先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#201 [あお☆まる]
 
私に出来る事はなんだろう

考えれば考える程
ひとつの事しか浮かばない


それまで自由に生きてきたクロ。そんなクロが高校を中退して
今まで私達の為に汗水流して働いてくれた


そんなクロの為に今私が出来る事……

⏰:08/08/21 04:34 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#202 [あお☆まる]
 
「分かった。離婚しよう。
…けど必ず治して戻って来て」




私はクロを自由にする
それが私のクロへの愛だから
だからクロを自由にするの



「必ず…戻るよ」



そう言ってクロはきつくきつく私を抱きしめた

⏰:08/08/21 04:37 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#203 [あお☆まる]
 

クロが家を出る日
クロは普段二人っきりで寝る事のない娘と一緒に寝た


そっと二人が寝たベットに手をあてて
時間が止まればイイのにと何度も思った



娘の顔を見たら行けなくなるから
とクロは朝早くに家を出た

⏰:08/08/21 04:41 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#204 [あお☆まる]
 




必ず戻ると約束して




⏰:08/08/21 04:42 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#205 [あお☆まる]
 





⏰:08/08/21 04:43 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#206 [あお☆まる]
 


リリリ……




「はい。加藤です」



「もしもーし!彩だよ」



「あっ、彩ちゃん?久しぶりぃ!!」

⏰:08/08/21 04:44 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#207 [あお☆まる]
 
「今日から二・三日旦那が出張で暇なんだけど…マリエ遊ばない?」



「ごめん彩ちゃん。今日は娘が婚約者連れて来るのよ!」



「あぁー!愛子ちゃん?そっかぁーもうそんな歳なんだねぇ」

⏰:08/08/21 04:47 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#208 [あお☆まる]
 
「五年間の遠距離を経てね!親子して待たされる運命みたい(笑)」



「……待たされるって。もう何年経ったと思ってるの?いい加減、黒田のことは忘れて再婚でもしなよ!」



「彩ちゃん…私ねまだ信じてるの」

⏰:08/08/21 04:50 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#209 [あお☆まる]
 
「まぁーた…何を根拠に…」



って呆れた口調で言う彩ちゃんに「感!」って答えたら彩ちゃんは「マリエは変わらないね」って笑ってた




ねぇークロ?
愛子…今度結婚するんだよ

⏰:08/08/21 04:53 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#210 [あお☆まる]
 

クロは本当に猫みたいだね
クロもタマみたいに
死に際に姿を消すなんて

最後まで本当に猫みたい



おばちゃんは猫は優しいから死に際を見せないって言ったけど

私は猫は本当は人一倍寂しがりやなんだと思う
だから死ぬ姿を見せないの
と死んで忘れられるのが怖いから

⏰:08/08/21 04:58 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#211 [あお☆まる]
 



ねぇークロ?
愛子の名前の由来覚えてる?
クロが沢山「愛を貰って、あげれる子になって欲しい」って愛子って付けたんだよね

愛子は名前通り色んな人から愛を貰って今度結婚するんだよ

クロがあんなに見たがってた愛子のウェディング姿
早く帰って来ないと見れないんだからね


⏰:08/08/21 05:03 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#212 [あお☆まる]
 
クロ…
私は今でも信じてるよ
クロが私の元に帰ってくるの


彩ちゃんには「馬鹿ね」って言われるけど
私は帰って来る気がするの




ピンポーン

⏰:08/08/21 05:06 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#213 [あお☆まる]
 
「あっ!愛子たち来たみたい!!ごめんね、彩ちゃん又電話するね」


そう言って電話を切ると玄関に急ぐ




ガチャ−



⏰:08/08/21 05:08 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#214 [あお☆まる]
 


「いらっしゃ−……」




「マリエ…ただいま」



「…お帰り…なさい」






ね?彩ちゃん
私の感は当たるんだから



END


⏰:08/08/21 05:11 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#215 [Hiro]
に゙ゃークロ帰ってきた〜!
初めて涙したよ!
恋愛もので!

⏰:08/08/21 05:12 📱:P702i 🆔:PO4pna1E


#216 [あお☆まる]
……………………………………
最後の最後「続き」が出て見にくくなってしまいまして、すみません((/ω;)
これで**猫**は終わりです!感のイイ片は大分前からお気づきだったと思いますが、この話は愛子の両親の話でした!
楽しんで頂けたか不安ですが宜しかったら感想など下さい。お待ちしてます
>>1   感想板です
……………………………………

⏰:08/08/21 05:16 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#217 [あお☆まる]
……………………………………
【Hiro 様】
感想第一号ですね!リアルタイムで読んでいただけてたみたいで!感想嬉しすぎますヽ(≧∀≦)ノ涙なんて!勿体ないくらいの褒め言葉です!!次もどんどん書くので是非見て下さいね
……………………………………

⏰:08/08/21 05:24 📱:812SH 🆔:3yRPhEgU


#218 [あお☆まる]
 
■100単位のアンカー■
>>3


NO.1
◆猫◆
>>3-214





NO.2
◆嘘◆

⏰:08/08/22 04:05 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#219 [我輩は匿名である]
>>130-250

⏰:08/08/22 04:27 📱:F704i 🆔:SE7FaDxc


#220 [あお☆まる]
 


私はアイツに嘘をついてる

多分 私が生きてきた中で最大の嘘


私が嘘をつき通しているアイツは今日 愛しの彼女と結婚する




そんなアイツと私が出会ったのは調度13年前の事…

⏰:08/08/22 04:44 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#221 [あお☆まる]
 

私はただただ
つまらない毎日を消化していた



私はいわゆるお嬢様で何不自由なく暮らしていた

周りの人はお父さんが大手企業の社長と知ると先生や友達…皆私をチヤホヤする



けど周りの誰も……お父さんすら私に本当の愛を与えてはくれなかった

⏰:08/08/22 04:52 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#222 [あお☆まる]
 
たった一つでいい



本当の愛ってものを
与えて欲しかった




偽りだらけの愛の中
私はアイツに出会ったんだ

⏰:08/08/22 04:55 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#223 [あお☆まる]
 
その当日私は
偽りの愛にしがみつく事しか出来ずにいた


そこに愛はないと知っていながら
Sexと言う快感に溺れ
「好きだ」と言われれば体を重ねる
そんな安い愛で寂しさを埋めようとしていたんだ



そんな時アイツが…
達也が
親父の店ドルチェにバイトとしてやって来た

⏰:08/08/22 05:02 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#224 [あお☆まる]
……………………………………
【匿名 様】
アンカーありがとうございます!
……………………………………

⏰:08/08/22 05:06 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#225 [あお☆まる]
 
>>218  【訂正】
■100単位のアンカー■
>>2


■物語り別■
NO.1
◆猫◆
>>3-50
>>50-150
>>150-214 




†‡†‡†‡†‡†‡††‡†
NO.2
◇嘘◇

†‡†‡†‡†‡†‡††‡†

⏰:08/08/22 05:19 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#226 [あお☆まる]
 
その日は珍しく
親父がすごく機嫌が良かった



「…親父……何鼻歌とか歌ってるの?」



親父は分かったか?みたいな顔をしてこっちを見る。
普段私の顔を見て話すなんてないから
本当珍しい

⏰:08/08/22 13:52 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#227 [あお☆まる]
 
「いやなぁー
ほら、ドルチェあるだろ?
あそこに新人で見所のある奴が入ったって聞いてな!
偵察したら本当に将来楽しみな新人で!わしは嬉しくて」



あぁ…やっぱりこの人は仕事人間なんだ
仕事以外でこんな嬉しそうな顔した事あるのかな


そりゃー母親も逃げるね
まぁ…子供を置いてく母親も仕事だけの父親と同じレベルか……

⏰:08/08/22 13:58 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#228 [あお☆まる]
 
「ね…親父
明日が何の日か知ってる?」



不思議そうな顔で首を傾げる
だろうね……覚えてる訳ない

だって親父には仕事以外なんてどーでもイイ事




「…私の誕生日。」



そう言うと財布から五万円札を取り出し渡される

⏰:08/08/22 14:11 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#229 [あお☆まる]
 
麗子はお金持ちだから誕生日とかのお祝い凄いんじゃない?!パーティーとかしちゃったりさぁ!


って知り合いによく言われる
けど実際はパーティーとかなにもない
いつもこんなもん
近頃誕生日ケーキすら食べてない
高級ケーキ店の娘なのにね?

⏰:08/08/22 14:24 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#230 [あお☆まる]
 
差し出された万札を受け取り部屋を出ようとした時
親父が何処に行くんだ?って聞くから「学校」って答えた



「そっか」



って私の顔を見ずに言う
親父を背に「土曜日なんだから学校な訳ねーだろ」と思いながら部屋を出た
本当私には興味がない人

まぁ期待もしてないけどね

⏰:08/08/22 14:28 📱:812SH 🆔:F2rZ3rtI


#231 [あお☆まる]
 
暇だな……


何となく家を出て来たが別段用事がある訳ではなかった



ポケットから携帯を取り出すと健二に電話した


健二とは週3回くらい寝ている

コイツも私に愛はくれない

ただの体の関係を持ってる友達みたいなもん

⏰:08/08/23 05:01 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#232 [あお☆まる]
 
プルルル……


「…はい。もしもし…」



「あっ、健二?あのさー…」



「え?何?
『健二ー誰よぉー!早く来てしよぉ。』
…ゴメンゴメン!…間違え電話みたい!」

ブチ…  ツーツー……



「ふぅん。アイツ女いたんだ」

⏰:08/08/23 05:08 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#233 [あお☆まる]
 
別にショックなんて受けない

だって健二とは付き合ってた訳じゃないし


ただ少し人肌が恋しくなる


無償に人に必要とされたくなる


ただ…それだけ

⏰:08/08/23 05:11 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#234 [あお☆まる]
 
とりあえず携帯のメモリーから健二を消去して

これからの暇つぶしを考えた




考えていたら
親父のニヤケ顔と同時に
『見応えのある新人』
と言うフレーズが頭に浮かんだ



「……見てみようかな」

⏰:08/08/23 05:15 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#235 [あお☆まる]
 
私はそのままドルチェに足を向けた


店に着き入るなりスタッフが私に愛想笑いで近づく

この感じが1番面倒臭い
だから普段来ないんだけどね



「お嬢様、どうされました?」



今声をかけて来たのは、ここのスタッフの中で1番心を許せる人

⏰:08/08/24 04:50 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#236 [あお☆まる]
 
「あっ秀じぃ。噂のルーキー見に来た!」



「あぁ。厨房に居ますよ」



そう言ってさりげなく秀じぃにエスコートされて厨房に行く。


あっ、
秀じぃって呼んでるけど
実際は一回りしか離れてないからまだ29才なんだけどね
名前が秀人(ヒデト)って言うからマルコちゃんの真似で秀じぃにしたの

⏰:08/08/24 04:58 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#237 [あお☆まる]
 
「麗子お嬢様。あの方です」



そう指された方を見ると私と同じくらいの歳の
綺麗な顔立ちの男の子がケーキにクリームを塗っていた


私はその綺麗な顔立ちと
繊細な指使いにしばし見とれてしまった


そんな私を秀じぃの声が現実に引き戻す



「……それでは私は仕事があるので……」



そう言って秀じぃは厨房から出て行った

⏰:08/08/24 05:03 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#238 [あお☆まる]
 
「ね…あんた名前は?」



新人君に話しかけると
チラと私を横目で見ると又すぐケーキに視線を戻した



「…人の名前聞く前に自分だろ」



確かにそうか
でも人に正してもらうのは初めてだった
皆、私の言う事に反論する人は周りにいなかったから

⏰:08/08/24 05:07 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#239 [あお☆まる]
 
「…うん。そーだね。ごめん。私、大塚 麗子」



「俺は鈴木 達也。
ってかあんたって天然?」



そう言って八重歯を出しながら笑う顔に思わず心臓が反応する

⏰:08/08/24 05:10 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#240 [あお☆まる]
 


それが達也と私の出会いだった



私はその日を境に
ドルチェに入り浸るたる様になる

達也といると安心したから


達也は私を【お嬢様】じゃなく【一人の人間】として扱ってくれた

それが意図的じゃなく達也の性格だったから尚更居心地が良かった

⏰:08/08/24 05:16 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#241 [あお☆まる]
 
「よぉ!達也ぁ〜」



今日も学校帰りにドルチェに通う。何か学校終わったらドルチェに行くのが最近の日課になりつつある


だから最近男と会ってラブホなんて事もなくなった
けど何でかな?
前より寂しくない

⏰:08/08/24 05:25 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#242 [あお☆まる]
 
「まぁーた来たか…」



嫌そうな顔してこっちを見る達也
その思った事を隠そうとせず
顔に丸出しのイイ性格も中々気に入ってる



「なによ!いいでしょ〜」



そう言って私は厨房の中にある椅子に座る
店自体は6時に閉まる
だから私が学校終わって行く頃には誰もいない

⏰:08/08/24 05:30 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#243 [あお☆まる]
 
達也は仕事熱心でいつも最後まで残って仕込みとか練習をしてる

私はそんな達也にちょっかい出しにいつも店に寄るって訳



「私の事は気にせず仕事しろぉ!達也!」



「お前なぁ……俺は一応一個でも年上なんだから敬語ってもんを使え!」

⏰:08/08/24 05:34 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#244 [あお☆まる]
 
達也は18才
高校卒業してドルチェに来た



「でも私誕生日きたから今は18才で達也とタメだもん。」



「へぇ…。いつだったのや、誕生日。」



「え…一週間前」

⏰:08/08/24 05:37 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#245 [あお☆まる]
 
「じゃあ、社長からデッカイプレゼントとか貰ったんだ?」



って達也が無邪気に八重歯を見せながら笑った



「……別に。五万円貰ったくらいだよ。まぁ…私が言わなかったら忘れてたっぽいしね!」



「…なんか悪ぃ…」



そう言って俯く達也がなんか嫌で、思いっきり肩を叩いて「いつもの事だから!」って笑った

⏰:08/08/24 05:42 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#246 [あお☆まる]
 
そんな私を見て達也は何か考えごとをしている様子だった

そして意見がまとまったのか、いきなり「よし!」と言うと私の顔を見て



「お前、今日は帰れ!」



と言いながら私の肩を押して玄関に出す

⏰:08/08/24 05:46 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#247 [あお☆まる]
 
「なっ何よ!いきなりっ」



と達也の方を睨むが達也は「さようなら。又明日来い。」と言うと店の扉を閉めた




何なのよ!!!
感じ悪い奴


……寂しいじゃんか

⏰:08/08/24 05:49 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#248 [あお☆まる]
 
私は無意識のうちに何度か寝た男に電話していた


その日はその男とラブホに泊まった



前は当たり前にしてた事だったけど
その日は何だか
罪悪感と虚しさに襲われて中々寝れなかった



男に抱かれるしか
寂しさを紛らわす方法がない自分が凄くチッポケに思えた

⏰:08/08/24 05:56 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#249 [あお☆まる]
 





あぁー……
何やってんだろ……私






⏰:08/08/24 05:58 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#250 [あお☆まる]
†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
いったん更新
ストップです
見ている人がいたら
是非感想下さい!!
(人μωμ)

>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/24 05:59 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#251 [あお☆まる]
 
朝起きると
男がまだグーグーと寝ていたので起こさずに
下着と服を着て男を置いてラブホを出た



朝早いせいか肌寒い



まだ開店前のアクセサリーショップのショーウインドーを見ると首にキスマークがべったりついていた



「最低ぇー……」



そう呟くと首筋を触る

⏰:08/08/25 02:29 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#252 [あお☆まる]
 
……最低なのは私か……



私はその日は女友達と遊びたおした
達也が言った「明日又来い」って事忘れた訳じゃないけど
首筋に付いてるキスマークがドルチェに行く足を重くさせた



「……10時か……」



散々友達と遊んだ後ドルチェの前を通った
流石に看板の電気も消えている

⏰:08/08/25 02:35 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#253 [あお☆まる]
 

「いるわけないか」


そう思い来た道を戻ろうとした時腕を掴まれる
一瞬体がビクッとなったがその大きな手が誰の物かすぐ分かった



ゆっくり後ろを向くと
少し不機嫌そうに腕を掴んだままの達也がいた



「おせぇーよ。麗子てめぇー俺を待たせるなんてイイ度胸してんな?」

⏰:08/08/25 02:40 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#254 [あお☆まる]
 
そう言って顔を近づける達也
私の心臓がビックリするぐらい反応する



「うっうっさい!私は約束した覚えないし!」



「おっ!俺を待たせて男と会ってたな?マセガキ」



と言って麗子の首筋を指で突く

⏰:08/08/25 02:44 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#255 [あお☆まる]
 
そうやって
からかって笑う達也を見て
今度は胸が苦しくなった
こんなの初めてで
この感情がなんなのか分からなかった



「男がいるんなら余計なお世話だったかな…」



と言って頭をかく達也

私はハテナマークを頭に浮かべたまま達也を見る



「まぁ!せっかくだしな。こっち来い」

⏰:08/08/25 02:48 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#256 [あお☆まる]
 
そのまま達也の後ろを着いて厨房に入ると



そこには



【HAPPY BIRTHDAY 麗子】



と書かれた
おっきな おっきなバースデーケーキが置かれていた

⏰:08/08/25 02:53 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#257 [あお☆まる]
 
「…こ…れ…」


私がケーキの前で立ち尽くしていると
達也はケーキに刺さっているローソクに火をつけて
バースデーソングを歌い出した



「誕生日おめでとう!!麗子お嬢様?」


そういって達也は意地悪な顔して笑った

⏰:08/08/25 02:56 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#258 [あお☆まる]
 
そんな達也の笑顔にドキマギしながらローソクの火を消した



「俺様の力作だ!食え」



達也は綺麗にケーキをお皿に移すと無邪気に笑いながらケーキとフォークを差し出す


一口だいにケーキを切り、口に運ぶと優しい味が口全体に広がる

⏰:08/08/25 03:01 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#259 [あお☆まる]
 
「美味しい…
達也やるじゃん!!」



思わず笑顔になる
達也のケーキは優しくて食べると私の心を暖かくした


親父がニヤつく理由が分かった気がした



「でも…こんなデカイの二人で食べれないよぉー」

⏰:08/08/25 03:06 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#260 [あお☆まる]
 
「だな!ちょっとデカクしすぎたかー」


そう言って達也が笑う


「デカ……すぎ」



自然と私の目から涙がポロポロと落ちてくる

⏰:08/08/25 03:09 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#261 [あお☆まる]
 
「お前は、笑ったり泣いたり忙しい奴だな」


達也はそう意地悪な笑顔で言うと麗子の涙を自分の服の裾で荒っぽく拭く



だって…こんな
でっかいバースデーケーキも
こんな
心のこもったプレゼントも
初めて貰った

⏰:08/08/25 03:14 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#262 [あお☆まる]
 
一週間遅れの
18回目の誕生日は
生きてきた中で
1番……
心が満たされた誕生日だった



その次の日はケーキの食べ過ぎで胃もたれ全快だったけど

それも又イイ思い出



私はその日を境にアナタのケーキのファンになったの

⏰:08/08/25 03:20 📱:812SH 🆔:vthkxKGA


#263 [みー]

お初です☆☆☆
毎日楽しみに読ませてもらってます(#^.^#)
更新待ってます☆
主さんガンバ☆☆☆

⏰:08/08/29 07:52 📱:SH906i 🆔:LfnO8XZo


#264 [あお☆まる]
……………………………………
【みー 様】
お初です(`・∀・)ノ
応援ありがとうごさいまぁす!!嬉しすぎてテンション下げるのに苦労しますた(笑)よろしければ又感想など下さいね!お待ちしてますヽ(≧∀≦)ノ
……………………………………

⏰:08/08/30 03:52 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#265 [あお☆まる]
 
最近はあんまり行く気がしなかった学校も
終わったらドルチェに行こう
そう思うと楽しく過ごせた


達也から優しさを貰った分、それまで人にあげれなかった優しさを人にあげる事ができた


そのことで、【社長の娘】じゃなく大塚 麗子の中身で友達になってくれる人が
ポツリ、ポツリだが出来始めてきた



私の回りは……ううん、
私自身達也に会ってどんどん変わっていく

⏰:08/08/30 04:01 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#266 [あお☆まる]
 
私はそんな風に変わっていく自分を気に入っていた


そんなある日最近仲良くしている仲間の一人と話していた時
色んな話から恋バナへと変わっていった



「麗子ぉ!初恋はいつ?」



その質問に私は答れずにいた

⏰:08/08/30 04:05 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#267 [あお☆まる]
 
………初………恋?

私には答えれるはずがない質問
だって【恋】をしたことがない


私はどうどうと人に言えるような付き合いもしてこなかった


「ねぇ…メミちゃん」

⏰:08/08/30 04:33 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#268 [あお☆まる]
 
「ん?なに、麗子ぉ」



「ヒクかもしんないけど…私恋したことない」



そう素直に言う私を笑う事なくメミちゃんは続けた



「そっかぁ。いつか素敵な恋…出来ればイイね」



そう笑ってくれたメミちゃんのお陰で少し救われた

⏰:08/08/30 04:36 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#269 [あお☆まる]
 
「ね!メミちゃん!恋って、好きになるってどんな感じ?」



そう聞くとメミちゃんは暫く考えた後に少し意地悪な顔で



「キスの味がスペシャル」



って笑った

⏰:08/08/30 04:38 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#270 [あお☆まる]
 
「メミちゃん…えろぉ〜〜」



「アハハ。まじ!まじ!
後はねー……まぁ人それぞれだろうけど、その人がいれば何しても楽しいとか…一緒に居たいって自然に思ってたりとか…?」



「今彼氏の顔浮かんだでしょ?」



ってからかったら「分かった?」って言うから二人で笑った

⏰:08/08/30 04:42 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#271 [あお☆まる]
 
ふと教室の時計を見ると時計の針が18時を指していた



あ……ドルチェ閉店だ。



そそくさと荷物をまとめる



「メミちゃん、私…そろそろ…」

⏰:08/08/30 04:48 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#272 [あお☆まる]
 
そう言う私を見てメミちゃんは
ニヤーと笑い



「素敵な恋、始まってるんじゃないのぉ?」



と、からかう様に言うと
私の胸をつっついた



「なっ!////
そっそっそんなんじゃあ?!」



不意なメミちゃんの一言に赤くなりながら必死に手を振り否定する

⏰:08/08/30 04:52 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#273 [あお☆まる]
 
「まぁー恋じゃないにしろ
麗子が変わったのはきっと、その人の影響だね」



って言うと先に教室から出て行った






私が達也に……恋??

⏰:08/08/30 04:54 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#274 [あお☆まる]
†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
とりあえず更新
ストップです

【私に読者様からの愛の手を】

見ている人がいたら
是非感想下さい!!
皆様の感想が
私の書く上での
原動力です!!お願いします
(人μωμ)

>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/30 05:03 📱:812SH 🆔:vledli/Y


#275 [あお☆まる]
 

思わず顔が熱くなるのを感じた


メミちゃんが変な事を言うから厨房に入るのに緊張してしまう



「達也!お疲れーー」



緊張のせいか
変に声がデカクなる

⏰:08/08/31 02:21 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#276 [あお☆まる]
 
バン

と勢いよく扉を開けると
達也は椅子に座り
粉だらけのテーブルに顔をつけ
粉だらけにして寝ていた



「……寝てるのかよ」

緊張して損した!
しかし……粉まみれにして寝て…ガキかよ……ワラ


綺麗なサラサラの髪に触る


あぁー髪にも粉(笑)

⏰:08/08/31 02:29 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#277 [あお☆まる]
 

【キスの味がスペシャル】



神様の悪戯か
ふと、メミちゃんの言葉が頭に浮かぶ



………



ギシ…

⏰:08/08/31 02:38 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#278 [あお☆まる]
 

気付いたら
達也の綺麗な唇に吸い込まれる様に自分の唇を重ねていた



そっと唇を離すと一気に自分のした事の恥ずかしさに
顔が有り得ない速度で赤くなる




私……何を………

⏰:08/08/31 02:47 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#279 [あお☆まる]
 
「……んん」



達也が寝返りをうつ




その時に微かだが
私には確かに聞こえた



達也の口から零れた【愛子】と言う名を

⏰:08/08/31 03:00 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#280 [あお☆まる]
 
「……うーー……ん
…あ?麗子?」



達也は子供みたいに目を擦りながら体を起こす



私は何故か達也の頭を
ペシッ
と叩くと



「寝坊助っ!!」


と捨て台詞を吐くと走ってドルチェを出た

⏰:08/08/31 03:55 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#281 [あお☆まる]
 
なっ何なの?

『愛子』

って寝言に加え
言ってる時の達也の笑顔に
心が黒く染まる感覚に襲われる




そんな初めての感覚が何かも分かるはずもなく
私はその日一日
その感覚を持て余して過ごした

⏰:08/08/31 04:00 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#282 [あお☆まる]
 




達也はその子が特別?

その子が愛しい?




夢に…でるほど



⏰:08/08/31 04:07 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#283 [あお☆まる]
 



私は?

達也にとって特別?



私も達也の夢に出てくる?



私の名前も…あの笑顔で呼んでくれる?

⏰:08/08/31 04:09 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#284 [あお☆まる]
 



その日見た夢は
小さくなった私が
達也の周りをクルクル回って



いっぱい質問している夢だった


質問の内容は夢から覚めたと同時に忘れたけど

⏰:08/08/31 04:11 📱:812SH 🆔:Isnjelw6


#285 [あお☆まる]
 
何か……
寝てる達也の寝込み襲ってキスするなんて……



「…私は変態か…」



「え?麗子変態なの?」



いきなり横から顔を出して来たメミちゃんに思わずビクッとなる

⏰:08/09/01 01:44 📱:812SH 🆔:bB9PvoMs


#286 [あお☆まる]
 
「メミちゃーーん!急にビックリするじゃーん」



そんな私にメミちゃんは構う事なく話を続ける



「ご飯!食べに行こうよーもうお昼だよ?」

⏰:08/09/01 01:54 📱:812SH 🆔:bB9PvoMs


#287 [あお☆まる]
 
「あれ…?気付かなかった」


「もー。早く行くよ」



そのままメミちゃんと二人で食堂に向かう



メミちゃんが買ってくてくれると言ってくれたので、私は席をとっていた

⏰:08/09/01 03:15 📱:812SH 🆔:bB9PvoMs


#288 [あお☆まる]
 
ふと自分の唇に手を当てて昨日の達也とのキスを思い出す



【キスの味がスペシャル】



……うん



「確かに…スペシャルかも」

⏰:08/09/02 06:18 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#289 [あお☆まる]
 
「何がスペシャルー?はい、麗子のパン」


とメミちゃんが背後から定食とパンを持ちながら問い掛ける



「〜〜なっでもない!」



と少し乱暴にパンを受け取る私にハテナマークを浮かべるメミちゃん

⏰:08/09/02 06:21 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#290 [あお☆まる]
 
「何?教えてよー?」



とその後何度もメミちゃんに言われたが私は黙秘を決め込んだ


言えるはずない……
ってか上手く伝えられない…


【好き】って言葉に表したらチープだし
私が達也に対する気持ちは、きっと【好き】だけじゃ表せれない

⏰:08/09/02 06:25 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#291 [あお☆まる]
 
私に色々とくれた人


好きって恋愛感情じゃ表せれないくらい
達也は私にとって
【特別】なんだ……




そう再確認すると
チクリと胸が痛んだ

⏰:08/09/02 06:28 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#292 [あお☆まる]
 

今日も放課後メミちゃんや友達と集まり少し話をしてドルチェに向かう



人間って現金だなぁ…
好きって認識した途端会いたくなるなんてね



ドルチェまで着き中に入ろうとした私の腕を誰かが荒々しく引き止めた

⏰:08/09/02 06:32 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#293 [あお☆まる]
 
「?!誰よ!!」



と振り向くとそこには健二が立っていた
健二とは電話をきってメモリーから消していらい連絡をとっていなかった



「よぉ。麗子ぉ」



ニヤニヤと麗子の腕を掴みながら話し掛ける

⏰:08/09/02 06:37 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#294 [あお☆まる]
 
「麗子ぉ〜俺何回も電話したんだぜぇ?シカトかよぉ〜〜。」



確かに何度か登録してない電話から着信があった

やっぱり健二だったのか…


そんな事を悠長に考えてると健二に腕を引っ張られ抱きしめられる



「麗子ぉ。寂しかったぁ」

⏰:08/09/02 06:40 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#295 [あお☆まる]
 
嫌悪感が一気に体中を巡る



気持ち…悪い…



「はっ離して!!」



「なんで?恥ずかしいの?馬鹿だなぁー今更!何回も愛し合った中だろ?」

⏰:08/09/02 06:44 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#296 [あお☆まる]
 
『愛し合った』?
あんたは体だけで私に一度も『愛』はくれなかった



「……彼氏…出来たの」



そう言うと健二の顔が一変する

⏰:08/09/02 06:46 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#297 [あお☆まる]
 
「はぁ?!嘘つくなよなぁ!お前みたいなヤリマン本気で付き合う奴なんかいねぇーよ!」



…最低の男…
でも私は…
そんな最低の男に抱かれる事でしか寂しさを埋めれない最低の女だったんだ……

けど…今は違う……

⏰:08/09/02 06:50 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#298 [あお☆まる]
 
「ふざけー……」



そう言って一発ひっぱたいてやろうとした時
私が叩くより先に健二は地面に倒れ込む



「……俺が彼氏だけど……文句あんの?」




達也……

⏰:08/09/02 06:53 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#299 [あお☆まる]
 
そこにはブザマに倒れ込む健二の姿と
私を庇う様に立つ達也の姿



「って……お前!その女はなぁ!好きって言えばすぐ股開くよーな女だぜ??」



やだ……
やめて……
達也に……軽蔑されたくない

⏰:08/09/02 06:56 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#300 [あお☆まる]
 
「…だから何?昔の事だろ。俺には今の麗子しか関係ない。もう帰ったら?」



そう言って健二を軽く足で小突くと、健二は「ひぇっ!」と情けない声を出して暗闇の中に消えて言った



私は必死に涙を堪えようとしたけど達也の腕に抱かれて頭を撫でられたら
涙は栓が外れたみたいに溢れだした

⏰:08/09/02 07:00 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


#301 [あお☆まる]
 
達也……

なんで貴方は
私が言って欲しい言葉を
言って欲しいタイミングで言ってくれるの?



こんなの……ずるいよ




達也の事…
好きになってもいいの?

⏰:08/09/02 07:03 📱:812SH 🆔:TrR67/uk


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