あいつはあの子のことが好き。
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#841 [みぉり]
……本当は信じてみたい
それはずっと心のどこかで抱いてきたから……
だから
私は目を開いて
あ「……信じます」
はっきり告げた
:08/03/10 02:00
:N905i
:7mEijueI
#842 [みぉり]
すると、今泉さんは静かに私の方を向いてにっこり…少し寂しげに笑った
恭「……好きな人の好きなものくらい知ってる………それが秘密」
あ「?どういう……?」
意味がわからず聞き返す私に今泉さんはゆっくり視線を移す
私もそれにつられるように視線を移すと……その先には………
恭「好きな人の好きな人くらい………わかっちゃうんだ」
:08/03/10 02:07
:N905i
:7mEijueI
#843 [みぉり]
そう言った今泉さんの目の先には"真野篤"の姿があった
あ「うそ………なん…で…」
私は……驚きのあまり…言葉がでない
どうして?誰にも言ってなかったのに…
あ「なんで………知ってるの…?」
やっと出した言葉に今泉さんは
:08/03/10 02:12
:N905i
:7mEijueI
#844 [みぉり]
恭「好きだから」
今泉さんの声のトーンがぐっと低くなった
私の心臓はうるさいくらいドキドキしていて
目の前にいる今泉さんもきっと私がすごく動揺していることをわかってる
今泉さんは私に視線を戻して
恭「ずっと好きだったから…好きな人が誰を好きかなんて……いやでも気付くんだよ」
呟くように言って…悲しそうに笑った
:08/03/10 02:22
:N905i
:7mEijueI
#845 [みぉり]
私はそのまま動けなくて、声もだせなくて……ただ今泉さんを見つめることしかできなかった
どれくらいそうしていたかわからない
本当は10分もなかったのかもしれないけど
私にはすごく長い時間を見つめあっていたように感じていた
そんな中、ふいに今泉さんが口を開く
:08/03/10 02:26
:N905i
:7mEijueI
#846 [みぉり]
恭「…瀬戸さんが俺の気持ちを信じてくれれば………それだけでいいって言ったよね」
あ「…………」
私は言葉がでなくてコクンと頷く
恭「でも……やっぱり無理なんだ」
今泉さんは困ったように笑って続ける
:08/03/10 02:31
:N905i
:7mEijueI
#847 [みぉり]
恭「近くにいたら触れたいと思う…一緒にいればいるほど…苦しくなる」
あ「………ッ」
また……哀しそうな……顔
そんな顔…見たくないよ
目をそらしたい…でもだめだ
それだけはしちゃいけない
:08/03/10 02:35
:N905i
:7mEijueI
#848 [みぉり]
私は今泉さんを見つめてただ黙って聞くしかできない
恭「選択の時間…真野を見てるの知ってた……といっても途中からは………そんな瀬戸さん見てるのがつらくなってきて見れなくなったけど」
ふぅっとため息を吐いて続ける
恭「………朝練見てるのも知ってた」
あ「ッ!!!!????」
うそっ……っそんな…
:08/03/10 02:41
:N905i
:7mEijueI
#849 [みぉり]
今泉さんはそんな私を見ながら"やっぱり俺はストーカーみたいだね"っと笑った
驚きすぎて何も言えなくて黙り込む私に今泉さんはまた真剣な顔つきになる
恭「撮影は…これでおしまいです。今までありがとうございました」
あ「!?」
恭「俺のわがままで始まったことだけど……すごく嬉しかったよ……本当なら撮影おわってもこれからもよろしくって言いたかったんだけど………」
:08/03/10 03:52
:N905i
:7mEijueI
#850 [みぉり]
そこまで言うとまた困ったように笑いながら立ち上がり
恭「もう………苦しいんだ、このまま一緒にいたら…力ずくでも俺のものにしたくなる」
そう言って、今泉さんは私の正面に立った
恭「……知り合う前の関係に…戻ってほしい…わがままでごめん」
呟いて私に深々と一礼するとさっと立ち去ってしまった
:08/03/10 04:00
:N905i
:7mEijueI
#851 [みぉり]
一人、ベンチに取り残された私
え……?今…何が………
あまりに突然すぎた出来事に頭が追い付かない
今泉さんが小さく見えなくなっていくのはわかるのに声がでない
体が動かない
:08/03/10 04:14
:N905i
:7mEijueI
#852 [さくら
]
いつもチェックしてます

今後の展開が
楽しみです

頑張って下さい

:08/03/10 09:24
:SH903i
:lFH/GQQw
#853 [みぉり]
:08/03/10 17:04
:N905i
:7mEijueI
#854 [愛]
更新楽しみに待ってます。
頑張って下さぁいイ
:08/03/10 18:05
:W53K
:h4oCFshI
#855 [みぉり]
:08/03/10 21:39
:N905i
:7mEijueI
#856 [みぉり]
>>851から
そのまま今泉さんの姿は見えなくなっていった
私は全身の力が抜けてベンチにもたれかかる
私が……追い詰めたんだ…
この数週間…どんな気持ちでいたかなんてわからない…
:08/03/10 22:50
:N905i
:7mEijueI
#857 [みぉり]
でも…あの表情からどんなな苦しかっただけは感じ取れた
どうして信じなかったんだろう
"ただの友達"として接したらいい…なんて
私が真野篤を好きなことに気付きながら……
それでも想い続けてくれていたのに
:08/03/10 22:57
:N905i
:7mEijueI
#858 [みぉり]
あ「……ごめんなさい」
呟いて、しばらくそのままグラウンドを見つめていた
━━ーーー…………
恭平side
:08/03/10 23:28
:N905i
:7mEijueI
#859 [みぉり]
ガチャ……
「あれ?今日、休みじゃなかったっけ…って制服のままだし」
俺が入ってきたことに気付いた凪がカウンターから顔を出す
恭「あ……忘れてた」
凪に言われて制服を着たままバーに来ていたことに気付いた
…………無意識にここ来てたな
:08/03/11 00:16
:N905i
:53cYK42s
#860 [みぉり]
"変な恭ちゃん"と凪は笑ってカウンターでの仕事に戻る
俺はその様子をチラリと見て凪にばれないようにふぅと息を吐きだした
そのまま更衣室へと入り、ロッカーに置いてある私服に着替えて店内に入ると
兄貴が凪と開店前の準備をしていた
俺はカウンターの奥に座ってその様子をぼーっと眺める
:08/03/11 00:57
:N905i
:53cYK42s
#861 [みぉり]
「恭平」
恭「ん?」
準備が一段落ついたらしく兄貴がカウンターの中から俺に話し掛けてきた
「しばらく店入れないっつってたのに…急にどうしたんだよ」
"しかも私服か"と少し嫌味をこめて言う
まぁ、これも兄貴なりに俺を心配しての言葉なんだけど
:08/03/11 01:05
:N905i
:53cYK42s
#862 [みぉり]
恭「あー…ちょっとね、明日からはしっかり入れるから」
苦笑いしながら答えると兄貴はふっと笑ってシェーカーを振る
コトン…
兄貴が作ったカクテルを凪がグラスに注いで俺の前に置いた
凪「恭ちゃんそれ好きだね(笑)」
:08/03/11 01:34
:N905i
:53cYK42s
#863 [みぉり]
恭「まぁね…ホントは養命酒かマヨネーズの方が好きなんだけど…。」
兄「まぁ恭平はそないなやっちゃ昔から!アボジ!メッチャイーナ!…凪カレー汁喰うか?」
凪「いらんwwwwサーセンwwwwバロスwwwwタクシーwwww」
充「?」
ラム「だっちゃ!」
のび太「バロスwwww」
終わり
:08/03/11 01:39
:W52CA
:Quiuk7kk
#864 [みぉり]
恭「ん、コレが一番美味いんだよ」
グラスのカクテルを口に運ぶ、その時ふいにある写真が目に止まった
そうだ、あの写真……
恭「兄貴、あの写真さ……さげたいだけどいい?」
俺が示す先の写真を兄貴と凪が揃って確認すると
凪「……………なんで」
凪が呟いた
:08/03/11 01:42
:N905i
:53cYK42s
#865 [みぉり]
>>863さん
いきなりの書き込みでびっくりしました。申し訳ありませんが…そのような書き込みはやめてください、お願いします。
僅かでも読んでくださっている方がいらっしゃいます、不快な想いをされては私自身も悲しく…続けるにあたり気持ちが苦しくなります…
今後はどうか話を乱すような書き込みはやめてください、お願いいたします
:08/03/11 01:50
:N905i
:53cYK42s
#866 [ゆう]
恭「知らねー。まじうぜぇ。」
そういうとシェーカーを投げつけてきた。
更に氷を顔めがけて投げつけてくる。
縄で手足を縛られた後、スタンガンで何度も気絶させられた。
あそこが激しく濡れていて、今すぐに…射れてほしい。
:08/03/11 01:52
:W52CA
:Quiuk7kk
#867 [ゆう]
:08/03/11 01:52
:W52CA
:Quiuk7kk
#868 [みぉり]
>>864から
恭「………なんででしょう」
俺がため息をつきながら笑っていうが凪は真剣な眼差しで俺を見る
凪「あかりとなんかあったの?」
恭「………確信つくなよ」
苦笑いして一気にカクテルを飲み干すと昼休みの事、放課後に瀬戸と話した事をぽつりぽつりと言った
:08/03/11 01:57
:N905i
:53cYK42s
#869 [みぉり]
凪「恭ちゃん…それでいいの?」
恭「いいとか悪いとかじゃねぇよ、もう…近くにいて抑える自信がないんだから………そんなのあいつを傷つけるだけだ、それに……俺が好きだったことをあいつは信じてくれたから………その先を望むなんてできねぇよ」
凪は黙りこんで、兄貴はその傍らでグラスを磨く
俺はゆっくり立ち上がって、壁にかけてあった写真をおろして手に取った
:08/03/11 02:07
:N905i
:53cYK42s
#870 [みぉり]
その写真に写っているのはー…
入学式でみかけたあいつの後ろ姿
まさか同じ高校だなんて思っていなかったから……見つけた瞬間に撮った一枚
兄貴が気に入ってこの店に飾っていた
俺は額から写真を外すと、元あった場所へ
空っぽの額を戻した
:08/03/11 02:13
:N905i
:53cYK42s
#871 [みぉ]
切なくて、苦しいですね(泣)毎日読んでます。頑張って下さい

:08/03/11 02:19
:D903iTV
:GVlmk2Jw
#872 [みぉり]
:08/03/11 03:02
:N905i
:53cYK42s
#873 [みぉり]
>>870から
━━━ーー…………
あかりside
次の日、2時間目は選択授業…今泉さんと顔をあわせなきゃならない時間だ
いつも凪と迎えにいった11組の前を一人足早に通り過ぎていつもの席に座る
少し遅れて凪と………今泉さんが入ってきた
凪は私の後ろに座っていつも通りに話し掛ける
……ただそこに今泉さんがいないだけ
:08/03/11 03:07
:N905i
:53cYK42s
#874 [みぉり]
ただそれだけなのに…ひどく違和感を感じる
凪もきっと同じ感じを受けているはずなのに、そこには一切触れずにいる
……………きっと、今泉さんから聞いたんだね
ずっと前から今泉さんと仲良しの凪だもん……今の私たちの状態を知ってるんだ
:08/03/11 03:12
:N905i
:53cYK42s
#875 [みぉり]
それでも普通にしようとしてくれてる凪に、改めて自分の無神経さを感じずにはいられなかった
私が信じなかったから………凪にもこんなに気を張らせてしまってるんだと思うと申し訳なささえこみあげる
直後、チャイムとともに先生が来たのでいつものように授業が始まった
私はいつも通り………"真野篤"の後ろ姿を見る
:08/03/11 03:17
:N905i
:53cYK42s
#876 [かえで]
一気に読みました*!
すごく夢中になっちゃいました^^
がんばってください!
:08/03/11 13:02
:W43H
:BnMGsvV6
#877 [我輩は匿名である]
ファイトです1
:08/03/11 14:18
:PC
:78opQP6s
#878 [みぉり]
>>かえでさん

ありがとうございます


より楽しんでいただけるように頑張ります

>>匿名さん

ありがとうございますっ


:08/03/11 17:35
:N905i
:53cYK42s
#879 [みぉり]
:08/03/11 17:37
:N905i
:53cYK42s
#880 [みぉり]
>>875から
いつもと同じ、特に何も変わりはない
………私がこうやって"真野篤"を見つめる姿をずっと見てきたんだろうか
見られているなんて気付かなかった
………いや、気付こうともしなかっただけ
"好き"を本気に思えずにいたから"まさか"見てるなんて思わなかったんだ
:08/03/11 17:45
:N905i
:53cYK42s
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