春の希望と･･･【ＢＬ】

　
望｢･･ｯく･･ごめ･なさ･･｣

石｢は？笑｣

望｢ﾋｯｸ･･ゆるし･･て｣

石｢ホント馬鹿だな｡笑｣

お前は別に
何もしてねぇよ･･･笑

石田は心の中で呟いた。
　

　
望｢ふｯ･･ぇ･･ﾋｯｸ･･･｣

気に入らないけど
泣き顔だけは石田の
気分を良くした。

扱いていた手を止めて
ペニスの先を望のアナルに少しあててみる･･･

望の顔がさらに、ふにゃ
と歪んだ。
　

　
石田はその表情を見て
この場で始めて欲情を
感じた。

もっと泣かせたい･･･

だから望のアナルに
さらにグイグイ自分の
ペニスを押し付けた。

望｢ゃｯ･･ぅわぁぁんｯ｣
　

　
石｢初めてだろ？
　痛いだろな･･･笑｣

耳元でそう言われ
石田に腰を掴まれた。

その瞬間、今までに
無いぐらい石田のモノが
自分のアナルを押し、
同時に激痛が走る。
　

　
望｢ひｯ、ぅあああﾞｯ！｣

自分の中に何かが
入ってくる･･･

痛い痛い痛い痛い

望｢やだｯ､ﾋｯ､ぎゃぁぁｯ｣

石｢きつ･･･ｯ･･力抜け｣

バシンと頭を叩かれた。
　

　
望｢ぃゃ･･ｯ嫌だぁ･･
　やめて･･ぅわぁぁんｯ｣

ブチｯて感覚。
言葉で言うなら･･･

少しずつ中が裂けて
そこに入ってくる。

石｢･･･ｸｯ･･｣

望｢ひｯ･･･―――ｯ｣
　

　
ガンｯと石田が腰を
打ち付けた･･･

何が起こったの？

一瞬感覚が無くなり
圧迫感に包まれる。

熱い･･･。

じわりと下半身に
血が巡る･･･
　

　
望｢痛いｯ痛いぃ！
　嫌ぁぁぁｯ｣

石｢全部入った･･･笑
　わかる？｣

勇気･･･ゆうきぃ

助けてｯ･･･やめて

こんなにも簡単に
無くなるの？
　

　
勇気を好きだって
気付いて･･･
初めて抱き合う人は
勇気が良いなって
思ったのに･･･

こんなにもあっさり
それを奪われるの？

綺麗な体も、初めても
全部･･･勇気にもらって
ほしかった･･･。
　

　
望｢ﾋｸｯ･･石田･･･ふぇｯ
　も、やめ･･てぇ･･･｣

無情にも石田は腰を
動かし始め
さらにズキズキと
接合部が痛みだす。

ｽﾞｯ　ｸﾞﾁｭ

望｢ぅあぁｯ･･痛いょｯ｣
　

　
排泄をするための
場所に石田のペニスが
出たり入ったりして
痛みと気持ち悪さに
胃の中の物が逆流しそうになる･･･。

泣き叫びながら何時も
鳴咽を繰り返し
だんだん頭がボーっと
してきた。
　

●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

　
　痛い

　　　　苦しい

　　痛い

　痛い　･･･
　
　
　

失礼しますm(_ _)m

>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500

あ様

安価ありがとうございますo(^-^)o

>>413から

いつ終わるの？

いつまで続くの？

望｢ﾋｨｯ､ゃああぁﾞｯ｣

石田の動きが
だんだん激しくなる。

涙で前が見えない･･･
　

　
ｽﾞﾌﾟｯ･･ｸﾞﾁｭｯ､ｽﾞｯ

石田｢･･･はｯ････っ｣

たまに聞こえる石田の
呼吸も、だいぶ乱れ
はじめていた。

限界が近づいてる･･･

望はギュッと目を閉じて
痛みと状況から逃避しようとした。

　
石｢ﾊﾊｯ･･笑
　マジで処女みてぇ｣

突然石田が言った言葉の
意味がわからない。

もぅ何も考えたく無いし
考えられない･･･

石｢血、流してさ･･･
　処女の女と一緒。笑｣
　

望可哀想で×２

(Тωヽ)

ゆうきが助けて欲しいよ

理想です

あ～ﾁｬﾝ様

この小説はまだまだ(？)
続くので、まだ勇気は
助けに来させられないんですが、いつか来ます！笑
それまで待ってて下さい
o(^-^)o

>>418から

血って･･･？

血が出てるの･･･？

望｢ふｯ･･やぁぁｯ･･｣

さらに激しく動かれて
一瞬目の前が暗くなり
チカチカ火の粉の様な
光りが飛んだ･･･。
　

　
石｢ｸｯ･･･――｣

ｽﾞﾁｭｯ､ｽﾞｯ､ｽﾞｯ

望｢ひぃｯ･･ぁぁあｯ｣

きつくて擦れて痛かった
のに、急に中がぬるぬる
と濡れた感覚になった。

それと同時に熱い何かが
腹部に流れ込む･･･
　

　
石｢はぁｯ･･･はぁ･･｣

望｢ﾋｯｸ･･ふ･･ぇｯ･･･｣

少しして何回か腰を
動かしてから石田が
中から出ていった。

自分はどうなったの？
お腹の中が気持ち悪い。
お尻もすごく痛いよ･･･
　

　
石｢･･･お前、ヤバ。笑｣

何で笑ってるの？

何がヤバイの？

石｢見てみる･･･？笑｣

そう言って石田は
手首の拘束を外して
僕を引っ張り起こした。
　

　
ベッドに座った形になり
自分の足の間を見てみろ
と言われた。

目線を落とすと布団の
一部が赤く染まっている

石｢これお前のケツから
　出た血･･･笑｣

望｢･････―――。｣
　

　
僕の血･･･

血が出てるのに、どうして止めてくれなかったの？

足の間から血溜まりが
広がってるのがわかる。

その中に白っぽい液体も
一緒に混じっていた･･･
　

　
僕だって男だし
見ればわかる。

これって精液だよね･･･

何で僕のお尻の中から
出てるの？

なに？

中で出されたの？
　

　
石｢お前セックスすんの
　初めてだろ？笑｣

今のがセックス？

好きでも何でもないのに
無理矢理なのに･･･
セックスって呼ぶの？

僕･･･ホントに犯されて
石田に全部奪われたんだ
　

　
勇気とならしたいと
思った事･･･
先に石田にされちゃった

こんなの汚い･･･ｯ

無理矢理じゃん

中に出すなんて酷いよ

　
　

　
望｢ﾋｯｸ･･ぅああぁんｯ｣

石｢初めてが中西じゃ
　なくて残念？笑｣

望｢！･･ふぇぇｯ･･ﾋｯｸ｣

石｢どーする？そんな
　汚された体で中西が
　抱いてくれるかな？｣

止めて･･･汚れたとか
言わないでよ･･･。

　
僕が勇気の事好きなのも
知ってたなんて･･･

それでこんな事するなんて最低じゃん･･･

望｢うぅｯ･･わぁぁんｯ｣

石｢中西に言っていい？
　俺とお前がセックス
　したって(笑｣
　

●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

　
望｢！･･ふぇぇｯ、ﾋｯｸ
　言わないで･･お願い｣

石｢･･ｸｽ･･･笑｣

馬鹿だな。
犯罪やってんの俺だぜ？
言えば俺がヤバイっての

望｢勇気には･･ｯ･･ふｯ
　言わな･･ﾋｯｸ･･で｣
　

　
石｢北本、これから
　俺が呼び出ししたら
　必ず来い。
　それで良い子にして
　くれたら、中西に
　言わないでやるよ｣

望｢ｯ･･･ぅゎぁぁんｯ
　もぅこんなのｯ･･ぅ
　したくなぃ･･ふぇぇ｣
　

　
石｢じゃあ言う？｣

望｢ｯ･･･言わないでｯ｣

自分の今の姿は
めちゃくちゃだ･･･

下半身は石田の精液と
血で濡れて、殴られた
箇所が少しずつ
痣になってきている。
　

　
こんな事が勇気に
知られたら･･･

この姿を見られたら･･･

汚いって思われる。

気持ち悪いって
思われる。

石｢俺が呼び出ししたら
　来いよ･･･？｣
　

　
僕は石田の言葉に
頷いてしまった･･･

頭が着いて行けなくて
パニックで
もぅ勇気に知られたくない思いでいっぱいだった。

石｢逆らうと､どうなるか
　わかってるよな？
　北本が余計痛い思い
　するだけだから｣
　

　
僕はまたコクリと頷く

石｢･･･笑｣

スルｯ･･･

望｢ﾋﾞｸﾝ･･･ｯ｣

石田の手が僕の腿を
撫でて、また足を
開かせた。
　

　
望｢ゃｯ･･･ぅ･･ｯ｣

石｢抵抗すんじゃねぇよ｣

耳元で｢言う？｣と囁かれ
体が固まってしまう

抵抗をしなくなった
望を見て、石田はまた
自らのペニスを望の
アナルに宛がった。
　

　
――･･･　

また連動が始まる

腕を押さえられ

下から何度も突き上げ
られる･･･
　
　
　

　
　
全てが終わったのは

外が少し明るくなり
始めた頃だろうか･･･

時々、意識を
飛ばしては体を叩かれて
覚醒させられた。

もう、よく覚えてない･･･
　

　
　
最後に部屋に付いてる
シャワー室にいれられ
石田に処理の仕方を
教えられた･･･

体を綺麗にされ
スウェットを着せられ
待ち合わせをした
談話室に連れていかれる
　

　
ソファーに座らされ
思い瞼を閉じないように
必死になっていると
石田が目の前にしゃがみ
口を開いた･･･

石｢中西にバレたく
　なければ､俺との事は
　誰にも言うな｣

僕は力無く頷く。
　

　
石｢明日の夜も同じ
　時間にここへ来い｣

望｢――･･･ﾋｯｸ･･｣

泣きながら頷くと
石田は満足そうに自分の
部屋へ戻って行った。

明日も･･･
またアレをするの？
　

　
ショックで何も出来ないでいると、瞼がだんだん
落ちてくる･･･

部屋に帰らないと

そう思い、体を動かすと
いろんな所が痛んだ。

下半身が特に酷く
立てない･･･
　

　
それでも力を振り絞って
なんとか、部屋までの
短くて遠い道のりを
歩いて行く･･･。
　
窓から見える空は
黒から紺色に変わり
淡いオレンジ色と
混ざりあっていた･･･。
　
　
　
　

●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

　
――
―――･･･

部屋に着いてから
ベッドに潜り込み
また泣いた･･･

お腹の中がまだ
気持ち悪い。
　
　

　
シャワー室で中出し
された石田の精液は
全て掻き出されたけど

まだ下腹部に
残っているような
感じがする･･･

ずっと、明け方まで
犯され続けて
身も心もボロボロに
なってしまった。
　

　
怖い､痛い､怖い､痛い

抵抗するたびに
殴られた･･･

痛くて我慢できなくて
体が逃げようと
するたびに、酷くされた

途中から呼吸が上手く
出来なくて
死ぬんじゃないかと
思ってた･･･

　
少しでも眠りたいのに
目を閉じると、先程の
出来事が鮮明に蘇って
叫びそうになる･･･

体がずっと震えてて
押さえても止まらない。

止まれ、止まれｯ･･･

望｢ぅｯ･･やぁぁｯ、ﾋｯｸ｣
　

癒芽理様

応援ありがとうございます(^^ゞ

　
布団を頭から被り
しばらく泣いた

勇気と直也が起きない
ように声を殺して･･･

すると余計に涙ばかりが
出て、枕がぐっしょり
と濡れた。

呼吸の乱れがなかなか
治らず、手足が
痺れてくる･･･

>454
同室なのは、勇気ではなくて光輝ですよね？

通りすがり様

ありがとうございます！
光輝と直也です(>_<)
すみませんでした･･･
m(__)m

　
望｢ﾋｯｸ･･･ｸﾞｽｯ･･ぅ･･｣

だんだん意識が
遠のいて行く･･･

視界が小さくなって
見えなくなった。

―― 5:56

僕は意識を手放す事で
やっと眠りについた。

　
　
　
――
―――・・・

光｢望くん、朝だよ～｣

直｢光ちゃん･･･みず･･
　水くれぇ｣

光｢んだよ二日酔い。
　テメェでやれ｣
　

　
望が眠りについて
約１時間がたった頃
光輝が望を起こし始めた

直也は先輩と飲んだ
らしく、二日酔いだ。

光｢お前今日からテスト
　なのに、よく二日酔い
　で帰ってきたな｣
　

　
直｢ちげーよ！
　酔って帰って来て
　寝て起きたら二日酔い
　になってたんだよ｣

光｢どっちでも
　一緒だっつーの；｣

二人が騒ぎ始めて
その声で目が覚めた。
　

●きります●

更新短くてごめんなさぃ
m(._.)m

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

　
薄く目を開けて
明るい朝日が自分を
包んでるのがわかる。

けど体は鉛の様に重く
いろんな所が痛い

光｢望･･･？｣

直｢んぁ？の～ぞむ？｣
　

あげっ

頑張って下さい

えリ様

アゲありがとうございます(^0^)/

　
二人の問い掛けに応えたいけど、声が出ない･･･

喉がカラカラだった。

すると光輝が僕の額に
手を乗せて慌て始める

どうしたんだろ･･･

光｢望！？わかるか？
　お前すげぇ熱ｯ｣
　

　
直｢何、熱？｣

光｢直也、寮管室行って
　磯谷さん呼んできて｣

直｢え～俺がァ？；
　しんどい～｣

光｢･･････怒｣

直｢おっとぉ･･･；
　行ってきまぁす。汗｣
　

　
光輝が余程怖かったのか
直也はさっさと部屋を
出て行った･･･。

その間、テキパキと
光輝は看病してくれて
水も飲ませてくれた

望｢ごめ･･･ｯ･･ﾊｧ
　ありが･･と･･･｣

光｢すぐ磯谷さん
　来るから｣

　
望｢ｯ･･うん･･･ﾊｧ､ﾊｧ｣

少しして、直也が
磯谷さんを連れて
部屋に戻って来た･･･。

風邪なんかじゃない。
だけど、磯谷さんに
昨日から少し風邪気味
だったと嘘をついた。
　

　
解熱剤を貰い、光輝が
飲ませてくれる。

磯谷さんにテストだけど
今日は休めと言われた。

僕も絶対に腰が立たない
と思う･･･
それは言わないけど
ハイと言う返事で応えた。　
　

　
　
――
―――･･･

光輝と直也が学校へ
行った後、僕は
眠り続けた･･･

体が重くて、痛くて
悪夢を見た気がする。

苦しい･･･怖いよ･･･
　

　

シンと静まりかえった部屋の中で目が覚めたのは
時計の針が10時を
少し回った頃だった。

解熱剤が効いてるのか
体はだいぶ楽に
なっている･･･

トイレに行きたい
気がするけど
起き上がれるだろうか

　
少し動いてみると
下半身や腹部に
痛みが走った･･･

望｢ぅｯ･･･｣

何とか痛みを我慢して
ベッドに座ると
額から汗が流れた･･･

足がカタカタと
震えている。
　

　
幸い、部屋からトイレは
近い位置にあるので
廊下の壁に手をつきながらも、すぐに辿り着く事が
出来た。

立ってるのがツライ･･･

僕は一番手前の個室トイレに入る。

ゆっくりとスウェットの
ズボンを下ろした

　
座って用を促すのは
少し嫌だったけど
仕方ない･･･

パンツも遅い動作で
下ろしていくが
だんだん自分の目が
見開かれて行く･･･

望｢――・・・ｯ｣
　

　
　
　
誰も居ない寮のトイレで
僕は一人、泣き崩れた

下着に広がる赤い染み

それを見つけて
石田の皮肉な笑いが
聞こえた気がする･･･
　

　
石田に犯された

女の様な扱いを受けた

汚された

中を石田のモノで

傷つけられた･･･

望｢ぅｯ､あぁぁｯ
　嫌だぁ･･ぅわぁぁん｣
　

　
　
―――・・・

トイレから帰って来た後
僕また眠りについた。

今はどんなに休んでも
足りないくらい
身も心も疲れている。

勇気に会いたい
会って抱きしめてもらえたら、どんなに良いかな･･･

　
優しく自分に笑いかける
勇気の姿･･･
キスをしてくれた時に
感じた勇気の匂い･･･

一つ一つを思い出ながら
望は夕方まで目覚める事はなかった。

窓の外は、先程よりも
更に厚い雲で暗くなった
世界が広がっている。
　

　
それはまるで
嵐の前の静けさが
過ぎ去り、今にも雨が降り始めようとしている
みたいで、不気味なほど
どんよりしていた･･･

望は布団で身を守る様に
まるまって眠っている

これ以上誰にも
汚されないように･･･
　

　
もはや勇気のために
存在している身体を
少しでも綺麗なまま
勇気に見てもらいたい

汚されるのなら
勇気に汚してもらいたい

僕もぅ､充分傷ついた。
石田が何故あんな事をしたのかわからないけど
僕、充分傷ついたから
許して･･･？

　
眠っていて無意識に
自分の体を抱きしめる

小さい望の体が
恐怖からか、震えていた

目尻には涙の玉が浮かび
やがて枕に吸い込まれる様に流れていく。

そんな望の姿を見る者は
誰もいなかった･･･
　

●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

この小説大好き

望どおなるのー？

頑張ｯて下さい

えリ様

ありがとうございます
(>_<)
どうなるかはお楽しみなんで、待ってて下さいね！
今から少し更新します☆
　
　

続ききになるー

　
　
―――･･･学校(放課後)

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

古｢なぁ､お前昨日の夜
　どこ行ってたんだよ｣

石｢べつに･･･？｣

皆が足早に教室を去って行く中、古賀は石田に昨晩の足取りを聞いていた。

　
古｢･･･あっそ。
　お前さ､たまに一人で
　居なくなるよな｣

石｢お前はいつも
　誰かと一緒だな･･･｣

古｢は？
　喧嘩売ってんのかよ｣

古賀にこんな口を聞けるのは石田だけだ。
　

　
古賀はどうしようもない
不良で、周りから恐れられているが、石田は古賀の事を｢手がかかる子供｣だと
思っている･･･

本人には絶対に
言わないが。

石｢喧嘩売ってるんじゃ
　ねぇよ。
　お前は仲間と居んのが
　好きだなって事｣
　

　
古｢一人で居て何が
　楽しぃんだよ｣

石｢･･･さぁ･･何だろ？｣

古｢知るかよ。ダリぃ｣

ダルイって･･･
そこまで言うか？

古賀の面倒臭そうな表情を見ながら石田は本当に
ガキだなと思った。

　
そんな古賀だけど
石田は、もう長い間
古賀とつるんでいる。

始めはそこまで仲が良い
わけじゃなかったけど
古賀がなんやかんや
石田に話しかけるうちに
自然と一緒の空間に
居る事が多くなったのだ

今では古賀のお守り役
状態である。

　
わがままでキレやすい
古賀を止めるのは
いつも石田の一声だし
石田は仲間内で一番無口で口下手そうに見えるが
頭がいいだけに喋ると
なかなか説得力があった

顔も良くて、頭も良くて
背も高い方だし、喧嘩も
そこそこ出来る。
　

　
モテそうな要素は
持ち合わせているけど
残念なのは、やはり
無口で冷たい所だろう。

そして古賀は石田に対して多々そう感じていた。

石｢じゃ、俺そろそろ
　寮もどるわ｣
　

　
古｢あぁ。｣

石田は席を立ち
後ろのドアから教室を
出ていった。

その姿をクラスの小柄な
男子が数人チラチラと
目で追いながら小声で
何か話している。
　

　
その顔が嬉しそうに
してる事から、きっと
石田に好意を持ってる
んだなと古賀は思った

古｢･････帰ろ｣

べつに石田のモテてる所を見たって全然楽しくない

古賀はさっさと教室から
出て行った。
　

　
｢古賀くんって恐いけど
見た目はいいよね｣

｢性格よかったらなぁ｣

｢俺Ｍだから全然イイｯ｣

まさか彼らにこんな事を
言われてるなんて、古賀は知るよしも無かった･･･
　
　
　

●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

>>1-100
>>100-200
>>200-300
>>300-400
>>400-500

我輩様

安価ありやーす(^O^)
　

　
―――・・・

・ぃ･･･おい･･･

望｢ん･･･ｯ｣

勇｢望、まだ寝る？｣

部屋のベッドの上で
眠りについていた時
誰の声かと思えば
勇気だった･･･。
　

　
望｢ゆぅき･･･？｣

勇｢まだ熱あんの？｣

無表情だが心配そうな
声で話しかけてくる。

でも、そんな事より
勇気の顔を見た瞬間
堪えていた感情が一気に
爆発しそうになった。
　