俺がホストじゃなかったら
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#201 [ゆう]
俺はレナを信じてる
レナはそんな女じゃない
セイヤとはとっくに関係を切ったはず
セイヤのくだらない嘘なんかに付き合ってる暇なんかねーよ
そう思いながら、俺はいつもより早く出勤の用意をし始めた
:07/07/31 11:12 :D902iS :☆☆☆
#202 [ゆう]
その週の休日の昼
「ユウさん買い物付き合ってくださいよー!」
ルイのこの一言で俺たちはデパートに来ていた
「すいませんなんか休みの日まで付き合ってもらって」
「いいよ俺暇だしさ」
腹が減った俺たちは適当に飲食店に入って昼飯を食った
:07/08/01 02:18 :D902iS :☆☆☆
#203 [ゆう]
俺らが座った横の席に、まだ2歳か3歳くらいの子供とその母親が座っていた
「あの子めっちゃユウさんのこと見てますよ」
ルイが小さい子を指さす
「うわ‥めっちゃかわいー」
俺はそう言って子供に手を振った
:07/08/01 02:23 :D902iS :☆☆☆
#204 [ゆう]
「えええええぇぇぇ!」
急にルイが驚いたような声を出した
「なんだよ」
「ユウさん子供好きなんすか!?」
「めっちゃ好き。早く子供ほしい」
「えええええぇぇぇ!意外すぎ!子供とか嫌いそう!どけよガキ!とか言って蹴りそうっすよ!」
:07/08/01 02:26 :D902iS :☆☆☆
#205 [ゆう]
「俺どんなイメージだよ!笑」
「いやーとても好きそうには見えないっすね笑」
母親と父親からあまり愛された記憶がないからか、俺は子供が大好きだった
絶対俺なら自分の子を大切にする
そう昔からずっと思っていた
:07/08/01 02:32 :D902iS :☆☆☆
#206 [ゆう]
「あー早く子供ほしいな。レナと結婚したいなー」
俺がそう呟いた
ルイはびっくりしながら
「ユウさんがそういうこと言うの珍しいっすね。俺、いっつもユウさんが何考えてるか全然わかんないっすもん」
と言って笑った
その日は夕方にルイと別れてマンションに帰った
:07/08/01 15:51 :D902iS :☆☆☆
#207 [ゆう]
「ただいまー」
返事はない
レナも今日休みのはずなんだけどな
どっか行ってんのかな
てか今日の子供めっちゃ可愛かったなー‥
子供生まれたらどんな名前にしよう
レナと俺の子なら絶対かわいいし!
そんなことを考えると自然に笑顔になってしまう
:07/08/01 18:54 :D902iS :☆☆☆
#208 [ゆう]
緩んだ頬に気づいて慌てて煙草に火をつける
俺なに一人で笑ってんだよ‥
レナと付き合ってから、らしくない自分がいる
こういうの、幸せって言うのかな
そんなことを考えてた
その時俺の携帯が鳴る
:07/08/01 18:59 :D902iS :☆☆☆
#209 [ゆう]
「ユウくん?今からちょっと早いけど飲みに行かん?あと4人ぐらいうちの従業員いるんだけど」
電話の相手はナンバー2のケン
レナいないし、別にいっか
「行く行くー」
「おー良かった、じゃあ一旦店の前まで来てなー」
まだ夕方6時前だった
俺は店まで向かった
:07/08/01 19:04 :D902iS :☆☆☆
#210 [ゆう]
店の前にはケンたちが待っていた
「おーユウくん来た!とりあえず腹減ったから居酒屋行こう」
店の前に集まった意味ってあったのかな?と思いつつ駅に向かって6人で飲み屋街を抜ける
あれ?
:07/08/01 19:11 :D902iS :☆☆☆
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