夢の中の私の影
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#1 [紫陽花]
初めまして紫陽花と言います。
小説を書くのは初挑戦なので誤字脱字などあると思いますが、読んでいただき感想をもらえると嬉しいです!!

(∀・。)
:08/04/08 22:15
:F905i
:akYivROE
#2 [紫陽花]
:08/04/08 22:16
:F905i
:akYivROE
#3 [紫陽花]
:08/04/08 22:20
:F905i
:akYivROE
#4 [紫陽花]
プロローグ
そのとき私は
暗い暗い闇の中にいた。
目は何も見えない、
肌には暖かさも、
寒ささえも感じない。
ただ、ただ
目の前に闇が広がる。
:08/04/08 22:21
:F905i
:akYivROE
#5 [紫陽花]
でも頭の芯だけはハッキリしていて、これは夢だとなんとなく考えた。
そんな中、不意に
音が聞こえた……。
いや、聞こえたと言う表現は不適切だろう。
:08/04/08 22:22
:F905i
:akYivROE
#6 [紫陽花]
耳からではなく直接脳に音を送られているような妙な感覚だが確かに音がする……。
これは……声?
音を聞き取ろうと
しばらくの間
闇の世界から
瞳の奥の闇へと
目を閉じてみる。
:08/04/08 22:23
:F905i
:akYivROE
#7 [紫陽花]
「………たすケ…てッ………
マだ………死……ャだッッッ!!」
これは………なに?
微かだが人の声のような音が脳に送り込まれてくる。
:08/04/08 22:24
:F905i
:akYivROE
#8 [紫陽花]
これは本当に夢なのか?
あれ………。
そういえば
私はいつから夢を見てるの?
:08/04/08 22:25
:F905i
:akYivROE
#9 [紫陽花]
…………これは現実?
それとも………夢の中?
〜夢の中の私の影〜
:08/04/08 22:26
:F905i
:akYivROE
#10 [紫陽花]
.
「またあの夢……」
ここ2〜3日続けて同じ夢を見たな……。何かの予兆だろうか?
:08/04/08 22:41
:F905i
:akYivROE
#11 [紫陽花]
しかし夢といっても自分が、ただ暗闇の中に立っていて時折、声らしきものが聞こえるだけのとても奇妙な夢。
そして決まって夢から覚めた私は寝汗と言うにはふさわしくないほどの汗をかいているのだ。
:08/04/08 22:41
:F905i
:akYivROE
#12 [紫陽花]
今はまだ太陽も昇っていないし季節的にも夏を待っているくらいなのに、パジャマ代わりの長袖のシャツがほんのり湿っている。
着替えようとタンスに手を伸ばすが、どうしても夢の事が頭から離れない。
:08/04/08 22:42
:F905i
:akYivROE
#13 [紫陽花]
ただの夢にしては妙に頭に引っかかる。
誰かに相談などしようにも、私の親は私が小さい時に事故で他界している。
その後面倒を見てくれていたおばあちゃんも私が15の時に亡くなった。
それから約2年間、私はずっと一人暮。
:08/04/08 22:43
:F905i
:akYivROE
#14 [紫陽花]
:08/04/08 22:49
:F905i
:akYivROE
#15 [紫陽花]
血縁者としては警察官として多忙な毎日を送っている叔父がいるが、忙しすぎてこんな戯れ言のような話など聞いてくれないだろう。
そんなことを考えている内にもう日が昇り始めた。
日が昇り始めると言うことは
今の季節では家を出る時間を示す。
「やばっ!!!!」
私の脳裏に『遅刻』の二文字が並ぶ。
:08/04/08 23:55
:F905i
:akYivROE
#16 [紫陽花]
電車通学の私には1分の遅れも許されない。電車は待ってくれないのだから。
慌ててシャツを着替え学校指定の服を着る。朝ご飯はコンビニでパンでも買うとしよう。
「いってきます!!」
返事をしてくれる人などもちろんいない。だけど毎朝「いってきます」だけは必ず言うようにしている。
:08/04/08 23:56
:F905i
:akYivROE
#17 [紫陽花]
 ̄
そうでもしないと
独りぼっちの寂しさに
押しつぶされそうだから。
_
:08/04/08 23:58
:F905i
:akYivROE
#18 [紫陽花]
――――――……
――――……
「柚紀ちゃ〜ん早く!!電車でちゃう!!」
あぁ……分かってるから、ちょっと待って。車掌さんあと10秒でいいから待って!!!
:08/04/09 22:06
:F905i
:y9zhZnzw
#19 [紫陽花]
改札まであと10メートル。
走りつつも制服の胸ポケットから定期を取り出す。走っているからか焦っているからなのか思うように定期が出てこず焦りは不安へと変わる。
:08/04/09 22:07
:F905i
:y9zhZnzw
#20 [紫陽花]
改札まで5メートル。
しかし、なんとか定期を取り出し馴れた手つきで滑るように定期を改札へ。
カシャン カシャンと軽快な音が響き定期は改札から出てくる。
:08/04/09 22:08
:F905i
:y9zhZnzw
#21 [紫陽花]
そしてそのままのスピードで、すぐさま電車へと飛び乗る。
私が電車に乗ったと同時に
プシューと空気音を鳴らして鉄の扉は閉まった。
ギリギリセーフ……。
:08/04/09 22:09
:F905i
:y9zhZnzw
#22 [紫陽花]
「ごめん陽乃…。考え事してたら時間過ぎちゃって……」
一息着いたところで陽乃に待たせたことを謝る。
「いいよ、いいよ。私もよく遅刻しちゃうし。それにあのぐらいの遅刻で怒っちゃうほど私短気じゃないから!!」
陽乃は八重歯を少しだけ見せて笑う特有の笑顔で私を許してくれた。
:08/04/09 22:10
:F905i
:y9zhZnzw
#23 [紫陽花]
 ̄
……なんていい子なんだろう。
しみじみと陽乃という友達をもてて私は幸せ者だと感じる。
:08/04/09 22:12
:F905i
:y9zhZnzw
#24 [紫陽花]
:08/04/10 06:41
:F905i
:Vqy2kcZ2
#25 [紫陽花]
陽乃は学校でもみんなから好かれていつもクラスの柱のような存在。
所属している吹奏楽部も次期部長とうたわれるぐらい人望は厚い。クラスの中で陽乃を嫌っている人物などいないし、学年の中でも嫌っている人物はいないだろう。
:08/04/10 20:01
:F905i
:Vqy2kcZ2
#26 [紫陽花]
それに比べて……
私はクラスではそんなに目立つ方じゃないし、きっと陽乃と友達だからクラスに馴染めているだけ。もし陽乃と友達でなかったら確実に独りぼっちだろう。もちろん部活には入っていない。そんな私の本当の友達と言えるのは陽乃だけ。
:08/04/10 20:03
:F905i
:Vqy2kcZ2
#27 [紫陽花]
でもそんな陽乃なら今朝の夢を笑わずに聞いてくれるかもしれない。
そんな神の存在を願うかのような、ささやかで、か細い祈りのような願いが私の中に起こり意を決してゆっくり口を開く。
「ねえ…陽……「あっ!!柚紀ちゃん大丈夫?」
:08/04/10 23:12
:F905i
:Vqy2kcZ2
#28 [紫陽花]
何というタイミングの悪さ。
私は仕方なく、名前を呼ぼうとした口を変換させ
「なにが?」
と、だけ短く返事する。
:08/04/10 23:13
:F905i
:Vqy2kcZ2
#29 [紫陽花]
「今日から体育は水泳だよ。柚紀ちゃんプール苦手だったよね……。去年は溺れそうになったり貧血起こしたりしたでしょ?今年はプール大丈夫?」
陽乃はおずおずと心配そうに私の顔をのぞき込んできた。
「ん〜なんとかなるんじゃない?いざとなれば保健室に逃げ込むよ」
私はわざとふざけたように返事をした。どうしてか分からないが今、陽乃に余計な心配をさせてはいけない、そんな気がしたから。
:08/04/10 23:14
:F905i
:Vqy2kcZ2
#30 [紫陽花]
陽乃は何か言いたそうに見つめてくるが、私は鞄から単語帳を取り出し視線を陽乃から外した。
確かにプールは苦手。でもそれは今に始まった事じゃない。
陽乃は知らないが、私はプールに入ると気分が悪くなると言う症状を小学校の時から抱えている。
:08/04/11 21:36
:F905i
:ylE0ZPrI
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