木の下でかくれんぼ
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#112 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
もちろんわたしは帰る気などない。
帰るのはカミヤマくんとアンドウさんだけでいい、悪いが校内に居残られると非常に邪魔なのだ。
何時になってもいい、あとは一人になる時を待つだけだった。
:08/04/07 09:12
:L704i
:Z502MtOA
#113 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
後ろから軽やかな足音が近づいてくる。
アンドウさんのものだとわたしは予感した。
「サエコさん、どういうつもりなの?このまま帰るなんて……」
わたしの肩を掴み、アンドウさんは眉をひそませて言った。
:08/04/07 19:26
:L704i
:Z502MtOA
#114 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
「ねぇ、アンドウさん。これ以上、アサミさんの行方に首を突っ込むのはやめましょう。なんだか嫌な予感がするの。アサミさんがカミヤマくんの約束をすっぽかしたなんて尋常じゃないわよ。きっとなにか大変なことが起こったに違いな「どうして?アサミさんを突き落としたのはあなたなんでしょう……?」
:08/04/09 21:15
:L704i
:YFBN8oCc
#115 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
わたしは立ち止まる。
アンドウさんは口の端をあげ勝ち誇ったように微笑んでいた。
おそらくこの微笑はわたしが犯人であると確信してのものなのだろう。
:08/04/09 21:17
:L704i
:YFBN8oCc
#116 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
「全く話が分からないわ、アンドウさん。わたしがアサミさんを突き落としたですって?」
ぴく、とこめかみが痙攣した。
正直、目の前のアンドウさんをすぐにでも蹴り飛ばしてやりたい酷い気分である。
:08/04/09 21:18
:L704i
:YFBN8oCc
#117 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
「あら、違うの?」
「…………」
「あなたしかいないじゃないの。アサミさんとは不仲だし、意味なく屋上にいたし、私とカミヤマくんを邪魔者扱いするように帰らせたがるそぶりをする。ここまで確たる証拠を並べてあなた以外が犯人だなんていう人はいないでしょうよ?」
:08/04/09 21:34
:L704i
:YFBN8oCc
#118 [我輩は匿名である]
あげます
:08/04/13 03:11
:F705i
:IJ6/AzD2
#119 [ちむ◆Hi9o8eIXuA]
「まったくだわ、アンドウさん……。けれど残念ね。なにを言われようがアサミさんを突き落としたのはわたしじゃないわよ。無駄な油を売るなら他所でやってちょうだい」
:08/04/17 23:23
:L704i
:VHqkl5Ho
#120 [ちむ◆Hi9o8eIXuA]
アンドウさんは怪訝げに目を細めた。
手で唇を隠す。
そして困った、とでも言いたそうに視線を泳がせる。
:08/04/17 23:27
:L704i
:VHqkl5Ho
#121 [ちむ◆Hi9o8eIXuA]
堂々と言い切るわたしに、さすがに疑いが薄れてたじろいできたかのように思えた。
わたしはヤレヤレと安堵の笑みをこぼす。
:08/04/17 23:27
:L704i
:VHqkl5Ho
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