【コラボ企画】秋のラノベ祭り投下スレ【withイラスト板】
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#314 [No.040(4/3)◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:31 :P903i :LUmIhgZI
#315 [No.041、046(1/3)◆vzApYZDoz6]
どこにでもあるような神社の片隅。
(*゚ー゚)「……なんだろう、これ?」
(*゚∀゚)「きっと洞窟じゃない?」
(*゚ー゚)「それは見ればわかるよ…にしてもこんな場所があっあんだねー。この鈴は…なんだろう?」
(*゚∀゚)「行ってみよ!」
(*゚ー゚)「えっ、ダメだよ…まだ稲刈り終わってないし」
(*゚∀゚)「そんなのあとでやればいいじゃん!」
:08/11/03 21:32 :P903i :LUmIhgZI
#316 [No.041、046(2/3)◆vzApYZDoz6]
(*゚∀゚)「……はい、というわけで洞窟の中!」
(;゚ー゚)「…誰に説明してるの?」
(*゚∀゚)「気にしない気にしない」
( ((( ∵)すす〜っ
(*゚∀゚)「うわっ!」
(;゚ー゚)「だ、誰ですか?」
( ∵)σ「………」
(*゚∀゚)「何、この鈴がどうかしたの?」
(*゚ー゚)「あっ、鈴にこの人の顔が…」
(*゚∀゚)「入口にあった鈴に顔…てことはあなたの家だったり?」
( ∵)「……」
(;゚ー゚)「……みたいだね」
(*゚∀゚)「それはどうも、お邪魔しました〜」
:08/11/03 21:33 :P903i :LUmIhgZI
#317 [No.041、046(3/3)◆vzApYZDoz6]
(*゚∀゚)「はい、ところ変わって再び神社の片隅!」
(;゚ー゚)「だから誰に説明してるの?」
(*゚∀゚)「気にしない気にしない」
(*゚ー゚)「でも、まさか人の家だったなんて…」
(*゚∀゚)「ていうかここって私たちの敷地じゃなかった?」
(*゚ー゚)「………」
(*゚∀゚)「………」
(;゚ー゚)「……あの人、何者なんだろう……」
(*゚∀゚)「気にしない気にしない。さぁ稲刈り再開!」
完…?
:08/11/03 21:33 :P903i :LUmIhgZI
#318 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:36 :P903i :LUmIhgZI
#319 [No.042◆vzApYZDoz6]
「原因を究明しようか」
明け方に近い深夜のファミレス。
店主とみられる男と、バイトか何かであろう少女が、店を閉めた後の静かな2人掛けのテーブルを挟んでいた。
「まずは情報を整理しよう。事が起きたのは何時頃だ?」
「午前1時過ぎだと思います…」
「確か16番テーブルだったな?」
「はい、1時前までは確かにお客様がいました…」
「そして君が少し目を離した、間にお客様が消え失せていた、と」
「はい、すみません……」
「これは誘拐か、それとも殺人か…何れにせよ数分の間にお客様を連れて消えたことになる。だが窓は破られていないし、入り口を通れば気付くはずだ…一体どうやって……」
(ただの食い逃げだと思うけどなぁ……)
:08/11/03 21:37 :P903i :LUmIhgZI
#320 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:38 :P903i :LUmIhgZI
#321 [No.043◆vzApYZDoz6]
気が付くと俺は屋根に登っていた。
辺りがやけに明るい。
見上げてみると、きれいな満月があった。
「くっ…」
月は太陽の光を反射して光っているのは有名だが、月が反射した太陽光にはブリーツ波が含まれる。
そして、満月の時だけブリーツ波が170万ゼノという数値を超えるのだ。
宇宙には大小様々な月が数多くあるが、不思議なことにどの月も満月にならないと170万ゼノを超えない。
ブリーツ波は目から吸収でき、170万ゼノ以上を吸収すると体に変化が起きる。
「左手が疼く……」
:08/11/03 21:38 :P903i :LUmIhgZI
#322 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:39 :P903i :LUmIhgZI
#323 [No.044◆vzApYZDoz6]
「喉渇いた。ねぇあんた、飲み物買ってきて」
「自分でなんとかしろよ…『へそが茶を沸かす』」
彼が言葉を発した瞬間、彼女のへそからみるみる熱いお茶が溢れでてきた。
「はい、湯飲み」
「ありがと」
「おいお前ら、すげー情報仕入れたぞ! これ聞いたら『目玉が飛び出る』ぞ!」
「ちょっと…」
今来た彼の言葉に反応し、2人の目玉が飛び出る。
「急に変なこと言わないでよ! あーびっくりした…」
「『びっくりする』って意味だからな」
「言ってる場合か!」
:08/11/03 21:40 :P903i :LUmIhgZI
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