馬鹿だらけ(BL)
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#61 [生茶]
俺と吉田と相田は、それぞれ別の高校を受験していた。偏差値的には、相田が一番上で、俺がその次、吉田は少し頑張った方が良い。
前期の合格発表の日、俺は同じ高校を受験した坂本ってやつと一緒に行った。
坂本の通知書には合格の文字があった。しかし俺は不合格だった。予想はしていたから、あまりショックは受けなかったけど、坂本があまりにも慰めてくるから少し悲しくなった。

⏰:08/04/05 22:05 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#62 [生茶]
「不合格。坂本は受かったけど」
「まじかよ!」
朝学校へ行くと、河合たちが前期の話をしていたから、俺も加わった。
「じゃぁ後期だな。良かったな、これが前期で」
河合が笑いながら肩をポンポンと叩いた。
「後期は絶対受かる!」

⏰:08/04/05 22:10 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#63 [生茶]
「そういや…柳本も緑高受けんだっけ」
「うん。お前落とすために頑張ってんだ」
柳本はそう言って笑った。俺も緑高を受けたんだ。後期は…どうしよう。
「吉田は〜?受かった?」
吉田が登校して教室に入ってくるなり、河合が聞いた。
「受かったゼ!」
両手でピースをしながら笑う。
「おーおめでと〜!」
「赤高だっけ?」
「そうそう」

⏰:08/04/05 22:16 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#64 [生茶]
赤高…俺の今の成績だったら十分入れる高校だ。
「仲村は後期緑高受けんの?」
吉田がカバンを置きながら言う。
「えー…考えてる」

「お前ほんとどこ受ける?」
放課後、教室掃除をしながら吉田が聞いてきた。吉田は箒を振り回して遊んでいたけど。
「緑高受けて受かると思う?」
「仲村青高とか前に言ってなかったっけ?」
ちりとりを持った女子、藤井咲が言った。

⏰:08/04/05 22:25 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#65 [生茶]
「あぁ、俺の偏差値だと青高がベストだって先生に言われてさ」
「へー吉田は?」
「俺様はもちろん天下の赤高」
吉田がかっこつけて言う。俺も藤井も笑った。
「あはは、吉田が受かるとはねぇ」
「咲ーちりとりー」
「はいはーい」
もう1人の箒係の女子に呼ばれて、藤井が去っていく。
「今日俺ん家な」
「?」
吉田が小さな声で俺に言った。

⏰:08/04/05 22:34 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#66 [生茶]
帰り、俺は吉田の誘いにのって家に上がった。
「今ちょうど誰もいないんだ」
「へぇ」
笑顔の吉田を横目に見ながら、俺は部屋に入ろうとすると、吉田が俺のカバンを掴んだ。
「風呂」
「へ?」
「風呂行くぞ」
結構ストレートな誘いだ。カバンを部屋に放り投げて、吉田についていった。

⏰:08/04/06 22:40 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#67 [生茶]
シャワーを浴びて、体を洗うと、吉田が俺を浴槽の上に座らせた。
「えっ、ちょっとまさか…」
「無闇に動いたら噛んじゃうかもしんないから気をつけてね」
そう言って吉田は俺のモノを優しく手で包む。
「ぅわ…」
温かい舌が這っていく。ねっとりとした唾液が良い具合に滑ってゆっくりと快感を与えていく。

⏰:08/04/06 22:49 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#68 [生茶]
吉田は、歯が当たらないようにゆっくりと口の中に収めていく。
「吉田…よくできんな…こんな、こと」
「…まぁ、お前のなら」
俺のモノを一旦口から出してそう答えた。口からは細い糸がひいている。そして再び俺のモノに舌を這わせ、丁寧に舐めていく。
「…は、ぁ…」
裏筋を下から舐められると、ゾクゾクと鳥肌が立った。

⏰:08/04/06 23:00 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#69 [生茶]
まるで仔猫のように舐め続け、先っぽに吸い付く。俺の息は荒くなっていく。
「気持ち良いの?」
「あ…うん…」
この間から思っていたけど、俺は感じやすい体質らしくて、すでに先走った液体が漏れだしていた。
「ちょっと待ってろ」
そう言って吉田は風呂場から小走りでどこかへ向かう。

⏰:08/04/06 23:19 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#70 [生茶]
そして戻ってきた吉田の手の中にあったのは、袋に入った何か。
「やっぱり本番でイってもらおうかなー」
「!」
吉田が持ってきたのは、ゴムのようだった。それをポイっと浴槽の蓋の上に置くと、俺をまた四つんばいにさせた。
「まぁまず慣らしてからな」
「本番…って…」
「セックスな」

⏰:08/04/06 23:28 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


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