Life house
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#101 [サヤ]
『じやあ、おやすみ!』

ユウに手をふって電車に乗った。
ユウはおうっ!って言いながら
その場を後にした。複雑。
いや、ユウの言葉全てを信じようとは思わなかった。

⏰:13/03/03 01:12 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#102 [サヤ]
家に着いてからは記憶があまりない
眠さと疲れでシャワーを浴びてすぐ横になった。と思う。

もうユウとは関係ない。後悔させたい。
それだけのはず。

色々考えながら眠りについた。

⏰:13/03/03 01:15 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#103 [サヤ]
そんなことがありながらも
職場の近くや朝出勤がかぶったとき
ユウは普通に喋りかけてくる。

このひとは人の気持ちを考えられへん生き物なのか?
ただの単純人間なのか?疑問。

⏰:13/03/03 07:54 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#104 [サヤ]
何事もなく過ぎていく日々
仕事にプライベートに充実していた中


直とは変な関係のまま、たまに連絡をとったりカフェで会ったり直も平然だから
私も何もなかったかのように平然を粧っていた。

そんな中途半端のとき
直からの2人で遊ばへん?って誘われた

断る理由もなく、わかったって返事をしてからユウの休みに合わせて休みをもらった

⏰:13/03/03 08:01 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#105 [サヤ]
直がユウになってます
すみません(;_;)

⏰:13/03/03 08:01 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#106 [サヤ]
当日の昼、集合場所は私のマンションの前で良いからって言われたから
言われた時間にマンション前で待っていたら一台車がきた。

『おはよ』
運転席には直

『おはよ!って車持ってたんや?』

『まぁ、仕事の通勤とか何かと車はいるんでねー』

『おじゃましまーす!』

助手席に乗り込むと芳香剤かな?
ムスクの匂いがした。

⏰:13/03/03 08:07 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#107 [サヤ]
どこにいくのかしらないまま
うとうとしていた。
子供の頃から車に乗ると眠たくなる
いや、今日はただの寝不足だろうか?

うとうとしたり、起きたりを繰り返す私を見て直は笑っていた。

『本間サヤ見とったらあきひんわ』

『そう?始めていわれたかも?』

そして、着いた場所はほぼ私の地元!
車で1時間半ほどの距離かな?びっくりした。

⏰:13/03/03 08:13 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#108 [サヤ]
途中ス○バに寄った
『サヤの地元なんですけど?笑』

コーヒーを片手に直がそうなん?とばかりに
首をかしげる

『今日の予定は?』

『靴!』

『靴!?』

少し声が大きくなって笑った。

『こんなところまで靴?』

『そー行きたいショップあるんやー』

と携帯で欲しい靴を見せられた。
どんだけお洒落?びっくりした

⏰:13/03/03 13:43 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#109 [サヤ]
車を止め街中をうろついた
休日とゆうことで人も多かった

お目当てのショップに行ったものの
直が探し求めていた靴は在庫切れ
しかも入荷未定。
ショップで働いてるからお客さんの
残念って顔を見るのは店員からしても
申し訳ないって思うときは多々ある

直は意外とすんなりあきらめた
店員さんがもし入荷したら連絡するからって番号を書いて渡してた

⏰:13/03/03 13:48 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#110 [サヤ]
さぁせっかくの休日ってことで
私も衝動買い、直は荷物持ち状態
直のセンスで服を選んでもらったり
周りから見ればカップルに思われているだろうってくらい終始笑いが耐えなかった。

直といる時間はすごく楽しくて
あっとゆうまに夜になり
私が良く行ってたお店でご飯を食べてかえることに

⏰:13/03/03 13:52 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#111 [サヤ]
コース料理だけど若い子も多くて
アットホームな空間の店内に夜景が見える場所

直も気に入ってくれた

料理が運ばれてくる
『俺、箸派なんですけどー』
飾らないところも直らしくて
『じゃぁお箸でいーやん?』

『いや、やっぱりちゃんと使うー』

『はいはい、がんばってー』

変な会話。すると

『あ!めっちゃにあっとるやん!』

直がわたしを見ながら言う。
そう、今日は直がプレゼントにくれたピアスをつけてきた。
ご飯を食べるから髪の毛を一つで束ねていたから気付いたらしい。

⏰:13/03/03 13:59 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#112 [サヤ]
「なぁ、この前の返事 聞いてええ?」

直がご飯を食べながら言ってきた。


・・・・・沈黙。

「あかん感じ?」

笑いながら聞く直。

⏰:14/02/02 00:19 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#113 [サヤ]
その時 頭によぎったのはユウの顔。

だからユウの話をした。

付き合ってた事
大好きやった事
別れた事
今の現状。

直はうんうん。って聞いてくれた。

⏰:14/02/02 00:21 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#114 [サヤ]
「結論から言うと、サヤはまだユウって子が好きなんじゃないん?」

ストレートに言われた言葉に

「そうなんかな?」
って一言しか出ず

沈黙が続いた

⏰:14/02/02 00:24 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#115 [サヤ]
「じゃあ 今回の話はなかったことにしましよか!」

直はニコッと笑った。

「なんか ごめん。全然返事も返せへんのに、元カレの話なんかして」

直は応援するわ!って言ってその話は終わった。

⏰:14/02/02 00:27 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#116 [サヤ]
応援、、?
私はユウが好き?

でも 直は話を聞いて
サヤはまだユウが好きって、言ったけど
そんな雰囲気出てたんかな?
自分ではわからへんかった。

⏰:14/02/02 00:29 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#117 [サヤ]
食事を終えて店を出た。
帰りの車内は洋楽が流れていて
窓に映るキラキラした夜景を
ただボーッと見ていた。

⏰:14/02/02 00:32 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#118 [サヤ]
「なぁー、サヤ?」

「んー?」

「また飯いこなー」

「よろこんで!」

直は優しい。
でも 直が恋人以上ではなく
お兄ちゃんって存在やった。

⏰:14/02/02 00:37 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#119 [サヤ]
直と2人でかけてから
たまに連絡を取るくらいで
仕事も忙しいみたいでカフェ会う回数も減った。

でも連絡がくるたび
決まって言う言葉は

なんかあったらいつでも連絡してこいよ。

そんな優しさに甘えてたのかもしれない。

⏰:14/02/02 00:40 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#120 [サヤ]
ある日の仕事中
ユウが店にあらわれた。

周りのスタッフは
私とユウの関係は知らないけど
ユウとスタッフ達は顔馴染みって事もあり
私もその1人として思われていたみたいで
ユウが来ても誰も不思議がる人はいなかった。

⏰:14/02/02 00:42 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#121 [サヤ]
私がレジのカウンターで
接客中 ユウが店のスタッフと話をしていて

お客さんを店の外までおくり
ありがとうございました!
って一言の後 振り向くとユウがいた。

「ストーカー?」そう言うとユウは

「俺のこと好きな癖にー」

と毎回お馴染みの決まり文句。

⏰:14/02/02 00:45 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#122 [サヤ]
「今日何時あがり?」

「8時かな?」

「飯いこや!◯◯さんも来るし」

◯◯さんとは私の店の店長
て、店長と?

じゃあ あーさんも呼ぼうと思って
あーさんに言うとすんなりOKで
4人で仕事終わりに近所の居酒屋へ

⏰:14/02/02 00:49 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#123 [サヤ]
話は服関係、仕事の事ばっかり
店長が仕事に対して熱い人だから
ほぼ店長の話をうんうん、って
聞いてるだけだった。

でも 酔っ払ってきたユウの口数が
増えてきて

私が実は元カノだということ
だからなに?みたいな話を店長と
あーさんに話をして
店長とあーさんも それで?それで?
って興味津々

⏰:14/02/02 00:52 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#124 [サヤ]
正直 言わなくて良いことも
ユウが話出した時には怒りが
込み上げたけど
店長と先輩、愛想笑いで
済ましてたけど内心コイツ何様⁈
って気持ちでいっぱいだった。

⏰:14/02/02 00:55 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#125 [サヤ]
明日も仕事とゆうことで
お開きになり
ユウは結構酔っ払ってたから
店長に サヤ!お前 ユウみたれよ!
って店長とあーさんとは
店の前でわかれた。

⏰:14/02/02 00:56 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#126 [サヤ]
2人がいなくなってから
ユウにぺらぺら喋るなとグチグチ言ってやった。

「ちょっと 公園寄ろ!吐きそう」

「はぁ?もう汚い。吐くまで飲むなよ。」

そういいながらも本当にきもちが悪そうなユウをほって帰る事も出来ず
帰り道にある小さい公園のベンチに座ると
ユウがトイレにダッシュして

あー吐いたな。
って思ったから自販機にお水を買いに行って
戻ったらベンチの上でユウがうずくまっていた。

⏰:14/02/02 01:00 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#127 [サヤ]
「のみすぎ!」

そう言って冷えたペットボトルを
ユウの頭にのせた。

「お、サンキュー。すっきりしたから大丈夫」

ニヤニヤしながら言うユウの隣に座った

⏰:14/02/02 01:02 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#128 [サヤ]
「そんなお酒弱いっけ?」

「俺 弱い!けど仕事終わりやし飲む」

あっそー、と適当に返事を返した。

「サヤちゃーん?おこってるん?」
顔を覗き込むユウを
軽く睨みつけると ユウは笑ってた。

⏰:14/02/02 01:05 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#129 [サヤ]
「サヤ、やり直そうや。」

酔っ払ってる人の言葉に興味はなかった。

無視してると

ユウが空になったペットボトルで
私の頭をポンポンたたいてきた。

「サヤ、俺 まじやから。考えて?」

そんな真剣な顔で言われたら期待してしまう自分がいた。

⏰:14/02/02 01:08 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


#130 [サヤ]
これが直が言う
サヤはまだユウが好き

って事なんかなって思った。

⏰:14/02/02 01:09 📱:iPhone 🆔:☆☆☆


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