あいつはあの子のことが好き。
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#690 [みぉり]
図書室は…1年時の校内案内っきり来ていないからほとんど初めてだ


中央にある学習スペースの机には3年生らしき人たちが数人勉強している




ここで撮影なんてできるのかなぁ

⏰:08/03/02 07:32 📱:N905i 🆔:iUqFEL66


#691 [みぉり]
扉の前でそんなことを考えていたら突然、後ろに気配を感じた


バッ


恭「しーっ」


振り返った先にいたのは口の前に人差し指をたてた今泉さん


あ「ーっ(小声)びっくりしたじゃないですかっ」

⏰:08/03/02 16:33 📱:N905i 🆔:iUqFEL66


#692 [みぉり]
恭「ごめん(笑)驚かすつもりはなかったんだけど」


今泉さんも小声で笑いながら口元にあてた指を下ろした


あ「…あの、本当にここで撮影するんですか?」


今泉さんに促されて一番端っこの学習スペースに歩きながら尋ねる

⏰:08/03/02 23:36 📱:N905i 🆔:iUqFEL66


#693 [みぉり]
恭「えぇ・・・・そのつもりですよ?」


またいつものにっこり笑いで話す今泉さんをやっぱり直視できなくて顔をそらしてしまった



う〜〜〜・・・・////



私は赤くなっているであろう頬を押さえて深呼吸する

⏰:08/03/03 05:55 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#694 [みぉり]
扉の前では突然の出来事だったし・・・とっさに普通にできたけど


改まって話さなきゃならない状況だと・・・・緊張してしまって仕方ない



あ「・・・・・あのぉ・・・どうやって撮影を?」



普通に普通に・・・と自分に言い聞かせて口を開いた

⏰:08/03/03 05:56 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#695 [みぉり]
恭「えぇ・・・瀬戸さんが好きな本を読んでる風景を撮る形にしようかと・・・・(小声)さすがにおしゃべりはここではできませんから(笑)」


周りを見回して肩をすくめて見せた今泉さんがちょっぴり子どもに見えてなんだか気持ちが落ち着いた



あ「ですよね(笑)・・・・本ってなんでもいいですか?」

恭「えぇ、俺は様子を撮らせてもらうだけなので・・・・」

⏰:08/03/03 05:59 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#696 [みぉり]
私は静かに席を立って本を探しに行く・・・・


色んな本が置いてあるけど私が一番好きなのはー・・・・




あ「あっあった」





本を手に取り今泉さんの元へと戻る

⏰:08/03/03 06:00 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#697 [みぉり]
恭「・・・・・詩集でしょう?」

あ「っ!!!!なんでわかったんですか?!?!?!」


まだ見せていない手中にある本が何かを言い当てられて驚いた


なんで?タイトルだって・・・・見えてないのに



不思議に思って首をかしげると今泉さんはくくっと笑って机に片手を突いて

その上にあごを乗せながら



恭「・・・・好きな人の好きなものくらい知ってるよ?(笑)」

⏰:08/03/03 06:05 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#698 [みぉり]
そういってふっと笑った


あ「〜〜〜っ///」


その笑顔と発言に、恥ずかしくなって思わず本で顔を隠す



恭「・・・・・やっぱり詩集ですね」



今泉さんに向けるように本を顔の前に持ったのでタイトルが見えたらしく"当たった"とちょっと得意げな声が耳に響く

⏰:08/03/03 15:55 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#699 [みぉり]
うー・・・・恥ずかしすぎる////


・・・・・今まで告白された後にこうやって本人と一緒にいることもなかったし


不思議な感じ・・・・



私はさっきのように深呼吸をして本を下ろすと今泉さんに向き合った

⏰:08/03/03 16:02 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#700 [みぉり]
あ「・・・・そういうこと恥ずかしいからあんまり言わないでください///」


恭「うーん・・・でも俺が瀬戸さんのこと好きななんだってしっかり信じてもらいたいし」


"ね"とにっこり笑って私を見つめる


あ「・・・信じるからやめてっていったら・・・?」

恭「それは嘘だね」


ズバっと一刀両断された

⏰:08/03/03 16:19 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#701 [みぉり]
恭「そんな簡単に信じてもらえるなら何年も想ったりしない」


ドキッ


今泉さんは一瞬、真剣な顔つきになって・・・でもすぐににっこり笑った



あ「っ///」

恭「それに・・・・そういうこと言った後の瀬戸さん・・・・おもしろいし(笑)」

⏰:08/03/03 16:38 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#702 [みぉり]
おもっ・・・・おもしろいぃぃぃ!!??


あ「・・・・おもしろくないですっ///」


今泉さんはくくっと笑って私に席に座るように促す


今泉さんの向かいに座ってすぐに本を開く


始めは向かいが気になっていたけど・・・・すぐに詩の世界に入り込んでしまった

⏰:08/03/03 17:38 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#703 [みぉり]
そのままずーっと読みふけって・・・・


今泉さんが向かいからシャッターを切ったり、撮影の角度を変えるためか立ち上がったりとしていたけど



私は変に意識することなくそのまま読み続けていた

⏰:08/03/03 18:14 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#704 [みぉり]
いつのまにかシャッター音は止んでいて


私が本を読み終えてふと顔をあげると・・・・



ドキッ


再び私の前に座っていた今泉さんは肘をついた手のひらに顔をのせたまま眠っていた

⏰:08/03/03 18:24 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#705 [みぉり]
周りを見回せば、他の生徒はほとんどいなくなっていて室内時計は6時すぎを示している




・・・・2時間以上よみふけっちゃったんだ




私は静かに伸びをして目の前の今泉さんを起こさないように本を棚に戻しに席を立った

⏰:08/03/03 18:27 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#706 [みぉり]
本を戻して席に戻りながらゆっくり今泉さんの・・・・・隣に座った


眼鏡がほんの少しずり下がってその間から見える長いまつげ


規則正しい呼吸を繰り返す唇




・・・・・キレイな顔

⏰:08/03/03 21:46 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#707 [みぉり]
この人が私を好きなんて・・・・・



やっぱり信じられない・・・・



私は今泉さんの傍らに置かれていたカメラに気づき、それを手に取った



画像の履歴をゆっくり見る




うわぁ〜・・・すごいキレイに撮ってくれてる

⏰:08/03/03 21:51 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#708 [みぉり]
恭「・・・ん」

夢中になって見ている横で今泉さんが身じろぎした


私は慌ててカメラを置くと向かいに座ろうとして立ち上がった拍子に椅子に足をぶつけてバランスを崩した



バタンっ



あ「痛たた・・・・!!??」

⏰:08/03/03 22:07 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#709 [みぉり]
恭「・・・・・ずいぶんな起こし方ですね」


私の下敷きになっている今泉さんが頭を抑えながら上半身を起こす


あ「ごっごめんなさいっ!!!!」


恭「俺は全然構わないけど・・・・この体勢はちょっとね」


今泉さんに言われて自分の今の体勢にはっとした

⏰:08/03/03 22:22 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#710 [みぉり]
今泉さんの膝にまたがって、だっこされている状態



あ「〜〜〜〜っほっ本当にごめんなさいっ////」



私は慌てて立ち上がると今泉さんも笑いながら立ち上がって大きく伸びをした


恭「ん〜・・・途中寝ちゃってすいません」

あ「いえ!!・・・・・私が読みふけっちゃったせいで」

⏰:08/03/03 22:54 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#711 [みぉり]
恭「いえいえ・・・おかげさまでいい写真撮れましたし」


椅子や机を直した今泉さんはカメラを持ってにっこり笑いかける



あ「そ・・・うですか///」



また心臓がドキッとして今泉さんから目をそらした


今泉さんはくるりと向きを変えて扉に向かって歩き出す


私はその後をついて図書室をあとにした

⏰:08/03/03 23:07 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#712 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:08/03/03 23:16 📱:D705i 🆔:qqKiGUec


#713 [みぉり]
>>匿名さん
アンカーありがとうございます頑張ります

⏰:08/03/03 23:20 📱:N905i 🆔:rNRFr3aQ


#714 [みぉり]
いつものように今泉さんと暗室の前で別れる


恭「じゃあ・・・明日は教室でお願いします」


今泉さんはドアノブに手を掛けながら私に言う


あ「あ・・・・はい、わかりました。それからっ///さっきは・・・ごめんなさい」


恭「あぁ・・・俺は嬉しいハプニングだったけど(笑)」


一瞬で真っ赤になった私の顔をみて今泉さんはくくっと笑って"じゃあ"と暗室に入ってしまった

⏰:08/03/03 23:40 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#715 [みぉり]
バタン・・・


私は扉がしまるとその扉におでこを当てるようによりかかった





はぁぁ〜・・・・



今泉さんの姿が見えなくなって緊張の糸が切れたのか大きなため息が出る

⏰:08/03/03 23:44 📱:PC 🆔:vhyZfKtA


#716 [我輩は匿名である]
がんばってください

⏰:08/03/03 23:48 📱:D705i 🆔:qqKiGUec


#717 [みぉり]
>>匿名さん
ありがとうございます未熟ものですが頑張りますので

⏰:08/03/04 00:04 📱:N905i 🆔:nHJ3XvfA


#718 [みぉり]
>>715から

今日一日は・・・心臓がドキドキしすぎてなんか変な感じ



寄りかかった体を起こして、ゆっくり教室へ向かう



・・・・寝顔キレイだったなぁ〜



今泉さんの寝顔をふと思い出しながら教室の扉をあけた

⏰:08/03/04 00:13 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#719 [みぉり]
ガラッ・・・・パチン


教室に入り電気をつけると窓際の席で眠っている凪が目に入った




あれ・・・・こんな時間まで何してたんだろう



私は自分のカバンを取ると凪を起こそうと声をかける



あ「凪ー?」


凪「ん〜・・・・」

⏰:08/03/04 00:40 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#720 [みぉり]
あ「こんなとこで寝てたら風邪引くよー?」


なかなかおきないので肩を揺すっていると凪がふと口を開いた



凪「ん・・・有希ぃ・・・・」




え?

⏰:08/03/04 00:48 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#721 [みぉり]
凪「・・・・ごめん、ごめん俺のせいで・・・・」



・・・・凪?



私は肩を揺する手を離して凪の寝言に耳を傾けた




有希に・・・・何を謝ってるの・・・・?

⏰:08/03/04 01:26 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#722 [みぉり]
凪「俺の・・・せいなんだ」


そう言う凪の目じりにはうっすら涙がにじんでいるように見えた


私はなんだか見ていられなくって・・・・・凪の耳元に顔をよせて


スゥー・・・・


あ「なーぎーーーーーーー!!!!!!!!おっきろ〜〜〜〜〜!!!!」


凪「うっわわわわわわっ!!!!!」



ガシャン・・・ッガタガタッ


大きな声で叫ぶと途端に目覚めた凪は椅子から転がり落ちた

⏰:08/03/04 01:30 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#723 [みぉり]
凪「あっ・・・あかりぃ??」

あ「お目覚めになりまして??(笑)」


私が声をかけると寝ぼけ眼の凪は目を擦りながら

立ち上がると転んだ拍子に打ったらしい腰を抑えて擦る

⏰:08/03/04 01:36 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#724 [みぉり]
凪「あれぇ・・・いつのまに寝てたんだ俺ぇ・・・?」


あ「そんなの知らないよ(笑)・・・・なんか嫌な夢でもみたの?」


凪「・・・・・え」


あ「・・・・なんども謝ってたよ?おれのせいでごめんって・・・・」


私は凪の顔色をこっそりうかがうように見ると

凪ははっと真剣な顔つきで口元を覆うように右手を添えている

⏰:08/03/04 01:42 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#725 [みぉり]
凪「・・・・他になんかいってた?」


真剣な顔つきのまま私を見つめる凪


いつものへらっとした凪と180度違う様子に戸惑いながらも私は"ううん、それだけ"と答えた


凪は"そっか"と呟くとすぐにいつもの凪に戻って"帰ろう"とカバンを持って教室を出た

⏰:08/03/04 01:46 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#726 [みぉり]
・・・・・・本当は"有希"っていってたけど



その言葉はなんだか言い出せなくて飲み込んだまま

凪の出て行った扉を見つめて・・・・その後を追った

⏰:08/03/04 01:56 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#727 [みぉり]
その帰り道は・・・二人ともなぜだか無言で


私はこの前の有希との帰り道を思い出して複雑な気持ちだった




あの帰り道の後・・・・話を聞いて有希の気持ちを知った


有希の力になりたいと思いながらも・・・・結局何も出来ないんだって無力な自分と


"好き"に対する感情の変化で戸惑いを抱き続けてるだけ

⏰:08/03/04 02:14 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#728 [みぉり]
情けないなぁ〜・・・・




心底そう思いながら凪と並んで歩く


大きな十字路で凪とは道を別れて一人で歩きながら


今日は顔を合わせなかった有希を思い出した

⏰:08/03/04 02:26 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#729 [みぉり]
・・・・有希は凪が好き


もし、凪が有希のその気持ちを信じなかったら・・・



有希はもちろん・・・すごく傷つくし、私も悲しい・・・な



・・・・でも悲しいって思う私だって今までずっと"好き"を信じないで来た

⏰:08/03/04 02:31 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#730 [みぉり]
きっと・・・これまで私はそうやって人をたくさん傷つけた


その私が・・・・本当の意味で・・・


人を"好きになる"気持ちをわかってるのかな



・・・・・・"真野篤"を好きって言い切ってもいいのかなぁ

⏰:08/03/04 02:34 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#731 [みぉり]
そんなことが頭の中をぐるぐると駆け巡る


あ「うー・・・またわけわかんなくなってきた」




・・・・・今泉さん


私のこと"何年も想ったりしない"って・・・・


一体いつからなの・・・?

⏰:08/03/04 02:40 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#732 [みぉり]
いつから・・・・好きでいてくれてるんだろう




考えたって答えのわかるわけのないことばかり考えて気づけば家についていた




はぁ・・・・きちんと本人に聞くのが一番なのに



恋愛ごとは苦手なんだよねぇ

⏰:08/03/04 02:42 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#733 [みぉり]
・・・・・今が"好き"に向き合ういい時期なのかもしれないな




私は大きく息を吸い込むと玄関の扉をあけた


あ「ただいまー」

⏰:08/03/04 02:49 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#734 [みぉり]
━━――──……‥
恭平Side

〜♪〜〜〜♪


暗室で作業をしていた俺の携帯が突然鳴り出す


画面表示を確認しないでそれを手に取った



ピッ・・・・


恭「はい・・・・」


『あ、今泉くん???私ー・・・・』

⏰:08/03/04 02:54 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#735 [みぉり]
その声に片手で作業しようとしていた動きが止まる









恭「・・・・・・・・・・相原」


俺は電話の主の名前を呟いて、ソファに四肢を投げ出すように座り込んだ

⏰:08/03/04 02:57 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#736 [みぉり]
『わかってくれてよかった』


電話先から嬉しそうな声が聞こえる・・・・が俺にとっては耳障りこの上ない


恭「なんですか・・・・・・・お前とはもう終わりだっつただろ」



俺はイライラしながら現像されて浮かび上がった写真の1枚を手にとって話す



『そ・・・うなんだけど・・・・ねぇ、突然どうして』

⏰:08/03/04 03:55 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#737 [みぉり]
恭「・・・・・・・・お前には関係ない」



瀬戸が詩集を真剣に読んでいる写真をみつめて静かに言い放った



恭「それに・・・・元からそういう契約だったろ」


『それは・・・・そうだけど・・・でも突然すぎるよ』


恭「突然でもなんでもない、元々お前からの提案だったろ・・・"俺の好きなタイミングでおしまいにする"」


『・・・・・ん、そうだね。・・・・ちょうど潮時なのかもね』



電話先の声がややトーンを落として寂しげに呟く

⏰:08/03/04 04:02 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#738 [みぉり]
俺はほんの一瞬だけ"相原"に申し訳なさがこみ上げた



・・・・でもこの関係を作ったのはこの女で、お互いに割り切った関係でいた


俺はそう思い直して再び電話先に強い口調で続ける



恭「とにかく・・・・終りだから・・・・・お前も彼氏にばれるとまずいでしょ」

⏰:08/03/04 04:08 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#739 [みぉり]
そう言うと"相原"は黙ってしまった



俺は半ばイライラしながらも瀬戸の写真を見つめて気を紛らわす




『・・・・うん、・・・ちょっと気づいてるっぽいし』


恭「そ・・・まぁ、がんばれよ・・・じゃあ」



俺はそういって電話を切ろうとボタンに指をかけた

⏰:08/03/04 04:12 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#740 [みぉり]
『ちょっと待ってっ・・・・・今日図書室にいたでしょ?』



!!!!



俺は思わず言葉につまる


恭「っ・・・・・なんで知ってるんだよ」



『・・・・・たまたま行ったら・・・頬杖ついて寝てるのみた』

⏰:08/03/04 04:15 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#741 [みぉり]
タイミングが悪い・・・・・それならきっと



向かいにいたあいつにも気づいただろう


俺のその気持ちを読んだのか・・・・"相原"は言葉を続ける



『向かいにいた子・・・・あの子・・・今泉くんの・・・?』



・・・・たぶん、"彼女"か"好きな子"そんなことを言いたいのだろう

⏰:08/03/04 04:22 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#742 [みぉり]
恭「・・・・・・コンテストのモデル」


『え?コンテストって・・・・今度の?』


恭「あぁ・・・・・凪の友達でイメージに合ったから頼んだ」



俺はなんで"相原"にこんな説明してんだって思いながらも話すと


電話先の声は"へぇ〜そうなんだ"と呟いて納得しているようだった



これで本当に最後だ・・・・そう思って"じゃあ"と声をかけると"ばいばい"そう聞こえたので俺は静かに電話を切った

⏰:08/03/04 04:34 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#743 [みぉり]
ピッ・・・・


携帯を閉じてそのままソファにぽんと放り投げて


起き上がり、途中だった現像作業に戻る



現像するための液体につけると1枚ずつ・・・・瀬戸の写真が浮かび上がってくる





なんで詩を読んでるだけなのに・・・・・こんなにコロコロ表情変わるんだか

⏰:08/03/04 04:42 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#744 [みぉり]
はっとしている顔、真剣な顔、涙ぐんでいる顔



・・・・・・満面の笑顔



1枚ずつゆっくりとその表情を見つめながら、張り巡らせたテグスに洗濯ばさみで写真を挟んで吊るしていく




・・・・ふぅ、コレで終りかな

⏰:08/03/04 05:09 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#745 [みぉり]
吊るし終わった写真を見回すと後片付けをして暗室に鍵を掛けた



ガチャ・・・・



廊下は真っ暗で、ふと腕時計を見てみれば9時をしめしていた




やべー・・・・校門しまってんな・・・・きっと



遅くまで残りすぎたとやや後悔をしながらも玄関へと急いだー・・・

⏰:08/03/04 05:12 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#746 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside

⏰:08/03/04 05:20 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#747 [みぉり]
ブーッ・・・・ブーッ・・・・

ピッ・・・・


今泉さんからだ。


なんとなく予想はしていたので昨日みたいに


変に考えないようにメールを読む

⏰:08/03/04 05:25 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#748 [みぉり]
----------------------
Date 4/15 21:49
From 今泉恭平
Sub  無題

今日も一日お疲れ様でした。
瀬戸さんもリラックスして撮影ができるようになったみたいで・・・
俺としては嬉しい限りです(^^)
では明日は教室で・・・おやすみなさい

    ----END----


ピッ・・・ピッ・・・

メールを読んで、今日の撮影を思い返す

⏰:08/03/04 05:30 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#749 [みぉり]
・・・・・・・確かにシャッター音も気にならなくなったかも


まぁ、本を読んでたからかもしれないけど(苦笑)


そんなことを思いながらも返信の文面を打つ


ピッ・・・ピッ・・・

----------------------
Date 4/15 22:02
To  今泉恭平
Sub  無題

お疲れ様です☆
今日は久しぶりの図書室で・・・なんだか新鮮な気持ちでした
撮影もあまり緊張しなくなったので少しはお役に立ててるみたいで嬉しいです(^▽^)
また明日、よろしくお願いします
おやすみなさい

    ----END----

ピッ・・・

【送信完了】

⏰:08/03/04 05:43 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#750 [みぉり]
よしっ!!
明日も撮影がんばろうっ!!


私は明日の用意を・・・・時間割に"選択"の文字に気を止めつつも


眠りについた

⏰:08/03/04 06:26 📱:PC 🆔:pBs89fqk


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