俺の部屋が…《R18》
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#201 [我輩は匿名である]
吉田さんのためにも

母のためにも

そして…

自分のためにも

僕は戦う。

⏰:08/01/27 21:12 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#202 [我輩は匿名である]
………

2丁目の廃ビルに近づくにつれ、息が上がる。

自分の体の中が騒がしい。

同時に、街も騒がしかった。

サイレンの音もする。

嫌な予感がした。

⏰:08/01/27 21:14 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#203 [我輩は匿名である]
段々、廃ビルに近づく。

同時に僕の不安は、現実となり、目に飛び込んできた。

「…」

その光景を見たとき、言葉が出なかった上、頭が真っ白になった。

飛び込んでくり現実が、ドラマや映画のようで何も動けない。

⏰:08/01/27 21:18 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#204 [我輩は匿名である]
廃ビルをパトカーが取り囲み、さっきまでいた男達が連行されている。

驚きというより、拍子抜けだった。

警察沙汰になっていることより、僕の意気込みのほうが、自分にとっては大事件だったから。

⏰:08/01/27 21:20 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#205 [我輩は匿名である]
全員が連行されるのを野次馬に混ざってボンヤリ眺めていた。

結局、吉田さんと戸木田くんを発見できることはできなかった。

もう連行されてしまったのだろうか。

結局何もできない運命だったのだろうか。

なんだかやりきれない状態で僕は自転車をゆっくりこいで家に帰った。

⏰:08/01/27 21:34 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#206 [我輩は匿名である]
「ただいま」

「おかえり」

母は何も聞いてこなかった

僕も何も言わなかった。

結局何もできなかった、なんて言ったら母に悪い気がして。

僕は部屋に戻った。

床には布団。

部屋の隅には吉田さんの洋服など。

⏰:08/01/27 21:41 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#207 [優]
携帯とかいろいろ大変だと思いますが頑張ってください^^

⏰:08/01/27 21:43 📱:PC 🆔:Kowdozv.


#208 [我輩は匿名である]
5週間前までは一人ぼっちは当たり前だったのに、今は一人でいることが寂しく思う。

毎日隣にいた人がいなくなるということは、こんなに寂しいものなんて知らなかった。

いつのまにか吉田さんは僕にとって大きな存在になっていたんだ…。

⏰:08/01/27 21:46 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#209 [我輩は匿名である]
>>207ありがとうございます

⏰:08/01/27 21:47 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#210 [我輩は匿名である]
………

翌日、学校に行くと面白いぐらいに昨日の事件について騒がれていた。

僕は自分の席に座り、後ろから聞こえてくる話に耳を傾けた。

⏰:08/01/27 21:55 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#211 [ゆり]
がんばって下さい
応援してますから!

⏰:08/01/27 21:57 📱:SH704i 🆔:KbqoZhOw


#212 [我輩は匿名である]
>>211はい、ありがとうございます

⏰:08/01/27 21:57 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#213 [我輩は匿名である]
頑張ってください

⏰:08/01/27 22:00 📱:F703i 🆔:q/ay5zZQ


#214 [我輩は匿名である]
「麻薬所持で現行犯だってさ」

「やっぱりねー」

「しかも女の子がレイプされてて婦女暴行も罪に問われてるって」

「怖ぁ」

「でもさぁ誰が警察なんかに連絡したんだろうね」

「犬の散歩してた人が廃ビルから叫び声が聞こえたって通報したら…って感じらしい」

⏰:08/01/27 22:03 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#215 [我輩は匿名である]
>>213はい、頑張ります

⏰:08/01/27 22:03 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#216 [修]
すごく面白いデス

また見に来るので頑張って下さいネ

応援してます

⏰:08/01/27 22:24 📱:F703i 🆔:OOaKYuiI


#217 [我輩は匿名である]
一体、女子の連絡網はどのように回っているのだろうか。

昨日の今日で、ここまで詳しく事情説明できるなんて…。

噂を聞く限り、吉田さんが現場にいた事はバレていないらしい。

なんだか少し安心した。

⏰:08/01/27 22:28 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#218 [我輩は匿名である]
>>216ありがとうございます。

⏰:08/01/27 22:28 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#219 []
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250

⏰:08/01/27 22:32 📱:W51SH 🆔:lGDtwPmQ


#220 [我輩は匿名である]
「おはよう」

元気な声が教室内に響きわたる。

「明日香!久しぶりー」

たくさんの友達が吉田さんを取り囲む。

「ハワイ楽しかった?」

「お土産あるぅ?」

「意外に日焼けしてないね。ちょっと痩せたんじゃない?」

⏰:08/01/27 22:42 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#221 [我輩は匿名である]
やっぱり噂は怖い。

いつの間にか吉田さんはこの1ヶ月弱、ハワイ旅行に行っていた事になっていた。

「本当に久しぶりだね。元気だった?」

僕が見慣れている吉田さんは、もういなかった。

たった一晩で髪色が変わり、夏休み前の化粧臭いギャルに戻っている。

だけど、笑顔だけは…僕の知ってる笑顔だった。

⏰:08/01/27 22:57 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#222 [なあ]
この小説すき

⏰:08/01/27 23:00 📱:SO903i 🆔:XerhGz7g


#223 [我輩は匿名である]
しばらくすると始業式が始まるので、みんな体育館に移動する。

僕はいつも通り一人で行動していた。

「メガネ外せって言ったのに」

小さな声が後ろから聞こえた。

ハッとしたときには僕を抜かしていく吉田さんの姿が。

⏰:08/01/27 23:15 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#224 [我輩は匿名である]
>>222ありがとうございます

⏰:08/01/27 23:16 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#225 [我輩は匿名である]
待ってたよー(*ノωノ)
ゆっくりでいいよ☆
最後まで読むよ(*`・ω・)

⏰:08/01/27 23:23 📱:W54T 🆔:☆☆☆


#226 [我輩は匿名である]
学校で話し掛けて来てくれるなんて、初めてだ。

その日1日、なんだか嬉しくて楽しくて…。

吉田さんが居るという事実で、昨日のことはそこまで気にならなかった

⏰:08/01/27 23:26 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#227 [我輩は匿名である]
>>225ゆっくりすぎてすみません。ありがとうございます

⏰:08/01/27 23:26 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#228 [我輩は匿名である]
………

まだまだ暑さの残る9月。

始業式も終わり、家に帰り、なんとなく適当に過ごしていた。

吉田さんに学校で話しかけられた事は嬉しかった。

でも昨日までいたのに、もう隣にはいない寂しさもある。

心に穴が開いた感じ。

⏰:08/01/27 23:33 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#229 [我輩は匿名である]
日が沈み、気付けばゴミ箱に手をかけている自分。

ほとんど無意識だった。

昨日、公園に行かなかったので一人で行く事にした。

…一人で歩くのは、やっぱり寂しい。

公園に向かうまで、吉田さんと何か話をすることもあまりなかったけど、存在だけがありがたかったから。

⏰:08/01/27 23:35 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#230 [我輩は匿名である]
カシャンッ

ゴミ箱に、昨日捨てなかったゴミを捨てる。

この公園のゴミ箱とも、もうお別れなんだなぁ。

僕はいつも吉田さんが座っていたブランコに座った。

ここからいつも空を眺めていた彼女は何を考えていたのだろう。

⏰:08/01/27 23:40 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#231 [我輩は匿名である]
「ちょっと!私の場所取らないでよ」

「えっ」

振り返ると…いつもここに座っていた人が笑いながら立っていた。

「エヘヘ。びっくりした?」

吉田さんは隣のブランコに腰掛けた。

⏰:08/01/27 23:42 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#232 [我輩は匿名である]
「え?なんで…」

「来ちゃ悪い?」

「いや。そうじゃなくて…」

「だっていつもこの時間だったからさ」

一昨日まで一緒にこの公園に来ていたのに、なんだかすごく懐かしい気がする。

「吉田さん…僕聞きたい事があるんですけど」

「あ、うん。昨日のことでしょ?」

⏰:08/01/27 23:45 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#233 [我輩は匿名である]
吉田さんはまた空を見上げながら説明してくれた。

朝、後ろの席から聞こえていた噂とほとんど一緒だった。

「私は被害者扱いだから、昨日帰してもらえたの。でもアイツらは…たぶんしばらく出てこれないと思う。出てきても退学決定だし」

高田高校の評判がまた落ちていく。

校長は大変だな、とつくづく思う。

⏰:08/01/27 23:50 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#234 [我輩は匿名である]
「そっか」

「昨日、私パトカーの中から見てたよ」

「え?」

「自転車で戻ってきてくれたでしょ?」

ニコッと笑いかけてくれた。

僕の心は信じられないくらい早さで鼓動を打っている。

⏰:08/01/27 23:55 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#235 [我輩は匿名である]
「見られてたんだ。なんか恥ずかしい」

「なんで?」

「助けるつもりで行ったのに結局何もできなかったし」

「来てくれただけで嬉しいよ」

「自分わ変えたくて立ち向かったのに…無駄だったのかな?」

⏰:08/01/27 23:58 📱:D902i 🆔:8COGvDXo


#236 [我輩は匿名である]
「無駄なんかじゃないじゃん。ちゃんと変われてるよ」

「え、どこが?」

「まだ気づいてないの?」

「何?」

「ほら、言葉遣いだよ。敬語じゃなくなってるじゃん」

「あ…」

⏰:08/01/28 00:03 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#237 [我輩は匿名である]
全然気づかなかった。

無意識だった。

家族以外にこんな口調で話した事ないのに…

「やっと打ち解けてくれた系?でも残念ながら監禁生活終わっちゃったよぉ」

そういって笑っている吉田さんは、きっと僕の中で大切な存在になっているんだ。

⏰:08/01/28 00:06 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#238 [我輩は匿名である]
僕は…


いや、俺は


吉田さん…


いや、明日香が


好きなんだ。

⏰:08/01/28 00:07 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#239 [我輩は匿名である]
こんな綺麗な人を好きになるなんて…

今の自分では高嶺の花なのはわかっている。

だから変わりたいと思った。

戦おうとした勇気があるのだから、変わる勇気もあるはずだ。

「吉田さん」

「ん?」

⏰:08/01/28 00:11 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#240 [ちッち]
もお書かないの
また書いて下さいね。

⏰:08/01/28 00:29 📱:W52SH 🆔:TLQxQ6ek


#241 [我輩は匿名である]
>>240急に更新ストップしてしまい、申し訳ないです;

⏰:08/01/28 08:48 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#242 [我輩は匿名である]
こんなこと好きな人にお願いするなんて、おかしいかもしれない。

でも頼れる人は吉田さんしかいないし、吉田さんだから頼らせてもらう。

僕は勇気を出した。

「あの…よかったら…お、俺と…友達になってくれないかな?」

⏰:08/01/28 08:53 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#243 [我輩は匿名である]
「へ?」

「吉田さんが言うようにコンタクトにする。髪の毛だって服装だって勉強する。だから…もし生まれ変わる事ができたら、友達になってくれないかな?」

「…いいよん」

「本当に?」

「うん。でもさ、無理に変わらなくてもいいんじゃない?山田くんらしく、少しずつ社交的な性格になるとかさっ」

⏰:08/01/28 08:58 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#244 [我輩は匿名である]
確かに、吉田さんが言ってる事も一理ある。

「うん…でも俺は…外見から変わってみるよ」

「そっか。頑張ってね、たーかーしっ」

さっきからずっと笑ってくれてる君のためにも、自分のためにも、生まれ変わりたい。

⏰:08/01/28 09:01 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#245 [我輩は匿名である]
「あの…もし…あ、えっと。やっぱり嫌ならいいんだけど」

「何?」

「俺が吉田さんに認められるような男になったら…」

「うん」

「告白させてください」

⏰:08/01/28 09:06 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#246 [我輩は匿名である]
「…はい?」

吉田さんは目を大きくして驚いている。

「俺の部屋が…あんな風に使われて、吉田さんは辛い目にあってたから…もう来たくないかもしれないけど、よかったら…また来て下さい」

「あ…うん。荷物もあるしね。でもね、私にとってあの部屋は嫌な思い出だけじゃないよ?山田くんがくだらない話してくれたりもしたし…良い思い出もあるよ」

⏰:08/01/28 09:10 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#247 [我輩は匿名である]
「…」

嬉しくて言葉が出なかった。

良い思い出なんて言ってもらえるなんて夢みたいだ。

「そこまで言ってくれるなら、もし山田くんが変われたら、また行ってもいいよ?」

「え?」

「山田くんの部屋」




…end…

⏰:08/01/28 09:17 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#248 [我輩は匿名である]
長い間読んでいただいてありがとうございました。

途中更新できないアクシデントがあったりしましたが、待ち続けてくれた皆様には感謝しています!

中途半端なとこで終わったんですが、続編は予定していません。

ご想像にお任せします!

⏰:08/01/28 09:20 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#249 [我輩は匿名である]
最後に、こんな小説読んでいただいて、本当にありがとうございました!

主より

⏰:08/01/28 09:21 📱:D902i 🆔:wNewNIxY


#250 [我輩は匿名である]
お疲れさまでした~

面白かったです
そしてすごく読みやすかったです
また別の小説書くことがあったら、読みにきますねメ

⏰:08/01/28 09:25 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#251 [我輩は匿名である]

めちヤおもしろかった
続きトカ…
暇があったら
書いてください

⏰:08/01/28 11:14 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#252 []
すごくおもしろかったです最後なんだか涙が出てきました ここの小説ではじめて泣きました
最後まで完結してくれてうれしいですありがとう
本当にいい作品でした
次回作楽しみにしてます

⏰:08/01/28 13:36 📱:N903i 🆔:Pd1.9VWg


#253 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-255

⏰:08/01/28 13:38 📱:W53H 🆔:LO2paA8k


#254 [な]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400

⏰:08/01/28 14:18 📱:W52P 🆔:oxOeOZ16


#255 [みぃぷ]
凄く面白かった!!
また主さんの作品見たいと思いました(*^ω^*)

⏰:08/01/28 17:54 📱:F902iS 🆔:akYjxMOg


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