友達以上 彼女未満。
最新 最初 全
#1 [あ お、]
現在も進行中の恋を
書きたいと思います.
同じ状況の方に
読んでもらえたら
うれしいです・ω・!
あたしなりに精一杯
がんばります、、
:07/05/06 01:42 :SH902i :1RiZ3hmQ
#2 [あ お、]
このときは
こんなに切なくて
辛い恋になるだなんて
思ってもいなかったんだ‥
――好きだよ――
この言葉を
あなたに言えたなら
どんなに楽になれるだろう
:07/05/06 01:44 :SH902i :1RiZ3hmQ
#3 [あ お、]
あたし、
志保には好きな人ができた
一つ年下の
昌樹。
ウザいくらいのテンションと、整った顔
なにより年下とは思えないほど気が合った
そんな昌樹に
出会ってすぐに恋に落ちたんだ
:07/05/06 01:51 :SH902i :1RiZ3hmQ
#4 [あ お、]
あたしたちの出会いは
人に話せるほどロマンチックなわけでもない
"ひょんな出会い"だな
でも
だからこそ運命感じちゃったりしてる。笑
そんな"ひょんな出会い"から仲良くなるまで
時間はかからなかった
:07/05/06 01:55 :SH902i :1RiZ3hmQ
#5 [あ お、]
毎日くだらないメールをしていた
それがものすごく楽しくてドキドキして
昌樹とのメールがない生活なんてありえなかった
早く会いたくて
しょうがなかった
まだ直接会ったことがなかったから‥
:07/05/06 02:01 :SH902i :1RiZ3hmQ
#6 [あ お、]
自分でもびっくりした
まさか自分が
会ったことのない
メールでしか知らない相手を好きになるなんて。
こんなにこんなに
好きになるなんて。
その頃のあたしは
学校では友達に
ひたすら昌樹のことを
話してた
1番の親友、
可奈美はいつもあたしの
ノロケを聞いてくれてた
:07/05/06 02:06 :SH902i :1RiZ3hmQ
#7 [あ お、]
そんなある日
昌樹のバイト先に行ってみることにした
初対面だ
可奈美にも一緒に来てもらうことにした
その日が決まってから
ドキドキが止まらない
――早く来ればいいのに
:07/05/06 02:25 :SH902i :1RiZ3hmQ
#8 [あ お、]
とうとうやって来た‥
昌樹に会える‥
あたしと可奈美は
電車に乗ってすぐの
昌樹のバイト先である
レストランに行った
レストランのドアを開けるのが緊張で
なかなか開けられない
そんなあたしを見て
可奈美が強引にドアを開けてしまった
――あっ!
:07/05/06 02:29 :SH902i :1RiZ3hmQ
#9 [あ お、]
この日が
あたしの恋を大きく動かすことになるなんて
思ってもいなかった
店に入って
1番に見えたのが
‥昌樹だ!
初めて見る昌樹は
写メなんかより全然かっこよくて
高一とは思えないほど
大人びていた
:07/05/06 02:33 :SH902i :1RiZ3hmQ
#10 [あ お、]
昌樹を見たあたしは
正直やばかった!
雰囲気が好きだなあ
とか考えていた
店内は大雨だったこともあって客がいなかった
だから
ちょうどバイト上がりだった昌樹と一緒に3人で食べることにした
:07/05/06 02:36 :SH902i :1RiZ3hmQ
#11 [あ お、]
あたしの前に昌樹が座っていろんな話をした
まあ緊張してたから
可奈美が頑張って会話を
繋いでくれてたけど‥
昌樹も多少はテレてたみたいで可奈美の方ばかりを
見て話してた気がする
昌樹と可奈美はマシンガントークで共通の知り合いのことをしゃべっていた
:07/05/06 09:58 :SH902i :1RiZ3hmQ
#12 [あ お、]
それを笑いながら聞いてるあたし
――全然話せてないなあ‥
何時間か一緒にいて
帰りには雨も上がっていた
昌樹は駅まで送ってくれた
:07/05/06 10:01 :SH902i :1RiZ3hmQ
#13 [あ お、]
家に帰って
昌樹のことを思い出してみた
人の目をまっすぐ見て話すこと‥笑った時の目尻のしわ‥肌が白くてきれいだったなあ‥
そんなことを考えてたら
顔が熱くなって
完全惚れたって思った
すると携帯に知らない番号から着信が――
:07/05/06 10:07 :SH902i :1RiZ3hmQ
#14 [あ お、]
そうだ!
今日昌樹と番号を交換したんだった
あれだけメールはしてたけど電話はしたことが
なかった
「‥もしもーし」
電話に出た
『あ‥俺!!』
相変わらずのテンションで昌樹が出た
2人でこんなに話すのは
初めてだ
でも笑いっぱなしで30分話せた
:07/05/06 10:12 :SH902i :1RiZ3hmQ
#15 [あ お、]
楽しくて楽しくて
電話を切るのが嫌だった
でも電話でもっと仲良くなれた
今日だけで
昌樹への気持ちは大きくなっていった
――また会いたい
:07/05/06 10:17 :SH902i :1RiZ3hmQ
#16 [あ お、]
その後
何回か昌樹と遊んだ
2人で遊ぶことはなくて
昌樹とあたしと可奈美と昌樹のツレの4人で遊んでいた
2月14日
バレンタインも4人で会った
ウケねらいの変なチョコを冗談であげた
――ほんとは大本命だよ
そんなこと知らずに
あなたは笑って食べてたね
:07/05/06 10:34 :SH902i :1RiZ3hmQ
#17 [あ お、]
でもあたしにとっては
昌樹と一緒にいれればいい
会えればいいって
思ってた
たとえ昌樹にとっては友達でも
‥この時から
もっと貪欲に自分の気持ちを表せばよかったのかな
そうすれば
苦しい恋にならなかったのかな
:07/05/07 08:06 :SH902i :q1Z5R2K2
#18 [あ お、]
バレンタインの日
可奈美と昌樹はアドの交換をしたみたい
あたしは少しだけ
気になったけど
そんなことより
またいっそう昌樹への
気持ちが大きくなったのを感じていた
――友達でもいい
一緒にいたい
:07/05/07 08:09 :SH902i :q1Z5R2K2
#19 [あ お、]
それからも2、3回
みんなで遊んだ
そんな中で
あたしは可奈美に
馬鹿な意地をはり始めた
「昌樹なんて友達にしか思えないよ」
そんなの嘘なのに。
つまんない意地
ほんと馬鹿だ
:07/05/07 09:34 :SH902i :q1Z5R2K2
#20 [あ お、]
この言葉が
こんなに自分を苦しめるなんて
馬鹿にも程があるよ
でもその時は
気付かなかったんだ
好きな時に一緒にいれたから
大好きな昌樹の笑顔と‥
:07/05/07 09:38 :SH902i :q1Z5R2K2
#21 [あ お、]
でも
衝撃的な日はいきなりやって来た
「あたし、昌樹のこと好きかも」
‥可奈美の言葉だった
――頭が真っ白だよ
何も考えらんない
:07/05/07 09:43 :SH902i :q1Z5R2K2
#22 [あ お、]
1番初めに思った言葉は
――なんで?
の一言だった
‥可奈美が?
いつも相談に乗っててくれたじゃん
1番の親友が
自分と同じ人を好きだという事実‥‥
:07/05/07 09:45 :SH902i :q1Z5R2K2
#23 [あ お、]
認めたくなかった
何より
大好きな可奈美だから‥
でもあたしは自分の中で
可奈美を憎んだ
最低だよね
表面では明るく可奈美と笑い合ってるのに
心では本気で笑えてなかった
:07/05/07 10:08 :SH902i :q1Z5R2K2
#24 [あ お、]
可奈美を責めてる自分が
最低すぎて
夜は涙が止まんなかった
―学校では笑わなくちゃ‥
そんな生活が
何日か続く‥
でもやっぱり親友なわけで可奈美があたしの心情に気付いた
:07/05/07 10:14 :SH902i :q1Z5R2K2
#25 [あ お、]
気付いた可奈美に
隠し事をしたくなかった
今までずっと
何でも言ってきて
ずっと信頼してた親友だからこそ
全部言おうって
思った
自分の気持ちや可奈美に対する気持ちも
:07/05/07 10:19 :SH902i :q1Z5R2K2
#26 [あ お、]
全部を言った
涙も出た
当然言い合いをした
お互い言いたいことは言う性格で
激しく言い合って
気まずい雰囲気‥
苦しかった
:07/05/07 10:27 :SH902i :q1Z5R2K2
#27 [あ お、]
恋する気持ちも苦しいけど
親友と気まずいのは
もっと苦しかった
だから
決めたんだ‥
――可奈美、がんばんなよ
あたしの精一杯の言葉だった
:07/05/07 10:33 :SH902i :q1Z5R2K2
#28 [あ お、]
憎んで憎んで責め続けてもやっぱり親友の幸せを
願ってあげたかった
お人よし‥
その言葉が1番似合うよね
中途半端な自分の優しさが自らを苦しませた
でも
辛くても笑顔でいることをあたしは選んだんだ
:07/05/07 11:41 :SH902i :q1Z5R2K2
#29 [あ お、]
――簡単なことじゃない
ほんとにそうだ
好きな人を諦めること‥
でも涙を流すのは
自分だけでいいと思った
誰かが幸せになれないなら‥
自分だけですべてを背負ったの
:07/05/07 11:45 :SH902i :q1Z5R2K2
#30 [ゅち]
読んでます
私も全部自分で背負い込むトコぁります
そのたびに辛くて
でも見てるンで頑張って下さい
:07/05/07 22:59 :N902i :bGbIQybc
#31 [あ お、]
ゆちさん
コメントありがとうございます
!
ゆちさんも辛い思いしてるんですね´・ω・`
あたしも頑張って書くので応援よろしくお願いしますね
:07/05/13 18:29 :SH902i :wp5PCU1w
#32 [あ お、]
昌樹とは毎日メールしていた
でもこの頃から
返事が遅くなったり
夜は止められたりしていた
可奈美とメールしてるんだ‥勘の鋭いあたしは
すぐ分かった
:07/05/13 18:32 :SH902i :wp5PCU1w
#33 [あ お、]
でも
分かったところで寂しい気持ちになる他はない
他の子とメールしないで
そんなこと言える立場じゃないのに
日々自分のわがままな
感情に苦しめられていた
:07/05/13 18:34 :SH902i :wp5PCU1w
#34 [あ お、]
今ごろ可奈美とメールしてるのかな‥
そんな事考えてもしょうがないのに
嫌な自分になるだけなのに
恋って恐ろしいね
あたしってこんなに嫌な子だったっけ‥
:07/05/13 18:36 :SH902i :wp5PCU1w
#35 [あ お、]
もうすぐ高校3年生になる頃
可奈美の決意は突然だった
「私昌樹に好きって言うから」
可奈美からの電話。
‥今日言うんだ‥
:07/05/13 18:41 :SH902i :wp5PCU1w
#36 [あ お、]
正直、言わないで欲しかった
もしかしたら
可奈美が昌樹の彼女になるかもしれない‥
複雑な気持ち。
もし、昌樹の彼女がまったく知らない子だったら
少しは諦めがつく
:07/05/13 18:46 :SH902i :wp5PCU1w
#37 [あ お、]
1番知っている可奈美だからこそ辛いんだ
でもあたしは強がって
「‥まじ!?とうとう言うかあ!可奈美なら大丈夫!
あたしが保証するわあー」
「ありがと志保!!頑張って伝える」
素直に気持ちを伝えられる可奈美はすごいよ
:07/05/13 18:52 :SH902i :wp5PCU1w
#38 [あ お、]
可奈美‥もう言ったのかな‥
そんな
切ない気持ちに浸っているとき電話が鳴った
「もしもし志保!?俺だけどさ!どうしよう可奈美に告白された!!」
興奮ぎみの昌樹からだった
不思議と声を聞いて安心した自分がいた
いつもの昌樹だ‥
:07/05/14 09:41 :SH902i :7TLIrIfk
#39 [濔
気持ちわかりますKO
頑張ってください「
:07/05/14 13:02 :W42S :☆☆☆
#40 [あ お、]
コメありがとうございます
a・3・
すごくやる気になれますっ
同じ気持ちの方に読んでもらえるとすごくうれしいです
頑張って書きますね
:07/05/14 15:07 :SH902i :7TLIrIfk
#41 [あ お、]
そうだよ
たとえ誰かの彼氏になっても昌樹はあたしの大好きな昌樹。何も変わらない‥
そう思えたあたしは
素直に昌樹の相談に乗れた
昌樹も可奈美が好きらしい
少し可奈美がうらやましく思ったけど
可奈美がいい奴なのはあたしがよく知ってる。
:07/05/14 15:15 :SH902i :7TLIrIfk
#42 [あ お、]
だから素直に応援したいって思えた
そして最後に
「可奈美と付き合ってもまたみんなで遊んでくれる?」
1番の願いを伝えた
「あったりめーじゃん!!
てか俺とお前は親友だ!!」
:07/05/14 15:20 :SH902i :7TLIrIfk
#43 [あ お、]
嬉しかった
昌樹は自分を必要としてくれてるんだ
一緒にいれる理由は彼女という関係だけじゃないんだって実感できたから
この時初めて心の底から
二人の幸せを願えた
「あたしの親友泣かせたらぶっ飛ばすかんね!」
昌樹に言った
:07/05/14 17:30 :SH902i :7TLIrIfk
#44 [あ お、]
「任せとけよ!
じゃあ返事言うからじゃーな」
まだ返事してなかったんだ‥
1番に言ってくれたのもなんだか嬉しかった
こうして高三になった頃、昌樹と可奈美は付き合いだした
:07/05/14 17:38 :SH902i :7TLIrIfk
#45 [あ お、]
また辛い日々が始まるんだろうなと思っていたけど
自然と昌樹への気持ちはなくなっていった
二人がラブラブだったからかもしれない
そんな二人を見て
あたしも嬉しかった
頻繁にみんなで馬鹿騒ぎをしに昌樹のうちに集まった
:07/05/14 18:28 :SH902i :7TLIrIfk
#46 [あ お、]
会うと昌樹の仕草に時々キュンってくることもあったけど
―親友―
という言葉でそれ以上は踏み込まないでいれた
やっぱり一緒にいると
楽しいから
あたしはいつものメンバーが大好きだった
ずっと馬鹿やって笑ってられると思ってた
:07/05/15 18:40 :SH902i :.WDG6nfE
#47 [み か、]
昌樹と可奈美が付き合って一ヶ月。
相変わらず二人はラブラブで可奈美の誕生日に買ったペアリングが薬指に光ってる
あまり二人では遊ばなかったみたいだけど
皆で集まって騒いでるのが楽しいからそれでよかった
:07/05/17 13:58 :SH902i :PnLlqGNE
#48 [み か、]
皆で飲んだりすると
あたしと昌樹が二人きりになった時はよく相談された。
昌樹の一途さがよく分かった
皆が寝てる中
あたしと昌樹は一晩中語った
:07/05/17 14:02 :SH902i :PnLlqGNE
#49 [あ お、]
上の二つは
あ おです・Д・
スイマセン
!
:07/05/17 14:03 :SH902i :PnLlqGNE
#50 [あ お、]
昌樹はすごく人間が出来ているというか
ふざけてるように見えて本当は周りが見えてる。
そんな大人な奴。
昌樹が彼氏だったらな‥
そう思うこともあるけど
一緒にいれればよかった
そう考えるのは
やっぱりまだ好きだからかな‥
:07/05/17 14:07 :SH902i :PnLlqGNE
#51 [あ お、]
昌樹と可奈美が付き合って二ヶ月頃。
可奈美の態度が変わってきていた
目に見えて冷めてる
原因を聞いたら
本当にささいな事だった
:07/05/17 14:10 :SH902i :PnLlqGNE
#52 [あ お、]
最初は、前みたいに好きな気持ちを思い出して欲しくて説得をしてたりした
けど
あたしも可奈美も頑固な性格。言い合いになってしまう
時々あたしは可奈美の恋愛に対する考え方が理解できない。
:07/05/17 14:13 :SH902i :PnLlqGNE
#53 [あ お、]
冷めてしまっても平気で男をキープする。
それは違うと思うんだ。
相手を傷つける。
冷めるのはしょうがない
人間嫌なところは必ずしもあるから
でも自分の利益のために相手を側においておくのは
そんなの恋愛じゃない。
:07/05/17 14:18 :SH902i :PnLlqGNE
#54 [あ お、]
だからもう
可奈美を説得するのは辞めた
ひそかに腹が立ってたから
昌樹を諦めたあたしの気持ちはどうなるの?
あんなに辛い想いしたのに
そんな理由で昌樹を好きじゃなくなるなんて‥
:07/05/18 14:50 :SH902i :LZ8q2TD2
#55 [あ お、]
昌樹も可奈美の態度には気付き始めた
明らかに目を見なくなった可奈美。
最初は気にしてたけど
だんだんそんな可奈美に嫌けがさしてきた
冷めきったカップル。
:07/05/18 14:54 :SH902i :LZ8q2TD2
#56 [あ お、]
その頃
よく昌樹とは電話で可奈美のことを語っていた
お互い考え方が似てて
同じ価値観だったから
何時間でも話してられた。
昌樹の家で二人で語ったこともあった
:07/05/18 14:58 :SH902i :LZ8q2TD2
#57 [あ お、]
二人でどうすべきかを
よく考えた
答えはなかなか出ないけどあたしは昌樹の力になりたった
可奈美にはこんな風に
会ってたなんて
言えるわけなかった
別に何もやましい事なんてないけど
後ろめたい感じがしたの
:07/05/18 15:04 :SH902i :LZ8q2TD2
#58 [あ お、]
ずっと放置してましたが
また書こうと思います
よかったら応援お願い
します(´・ω・`)
:08/08/02 00:32 :SH905i :NaSRXbvM
#59 [あ お、]
昌樹といろいろ語って
本気で2人で悩んで
答えが出た
このまま付き合っても気持ちが変わるわけない
気持ちのない2人が一緒にいても
それは恋愛って言わない
ただの彼氏彼女っていう
名目だけだ
:08/08/02 00:36 :SH905i :NaSRXbvM
#60 [あ お、]
だから
昌樹は可奈美に別れを言う決断をした
迷いはあったみたいだけど考えて出した答え。
別れはメールで伝えたらしい
:08/08/02 00:39 :SH905i :NaSRXbvM
#61 [あ お、]
その夜
可奈美から着信があった
どーせ
フラれてムカつく!
ってゆう愚痴の電話だろうなって思って出た
「…ひっく……しほ…
昌樹に…昌樹にフラれちゃった…」
電話からは予想外な可奈美の
か細い声が聞こえてきた
泣いてる……
:08/08/02 00:42 :SH905i :NaSRXbvM
#62 [あ お、]
そんな可奈美には
もっといい人が現れるよ
とか
あんな男忘れな
なんてありきたりな言葉しかかけられなかった
ごめんね可奈美
ほんとは心のどこかで
壊れちゃえばいいのにって
思ってた
ずっと
昌樹が忘れられなかった
ごめんね……
:08/08/02 00:48 :SH905i :NaSRXbvM
#63 [あ お、]
なんだかんだで可奈美は
次の日にはケロっとしてて
あいつより早く
彼氏作ってやるって
意気込んでた
あたしはその頃から
やっぱり自分には昌樹しかいないって思うようになった
昌樹に対する気持ちが
どんどん戻ってきた
好きだよ昌樹。
:08/08/02 00:51 :SH905i :NaSRXbvM
#64 [あ お、]
可奈美と昌樹が別れてからも
あたしはよく昌樹の家に遊びに行っていた
3日に1回は
学校帰りに寄った
この頃は
本当に楽しくて
2人でいると時間も忘れるくらい馬鹿な話して笑ったり
昌樹にギターを教わったりしてた
:08/08/02 00:56 :SH905i :NaSRXbvM
#65 [あ お、]
少なくとも
あたしにとって昌樹は
かけがえのない存在だったよ
誰よりも大切だった
あたしも昌樹にとって
そんな存在になれてたのかな
女友達の中でくらい
1番になれてたらいいな
:08/08/02 00:59 :SH905i :NaSRXbvM
#66 [あ お、]
今のあたしたちの関係は
はたから見たら
彼氏彼女に見えてたのかもしれない
でもその一歩が踏み出せない自分がいたの
告白して
今の関係が壊れてしまうのが
1番怖かった
昌樹と気まずくなるのなんて堪えられなかった
:08/08/16 13:29 :SH905i :9hjMeuWY
#67 [あ お、]
それがいけなかったんだよね
自分が悪いことなんて充分わかってた
もしかしたら
昌樹もあたしのこと…って思ったこともあった
それでもこのままでいいって思ってしまう自分の弱さに腹が立った。
どこかで
ずっとこのまま一緒にいれるって過信してたのかもしれない
:08/08/16 13:33 :SH905i :9hjMeuWY
#68 [あ お、]
でも
そんな風に思ってたのは
あたしだけだった
あまりにも突然だった
昌樹に……
好きな人が出来た。
:08/08/16 13:36 :SH905i :9hjMeuWY
#69 [あ お、]
相手は
昌樹の高校の文化祭で知り合った
昌樹の1コ下の子。
可愛いんだって。
音楽の趣味が合って
ノリのいい子なんだって。
ショックだった
しかも後輩ってところが
負けた感じだった。笑
:08/08/16 13:39 :SH905i :9hjMeuWY
#70 [あ お、]
あたしは昌樹の1コ上だったから
やっぱ後輩は可愛く見えるのかなぁ…なんてちょっと…いやかなりジェラシー。
昌樹に好きな人が出来ちゃった
ほんとにほんとに辛かった
どんなに昌樹を想ったって
あたしの一方通行なんだね
こんなに好きなのに…
:08/08/16 13:45 :SH905i :9hjMeuWY
#71 [あ お、]
そして
ついにこの日が来た
「付き合うことになった!!」
昌樹からの電話。
いつも1番に報告してくれるね
でもなんでだろう
前みたいに素直に応援できないや…辛すぎるよ…
いやだよ…誰かのものになんかならないで…
:08/08/16 13:51 :SH905i :9hjMeuWY
#72 [あ お、]
でも今さら自分の気持ちなんて言えなくて。
昌樹を困らせたくなかったし
後悔した
悔やんでも悔やみきれない
好きって…
大好きだって
言えばよかった
言わなきゃなにも伝わらないんだね
:08/08/16 13:57 :SH905i :9hjMeuWY
#73 [あ お、]
でもどんなに悔やんでも
しょうがないってことくらい馬鹿なあたしでも分かる。
前に進まなきゃ……
昌樹を思い出にする努力をしなくちゃ。
:08/08/16 14:01 :SH905i :9hjMeuWY
#74 [あ お、]
この頃は
高3になっていて
あたしは大学受験の勉強を本格的に始めた
だから毎日忙しくて
ましてや昌樹に会う時間もなくて
しだいに連絡も取らなくなっていった
だんだん忘れてくことができたんだ
昌樹を
:08/08/16 14:06 :SH905i :9hjMeuWY
#75 [あ お、]
そして今年。
無事大学に合格できた
完全に思い出になってるよ
長い長いあたしの片想い。
辛くて切なくて
でも幸せで。
昌樹と過ごした、あの
馬鹿みたいに楽しくて
安心できた日々は
あたしの
大切な思い出。
:08/08/16 14:13 :SH905i :9hjMeuWY
#76 [あ お、]
大学に入学してからは
何回か
久しぶりに連絡を取った
昌樹も今年受験生。
あたしの大学も第二志望で受けるらしい。
第二志望って!生意気。笑
ほんとに同じ大学になったら
素直に嬉しい
:08/08/16 14:16 :SH905i :9hjMeuWY
#77 [あ お、]
今でも
これからも
昌樹は
“親友”だから。
:08/08/16 14:17 :SH905i :9hjMeuWY
#78 [☆]
:08/08/16 19:37 :W45T :WhLwBXHE
#79 [あ お、]
☆さん
アンカーありがとう
ございます★Ξ
:08/08/17 00:39 :SH905i :aj.EysAk
#80 [あ お、]
大学生活が始まって
高校生だった頃とは
がらっと環境が変わった
最初の方は仲良しだった友達と
離れ離れになって
寂しかったけど
だんだん
いろんなサークルの新歓に行きまくって
お酒を覚えたり
楽しくなっていった
:08/08/17 00:43 :SH905i :aj.EysAk
#81 [あ お、]
そんな中で
ある新歓で
一人の男の子に出会った
名前は和哉(カズヤ)
「じゃあかっちゃんだあ〜」
ほろ酔いなあたしは軽く克哉と絡んだ
「タッチかよ!しかも死ぬ方!笑
てか同じクラスだよね」
和哉がノリ良く答えた
:08/08/17 00:48 :SH905i :aj.EysAk
#82 [あ お、]
克哉→×
和哉→○
です!すみません(´・ω・`)
:08/08/17 00:49 :SH905i :aj.EysAk
#83 [あ お、]
「あ、確かにクラスにいたかも〜!
よろしくね
かっちゃんっ
あたしは志保!」
お酒が回って気分がいい。
「よろしくっ
俺2次会も参加だから
行くわ!
じゃーね志保」
あたしは終電やばいから
帰宅した
:08/08/17 00:53 :SH905i :aj.EysAk
#84 [あ お、]
次の日学校に行ったら
クラスに和哉がいた
「かっちゃ〜ん!
おはよっ
覚えてる?笑」
「志保でしょ!
覚えてるに決まってんじゃん」
和哉は絡みやすくて
子供みたいに笑う奴
あたしたちは
学校で会えば挨拶するくらいになった
:08/08/17 01:05 :SH905i :aj.EysAk
#85 [あ お、]
そろそろサークル決めなきゃな…
友達と迷いに迷って
オールラウンドで
週一のゆるい感じなサークルに入ることにした
オールラウンドだから
バスケやフットサルはもちろん、校内を使ってみんなで鬼ごっことかするらしい。笑
そんなアホなノリが
気に入って
このサークルに決めた
:08/08/17 01:09 :SH905i :aj.EysAk
#86 [あ お、]
先輩もいい人ばっかりで
みんな優しくて面白い
居心地のいいサークルだった
ある日
和哉がうちのサークルの見学をしに来た
「かっちゃん!」
なぜかあたしは
かっちゃんって呼び方が
やたら気に入ってて
いっつも呼んでたな
:08/08/17 01:20 :SH905i :aj.EysAk
#87 [あ お、]
「かっちゃん
サークルどこに入るか決めたー?」
「迷ってんだよね〜
とりあえず1個は
バスケサークルで
あと1個掛け持ちたいんだよね」
「そっか〜
うちのサークルまじ
いいからよく見てってね!
てか入っちゃいなよ!」
なにげない会話。
:08/08/17 01:27 :SH905i :aj.EysAk
#88 [あ お、]
その日の活動内容は
大学の近くの空き地で
ソフトボールだった
相変わらず
アホ丸だしな先輩たち。笑
この日のサークルも
楽しかった。
そして恒例の
アフター(飲み)の時間
:08/08/20 17:55 :SH905i :QnehhJnw
#89 [あ お、]
飲みは
公園で缶チューハイ
だった。
だいたいこうゆう風に
公園で1杯飲んで
居酒屋に行くのが
毎週の流れだ。
今日は
和哉がいる
それだけで
なんだかいつもと
違う気がした
:08/08/20 18:02 :SH905i :QnehhJnw
#90 [あ お、]
なんだかんだで
和哉とあまり話を
したことが
なかったから
あたしは
和哉たちが飲んでる
ベンチに行った。
「かっちゃん
このあとの居酒屋行くの?」
「あ〜俺帰るわ。
志保は?」
「あたしも帰るかな〜
てか終電10時だし」
:08/08/20 18:05 :SH905i :QnehhJnw
#91 [あ お、]
「は?早っ!
どこ住んでんだよw」
「すいませんね
田舎で〜っ!片道1時間半かかるかんね!」
「まじで?
うわー苦労してんなー笑」
「うっさいわ!笑」
こんな会話が
楽しくて。
ずっと喋ってたいって
思った
:08/08/20 18:08 :SH905i :QnehhJnw
#92 [あ お、]
なんでだろう。
まだ全然
和哉のこと知らないのに
知り合って間もないのに
こんなにも一緒に
いたいって思う
もっと知りたいって
思うんだ
恋にはまだ遠いけど
和哉に何かを感じた
4月の晴れた日だった。
:08/08/20 18:27 :SH905i :QnehhJnw
#93 [あ お、]
その日は
いろんな話をして
お互い早めに帰った。
5月になって
クラスコンパをやることになった。
いわゆる親睦会。
クラスっていっても
高校とかと違って
みんな仲良しとかじゃ
なく、授業が一緒って
だけの関係だから
クラスコンパでもやって
仲良くなろ〜ってゆう
企画だ
:08/08/20 18:36 :SH905i :QnehhJnw
#94 [あ お、]
あたしももちろん参加!
いっぱい
友達欲しかったし
…なにより
和哉もいるし…
:08/08/20 18:50 :SH905i :QnehhJnw
#95 [あ お、]
クラスコンパの日。
早速飲み屋に着いて
和哉の隣をガッツリキープ!笑
まだ好きっていう
自覚はなかったけど
とにかく一緒にいて
話がしたかった。
「ねーねー
かっちゃ〜ん」
「ん?」
「呼んだだけぇ〜」
「うざっ!笑」
:08/08/20 20:59 :SH905i :QnehhJnw
#96 [あ お、]
そんな会話が嬉しくて。
クラスコンパは
まあまあ盛り上がって
2次会はカラオケ。
和哉ばっかり目で追うあたし。
カラオケって
その人の好きな歌が
知れるから嬉しい
:08/08/20 21:04 :SH905i :QnehhJnw
#97 [あ お、]
クラスコンパの前から
和哉とはメールのやりとりは
していた
「最近やばい
まじ悩みありすぎ」
和哉からのメール。
すかさずあたしは
「どしたん?
なんかあったなら
聞くよ?」
送信。
:08/08/20 21:13 :SH905i :QnehhJnw
#98 [あ お、]
「まじで?相談させて
クラコンの時とか聞いてくれる?」
普段とは違う弱い和哉。
「ぜんぜん聞くから
力になれないかもだけど
分かったクラコンの時ね」
力になりたかった
ちょっとでも頼ってくれてることに嬉しくなった
:08/08/20 21:19 :SH905i :QnehhJnw
#99 [あ お、]
そしてクラスコンパに
話は戻る…
カラオケで友達が歌ってるのを
聞いていると
「志保ちょっといい?」
和哉が部屋の外に出るよう
あたしを呼んだ
:08/08/20 21:22 :SH905i :QnehhJnw
#100 [あ お、]
空いてる他の部屋に
入る和哉とあたし。
メールで言ってた悩みを
相談してくれた
人間関係に悩んで辛そうな
和哉を見て
自分の感じた通りの
言葉だから、うまい言葉
はかけてあげられ
なかったかもしれないけど
一生懸命聞いた。
:08/08/20 21:43 :SH905i :QnehhJnw
#101 [あ お、]
でも、
そんなまとまらない
あたしなんかの言葉を
うん、うん
って聞いてくれて
「ありがとね。
だいぶ楽んなった。」
って笑顔を見せてくれた。
せっかく2人になったし
このまま話してようと思ったら
:08/08/20 21:49 :SH905i :QnehhJnw
#102 [あ お、]
ガチャッ
「すいませんけど
貸せるのは1部屋だけ
だからね〜
そうゆうの困るんだわ」
…カラオケの店員の
おっちゃんだった。
せっかくのチャンスだった
のにぃー!
てなわけで
残念だけどみんなと合流。
:08/08/20 21:52 :SH905i :QnehhJnw
#103 [あ お、]
「そういえばさ〜」
和哉が言った。
「俺、志保たちのサークル
入ることにしたから!」
「まじかっ!
これからよろしく〜」
思わぬ展開。
いや、かなり嬉しい展開!
こうなればいいなぁって
思ってたけど
ほんとにそうなった
これからの毎日が
もっと楽しみになった
:08/08/21 21:08 :SH905i :qMAvEZCY
#104 [あ お、]
クラスコンパは
そのままオールになって
一人暮らしの
葵んちにみんなで泊まらせて
もらって
楽しい1日になった。
これだけ一日中一緒にいて
やっぱり意識する相手になった
ことは確かだった
弱いところを見せられたのは
不覚にも胸キュンだった
:08/08/22 17:24 :SH905i :DVaEn/W6
#105 [あ お、]
それから何日かして
週一の楽しみのサークルの日。
いつもより気合いが入る。
……あれ?
おかしい。
何がおかしいって
自分の態度だ
全然和哉を見れない!
自分から話かけるのはもちろん
みんなで話していても
和哉とは目も合わせられなく
なっていた
:08/08/22 17:28 :SH905i :DVaEn/W6
#106 [あ お、]
…いやいやいや!!
中学生じゃあるまいし!笑
何照れてんだ自分!
しかもキャラじゃないだろ。
そんな風に自分に
言い聞かせても
まったく話せない。
こんなこと久しぶりだから
戸惑った。
:08/08/22 17:31 :SH905i :DVaEn/W6
#107 [☆]
:08/08/22 23:59 :W45T :wSWchyVE
#108 [あ お、]
今まであれだけ自然に
喋れてた自分が嘘みたいに
消極的になっていた
「それ、好きってことなんじゃん?」
友達にさらっと言われた
「……///
やっぱそうかな…」
いつの間にか
恋に落ちてたんだ
その人はいつも近くにいた
和哉の無邪気な笑顔が大好き
:08/08/23 12:49 :SH905i :QSbgDPR.
#109 [あ お、]
毎日かろうじて出来る
「おはよう」
の挨拶だけで
胸のドキドキが止まらない
ちょっとのことで
テンション上がって
ちょっとのことで
不安になった
でもこんな日々が
たまらなく楽しかった
:08/08/23 13:04 :SH905i :QSbgDPR.
#110 [あ お、]
大学にも慣れた5月の下旬。
サークルの
新歓合宿があった
1泊2日の
夕方までスポーツをして
夜は飲みをする合宿。
まあ飲みがメイン(笑)
あたしはこの日をずっと
楽しみにしてきて、
絶対絶対、和哉といっぱい喋るんだ!って意気込んでいた
:08/08/23 23:50 :SH905i :QSbgDPR.
#111 [あ お、]
相変わらずスポーツを
してる時にはなかなか
話しかけられない。
でも、
夜になれば飲みがある。
全てを夜に賭けることにした。
…この夜が私たちの関係を
もっと悪いものにしてしまうなんて誰も予想しなかっただろう…
:08/08/23 23:53 :SH905i :QSbgDPR.
#112 [あ お、]
お風呂もご飯も済ませ、
待ちに待った宴の時!
1年は一人ずつ改めて
自己紹介をして
お決まりのお酒のコールを
ふられる。
合宿だけあって
そのお酒の量が半端ない
あたしはその日
人生で初めてくらい飲まされて
酔っ払ったと思う。
:08/08/23 23:57 :SH905i :QSbgDPR.
#113 [あ お、]
先輩たちもすごい勢いで
飲んで、
みんなベロベロ状態。
飲んで、飲ませて
すごく楽しかった
するとあたしの目に
映ったのは
ソファーに座った和哉だった
あたしは話しかけなきゃ!
と近づいていった
:08/08/24 00:01 :SH905i :Y3LA26eU
#114 [あ お、]
―――ぷつん―――
気づくと
目に見えるのは真っ白な天井。
……ベッドに寝ていた
…え?
ちょっと待って。
なんであたし寝てんの…?
:08/08/24 00:04 :SH905i :Y3LA26eU
#115 [あ お、]
そう。
昨日の夜、和哉の隣に座った
ところから
記憶がなくなっていた。
お酒を飲むとよくあること
だけど、初めてだったあたしは
訳が分からない。
思い出そうとしても
全然思い出せない
:08/08/24 00:07 :SH905i :Y3LA26eU
#116 [あ お、]
…あれ?
コールふられて
飲んで、
先輩と楽しくゲームして
飲んで、
先輩と恋愛トークして
切なくなって大泣きして←
和哉を見つけて……
やっぱりそこから記憶がない。
なぜか嫌な予感がしたのを
覚えてる
:08/08/24 00:11 :SH905i :Y3LA26eU
#117 [あ お、]
目が覚めたあたしは
とりあえず朝になってるし
みんなのいる所に
行った
酔い潰れて床にころがってる
人が数人。
元気に片付けをしてる人も数人。
…和哉は…ころがってた(笑)
あたしも2日酔いは
なかったけど
ねっころがることにした
:08/08/26 00:29 :SH905i :e1SvVcXw
#118 [あ お、]
朝ご飯は食べられる人だけ
食べて
お昼までごろごろしていた。
ほとんどの人が
2日酔いとかでどこにも
行けないから。
合宿2日目は
毎年こうなるらしい(笑)
なかでも友達の裕子は本当に
気持ち悪そうで
見てるのも辛かった
:08/08/26 00:34 :SH905i :e1SvVcXw
#119 [あ お、]
あたしは昨日あんなに
飲んだのに全然ケロっとしてて
奇跡みたいだった
とにかく
記憶のない間に何があったのか
気になって
時々和哉の方を見てみる。
……目を合わせてくれない…
:08/08/26 00:37 :SH905i :e1SvVcXw
#120 [あ お、]
思い過ごしかもしれないけど
和哉に避けられてる気がした
目も合わないし
近くに行くと
ふらっとどこかに行ってしまう…
友達には全然そんな風には
見えないって言われたけど
あたしには分かる。
ずっと和哉を見てきたんだもん
:08/08/26 00:41 :SH905i :e1SvVcXw
#121 [あ お、]
同じ部屋にいるのに
すごく遠い気がして
和哉との心の距離が離れて
しまった気がして
ほんとに辛かった
でも直接和哉に聞くことも
出来なくて
寝てるふりして
涙を流すしか出来なかった
:08/08/26 00:45 :SH905i :e1SvVcXw
#122 [あ お、]
泣いてるあたしに気づいた
友達が
「えっ!どうしたの志保!
泣いてんの…?」
って心配してくれた
「ちっがうよーあくびあくび!
ちょっと外の空気吸いに
行ってくる!」
…今はもう強がるしかなかった
あたしちゃんと笑えてたかな…
:08/08/26 00:49 :SH905i :e1SvVcXw
#123 [あ お、]
理由も分からず
避けられてる今。
何があったのか
知ってる人もいない
ぼーっとしてたら
もうお昼になっていた
あっという間の2日間。
帰りのバスは
行きとは違い静かに
地元へと走らせていた
:08/08/26 00:53 :SH905i :e1SvVcXw
#124 [あ お、]
合宿が終わって
次の日
同じサークルの友達、ゆりから
メールがあった
「お前に話があるっ
今日お昼一緒に食べよ」
なんだろうと思いながら
「了解学食で会お」
送信した。
この日
あたしは全てを知ることになる…
:08/08/26 17:29 :SH905i :e1SvVcXw
#125 [あ お、]
昼休み。
学食でゆりを待っていた
「ごめんごめん!
授業長引いちゃって」
小走りでゆりが来た
「全然平気!
ところでどうしたん?
なんかあった?」
「いやうちじゃなくて
志保のことだから」
「えっあたし?…何?」
:08/08/26 17:34 :SH905i :e1SvVcXw
#126 [あ お、]
「志保さあ、かっちゃんに
告ったんだって?」
…ん?
いやいやいや。
そんな覚えありませんから。
「なにそれー!告ってないよ!
誰が言ったの」
「いやかっちゃん本人が
言ってたし」
:08/08/26 17:40 :SH905i :e1SvVcXw
#127 [あ お、]
えええぇぇ!!!!
全然理解できなかった。
「うっうそ…
まじで言ってんの?」
「まじだって!
なんであたしのこと
見てくんないのー!!
って叫んだらしいよ」
うわー…
最悪。まったく覚えてない
自分にびっくり
:08/08/26 17:48 :SH905i :e1SvVcXw
#128 [あ お、]
でもこれで避けられてる
ワケが分かった
でもそれって…
あたしの気持ちを知ってて
それで避けてる
って事だよね…
切なかった。
ねぇ和哉
あの時何を考えたの?
何を思ったの?
酔ってたけど、あたしの
本当の気持ちなんだよ。
:08/08/29 16:04 :SH905i :9k7vW4Xs
#129 [あ お、]
それから、
合宿のあたしの行動を
たまたま見てた
先輩の話によると
例の
「なんであたしのこと
見てくんないのー!!」
って叫んだ後
かっちゃーん!!って泣き叫んでた
らしい…自分ほんと厄介(笑)
そのあと友達が
部屋まで連れてってくれたらしい。
:08/08/29 16:10 :SH905i :9k7vW4Xs
#130 [あ お、]
合宿のことは
和哉本人とは今だに
話したことがない。
和哉が、なかったことのように
触れないでいてくれてるから
あたしも記憶がないって
ことにしておいた
いつか気持ちを伝えようって
決意したから
…もちろんお酒が
一滴も入ってない時に(笑)
:08/08/29 16:20 :SH905i :9k7vW4Xs
#131 [あ お、]
合宿も終わり、6月になった
やっぱり意識しすぎて
なかなか和哉とは
喋れない日々。
ちょっと喋れただけで
その日はハッピー!
ようは全然前に進めていなかった。
それでも馬鹿みたいに
好きで。
恋は盲目とはこのことだ。
:08/08/29 16:26 :SH905i :9k7vW4Xs
#132 [あ お、]
読んでくれてる人いますか?
:08/08/29 17:27 :SH905i :9k7vW4Xs
#133 [我輩は匿名である]
ずっと読んでますっ!
がんばって下さい☆
:08/08/29 17:55 :W61T :☆☆☆
#134 [のっち]
:08/08/29 18:56 :F905i :7jIeerM.
#135 [あ お、]
匿名さん
ありがとうございます
いっきにやる気でました
がんばります
:08/08/29 23:49 :SH905i :9k7vW4Xs
#136 [あ お、]
のっちさん
読んでくれてる人がいて
安心しましたあ
嬉しかったです!!
ありがとうございます
:08/08/29 23:52 :SH905i :9k7vW4Xs
#137 [たか]
:08/08/30 03:10 :SH904i :.Bm8/61Q
#138 [あ お、]
たかさん
共感してくれるとかすごく
嬉しいです
切ない想いしてるんですね
応援ありがとうございます
:08/09/02 00:31 :SH905i :vSdAnAdg
#139 [あ お、]
ある時から
和哉にあたしが意識しすぎる
ことがなくなっていた
それは本当にささいな事。
「志保テストもう全部
終わったの?」
の一言だった
他の人には理解できないことかもしれないけど
何となく避けられてた和哉から
珍しく話しかけられた
ってだけで
すごく嬉しくなった
:08/09/02 12:18 :SH905i :vSdAnAdg
#140 [あ お、]
本当に合宿から
お互いが気まずく感じていて
めったに和哉から
話しかけるなんてなかった
だから
その一言がなぜだか
嬉しくて。
その一言からあたしは変わったの。普通に話せるようになった
話せるようになって
もっと楽しくなった
もっと好きになった。
:08/09/02 12:25 :SH905i :vSdAnAdg
#141 [あ お、]
それから、
仲のいいサークルのメンバーで
よくサークル以外でも飲みに行ったり遊びに行くようになった
メンバーは
和哉、あたしを含めて
8人。
アホばっかりで一緒にいると
最高に楽しい
:08/09/02 12:45 :SH905i :vSdAnAdg
#142 [あ お、]
当たり前みたいに一緒にいて
朝まで飲んで
みんなでいるのが
本当に大好きだった
みんなでいると
楽しくてしょうがない。
この関係を
壊したくない……。
ずっとずっと
みんなで一緒にバカやって
笑ってたい
:08/09/02 21:25 :SH905i :vSdAnAdg
#143 [あ お、]
そう思うようになっていった
でもそれは
和哉を好きな気持ちが
薄れていったわけでは
全然なくて
好きだからこそ
告白が怖かった
もう、和哉と気まずくなるのは
嫌だから…
あの日々が辛すぎたから
:08/09/02 21:41 :SH905i :vSdAnAdg
#144 [あ お、]
だから結局
前には進めなくて。
"このままでいい"って
ただ強がっていただけだった
言う度胸もない、
あたしは弱虫。
時間ばかりが
過ぎていった
本当は和哉の特別な存在
「彼女」に
なりたいよ…
仲のいい女友達の1人でなんか
いたくない……。
:08/09/02 21:52 :SH905i :vSdAnAdg
#145 [あ お、]
恋は楽しくもあり
辛いもの。
和哉を見てれば
あたしの片想いだってことくらいは分かる。
痛いほどに。
自分の好きな人が
自分を見ていないという事実…
一緒にいればいるほど
実感してしまう。
辛いな…悲しいな…。
:08/09/03 00:21 :SH905i :TPMVTdWw
#146 [あ お、]
好きな相手が
自分を好きになってくれる
たったそれだけの条件
なのに…なんでだろ
叶う気がしないや…
両想いって
奇跡だよ
本気でそう思う。
:08/09/03 00:23 :SH905i :TPMVTdWw
#147 [あ お、]
何も行動に出来ないまま
夏休みに入った
毎日暑い日が続く。
夏休み中でも
いつものメンバーで遊んだりした
大学近くの花火大会。
気合い入れて
浴衣を着た。
家を出る何時間も前から
お化粧したり髪をかわいくしたり
全部、和哉に見せたかったから
:08/09/03 00:28 :SH905i :TPMVTdWw
#148 [あ お、]
駅に着いて
仲良しのひかりと合流。
和哉も改札の近くに座ってた。
他のみんなは
少し遅れるらしい
するとひかりは
「志保とかっちゃん
場所取りしといて!
うち慶介とかと合流したら
行くから」
…明らかに語尾にハートつけて
ニヤニヤしながら言った
「しょおがないな〜!」
:08/09/03 00:35 :SH905i :TPMVTdWw
#149 [あ お、]
そうは言ったけど
内心では
ひかりありがとー!!って
叫んでた(笑)
いざ場所取りのために
和哉と2人きりで歩くと
やたらドキドキした
浴衣だし2人きりだし…
周りから見て
あたしたちカップルに
見えるのかな
…なーんて考えたり。
:08/09/03 00:40 :SH905i :TPMVTdWw
#150 [一]
続き気になりますー(`A`)イ
:08/09/04 20:53 :W61T :h1LM6AZ6
#151 [あ お、]
ーさん
ありがとうございます
少し書こうと思います
:08/09/05 20:06 :SH905i :CFvMAvB.
#152 [あ お、]
結局、期待してたカップルらしい出来事は全くなく
ひかりや慶介とかと合流した
花火はすごくすごく綺麗で
和哉が当たり前に隣で
同じ花火を見てることに
幸せを感じた。
…やっぱ好きだなあ
:08/09/05 20:13 :SH905i :CFvMAvB.
#153 [あ お、]
いつも一緒にいるメンバーに
あたし以外に
恋愛感情がある奴はいない。
「仲間」
それがあたしたちの関係の
全てだと思う。
だからこそ
考えるんだ
もし言ったらどうなるんだろう
「"彼女"になって」って…
:08/09/05 20:18 :SH905i :CFvMAvB.
#154 [あ お、]
ずっとこのまま…
このままでいいの?
ずっと和哉を想って
想い続けて
何も伝えないで
側にいて…
それが幸せなの?
あたしの幸せは…和哉が1番近くにいること
:08/09/05 20:38 :SH905i :CFvMAvB.
#155 [あ お、]
伝えなくちゃ。
和哉の事が好きって。
:08/09/05 20:39 :SH905i :CFvMAvB.
#156 [あ お、]
8月の半ば。
いよいよ夏本番。
ジリジリと焦げ付く太陽と
青い海。
サークルの合宿で
沖縄に来ていた
あたしはこの日
和哉に伝える決意をしたんだ
後先なんて考えたって
しょうがない
大切なのは"今"。
今、誰を好きかだけ。
:08/09/05 20:44 :SH905i :CFvMAvB.
#157 [あ お、]
沖縄は本当にいい所で
景色が綺麗で
素直な気分になれる気がした。
海のない県に住んでるあたしは
目の前に広がる
透き通ってる海を見て
子供みたいにはしゃいだ
ふいに見る
和哉の笑顔に
誓った
もう過去の自分には戻らない。
前に進む。
:08/09/05 20:50 :SH905i :CFvMAvB.
#158 [あ お、]
2泊3日の合宿だから
言うなら3日目だと思った
だから緊張するのは
その日だけでいい
2日間は思う存分楽しんだ
海に入ったり
花火をしたり
水族館行ったり
買い物したり
もちろん飲んだり←
最高の合宿になった。
:08/09/05 20:55 :SH905i :CFvMAvB.
#159 [あ お、]
いよいよ最後の日。
沖縄を離れるのがすごく
寂しかった。
と同時に
あたしにはやらなきゃいけない
事がある。
この日を逃したら
もう言えない気さえした。
だから言うんだ
緊張よりも意思が強かったんだと思う。
:08/09/05 23:41 :SH905i :CFvMAvB.
#160 [あ お、]
「…かっ和哉!!」
あたしはなぜかめったに呼ばない、
名前で和哉を呼び止めた。
大学の最寄駅にバスが着いて
みんな降りた時だった。
もうバスのなかで
部長がシメの挨拶をしていたから
みんなバスを降りて
それぞれ帰っていった
:08/09/05 23:46 :SH905i :CFvMAvB.
#161 [あ お、]
「ん?どした?」
和哉が振り返る。
「…ちょっと
…は、話があるんだけど」
緊張してないなんてまったくの
嘘だった
あたしの心臓は
限界まで速く鼓動を打っている
耳まで真っ赤なのが
自分でも分かるほどだ
少しの沈黙。
空気を察したのか
和哉も黙ってる。
:08/09/05 23:50 :SH905i :CFvMAvB.
#162 [あ お、]
口を動かそうとしても
心臓のドキドキがうるさくて
なかなか声が出ない…
…言わなきゃ…
「なんだよ
早くしろよ」
あまりに黙ってるから
しびれを切らして和哉が
言った。
「わっ分かってるよ
うるさいなっ」
:08/09/05 23:53 :SH905i :CFvMAvB.
#163 [あ お、]
つい、いつもの友達ノリで
返してる自分がいた
そうか
ありのままを言えばいいんだ!
あたしの気持ち。
そのまま伝えよう…。
ついに決心がついた。
顔を上げ、
和哉をまっすぐ見る。
:08/09/05 23:56 :SH905i :CFvMAvB.
#164 [あ お、]
「…あのね?
知ってると思うけど
あたしは…
あたしは、かっちゃんが
大好き。…好きです…っ
友達のままでいいって
思った時期もあった。
でもね、やっぱ嫌なの
友達じゃなくて…
彼女になりたいって思った。
かっちゃんの彼女に
してください…っ!」
半分泣きそうになりながらも
精一杯伝えた。
:08/09/06 00:00 :SH905i :azVzlRZI
#165 [あ お、]
「………。」
びっくりしてたみたい。
目がまんまるになってた
和哉が
そのまま何も言わないから
一気に不安になって
今度は、
あたしフラれるんだ…って
覚悟を決めてた
そしたらいきなり涙が溢れて
頬を濡らした
:08/09/06 00:04 :SH905i :azVzlRZI
#166 [あ お、]
涙を必死にぬぐって
この場から去ろうとした
その時…
和哉の大きくてあったかい
手があたしの頭に
乗っていた
あたしはまだ止まらない
涙を拭きながら
和哉を見た
:08/09/06 00:09 :SH905i :azVzlRZI
#167 [あ お、]
「お前さ…
言うの遅すぎ…っ!」
照れて横を向きながら
和哉が言う。
「……は…?」
よく状況が飲み込めないあたし。
:08/09/06 00:12 :SH905i :azVzlRZI
#168 [あ お、]
「だからー!
好きなら好きって
早く言えっつってんの!」
「はー?人がどんだけ緊張して
この日を迎えたと
思ってんのよー!
何が言いたいわけ?」
意味も分からず
言い合いになる2人。
結局いつもの2人だ
:08/09/06 00:16 :SH905i :azVzlRZI
#169 [あ お、]
「ったく!ほんとお前って
バカだよな
俺も志保が好きだって
言ってんの!!」
:08/09/06 00:17 :SH905i :azVzlRZI
#170 [あ お、]
「…え…うそ…っ」
「こんな時に嘘つくかよ」
大真面目な顔で和哉が答える。
また涙が溢れてきた。
でも今度はあったかい涙。
「志保今日泣きすぎっ(笑)」
:08/09/06 00:47 :SH905i :azVzlRZI
#171 [あ お、]
「だってぇ〜!かっちゃんが
泣かしてんだからね!!」
「あはははは」
あったかい涙はなかなか
止まってくれなくて
泣いたまま和哉と一緒に
笑った。
そして一緒に駅に向かった
:08/09/06 00:56 :SH905i :azVzlRZI
#172 [あ お、]
駅には仲間が待っててくれていた。
みんなに報告。
照れ臭かったけど
最高に幸せだった
「あーあせっかく
志保の失恋パーティーで
飲みにいく話出てたのに(笑)」
笑いながらゆりが言う
「ちょっとー!
シャレんなんないから!」
:08/09/06 01:12 :SH905i :azVzlRZI
#173 [あ お、]
そう言ってみんなで
笑った。
隣には和哉がいる。
あたしの1番近くにいる。
これからは
「彼女」っていう唯一の存在
として一緒にいれるんだ…
あたしを好きになってくれて
ありがとう…
:08/09/06 21:35 :SH905i :azVzlRZI
#174 [あ お、]
ねぇ昌樹?
あたしは、和哉に出会えたのと
同じくらい昌樹に会えてよかったって思ってるんだよ
昌樹に出会って
好きになって
でも好きって言えなくて…
そんな自分が嫌で。
後悔したけど
その分成長できた。
:08/09/06 21:40 :SH905i :azVzlRZI
#175 [あ お、]
結局言えなかったのは
気まずくなる事より
自分一人の勇気の問題だった
前に進む勇気が
あたしになかっただけだった
でももう後悔したくないから
和哉が違う女の子のものになんてなってほしくなかったから。
あたしは和哉と歩いてく
:08/09/06 21:53 :SH905i :azVzlRZI
#176 [あ お、]
「和哉のことが大好き」
この言葉を言えて
本当によかった。
‐END‐
:08/09/06 21:56 :SH905i :azVzlRZI
#177 [あ お、]
完結です。
読んでくれた方、本当に
ありがとうございました
こんな普通すぎる話でしたが
書いていて自分も整理できたし
成長できた気がします。
感想くれた方も
励みになりました
ありがとうございました
:08/09/06 21:59 :SH905i :azVzlRZI
#178 [我輩は匿名である]
今まで読んで
ました劍a哉
さんとはまだ
続いてるんで
すか??
:08/09/06 22:46 :W51H :RQa9fY.I
#179 [あ お、]
匿名さん
読んでくれて
ありがとうございます
もちろんですよ〜
つい最近の出来事なんで
:08/09/06 23:50 :SH905i :azVzlRZI
#180 [一]
お疲れ様でした(^^)/イ
あたしも今
友達以上恋人未満で
それ以上は絶対に絶対に
無理だと言い切れてしまう
相手なのに
やっぱりどの男見ても
最後に残るのはその人で…
そんな今の状況だから
この小説が目にとまって
全部読んじゃいました(TOT)イ
読んでて共感できたし
楽しかったです(^D^)
ありがとうございましたP
:08/09/06 23:56 :W61T :DOYs/cRc
#181 [あ お、]
―さん
読んでくれて
ありがとうございました
同じ状況だったんですね
気持ち分かります
次に行きたいのに
その人以上なんていないって
思っちゃうんですよね!
でもそれほど好きってことなんですね
その気持ち大事にして欲しいです
辛いだろうけど頑張って下さいね
:08/09/07 00:08 :SH905i :RRrmmolI
#182 [コ]
:08/09/07 00:51 :W53T :d8NEky3Q
#183 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*
:22/10/29 10:05 :Android :ww1G8DfI
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