俺の部屋が…《R18》
最新 最初 🆕
#100 [我輩は匿名である]
がんばってツ

⏰:08/01/18 23:12 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#101 [我輩は匿名である]
>>98

もっと放置してる人なんていっぱいいるで。
焦りすぎだろ。

⏰:08/01/18 23:21 📱:D903i 🆔:05/SDjb.


#102 [我輩は匿名である]
>>98はぁ?何言ってんの?頭大丈夫?主さん全然放置なんかしてないじゃん。

⏰:08/01/18 23:35 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#103 [いちご]
頑張って

⏰:08/01/19 00:08 📱:SH904i 🆔:lEFqdMZ6


#104 [我輩は匿名である]
皆様たくさんのコメントやレスアンカーありがとうございます。
更新が不定期で申し訳ないです。
仕事や私事の為、いつ更新ができるとはハッキリ言えないんで、イライラさせてしまったのかと…。
これからも頑張るのでよろしくお願いします。

⏰:08/01/19 10:16 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#105 [我輩は匿名である]
この2週間不思議に思っていた事がある。

こんなに開放的な監禁生活を、彼女はどうして逃げ出さないのだろう。

僕が寝ている間、窓を使って逃げる事は可能なのに。

その事を伝えると、吉田さんは悲しい笑顔でこう言った。

⏰:08/01/19 10:20 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#106 [我輩は匿名である]
「私に逃げる権利なんてないよ。もし逃げて…見つかったら…こうやって夜道散歩なんて一生できなくなるかも」

「…それって」

「殺されてもおかしくないよ。裏切ったのは私なんだし」

「でも、辛くないですか?」

⏰:08/01/19 10:23 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#107 [我輩は匿名である]
ブランコに座り、空を見上げている彼女。

「うん、辛い。毎日毎日…無理矢理ヤられちゃって…」

急に吉田さんの声が震えた。

真っ暗な空を見上げて、涙を零れないようにしていたのを、僕は見て見ぬフリをした。

⏰:08/01/19 10:26 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#108 [我輩は匿名である]
「…私、レイプされてるのに…たまに気持ちよくって…声とか出ちゃうでしょ?」

「…あ、えっと…」

僕はなんと答えて良いのかわからなかった。

「私…キモいよね。何感じてんだ、って話し。こんな汚らしい女…面倒見てくれて…まじ…ありがとね」

⏰:08/01/19 10:28 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#109 [我輩は匿名である]
上を向いたままの吉田さんの目から、涙が流れてしまった。

「いえ。吉田さんこそ、こんな僕に、ありがとうだなんて言ってくれて、ありがとうございます」

「ははっ。何それ」

彼女の笑い声は、やっぱり震えていた。

⏰:08/01/19 10:30 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#110 [我輩は匿名である]
吉田さんが、どんな裏切り行為をしたのかは知らない。

僕には知らなくていいことなのだろう。

今、僕にできるのは、吉田さんを生かすこと。

こんな重大な使命、生まれて初めてかもしれない。

こんな僕でも、人様の役に立てるんだね…。

⏰:08/01/19 10:33 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#111 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜

監禁生活3週目に入った。

「山田くん、山田くん」

「…ん。はい?」

朝、僕を揺すぶって起こしてきた吉田さん。

「おはよう」

「おはようございます。どうかしました?」

「あ…えっと…」

⏰:08/01/19 10:35 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#112 [我輩は匿名である]
なんだか様子がおかしい。

「体調でも悪いんですか?」

「あ、えっと…実は…生理になっちゃったの」

「…へ?」

「ナプキンとかある?」

照れ笑いしてる吉田さん。

こんな表情を見るのは初めてだった。

⏰:08/01/19 10:36 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#113 [我輩は匿名である]
「あ、はい。母のがあるはずです」

「じゃあ1枚だけもらえないかな?」

「わかりました」

基本的に、家族の私有物を吉田さんは使わなかった。

特に消耗品。

急に減ると怪しまれるよ、と言って夜のコンビニなどで購入していた。

お金は、なぜか戸木田くんが監禁初日に5万円くれた。

⏰:08/01/19 10:38 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#114 [我輩は匿名である]
そのお金で、いるものを揃える。

今回のナプキンなんて、母しか使わないのに、一気に減るとさすがの母も怪しがる。

「…これ」

「ありがとね」

一枚だけ拝借し、僕は早速コンビニに買いに行った。

⏰:08/01/19 10:40 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#115 [我輩は匿名である]
家に帰ると、吉田さんは部屋の掃除をしてくれていた。

「あ、おかえりなさい」

「…ただいま。これ買ってきました」

「ごめんね。ありがと」

ここ最近、吉田さんは家事を手伝ってくれる。

僕はしなくていいと言っているのに、彼女はすると聞かない。

だから甘える事にした。

⏰:08/01/19 10:42 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#116 [我輩は匿名である]
ナプキンを部屋の隅に置く。

そこは、吉田さんのスペース。

3種類しかない下着や、僕が貸しているジャージを置いている。

「暑いね〜」

「すみません、冷房なくて」

「アハハ。その言葉聞き飽きたよ」

⏰:08/01/19 10:44 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#117 [我輩は匿名である]
窓からの風を堪能し、くつろいでいると今日も客が来た。

「おはよー」

久田くんが煙草を吸いながら入ってきた。

いつの間にか置かれている灰皿で火を消すと、さっそく吉田さんに飛びついた。

「やっ!…待って…」

「あ?なんだよ」

⏰:08/01/19 10:47 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#118 [我輩は匿名である]
「生理になっちゃったの…」

「はぁ?使えねぇやつだな!」

不機嫌になる久田くん。

「…ごめんなさい。布団汚すと、山田くんに悪いし…」

「だったらフェラしろ」

「…はい」

⏰:08/01/19 10:48 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#119 [我輩は匿名である]
その日から5日間ぐらいは、吉田さんが床で泣く事はなかった。

毎回、男のモノをくわえていた。

ヤれないと連絡網が回ったのかはわからないけど、男の訪問者は減った。

僕は思う。

あの人達は獣だ。

⏰:08/01/19 10:50 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#120 [我輩は匿名である]
「生理終わったっぽいから、また明日から頑張らないと」

ブランコに乗って、そう呟いていたが、僕は返事を返さなかった。

きっと、吉田さんも返事なんてしてほしくなかったと思う。

どんな言葉をかけても、僕は吉田さんを救えないのだから。

⏰:08/01/19 10:51 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#121 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜

「んんんーッ…あぁッ」

溜まっていた欲を、獣のように彼女にぶつける日々がまた始まった。

「やッあッ…」

あいかわらず苦しそうに泣く彼女に、男達は容赦なく腰を振る。

こんな光景を見て、一度も興奮しない僕は一体…。

⏰:08/01/19 10:54 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#122 [我輩は匿名である]
次の日の夜、近所で花火大会があった。

そのせいか、客も午前中だけだった。

ドーン

ドーン

花火の音が聞こえると、僕たちは窓から夜空に散らばる光を眺めた。

「綺麗…」

そう言って小さく泣いていた吉田さんとの生活も、あと2週間弱。

夏休みが終わればどうなるんだろう。

⏰:08/01/19 10:57 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#123 [我輩は匿名である]
3日後にまた違う場所で花火大会があった。

「ねぇ山田くん」

「はい?」

「屋根上らない?」

窓からじゃ見えないので、諦めようかと話をしていたが、吉田さんは子供のように笑いながら提案してきた。

僕も子供のように賛成した。

そして、壁や段差を上手く利用して屋根に上った。

⏰:08/01/19 11:00 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#124 [我輩は匿名である]
「あ!見えた!」

指さす先には散らばる光。

二人並んで、三角座りをして眺めた。

「山田くん」

「はい?」

急に話し始めた吉田さん。

⏰:08/01/19 11:01 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#125 [我輩は匿名である]
「山田くんって眉毛や髪型変えれば、普通にいい男だと思うよ」

「え?」

「眼鏡も辞めてさ、コンタクトにしちゃえば?」

「いや…似合いませんよ」

「綺麗な二重だし、顔も小さいじゃん?髪型や眉で、ヒトって変わるもんだよ?」

「…そうですか?」

⏰:08/01/19 11:03 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#126 [我輩は匿名である]
こんなに褒められた事なんて、後にも先にもこれっきりかもしれない。

だから、少しはうぬぼれようと思った。

「そうだよ。あと、私に敬語もいい加減やめて。タメだしオナクラなんだから」

「た…ため?おなくら?」

「アハハ。そんな事も知らないの?」

「はい、すみません」

⏰:08/01/19 11:06 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#127 [我輩は匿名である]
花火をBGMにして、僕たちはたくさんの話をした。

自信持ってもいいのかな?って思えた日。

一生忘れない。

こんな僕を褒めてくれて、ありがとう。

⏰:08/01/19 11:07 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#128 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜

とうとう夏休み最終日。

明日からどうなるのだろう。

何も聞かされないまま、一人…また一人と客はやってくる。

この5週間、一度も来なかった戸木田くん。

あの人の指示がないと、どうすればいいのかわからない。

⏰:08/01/19 11:09 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#129 [我輩は匿名である]
23時。

僕の携帯が鳴った。

身内から以外の初めての着信。

知らない番号だった。

誰にも教えてないはずなのに、その電話主は戸木田くんだった。

⏰:08/01/19 11:10 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#130 [我輩は匿名である]
どうやって番号を調べたのだろう。

そんな疑問はどうでもよかった。

やっと指示されるのかと思うと、うれしさ、安心、そして寂しさが僕を襲った。

「山田。明日香を連れて2丁目の廃ビルに来い。自転車なら10分で来れるな?今すぐだ」

そう告げると一方的に切られた。

⏰:08/01/19 11:13 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#131 [我輩は匿名である]
僕は吉田さんを連れて、2丁目に急いだ。

自転車に初めて人を乗せたので上手く走れなかったが、なんとか10分以内に到着できた。

「山田ー、こんばんみー」

廃ビルに入ると、戸木田くんがいた。

その後ろには見た事ある男がたくさん。

みんなウチに来ていた人ばかりだ。

⏰:08/01/19 11:16 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#132 [我輩は匿名である]
みんな何をしているのかわからない。

僕の目は戸木田くんだけに向いている。

「こんばんわ」

「山田ー、あの5万まだ残ってる?」

「あ、はい。少し使ったので3万円だけ残ってます」

「んー」

すると財布を触りながら僕に近づいた戸木田くん。

「ほい」

そう言って7枚の紙を渡された。

「え?」

「バイト代。残ってる3万と合わせて10万な」

⏰:08/01/19 11:19 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#133 [我輩は匿名である]
…バイト?

「え、あの…」

「受け取れ」

「でも」

「受け取れっつてんだよ。聞こえねぇの?」

「…あ、はい。ありがとうございます」

僕は、お金なんていらない。

バイト感覚で、吉田さんと生活してきた訳じゃない。

⏰:08/01/19 11:20 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#134 [我輩は匿名である]
「1ヶ月、サンキュな」

目は笑っていない笑顔を僕に向けると、後ろにいた吉田さんの腕を掴んで、僕から離れていった。

5週間前、僕の部屋にいきなり投げ込まれてきた吉田さん。

今度は後ろにいた男達の中に、戸木田くんに投げ込まれている。

「やぁぁぁぁー!」

吉田さんの叫び声が聞こえる。

⏰:08/01/19 11:24 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#135 [我輩は匿名である]
助ける事もできない。

情けなくて涙が出た。

僕は吉田さんに背を向け、7万円を握りしめながら、廃ビルを出た。

自転車は軽かった。

初めて乗せた人は、軽々しくって、落ちちゃうんじゃないかって思うぐらい痩せていた。

⏰:08/01/19 11:26 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#136 [我輩は匿名である]
でも、やっぱり例え40キロだろうが50キロだろうが、重みがある。

その重みは、今、また泣いている。

僕は、何もしてあげることができない。

ごめんなさい。

ごめんなさい。

そう、呟きながら、家に帰った。

⏰:08/01/19 11:27 📱:PC 🆔:C4gmiZ9A


#137 [我輩は匿名である]
続き気になる(;´д`)!!

⏰:08/01/19 14:07 📱:N903i 🆔:V4d7DK8M


#138 [うん]
気になる

⏰:08/01/19 17:05 📱:D905i 🆔:☆☆☆


#139 [我輩は匿名である]
ただのエロ小説じゃ
ないからおもしろい
がんばれ

⏰:08/01/19 18:24 📱:D902i 🆔:vyy14OA2


#140 [Uャぽたん]
めちゃおもろい
わかりやすいし
楽しみにしてるんで
頑張って下さいね

⏰:08/01/19 19:56 📱:SH904i 🆔:vHp56SoI


#141 [りん]
更新されてますねイ~
本当に面白いですヾノ
主さんのペースで頑張って下さレ|ぇ゜

⏰:08/01/19 23:33 📱:W51H 🆔:2pflQpvU


#142 [ナナシ]
更新期待してます
主さんのペースで
頑張ってくださいね

⏰:08/01/20 00:31 📱:D902iS 🆔:rIcGrrVI


#143 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>50-100
>>100-150

⏰:08/01/20 01:07 📱:W43H 🆔:Mv2mv82E


#144 [いちご]
頑張って

⏰:08/01/20 04:27 📱:SH904i 🆔:F0sD3xf2


#145 [りな]
次が気になる

⏰:08/01/20 07:33 📱:SH903i 🆔:i6LhjBtg


#146 [りさ]
とってもおもしろぃですp(^^)q
頑張ってくださぃ

⏰:08/01/20 08:11 📱:SH905i 🆔:LpoPTX6Q


#147 [我輩は匿名である]
読みやすいです頑張って下さいね!

⏰:08/01/20 12:46 📱:F703i 🆔:AFVKAews


#148 [我輩は匿名である]
まだ?早く書いてー

⏰:08/01/20 22:24 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#149 [我輩は匿名である]
↑148アンタ急かしすぎ

⏰:08/01/20 22:30 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#150 [まな]
この小説大好きです☆+゚
更新楽しみにしてます♪

⏰:08/01/20 22:40 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194