [Mr.RabbIts!]
 

―そんでもって
 
俺はガランとした客席に目を向けた。
 
 
俺のこと、俺たちのこと
見ててくれてる奴らに
 
「すっげぇイイ夢…魅せてやる」
 
 
これがちっぽけな18歳の俺が抱いた、
唯一のでっけぇ“夢”。
 

⏰:08/03/27 21:27 📱:D902i 🆔:lSKHsEn.


#184 [Mr.RabbIts!]
 

「…フ、言ってくれるじゃん」
 
雄琉の言葉に俺は再び雄琉の方に目を向ける。
 
雄琉は俺を見て優しく微笑むと、右手で拳をつくって俺の前にノロノロと突き出した。
 

⏰:08/03/28 11:03 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#185 [Mr.RabbIts!]
 

その拳は俺の鼻先から、五センチ離れた所でピタリと止まった。
 
「よろしく、だ」
 
そう言った雄琉はキレイに微笑んでみせた。
 
若干その笑顔を見て胸が高鳴ったが、俺もスグに笑顔で返す。
 

⏰:08/03/28 11:11 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#186 [Mr.RabbIts!]
 

「おぅ。ヨロシク」
 
俺も左手で拳をつくり、雄琉のデカい拳に軽くぶつけた。
 
なんとなく嬉しさが込み上げてきて俺が笑ったら、雄琉も笑い出した。
 
 
実感した。
 
『 俺 は 今 幸 せ 』
 
 

⏰:08/03/28 11:18 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#187 []
続きってあると読みにくいな

⏰:08/03/28 11:26 📱:N703iD 🆔:G/u7mbXE


#188 [Mr.RabbIts!]
 

さん▽
 
そうですょね
すみません
 
なるべく気をつけては
いるんですが
初めてなモノで…
 
気をつけますね(∩ω^∩)
読んでくださって
ありがとうございます
 

⏰:08/03/28 11:41 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#189 [我輩は匿名である]


主さん文才
ありすぎです

超おもしろい

これからも主さんの
ペースで頑張って
くださいねっ(・ω・)

⏰:08/03/28 11:58 📱:SH903i 🆔:pe5SPuIU


#190 [Mr.RabbIts!]
 

〒我輩は匿名であるさん
 
ありがとうございますっ
 
そんなタイソウなもの
じゃないですょ?
 
でもスゴくスゴく
うれしいです
 
がんばりますね!
 

⏰:08/03/28 12:57 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#191 [るん]
失礼します
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200

⏰:08/03/28 13:11 📱:W51SA 🆔:38CqfNMM


#192 [Mr.RabbIts!]
 

〒るんさん
 
アンカーどうもです
 
読み返しやすくなりました
 
ありがとうございます
 

⏰:08/03/28 14:19 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#193 [Mr.RabbIts!]
 

「ハーイハイ!そこ!!2人だけの世界に入らなーい」
 
そう言って遙は俺と雄琉の間に割って入ってきた。
 
「別に入ってねーし」
 
そう言いながらも雄琉は、明らかに不満げな表情で遙を睨んだ。
 

⏰:08/03/28 14:28 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#194 [Mr.RabbIts!]
 

「もぅ!雄琉ってば〜目つき悪いぞっ☆」
 
遙は茶化すように雄琉の皺が寄っている眉間を人差し指でツン、ツンと突っついた。
 
しかし、雄琉の眉間の皺は深くなるばかり。
 
「てめぇいい加減にしろよ」
「なにが〜?」
 

⏰:08/03/28 14:34 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#195 [Mr.RabbIts!]
 

遙がまだふざけた態度をやめずにへらへらしていると、雄琉は遙が手にしていたギターを素早く奪い取った。
 
「あ!」
「あ!じゃねぇよ!!なに勝手に人のギターに気安く触ってんだ!」
 
「だってオレ、ギターとか一本も持ってないし」 
「テメーにギターは必要ねぇだろが」
 

⏰:08/03/28 14:42 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#196 [Mr.RabbIts!]
 

「オレもギター弾いてみたいーーっ」
 
「はあ?なんで?」
 
雄琉が遙に訊ねると、遙はニパッと笑うと嬉しそうに言った。
 
「だってギター弾いてると雄琉カッコイーんだもん!」
 
その言葉にピクリと雄琉は反応を示す。
 

⏰:08/03/28 14:48 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#197 [Mr.RabbIts!]
 

あと一押し!といわんばかりに遙は言葉を続ける。
 
「オレも雄琉みたいにカッコよくなりたいなー」
 
すると雄琉は遙の肩をガシリと掴み、物凄い笑顔で遙にギターを差し出した。
 
「そうか、そうか。俺みたいにカッコよくなりたいのか〜」
 
コイツ完全に遙にのせられてやがる…
 

⏰:08/03/28 14:53 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#198 [Mr.RabbIts!]
 

「えっ!いいの!!?」
 
遙は目を輝かせて雄琉を見る。
 
「しょーがねぇ…ちょっとだけだからな」
 
オイオイ。さっきと明らかに態度違いますけど?
 
遙は嬉しそうにギターをいじり始めた。
 

⏰:08/03/28 14:57 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#199 [るん]
何回もごめんなさいホ
>>40-50

⏰:08/03/28 18:17 📱:W51SA 🆔:38CqfNMM


#200 [Mr.RabbIts!]
 

〒るんさん
 
いえいえ
うれしいこと
かぎリなしですっ笑.
 
ありがとうございます
 

⏰:08/03/28 23:21 📱:D902i 🆔:Nhe2GgbI


#201 [Mr.RabbIts!]
 

「ハッ…単純なヤツ」
 
俺がボソッと呟くとスグに雄琉が反応した。
 
「なんだと?」
「べつにぃ?」
 
雄琉がこっちを向いてきたから、俺はそっぽを向いた。
 

⏰:08/03/29 11:16 📱:D902i 🆔:XN38xyLE


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