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#622 [○○&◆.x/9qDRof2]
「第二の人生を手に入れた気分はどうかね?」

白衣の男が問い掛ける。
私は部屋を眺めながら男には目を合わせず、自嘲するように鼻で笑った。

「最悪だな。今すぐ貴様をぶち殺してやりたいくらいには」

「女性があまり汚い言葉を使うべきではないねぇ。ま、どちらにしろそんな事は不可能だけど」

⏰:22/10/03 16:42 📱:Android 🆔:LEXcEWww


#623 [○○&◆.x/9qDRof2]
#588 [隠謀(2/2)◆vzApYZDoz6]
そう言って白衣の男はくぐもったように笑い、側にあったテーブルのマグカップを手に取った。
薄く湯気が立ち上る中身を一口啜り、再び口を開く。

「死人に口なしと言うだろう?」

「………」

自分の手のひらに視線を落とす。
既に血の通わないそれは青白く澱んでおり、軽く握ると冷ややかな感触が返ってきた。
手のひらを自身の胸に当てる。
柔らく弾力があり、それなりの大きさもあるが、しかし心臓の鼓動は微塵も感じてはくれなかった。

「……ふん」

「ま、働きには期待しているよ。その為に君達を直したのだから」

そう言いながら、白衣の男が顎先で部屋の中央を指す。
そこにはベッドが二つ。即ち自分が今いるベッドと、その隣。
自分が着ている物と同じような、簡素な白い患者衣を着た男が、先刻までの自分と同じように眠っている。

その横顔を眺めながら、私は無意識のうちに冷たい手を伸ばした。
男の頬に指先が触れる。と同時に男の眉間に皺が寄り、頬に僅かな力が入る。
驚いて反射的に手を引いた私と、その様子を無表情に眺めていた白衣の男の見守る中、もう一人の屍が目を覚まそうとしていた。

⏰:22/10/03 16:42 📱:Android 🆔:LEXcEWww


#624 [○○&◆.x/9qDRof2]
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⏰:22/10/03 16:43 📱:Android 🆔:LEXcEWww


#625 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:23/01/02 13:12 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


#626 [わをん◇◇]
>>200-300

⏰:23/01/02 13:14 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


#627 [わをん◇◇]
>>300-400

⏰:23/01/02 13:14 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


#628 [わをん◇◇]
>>400-500

⏰:23/01/02 13:15 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


#629 [わをん◇◇]
>>500-600

⏰:23/01/02 13:15 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


#630 [わをん◇◇]
>>1-200

⏰:23/01/02 13:15 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


#631 [わをん◇◇]
>>10-200

⏰:23/01/02 13:16 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


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