【SSS】超短レス短編祭り!【飛び入り参加OK!】
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#201 [◆vzApYZDoz6]
>>198-200乙です!
さてさて、200レス突破しましたw
スレを立てたのは3月3日…約2週間で200レスです
いい感じの速度ですが、まだまだ参加してない人も多いはず!
新手の参戦待ってます!
そして200レス突破記念(?)にお題をさらに投入しますよー^^
新たなお題
@未来
Aアルバイト
B忘れられない
C空
今までのお題は
>>170に!
お題は使っても使わなくてもおkです!
:08/03/16 15:15 :P903i :qJhRwrcU
#202 [◆vzApYZDoz6]
それから、
『書きたいけど3レスに収まらない(泣』
って書き手さん達へ!
小説板だけなのかは分かりませんが、どうやら1レス40行を越えると規制に引っ掛かります。
逆に言えば、1レス40行までならおk
つまり、全部で120行書けるんです!w
ちなみに、俺が投下したやつなんですが
>>185-187『変わらぬ気持ち』
これ、70行しかありませんw
この長さでも、さらに50行も余分に書けます!
3レス以内だから『短くしないとだめ』と思うかもしれませんが、思ってたより多めに書けるのでw
参加してない方はチャレンジしてみてください^^
:08/03/16 15:28 :P903i :qJhRwrcU
#203 [朝海『雨』(1/3)]
アタシ人生で一番大好きだった人に今日…フられちゃった…
アタシはベンチに座り下を見た
「はぁ…ヒックッ…クッ」
ポツポツ…
「雨…ウゥ…最悪…」
アタシは雨が酷くなってもベンチから動きたくなかった…だって雨で泣いてるのも分からなくなるから…
「…ゥ゙ァッ…ヒック…ッ」
すると
「風邪ひくよ」
アタシの目の前に誰か立って居た
「ヒック…アンタ誰ょ…」
アタシは泣きながら言った 「俺陸(リク)…お前は?」
なんなのょ…ほっといてょ…
アタシが黙ってると
陸「シカトかょ」
ムカついて泣けてきた
「もぉ;…ヴゥッ…ヒック…恋(レン)…」
アタシは泣きながら答えた
陸「取りあえず…風邪ひくから」
恋「ほっといて…ヒック…あっち行って…」
アタシは陸を見た
陸「あそ;じゃ帰るわ;」ホントに帰る気;…ちょっと…
恋「バカ…ヴゥ…」
:08/03/16 16:51 :V803T :pvMNgyPI
#204 [RAM]
忘れられない
「久しぶりー!」
大きく手を振りながら私は大好きな彼の元へと駆け出した
彼はニコニコしていた
「お疲れ様。新幹線辛かった?」
「全然っ!」
とかいいつつも少し疲れた表情…
「お腹すいたねなんか食べよっか!」
二人の関係は会社の入社式でお互い一目惚れ。
そこから遠距離恋愛が始まり数カ月…。
:08/03/16 16:51 :SH703i :DMiN.10Y
#205 [朝海『雨』(2/3)]
陸「嘘だょ…;」
陸は傘を持っていなかったから上着を恋の頭にバサッとかけた
恋「冷たい;…ヒック…」
陸「しゃぁねぇだろ;ってか泣きやめょ;」
陸はアタシの隣にドカっと座った
陸「俺ら明日高熱でるな;(笑)」
恋「そのまま死んでもいいょ…ヒック…」
陸「それは俺が困る;」
恋「アンタと話してると泣いてるのもバカみたい…」
陸「だからなんで泣いてんだよ;言って見やがれ」
恋「ヒック…;フられちゃったの〜…」
アタシは雨の中バカでかい声で叫んだ
陸「もっと叫べ〜すっきりすんぞ〜」
陸も叫んだ
そして〜
恋「気が着くとアタシは声がカラカラですっかり空も晴れていた」
陸「帰るか(笑)」
恋「今日はアンタのお陰でスッキリした―-アンナ奴こっちからねがいさげだぁ〜」
陸「アハハ〜俺にしとけ」
陸は突然アタシにキスをした
:08/03/16 17:02 :V803T :pvMNgyPI
#206 [朝海『雨』(3/3)]
恋「考えとく」
アタシの心はコイツ(陸)のお陰で雨がやんだょ…
それからアタシと陸はいつも一緒にいた
そして半年が経ち〜
陸「なぁ恋〜俺ホントはベンチで恋が泣いてる時俺名前聞いたけど俺ずっと知ってた(笑)」
恋「は!?」
アタシは目を見開いた
陸「だって俺が5年前の雨の日同じとこで泣いてたら恋が来て「泣きたいならいっぱい泣いたらいい」って雨ん中俺のそばにいてくれたろ(笑)覚えてねぇ?」
恋「えッ!(驚)5年前…―」
思いだした…
恋「あの人陸だったの!?」
陸「そッ!あんときはサンキュな」
そしてアタシと陸は今でも幸せです
雨の日は嫌なことだけじゃないんだね
完
:08/03/16 17:13 :V803T :pvMNgyPI
#207 [紫津【雨】]
“空が、泣いてるみたい”
雨のことをそんな風に表現したやつを見るのは、初めてだった。
俺は正直今までチャラい男だったし、同じくチャラい女としか付き合ったことがなかったから、
こんなロマンチックな発言を大真面目に言う美里が天然記念物みたいに思えた。
“馬鹿じゃねーの”
そう思ったけどなんとなく忘れられなかったその発言と、なんとも言えない顔で空を見上げる美里の横顔。
雨音だけが強くなっていく灰色の街の中で、
美里の顔だけが白く、美しく浮かんで見えた。
思えば、その時にはもう既に惚れてたのかも知れない。
とにかく俺は、バイト先で知り合ったその女に、産まれて初めての恋をした。
:08/03/17 01:54 :P702iD :7QPNki5Q
#208 [紫津【雨】]
半年後、やっと美里と付き合えることになると、美里が好きで好きでたまらなくなった。美里に何かしてやりたいと考えるようになった。
俺は、産まれて初めて人を愛した。
そんな時だ。美里が事故にあったっていう、突然の訃報を聞いたのは。
皮肉にもその時俺が居たのは宝石店。
指輪を見せてもらっていた時のことだった。
それからのことは、よく覚えていない。
病院に行くのに必死で、頭が真っ白だった。
ただ、笑えるのは、なぜか指輪はちゃっかり買っていたってことだ。
青いサファイアのついた、婚約指輪。
………病院についた時、美里は両親に囲まれて、白い布を被っていた。
笑えるくらい……あまりにあっけなくて、涙も出なかった。
まだ暖かい美里の指にサファイアをはめると、俺は静かに病室を出た。
:08/03/17 01:56 :P702iD :7QPNki5Q
#209 [紫津【雨】]
俺は、まるで病人みたいに病院の待合室で読みもしない雑誌を手に取って、そのまま膝にのせていた。
空虚な頭の中には、今流行りの音楽が流れていた。
これらのことに意味なんて無い。
……馬鹿みたいだ。
ふと、
窓の外を見ると、灰色の世界に雨が降っていた。
ああ、本当だ。
………空が泣いてる。
終わり(^ω^)
:08/03/17 01:58 :P702iD :7QPNki5Q
#210 [◆vzApYZDoz6]
>>207-209乙です
新たな参戦来ましたねw
しかもいい感じにまとまった短編ですね^^
さぁーてと、ネタが無いので禁断の『宣伝』に手を伸ばすか…w
:08/03/17 02:18 :P903i :ihjVvt96
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